ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・真川シンノ谷~赤木沢継続

2013年09月28日 | 沢登り
2013年9月21日(土)~23日(月)

やっとアップできます。忙しい1週間でした。
今日は、28日ですが、外はいい天気です。
山行きたいな~
とりあえず、三連休のアップです。

第1日目

天候:晴れ

この三連休は、天気が約束されていた。
自宅を3時に出るが、すでに上高地へ向かう国道は相当量の車だ。
皆さん、沢渡へ停めるかと思いきや、それは数台でほとんど新穂高方面へ行った。
我々は、飛騨に入り大規模林道を行くが、何台か折立方面のようである。
飛越トンネル手前の登山口も駐車場がほぼ一杯。
その先の料金所にはすでに10台近くが待っていた。



後続も続々とやってきた。
時間になりゲートが空く頃には30台以上いたのではないか。
先行の車は、釣師なのか途中で車を停める方が多かった。
折立の駐車場は一杯で、臨時駐車場方面へ行く。
やはり、富山側からの方が早く着ける。
臨時駐車場少し手前の広場に車を停め、皆さんとは反対方向へ行く。

そういえば、先日、たまに山でお会いする安曇野のT氏からルートの問い合わせがあった。
私もT氏の夏に辿ったこのルートの一部を辿ろうと思ったのでグッドタイミングであった。

駐車場からすぐにゲート。


林道ゲート

これを通過してすぐに河原へ下りた。
結果、この先に林道は地図より延びており、大きな橋がある。
ここで下りてもよかったかもしれない。
かわらは広く歩きやすいのでどちらでもいいが。。。


真川の河原

今日は天気もよく、水温も低くないのでそんなに冷たいというわけでなく快適。
徐々に川は狭まってくるが、当初は総じて広い。
何回か徒渉しながらのんびり行く。
途中、釣師の2名にお会いし、挨拶をして先に進ませていただく。
ここは釣の方が多いようだ。


ハゲ谷出合

出合の手前は少しゴルっぽくなっており少し狭まるが、その先の開けた河原でハゲ谷に出合う。
ハゲ谷行けば、太郎平小屋へ突き上げる。
右が本流。先に進むと本流筋もだいぶ狭くなってきた。
その先、少し流れも多めの沢に行き合う。これがヤクシ谷。


ヤクシ谷

この上まで林道は来ている様である。
これも突き上げると太郎平小屋より太郎山山頂近くに行く。いずれ行ってみたい。
さて、ヤクシ谷出合の先に2~3m位のナメ滝がある。


最初のナメ滝

ようやく沢登りの雰囲気になってきた。
そして、しばしでようやくシンノ谷出合である。
本流行けば、北ノ俣避難小屋に突き上げる。
出合の本流でしばし遊ぶ。


シンノ谷出合

出合から少し上でお宝発見。少しいただく。
この先、サイコロの様な岩がデーンと鎮座していた。


サイコロ岩

最初はよかったが、徐々に沢が荒れてきた。
T氏のHPにあったように両岸の崩落が激しい。
倒木と巨岩を越えるのが一苦労。巻きも入れながら行くと、1800m上にいいテン場があったので
そこでビバークとした。


崩落地

気温も思ったより低くなく、快適に爆睡する。


第2日目

天候:曇り

テン場の上に見えていた、滝越えからスタート。


最初の滝

これは左から簡単に行けた。
その後も斜滝など表れ、沢登りになってきた。


斜滝

この斜滝の上の滝が悪かった。
かろうじて、水流の左が行けそうであったので、空身で上がり荷物引き上げで行った。
ここは、ロープを出した。


この滝の水流左を行く

荷物上げるときに、腰ベルトのバックル破損したのは痛かった。
まあ何とか工夫したが、完璧に腰に分散できないのは肩に負担かかり、後に影響する。
その上で、滝二つで出合う二俣。この辺は右へ右へ行けばよい。
水流は結構上まである。


源頭手前

谷が開けてくると、稜線は近い。


雪渓

秋も深まってきたこの日は、雪渓も小さくなっていた。
その先は、カール状の気持ちのいいところ。ハクサンイチゲやチングルマも咲いていた。
ハイマツ漕ぎほとんどしなく登山道へ合流する。
本当はこの先北ノ俣岳を越えて行こうと計画していたが、予想以上に時間もかかったのと
重荷で赤木沢行くよりデポして行った方が、楽しめると判断し、先に目星をつけていた
快適ビバーク地で打ち切ることにする。
ここ本当に快適であった。


水晶岳

薬師に水晶に囲まれてのふかふかの寝床で夕方には就寝した。


第3日目

天候:晴れのち曇り

夜中1時起床し、2時半には行動開始。
ヘッデンつけて登山道を太郎小屋へ行く。
小屋前で朝食とったりしていると、4時前に下山していくパーティーなどいた。
この日の朝は少し寒かったが、行動しているとそうでもない。
小屋のところに荷物をデポさせていただく。
そして、薬師沢小屋へ向け出発していく。


夜明け前の水晶

まだ朝早かったが、結構下山する人たちに出会った。
2時間で薬師沢小屋へ着。ハシゴを降りて準備する。
寒くて水入るの嫌だなーと思っていたが、実際入ってみると外気温より温かいので気持ちよかった。


黒部川

何回か渡渉しながら行くとゴルっぽくなってくる。
巻きもしっかりしているので、巻いたり川に浸かったりしながら出合を目指す。
先行パーティーもいるようであった。


赤木沢出合

数年前来た時と同じ風景の赤木沢に癒される。
今回同行のあーさんは3年前から何回も計画して天候不順で中止になること7、8回。
3年越しでようやく来られた。


当初の赤ナメの滝

ここは本当に気持ちのいい沢である。
太陽も昇って、気温も上がり気持ちよく遡行する。







滝は飽きることなく現れる。直登もできるし巻きもしっかりしている。







紅葉も少し始まっていた。
途中、カップルに抜かれたが、男性の方は運動靴であった。びっくり。





前に岩壁が見えてきた。いよいよ大滝の登場である。


大滝(下から)

大滝手前を巻きに入る。一箇所ちょっと悪いところあるが、総じて手がかりも多く簡単に登って行ける。


大滝(上から)

大滝の上も小滝が連続して楽しい。
右から滝がかかっているところで支流に入る。


支流にかかる滝

この先も小滝多く疲れてくるが、適当なところで右の草付へ上がった。


源流部

抜いていった二人は、この支流を詰めて行ったようだ。




雲の平方面

ハイマツ避けながら、うまく登っていくが、上部はハイマツの中の溝状のところを上がり
踏跡拾いながら行くと登山道へ。
私はそのまま北ノ俣山頂へ行く。


北ノ俣岳山頂

ガスも上がってきて展望はよろしくなかったが、久々にこの山頂を踏んだ。
その下で神岡新道と合流するが、この辺から先はゴールデンウィークに来た。


太郎平小屋方面

あとは、太郎平小屋にデポした荷物を回収し、折立に向け下山する。
15時周っていたが、ゲートの閉門には間に合った。。。

メジャールートは混んでいただろうが、我々は今回もあまり人に会わない静かな山行が
楽しめた。
これからは紅葉山行かな?




【山岳無線】四国・石鎚山(1982m)

2013年09月20日 | 無線
2013年9月14日(土)

天候:曇り

今回から山で無線やったら、別項で立ち上げます。
山行記は2つ前にありますが、無線のみ簡単に備忘録で。
専門用語多いので、下に少し解説載せます。

山頂の天狗岳は、西日本最高峰。
普段、FM運用しかやっていないと、必然と飛ぶ距離も決まってきてしまい
話す範囲も限られる。
そこで今回は、普段お話しすることのない、4,5,6エリアの皆さんとQSO出来ればと
期待して、CQを出す。とりあえず2mFMで。
すると、どうであろう。初めてのパイルアップである。
YLでもないし、コールサインが珍しいのか、石鎚山ではあまり運用が無いのか。。。
初パイルアップ。ここは冷静に一番感度の良い方から。
まずは、大分市固定のJH6BEE局から。
早速、海の向こうである。見通しで何キロあるだろう。
こちらに指向性アンテナを向けているとのことである。
59-59で交換。
更新終わったとたん呼び出しが。
次は、広島県廿日市の極楽寺山(661m)移動のJA4TJC/4局から。
こちらと同じRH770のロッドアンテナを利用とのことであった。
場所が細部わからなかったが、帰ってカシミールで見つけた。
57-59で。
次は、石鎚山系のお隣の赤石山系の八巻山から下山途中のJJ5KLK/5局。
歩きながら、よくコールサインをとられるな~と感心してしまう。
初心者にはこのコールサインとるのが至難の業。
ここは近くなので、59-59で。
次は、新居浜市固定のJA5XPD局。
ここも近くの市であるが、この局からは見通しで石鎚山頂は見えないとのこと。
恐らく、指向性のいいアンテナをお使いのことであろう。
次は、今治市大三島移動のJM4ABR/5局。
この方、広島県呉市からこの島へ移動運用で来られたとのこと。
地図で見たら、伯方の塩で有名な伯方島のお隣だ。
59-59で交換。



この他にも何局か呼んでいただいていたが、最後の通信以降諦めてしまわれたのか、
少し待ってもコール無く、時間も時間であったので下山したのでした。
各局FBなQSOありがとうございました。
カード送らせてもらいます。
また、呼び出しいただいたにもかかわらず、QSO出来なかった各局次回はよろしくお願いします。
また、4,5,6エリアの山遊び行きたいと思います。

リグ・・・スタンダードVX-6(5w運用)
アンテナ・・・RH770+三脚

※用語解説
FM・・・電波形式。他にAM,SSBなどがある。
4,5,6エリア・・・日本国内を1から0まで地区区分したもの。4は、中国地方、5は、四国、6は、九州。
           これによりコールサインの3番目にある数字が決まってくる。
           長野は0エリアなので、私のコールサインはJJ0RHT
QSO・・・交信すること。
CQ・・・不特定多数の方と交信する際に出すサイン。最初に、CQ,CQ,CQ,こちらはJJ0RHTという具合。
2m・・・電波の波長の長さで、144MHz帯のことを言う。
YL・・・女性のこと。女性少ないので出るとすぐにパイルアップ。
パイルアップ・・・複数の局から呼ばれること。長野ではめったにない(笑)
59-59・・・こちらと相手の了解度と電波の強さを表す。了解度は1から5で5が了解できるということ。
        電波の強さは、1から9で示す。よって59は、了解できるし電波も強く入っているということ。
固定・・・無線機の常設場所。だいたい自宅。
移動・・・常設場所以外で運用すること。
カード・・・QSLカードのこと。交信カード。交信した相手にいつどこで交信したかを記録した絵葉書みたいなもの。
      各自、自分の住んでいる地域の写真やイラストなどある。私のは常念乗越から槍ヶ岳の写真。
FB・・・素晴らしいという意味。

その他、わからないことは気軽に聞いてください。
山ではアマチュア無線は有用です。誰かどうか聞いていますし、何かの時安心です。
結構、すぐ辞めてしまう人もいますが、この様に遊べばより楽しく長続きすると思います。

四国ツアーその2

2013年09月19日 | 旅行(山以外)
2013年9月13日(金)~16日(月)

第3日目

天候:雨のち暴風雨

この日は、西日本第2位の剣山へ登る予定であったが、台風18号が接近中。
これは完璧にダメだろうということで、観光に切り替える。
さて、朝からうどん食いまくるぞ~と気合入れて出発。
早朝からやっている市内のうどん屋へ行くも、すでに外に10人待ち。
雨も降っているので、諦める。
そこで郊外店へ行くことにする。
閑静な住宅街にある、中西うどんへ。
ここでは、かけうどんいただく。自分で湯がくのは初めてやった。
ここのうどん太くてツルとした感じがよかった。


かけ

二軒目は、まんのう町の小縣家へ。
ここは、醤油うどんの元祖である。


小縣家

ここでインパクトあるのは、大根が1本出てきて、自分で擦ること。


大根

これ擦っているうちにうどんが出てくる。


醤油うどん

うどんだけ来るので、先の大根おろしかけて薬味いれて、醤油ぶっかけて食す。
これ結構いけた。
2杯いただいたところで、この近くの「こんぴらさん」へお参りに行く。

お土産屋の駐車場へ停めて、参道へ行く。この土産屋すでに22段上であった。
ここから名物の階段をひたすら登る。雨の降りもいい感じである。。。


参道


山門


山門2

山門くぐって、登っていくと本殿一段下の旭社へ。


旭社

ここからうす暗い階段を登っていくと本殿があった。
中では、厳粛に結婚式が執り行われていた。


本殿

お参りして、お守り買って下ることにする。この頃から雨が強くなってきた。
駐車場のお土産屋で少しお土産買って、駐車料金無料に。
ちょうどお昼時間であったので、高松行く途中の丸亀の麦香へ。
ここ、結構地元の方に人気のようであった。あまり待たず席に座れた。
ここでは、まだ食べていなかった釜玉をいただく。写真撮り忘れた。
釜玉といえば、山越うどんであるが、残念ながら日曜日であったのでお休みであった。
また次の機会に行ってみたい。

そして、台風来る前に急ぎ高速を徳島へ向かう。
結構な降りで50km規制であった。
徳島でいただきたかったのは、徳島ラーメン。本当に今日は炭水化物デーである。
まずは、東大本店へ行ってみる。駐車場狭いが何とか停められた。
メニューには、こってりとあっさりがあったが、ここはやはりこってり。
茶色のトロっとしたスープであった。麺は九州トンコツの様な細めん。
そして、何といってもこのラーメンの特徴は生卵を入れて食べることであろう。
まずは普通にいただき、中間から投入。これが意外とうまい。
この店は、生卵がたっぷり置いてあり食べ放題であったが、一つにしといた。
あと、味つきの豚肉が特徴的である。


東大 徳島ラーメン肉入り

ネットなどで地元には評判あまりよくなかったが、私は好きである。
店長が東大出なのか、東京大学のフラッグもあった。
暴風雨になってきた。ホテルへチェックインして、一休み。
夜になって外はより雨風強まっていたが、駅前へ進出。
歴史あるラーメン屋の二代目とのことであるが、味はすっかり違うらしい。
あえて名前はあげない。
あっさりめの徳島ラーメンであったが、いまいちであった。


駅前の某らーめん

ネットによるとワンタンメンの方がいいらしい。
結構ずぶ濡れになりながら、ホテルに帰って、炭水化物たっぷりいただいた1日は終わった。


第4日目

天候:曇り(強風)のち晴れ

台風も過ぎ去り、四国は落ち着きだしてきた。
山はまだダメなようなので、諦めて観光とする。
風はまだ強く、高速も通行止め箇所が多い。
幸い、帰りの飛行機はまだ飛ぶようだ。

まずは、鳴門の渦潮見に行く。
下道で行ってもそんなに時間かからず、鳴門公園へ。
観光船乗りたかったが、休航。。。
仕方ないので、県立渦の道へ。
干潮と満潮の時に渦見られるようであったが、この日は風強く渦出来てもすぐ潰れてしまうとのこと。
まあせっかく来たから行ってみた。この時ちょうど干潮であったし。
ここ、淡路へ行く高速の下に作られている。
450mばかりの通路。


渦の道


小豆島方面

小豆島結構近くに見えた。そういえば小豆島のオリーブコーラ飲んだが、結構いけた。
いづれは行ってみたい。
通路を進むとところどころ下が見えるようになっていた。


チビ渦

ちょっと迫力に欠けるが。。。
また元に戻って、千畳敷なる展望台へ。観光用の展望所があった。
そこから、鳴門山の展望台へ上がった。まだ風強し。


千畳敷から大鳴門橋


鳴門山への道

北側の道はあまり使われていないのか、陰鬱な雰囲気。



展望台には立派な建物があった。


鳴門山から大鳴門橋と淡路島

風も強いので早々に駐車場戻った。
まだ時間もあるので、四国巡礼八十八ヶ所の一番札所霊山寺へ行ってみた。


朱門

ここを潜り、正面山門へ。


二重の塔


本堂

本堂でお参りして、巡礼前に何でも揃う売店に寄った。
お遍路グッズが多くあった。ここで作法などのレクチャーもやってくれるようである。
いづれここも周ろうと思う。

さて、時間もお昼近くになってきたので、空港へ向かう。
ガソリン満タンにしてレンタカー返して、空港へ。
荷物も送って、昼食は海鮮膳をいただく。


徳島阿波おどり空港

この空港、まだ3年しか経っていなくきれいだ。
チェックインして中へ行くとアナウンスが。
羽田が混んでいて、1時間半の遅れのとのこと。
テレビ観て過ごす。
今度は、ボーイング737でジェットだ。
15時少し前に飛び立った。予定より少し早くてほっとした。
外ばかり見ていると、あっという間に知多半島沖だ。
ここから、浜松めがけて陸に近づいていった。


豊橋から浜松の海岸線

すぐに富士山も見えてきた。


駿河湾沖から富士山

そして、あっという間に羽田着陸。1時間とちょっとであった。
あとは、アキバ寄って、新宿からバスで帰る。
まあ比較的順調に帰られてよかった。
これで飛行機飛ばなかったら、高松~岡山~名古屋経由しての帰りであった。
これもこれでいいかもしれないと思うのであった。

四国3県しか行けなかったが、高知県と他のお山は次回にということで、
また、楽しみも増えたというものだ。

四国・石鎚山(1982m)&四国ツアー その1

2013年09月17日 | 山歩き
2013年9月13日(金)~16日(月)

まだ、国内で行っていない県は数県あるが、四国4県もそうであった。
そこで、夏と紅葉の狭間で空いているであろう、この三連休で計画してみた。
台風18号が発生し、どうなることやら。。。

第1日目

天候:晴れ時々曇り

仕事を昼で切り上げ、一路名古屋へ。
この日も名古屋はえらい蒸暑かった。19時発の松山行きの飛行機を乗るため、名鉄でセントレアへ。
ここでラーメン食いたくなり、台湾ラーメンで有名な味仙へ。
本店などより量少なくて高い感じがしたが、あの辛さは変わらない。


夕暮れのセントレア

早めにチェックインしてくつろぐ。
ちなみに今回も往復の航空券は、マイル使ってただである。
ボンバルビアの双発機で一路松山へ。
約1時間で着く。早いね~

予約したレンタカーに乗り、行きたかった道後温泉へ。
そして、9時も回っていたので、取り急ぎ道後温泉本館へ行く。




道後温泉本館

銭湯で国の重文だからね~まずはここでしょう。
9時回っているので休憩や霊の湯は行けず、神の湯へ。
男湯は、2つありほぼ同じ作りの様だ。
ノスタルジックな雰囲気で、時間も時間であったので空いていていい。
「坊ちゃん泳ぐべからず」の木の札もあった。
汗を流し、時間ギリで3階の「坊ちゃんの間」を見学に行く。


3階廊下


坊ちゃんの間の床の間

床の間には、私の好きな言葉「則天去私」が掲げられていた。

その後は、涼みながらアーケードなどを散策。
時間も時間なので店も閉まりだしていた。
他にも男子に耳寄り情報あり。個人的に教えます(笑)
ホテルへ帰り、ホテルのお風呂で再度汗を流し、明日に備える。
泉質は、アルカリ単純泉で柔らかいがインパクトはない。
インパクトある温泉は、この前の山旅参照。

第2日目

天候:曇り

予定より1時間寝坊した。。。
取り急ぎ、7時出発だったかな。
高速に乗り、いよ小松で下りて登山口へ。
すでに車は何台か停まっていた。
今回は初めてということと時間もあまり無かったので、表参道から行くことにする。
地元出身のAntyさんのアドバイスでは土小屋などがいいみたいだが、
それは次回以降で行きたい。あと南の谷から沢経由もいい感じだ。
下谷の入口のおっちゃんに捕まり、そこの駐車場へ。
あと、京屋旅館の大駐車場がある。500円也。


登山口の下谷

石段と坂を上ると、これまたノスタルジックなロープウェイ駅へ。


下谷駅

ロープウェイはこの日は0740からであったが、1時間遅れのに乗る。
いつも、駒ケ岳、黒部などのでかいの乗っているので、このかわいらしい箱はいいね。


ロープウェイ

古いのか結構ギシギシいっていたけど。。。
途中の鉄柱の看板に私の誕生日の半年後くらいの日付が入っていた。
親近感も感じつつ、古っ!と思うのでした(笑)


山頂駅の標識


案内板

山頂駅から右に行くとスキー場があり、そこのリフトも動いていたが歩いて成就社へ行く。


奥前神寺

駅からすぐに上の寺があり、改修工事をしていた。
その後、つづら折れの道を行くと成就社に着いた。


成就社入口の旅館など


鳥居と本殿

本殿と見返り遥拝殿でお参りして出発。
お土産屋の片隅にあった氷入り麦茶はうまかった。感謝。
山門くぐっていくと、八丁坂の下り1km。これ結構長く感じる。


八丁坂途中の鳥居

山頂まで行かない人はここでお参りするようだ。


看板

この山特有のことが書いてある看板。
挨拶の仕方がいい。しかし、そのような人には会わなかったが。。。
八丁坂のコルからいい登りである。
階段が整備されている。たまに登りにくいやつもあるが、概ね他にある階段よりいい感じである。


木の階段

急登行くと分岐の看板があった。ここで一発目の鎖場。
迂回路は左である。


分岐看板

ここは、当然鎖場へ。カップルで来ていた人は、女性の方は迂回路回っていた。
「試し鎖」は結構長かったし、中間部からは傾斜もある。
鎖といっても、大きい知恵の輪みたいなのが繋がっている。
途中、濡れていて登山靴では悪かったが濡れ岩は得意中の得意なので問題なし。


試し鎖

この鎖を登ると、前社森という岩峰についた。


前社森

反対側の下を見ると、一軒茶屋が見えた。


前社森から一軒茶屋

反対側の鎖を下りて茶屋へ。


一軒茶屋

ここから一登りで夜明峠。この手前くらいで視界が開ける。


山頂方面

この先、少し行くとおんぼろ小屋がありその先が「一の鎖」
ここも迂回路はある。


一の鎖

30mくらいで岩も乾いており登りやすかった。
訓練がてら、鎖使わずドフリーで行ってみた。たぶんこれ花崗岩。
その上の鳥居をくぐると二の鎖小屋。


鳥居


二の鎖小屋

その上のルンゼ状のところに「二の鎖」があった。
その下に珍しい天狗のお地蔵さんがあった。


天狗のお地蔵さん


二の鎖

これは65mとのことである。登り応えあった。
登山道と合流して一登りで「三の鎖」であるが、残念なことに工事中であった。


三の鎖入口

仕方が無いので、迂回路の登山道を行く。
ここ、鉄階段が多く整備されていた。結構なところに架けてあった。


迂回路登山道

そこをつづら折れに行くと頂上山荘が、ポッと見える。


山頂小屋

この辺りはちょっとガスっていた。


石鎚山頂看板

ここは、弥山という。この看板の上に石鎚神社がある。


石鎚神社

ここでお参りして、山頂社務所にしかないお守りを購入。
さて、最高峰はこのお隣の天狗岳である。


天狗岳

ガスっていて、はっきり見えないが人は多く行っているようだ。
ロープウェイから抜きつ抜かれつしてきたカップルさんの男性の方が一緒に行くことになる。
最初、鎖場を下り、岩場を行く。一登りで山頂だ。


天狗岳山頂

ここが白山以西で西日本の最高峰である。
本日は、この時期にぴったりなプレゼントでいただいた、キノコちゃんの手ぬぐいで行ってみた。
ありがとうございます。
ここの北側スッパリいっている。2パーティーがクライミングを楽しんでいた。
私はといえば、恒例の山岳無線である。
ここは、四国はじめ中国、九州地方も通信可能である。
それが楽しみでわくわくしてやってみた。細部は、別記事で。
最近、無線をやると山頂でのんびりになってしまう。
台風の影響か湿気が多い感じがする。午後には天候もわからないので、それでも早めに切り上げ下山にかかる。


山頂小屋


弥山山頂

戻ったら結構な混み方であった。
各方面の登山道から到着したのであろう。中にはスニーカーの人も多くいたが。
いずれ来るであろう、南の沢方面がたまにガスが切れて見えた。


南側

天気崩れる前に、速攻で下山する。
八丁坂の登り返しが効いたが、山門見えたら元気出た。


山門裏側

看板にある通り、お礼参りしてロープウェイ駅へ。2時間かからなかった。

下山後は、これまたAntyさんお勧めの京屋旅館のお湯をいただく。


京屋旅館入口


効能表

冷泉であるが、これを適温にしているようだ。
この辺では珍しい白濁した温泉。


湯船

湯口から出るのいただいたが、しょっぱめのいい湯でした。
ナトリウムが多いのだろう。
疲れを取り、一路高松へ向かう。

いよ小松から高速に乗り、まずはうどんだな。
到着は夕方になるので、その時間やっているところを調べて行く。
有名店は、昼の数時間というところが多い。
そんな中、善通寺の山下うどんへ行く。
ここ、ぶっかけうどんの元祖である。


ぶっかけうどん+かきあげ

レモンが載っており、これ絞っていただく。
やはり、本場のうどんはうまいね。
大満足で、下道で急遽取った高松市内のホテルへ向かう。
途中、雨も降り出してきた。
ホテルで一休みして、香川B級グルメの骨付鶏をいただきに一鶴へ。
結構な混み方で、20分待ちであった。
親鶏、ひな鶏、鶏飯とフルでいただく。親鶏はちょっと堅めであるがスパイシーでうまい。
ひな鶏は柔らかくてこれまたうまい。鶏飯も薄味だがいい。


親鶏とキャベツ

こちらではいただけないお味で大満足でした。
大満足だったので、その後は爆睡でした。




上州・万座、草津温泉(野湯探索2013)

2013年09月08日 | 山温泉
2013年9月7日(土)~8日(日)

久々に山へ行ける週末であったが、生憎の天候のようだ。
そこで、こんな時は数年ぶりに「野湯探索」の山旅へ。
過去の探索はホームページにあります。お時間あるとき探してみてください(笑)
今回、1日1ヶ所で野湯は2ヶ所。あとは万座、草津の温泉を数箇所の計画で行ってみた。

第1日目

天候:曇りのち晴れ

家からだと上田経由で入るのが早いが、今回はあまり急ぐ旅でもないので
志賀高原経由で行ってみた。
高速を中野インターで下り、朝食とって志賀高原へ。
曇っているものの、まだ雨は降りそうにない。
久々に、草津白根のお釜を見る。
すでに観光バスなどで観光客がいっぱいだ。


草津白根山

硫黄成分によるブルーがきれいだ。


白根山看板

結構な混み方していたので、さっさと離脱。
1日目は草津方面の野湯を計画していたが、日曜の天候がよくないので、
2日目に計画していた万座方面の野湯を探索してみる。
ここ、野湯、源泉マニアには有名な場所であるが、細部位置は情報が少ない。
しかも結構冬にアプローチしているものが多い。
無雪期は、ヤブ漕ぎもあるようである。
まずは車で行けるところまで行く。大体の位置は把握していたので、
地形図とにらめっこしながら沢への下降点を探す。
やはり車から降りた方が探しやすい。
2ヶ所怪しいところがあったので、身支度して可能性の低い方から探索。
1ヶ所目は、根曲のヤブがひどくここではない感じであった。
2ヶ所目は、沢ヤならここ行くだろうな~ってところを行ってみる。


こんなとこ

やはりここ当たりっぽい。
踏跡もけっこうしっかりしている。
ヤブ漕ぐこと無く、順調に高度を落とす。
整備もされているようである。ということは登山道状態。
地形図見ても順調に行っている。
そろそろだなという所で硫黄臭。そして地獄登場。


最初の源泉

大岩の上に湧き出している。


噴出口

ここの湯温は、適度で38度くらいだ。残念ながら湯船は無い。
マニアの方々が使うシートあれば何とかなりそうだ。
そして、本流筋はご覧の通りの温泉天国である。


最初の湯船

本流筋は、水が入っているのか湯温が低い。
夏の最盛期なら入湯可能であるが、今日はちょいと寒い。


二つ目の湯船

ここも湯温低し。それでも後ほど一湯入魂するが。


三つ目の湯船

この上に源泉が出ており、途中本流の水と混ざり湯温が下がっている。
この横から適度な流出量の源泉が出ており、横の工事をして快適湯船作成。
そして、一湯入魂!


お見苦しい写真失礼します

いや~野湯はいいね~。大解放感の中で入浴。
これ、やった人で無いとわからないだろうな~
このあと、たくさんある湯の花、身体につけまくりお肌のお手入れ。。。
その写真は、SNSで限定公開か。。。見苦しいかもだけど(笑)
のんびり堪能していると、ポツポツときた。
身支度整えて、最初の大岩のところへ行くと下の岩穴から先の源泉からの
湯が溜まっているではないですか。


岩穴の湯

この穴、写真で見るより結構でかい。
湯温は低目だが、やはりここは一湯いただくことにする。
この写真も見苦しいので限定。
さて、時間は昼過ぎ。本格的に降りそうであったのでさっさと来た道を登りにかかる。
樹林帯なので結構降り出したが、あまり濡れずに済んだ。
登り25分、下り20分くらいで情報よりあっさり行けた。
湯温低く、よく冬行くな~と思ったが、シート使って私が工事した源泉を
溜めると冬でもいけるのかもしれない。だけど道わかれば夏の方が快適であろう。
次回は盛夏に行ってみたい。

さて、次からは普通に誰でもいける温泉へ。
本日、二湯目は万座温泉湯の花旅館。
こういう鄙びた所が好きである。



湯治の湯のようで、自炊のお安い設定のお値段もある。
温泉は、白濁した硫黄の強い温泉であった。





露天風呂は、補修中であった。
入れれば入っていいよとのことであったが、熱くて入れずでした。。。
内湯も熱いが42,3度だろうか。何とか入ることが出来た。
万座、草津は湯温高いが薄めてはいけない。
濃度も薄まってしまうので、そのまま入るのがよろしい。

さて、急遽とった草津の宿へ向かう。
ちょいとしょっぱい感じであったが、湯はいい。
ここで三湯目。草津の地蔵源泉を使用でここも硫黄分が強くいい感じ。
ただ、先のお湯もそうであるが、酸性度が強い。
ということで、先ほどから全身殺菌効果も大でお肌もいい張りがでる。
一休みして、昨年リニューアルされた大滝乃湯へ。
ここは、煮川源泉である。
6月に7源泉中3つ入ったが、今回はその他2つを入った。
ここのお湯は透明であるが成分は濃厚である。
また、「合わせ湯」という38度から42、44,45,46度と各温度のお湯があり
順番に入っていく入り方が特徴的である。
これと似たのが那須にもある。
44度まではいけたが、45以上はさすがきつい。
この他に大浴場と露天があるが、こちらは適温で誰でも入りやすくなっている。
この温度は、水で薄めて調整するのではなく、自然に冷ましている。
これで本日四湯目。
お腹も空いたので、湯畑方面へ。





雨であったが、明日のマラソン大会の影響か浴衣着た人たちも多い。
ここでうどん食べて、五湯目。
前回行った、白旗の湯。
ここは、白濁した湯でメチャ熱いが、これ入ると草津来た~って感じがする。
外は肌寒いが、身体ポカポカである。
そして、帰る途中にもう一湯入ってしまった。
先の白旗もそうであるが無料共同浴場が18もあるので歩いているとすぐに見つかる。
最後の一湯は、千代の湯。
宿と同じ地蔵源泉であるが、ここもメチャ熱い。
しかし、1分は耐えて本日の入湯終了。
この日だけで六湯も入ってしまった。当然、この後は爆睡である。


第2日目

天候:雨のち曇り

今朝もいい降りである。
のんびりオリンピック招致のテレビ観ながらくつろいで、宿の内湯へ。
その後は、近くの地蔵の湯へ。


地蔵の湯

ここも熱々の共同浴場である。
これで本日二湯目。
そして、帰る前に煮川の湯へ。ここも熱いが身体が慣れていてすんなり入れた。


煮川の湯

マラソン大会のランナーが来たので応援して、朝食とって信州へ向かう。


湯畑

帰りに、最近行っていなかった旧鹿沢温泉の紅葉館へ寄る。
いつもの歴史ある建物が無くなっていた。びっくり。
そして、新しくなった建物で聞いてみると、建て直したとのこと。
しかし、お風呂は昔のままでほっとした。
ここで本日四湯目。鉄分の強いいいお湯である。

そして松本へ戻り買い物して帰宅する。

この二日で十の湯に浸かり、疲れもとれ久々の温泉三昧の日々であった。
また、野湯探索&はしご湯してみたい。