ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

飛騨・高原川沢上谷

2010年06月29日 | 沢登り
2010年6月27日

天候:曇り

今シーズン初沢である。いつもより1ヶ月くらい遅いスタート。
天候はいまいちだが、行きたかったのだ。
沢上谷と書いて、「そうれだに」と読む。
ここは一人でも安心。毎年来ているからね!←あとでえらい目に遭う・・・

いつものように、上に車置いてここで必需品の折り畳みチャリで入渓点へ。
やはり梅雨。水量は多い。。。
入渓して少しで右岸から出合う滝を登り、五郎七郎滝へ。


出合の滝

水量多い。いつもより豪快だ。
ナメとゴーロをしばらく行くと、ナメ滝が現れる。右を登りナメ滝上を行くと五郎七郎滝。
いつも5月に来るので、水量少ないがこの日は豪快に流れていた。


五郎七郎滝

右と左から出合。右は70mはあるだろうか。
ここで1本(休憩)して本流に戻る。
この後はアカナメになる。さっきより水量増したか位の勢いだ。


本流F1

いつも行けるところが行けなかったりして、レベル少し上がってるか。
大体他の沢も水量増すとレベルは上がるが。行けなかったりもするけど。
本流をしばしでまた左から沢が出合う。ここへ入る。
最初いいナメを少し行くと陰鬱な渓相となる。
明るくなったなーと思うと岩洞滝に行き当たる。周囲は岩壁でオーバーハングから落ちている。


岩洞滝

滝裏へも回り込めるが、落ちて滝壺で発する爆風が強くて行く気せず。
風としぶきの来ないところで1本。まあマイナスイオンたっぷりだけどね!
少し休んで本流へ。しばしで本流最大の蓑谷大滝。
上から轟々と水が出ている。


蓑谷大滝

ここでお昼とする。そしていつもの巻きにはいる。
下りは泥で滑るので、懸垂かける。
沢どこへ下りると、ちょっとやばい感じ。。。1歩足を入れたらもって行かれそうになった。
ここでもって行かれたら、30m大滝ダイブである。
さすがにロープ出して、対岸の水流少ない方へ。ちょっとやばかった。
レッドツェペリンの「天国への階段」が頭の中で聞こえる。。。
この上のナメも、まあいい勢いでした。
二俣の滝は何とかなった。


二俣右の滝

この滝は、FIXあるが慣れた人ならほとんど使わず行ける。
初心者はロープを出そう。
この上からがメインディッシュのナメナメ。
がしかし、いつものようにヒタヒタというわけに行かず、頑張って突き進む感じでした。


水勢強いナメナメ

本当はもっとのどかですよ~
程なく、林道に出てデポ車へ。帰りの県道から見た各滝は水量多くきれいでしたが。
カメラマンの方も何人かいたな。
あとは入渓点でチャリを回収し、行きつけの貸切露天の温泉へ。
貸切といっても入浴料500円のみで、露天は4つもあるし快適。
あまり混んだこともないし、混んだとしても貸切空いていればゆったりと、
私にとってこの辺ではNo1だ。
ゆっくり疲れをとり、飛騨牛いただいて帰路につく。

沢はいいね!




甲州・三ツ峠山(1785m)

2010年06月26日 | クライミング
2010年6月26日(土)

天候:曇り時々小雨
メンバー:SK隊長、F師匠

梅雨空。。。高速を飛ばして行くも途中小雨模様
テンション落ちる
よって人もあまりいないだろうと踏んでいたが、裏登山道駐車場には結構な車が。
早くスタンバイし、裏登山道を行く。登山道といっても林道だ。
約1時間で山荘のあるところへ到着。富士山は笠雲がかかっているがきれいに見えた。


木無山山頂?


言わずとしれた

四季楽園テラスからは、屏風岩がきれいに見える。
雨は小雨が降ったりやんだり。。。
表登山道を下りるとすぐに屏風岩の基部だ。
一通り、見て回る。よくわからなかったが、右フェースの簡単なものに取り付くことにする。
準備していると、表登山道からと裏から1パーティーずつ来る。
どうも同じ所を行くようだ。挨拶もなしに取り付き気分が悪かった。


おそらくⅣ+とⅢ+

師匠方は上まで行くとのこと。この辺りで風も強くなるが岩はかろうじて濡れていない。


右フェース第1バンド上

行けるだろう。私はテンション。。。なので周辺を偵察。
その頃になると、中央カンテ取り付きには、12~3名のパーティーが。


中央カンテ取り付き

ここはこの岩場でも一番人気のあるところ。
さて、登山道を上がっていくと、まあ来るわ来るわ。
20名以上のクライマーとすれ違う。この天気でもさすが山クライマー。
NHKの放送塔横を行くと三ツ峠山山頂へ。
雨と風も強かった。


山頂石碑


三ツ峠山から富士山

風が強いためたまに顔を出す富士山なのでした。

登山道脇にはツツジがきれいに咲いていた。
やはり花は癒されるね。



登山道を四季楽園へ下り岩を見ると、たくさんの人が見えた。



中央カンテの第1バンドには5~6人乗っかっていたが、写真では見えないか!?
あとは来た道を戻る。ハイカーはじめ多くの人とすれ違う。
さすが、山梨百名山人気No1である。
下っていくと雨も本降りとなってきた。
また来たいと思うが、晴れた日はと思うとぞっとする。。。

信州北部・鳶岩

2010年06月20日 | クライミング
2010年6月20日(日)

天候:曇り時々晴れ
メンバー:SK隊長、F師匠、Yさん

そろそろ本格的にクライミングをやっておかないとと思いつつ今日まで来てしまった。
天候によりジムにしようかと思ったが、お外を見るとあら晴れ間も見えるではありませんか。
大至急、連絡を取り外岩へ。
場所は私がまだ行ったことのない鳶岩を選択。
この時期は暑くて人もいないとのこと。
F師匠と安曇野で待ち合わせ、長野で待つ2人と合流。
大室古墳群はちょいとわかりづらい。
駐車場で管理のおじさんが、たまには資料館も見てとのこと。17時に駐車場も閉めるとのことだ。


駐車場からメインエリア

地元のお二人に案内してもらい取り付きへ。
高速道の音が当初気になるが、慣れてくる。
トポを見ながら、岩全体を掌握する。


メインエリア右

ほとんど皆今シーズン初外岩なので、簡単なところから。
ライトブロークンエリアが簡単そうだ。
当初、下の簡単なところでウォームアップ。
その後、短めの「達磨」へ。


SK隊長

ホールドはたくさんあるが、うすっかぶりでパワー使った。
もう私だけパンプ気味。。。皆さんサクサク行く。
その横の「桃太郎」にも挑戦していたが、どうも岩はがれてグレード上がっているような気が。
その後は、ちょっとロングの「新鬼太郎」をやる。


新鬼太郎

集合遅かったので、時間も迫り、私はもがくも途中でやめておく。
またやっつけてやる~

17時少し前に駐車場へ戻り、帰りは「松代荘」で初松代温泉だ。
茶色のお湯で気持ちええ~
疲れもとれ帰路につく。
今週末もクライミングか~本チャン!?
あとシークレットなお話を一つ。。。mixiでね!


信州北部・高妻山(2353m)

2010年06月19日 | 山歩き
2010年6月18日(金)

天候:曇りのち雨
メンバー:のもえみ

この山は、やはりこの時期でしょう。
とにかくシラネアオイがきれいに咲いている。
そして、お宝が。。。(これはmixiで)
昼から雨予報であるが、午前中は保ちそうと言うことで早起きしていったが、
戸隠牧場は7時となった。車は他に数台。これから行く人達もいるみたい。


戸隠牧場から

右端が、五地蔵山でコル(一番凹んだところ)が一不動である。
この登山道、山頂までに「一不動」から始まり「二釈迦」~「十阿弥陀」まで
小ピーク毎に神様がいる。
牧場の牧歌的でのんびりした道を行き、樹林帯に入る。
すぐに大洞沢を沢登りのように行く。


滑滝のクサリ場

滑滝まで来ると雪渓があった。このクサリ場を過ぎると清滝のクサリ場。
ちょっと高度感あって面白い。この上の「氷清水」が冷たくてうまい。
今この水で入れたコーヒーを飲みながら打っている。
そしてようやく一不動につく。ここは避難小屋がある。
約1時間出来てしまったのでちょっと飛ばしすぎた。通常2時間。
ここから景色がよい。


二釈迦とイワカガミ

こんな感じで祠がある。
最初飛ばしすぎて、ちょっとペースダウン。。。
五地蔵山からは景色が最高であった。


戸隠牧場と飯縄山

この先でおばちゃんと会う。ここで下りるそうだ。
そして、アップダウンがこの辺からきつくなる。
しかし、今までもシラネアオイがポツポツあったが、この辺から多くなる。
きれいな紫である。


シラネアオイ

花の回廊になっているところもあり癒される。
他にも山桜の小さいものやヤマツツジもきれいであった。
遠く白馬連峰もこの頃はよく見えていた。


九勢至から見た高妻本峰

九勢至から最後の登りとなる。上に行くとちょっと雪があった。
途中、カメラのおじさんとツアーが12名下りてきた。
随分早くに出発したのだろう。
つらい登りを行くと、十阿弥陀に着。ここからすぐで山頂だ。


山頂

この辺りから白馬連峰も霞んできた。もう少ししたら雨だと予想がつく。
それでも山頂からの山の展望はよかった。


乙妻山と新潟県境の山

手前が乙妻山で、奥は左から雨飾山、焼山、火打山である。
お昼をとり、下山にかかる。行きがけにいただいたお宝が重い。
最後の登りで8人登ってきた。
八観音を過ぎたあたりからポツポツきた。
そんなに強い降りでなく樹林の中なのでほとんど濡れずに下山した。

下山後は、温泉と戸隠蕎麦をいただき帰路につく。
行きつけの「たからや」さんは定休で残念だった。

八ヶ岳・蓼科山(2530m)

2010年06月08日 | 山歩き
2010年6月6日(日)

天候:ピーカン

金曜まで長期出張で、土曜は強行軍で東京へライブ。。。
それで山へ行きたい時は行ってしまう病気な自分・・・
お手軽に私のホームグラウンド八ヶ岳へ。八ヶ岳はほとんど歩いているが、今回登りに
使ったコースはまだ行ったことがなかった。
とりあえず、竜源橋へ向かう。駐車場には2台の車があった。


登山口

やはりここまで来ると少し涼しい。すぐに登りはじめる。
しばし行くと、おお~山菜が!今晩のおかずを少し。
登りもたいしたことなく段々緩やかとなる。この辺のコケは雨降り後はきれいだろう。
いつも上からここ天祥寺原を見るといい感じの笹原と樹林帯であったが、来てみるとますますいい。
この雰囲気は好きかも
さていい雰囲気の中歩いていると、山頂への分岐があり、そこをツメる。
ここは、蓼科山荘へ直接ツメあげている。急登を行くこと1P。
人の声がしてきた。山荘はもうそこだ。途中、一組すれ違った。
そして十字路のある蓼科山荘へ。ほとんどの人は今来た道の反対側の女神湖方面から来ている。
しばし休憩して、山頂を目指す。ここから登山道にはまだ雪があった。
もうすでに多くの人が歩いているので雪も融けて歩きやすくなっていた。
すぐに視界も開け、浅間山などきれいに見える。妙高や北アもきれい。
30分かからず、山頂へ。360度の大展望である。


だだっぴろい山頂


蓼科山頂ヒュッテ


山頂にて

諏訪方面から見るとお椀をひっくり返したような形である。山頂も元火口だったので広い。
ここで南八ツを見ながら昼食とする。
そういえば今日は、北横岳と赤岳で八ヶ岳開山祭だ。記念ピンをくれる。
山をはじめた頃よく行ったのが懐かしい。


八ヶ岳南部

後は、女神茶屋まで下りるだけである。急斜面をほぼ一直線で下りている。
昼過ぎだというのに人も大勢登ってくる。
女神茶屋を経由して2Pで、竜源橋に戻る。まだ1時すぎ。
最近行っていなかった石遊湯へ行く。気持ちええ~
あとはハーバルノートなどで買い物し帰路につく。しかし下界は暑い