2013年9月21日(土)~23日(月)
やっとアップできます。忙しい1週間でした。
今日は、28日ですが、外はいい天気です。
山行きたいな~
とりあえず、三連休のアップです。
第1日目
天候:晴れ
この三連休は、天気が約束されていた。
自宅を3時に出るが、すでに上高地へ向かう国道は相当量の車だ。
皆さん、沢渡へ停めるかと思いきや、それは数台でほとんど新穂高方面へ行った。
我々は、飛騨に入り大規模林道を行くが、何台か折立方面のようである。
飛越トンネル手前の登山口も駐車場がほぼ一杯。
その先の料金所にはすでに10台近くが待っていた。
後続も続々とやってきた。
時間になりゲートが空く頃には30台以上いたのではないか。
先行の車は、釣師なのか途中で車を停める方が多かった。
折立の駐車場は一杯で、臨時駐車場方面へ行く。
やはり、富山側からの方が早く着ける。
臨時駐車場少し手前の広場に車を停め、皆さんとは反対方向へ行く。
そういえば、先日、たまに山でお会いする安曇野のT氏からルートの問い合わせがあった。
私もT氏の夏に辿ったこのルートの一部を辿ろうと思ったのでグッドタイミングであった。
駐車場からすぐにゲート。
林道ゲート
これを通過してすぐに河原へ下りた。
結果、この先に林道は地図より延びており、大きな橋がある。
ここで下りてもよかったかもしれない。
かわらは広く歩きやすいのでどちらでもいいが。。。
真川の河原
今日は天気もよく、水温も低くないのでそんなに冷たいというわけでなく快適。
徐々に川は狭まってくるが、当初は総じて広い。
何回か徒渉しながらのんびり行く。
途中、釣師の2名にお会いし、挨拶をして先に進ませていただく。
ここは釣の方が多いようだ。
ハゲ谷出合
出合の手前は少しゴルっぽくなっており少し狭まるが、その先の開けた河原でハゲ谷に出合う。
ハゲ谷行けば、太郎平小屋へ突き上げる。
右が本流。先に進むと本流筋もだいぶ狭くなってきた。
その先、少し流れも多めの沢に行き合う。これがヤクシ谷。
ヤクシ谷
この上まで林道は来ている様である。
これも突き上げると太郎平小屋より太郎山山頂近くに行く。いずれ行ってみたい。
さて、ヤクシ谷出合の先に2~3m位のナメ滝がある。
最初のナメ滝
ようやく沢登りの雰囲気になってきた。
そして、しばしでようやくシンノ谷出合である。
本流行けば、北ノ俣避難小屋に突き上げる。
出合の本流でしばし遊ぶ。
シンノ谷出合
出合から少し上でお宝発見。少しいただく。
この先、サイコロの様な岩がデーンと鎮座していた。
サイコロ岩
最初はよかったが、徐々に沢が荒れてきた。
T氏のHPにあったように両岸の崩落が激しい。
倒木と巨岩を越えるのが一苦労。巻きも入れながら行くと、1800m上にいいテン場があったので
そこでビバークとした。
崩落地
気温も思ったより低くなく、快適に爆睡する。
第2日目
天候:曇り
テン場の上に見えていた、滝越えからスタート。
最初の滝
これは左から簡単に行けた。
その後も斜滝など表れ、沢登りになってきた。
斜滝
この斜滝の上の滝が悪かった。
かろうじて、水流の左が行けそうであったので、空身で上がり荷物引き上げで行った。
ここは、ロープを出した。
この滝の水流左を行く
荷物上げるときに、腰ベルトのバックル破損したのは痛かった。
まあ何とか工夫したが、完璧に腰に分散できないのは肩に負担かかり、後に影響する。
その上で、滝二つで出合う二俣。この辺は右へ右へ行けばよい。
水流は結構上まである。
源頭手前
谷が開けてくると、稜線は近い。
雪渓
秋も深まってきたこの日は、雪渓も小さくなっていた。
その先は、カール状の気持ちのいいところ。ハクサンイチゲやチングルマも咲いていた。
ハイマツ漕ぎほとんどしなく登山道へ合流する。
本当はこの先北ノ俣岳を越えて行こうと計画していたが、予想以上に時間もかかったのと
重荷で赤木沢行くよりデポして行った方が、楽しめると判断し、先に目星をつけていた
快適ビバーク地で打ち切ることにする。
ここ本当に快適であった。
水晶岳
薬師に水晶に囲まれてのふかふかの寝床で夕方には就寝した。
第3日目
天候:晴れのち曇り
夜中1時起床し、2時半には行動開始。
ヘッデンつけて登山道を太郎小屋へ行く。
小屋前で朝食とったりしていると、4時前に下山していくパーティーなどいた。
この日の朝は少し寒かったが、行動しているとそうでもない。
小屋のところに荷物をデポさせていただく。
そして、薬師沢小屋へ向け出発していく。
夜明け前の水晶
まだ朝早かったが、結構下山する人たちに出会った。
2時間で薬師沢小屋へ着。ハシゴを降りて準備する。
寒くて水入るの嫌だなーと思っていたが、実際入ってみると外気温より温かいので気持ちよかった。
黒部川
何回か渡渉しながら行くとゴルっぽくなってくる。
巻きもしっかりしているので、巻いたり川に浸かったりしながら出合を目指す。
先行パーティーもいるようであった。
赤木沢出合
数年前来た時と同じ風景の赤木沢に癒される。
今回同行のあーさんは3年前から何回も計画して天候不順で中止になること7、8回。
3年越しでようやく来られた。
当初の赤ナメの滝
ここは本当に気持ちのいい沢である。
太陽も昇って、気温も上がり気持ちよく遡行する。
滝は飽きることなく現れる。直登もできるし巻きもしっかりしている。
紅葉も少し始まっていた。
途中、カップルに抜かれたが、男性の方は運動靴であった。びっくり。
前に岩壁が見えてきた。いよいよ大滝の登場である。
大滝(下から)
大滝手前を巻きに入る。一箇所ちょっと悪いところあるが、総じて手がかりも多く簡単に登って行ける。
大滝(上から)
大滝の上も小滝が連続して楽しい。
右から滝がかかっているところで支流に入る。
支流にかかる滝
この先も小滝多く疲れてくるが、適当なところで右の草付へ上がった。
源流部
抜いていった二人は、この支流を詰めて行ったようだ。
雲の平方面
ハイマツ避けながら、うまく登っていくが、上部はハイマツの中の溝状のところを上がり
踏跡拾いながら行くと登山道へ。
私はそのまま北ノ俣山頂へ行く。
北ノ俣岳山頂
ガスも上がってきて展望はよろしくなかったが、久々にこの山頂を踏んだ。
その下で神岡新道と合流するが、この辺から先はゴールデンウィークに来た。
太郎平小屋方面
あとは、太郎平小屋にデポした荷物を回収し、折立に向け下山する。
15時周っていたが、ゲートの閉門には間に合った。。。
メジャールートは混んでいただろうが、我々は今回もあまり人に会わない静かな山行が
楽しめた。
これからは紅葉山行かな?
やっとアップできます。忙しい1週間でした。
今日は、28日ですが、外はいい天気です。
山行きたいな~
とりあえず、三連休のアップです。
第1日目
天候:晴れ
この三連休は、天気が約束されていた。
自宅を3時に出るが、すでに上高地へ向かう国道は相当量の車だ。
皆さん、沢渡へ停めるかと思いきや、それは数台でほとんど新穂高方面へ行った。
我々は、飛騨に入り大規模林道を行くが、何台か折立方面のようである。
飛越トンネル手前の登山口も駐車場がほぼ一杯。
その先の料金所にはすでに10台近くが待っていた。
後続も続々とやってきた。
時間になりゲートが空く頃には30台以上いたのではないか。
先行の車は、釣師なのか途中で車を停める方が多かった。
折立の駐車場は一杯で、臨時駐車場方面へ行く。
やはり、富山側からの方が早く着ける。
臨時駐車場少し手前の広場に車を停め、皆さんとは反対方向へ行く。
そういえば、先日、たまに山でお会いする安曇野のT氏からルートの問い合わせがあった。
私もT氏の夏に辿ったこのルートの一部を辿ろうと思ったのでグッドタイミングであった。
駐車場からすぐにゲート。
林道ゲート
これを通過してすぐに河原へ下りた。
結果、この先に林道は地図より延びており、大きな橋がある。
ここで下りてもよかったかもしれない。
かわらは広く歩きやすいのでどちらでもいいが。。。
真川の河原
今日は天気もよく、水温も低くないのでそんなに冷たいというわけでなく快適。
徐々に川は狭まってくるが、当初は総じて広い。
何回か徒渉しながらのんびり行く。
途中、釣師の2名にお会いし、挨拶をして先に進ませていただく。
ここは釣の方が多いようだ。
ハゲ谷出合
出合の手前は少しゴルっぽくなっており少し狭まるが、その先の開けた河原でハゲ谷に出合う。
ハゲ谷行けば、太郎平小屋へ突き上げる。
右が本流。先に進むと本流筋もだいぶ狭くなってきた。
その先、少し流れも多めの沢に行き合う。これがヤクシ谷。
ヤクシ谷
この上まで林道は来ている様である。
これも突き上げると太郎平小屋より太郎山山頂近くに行く。いずれ行ってみたい。
さて、ヤクシ谷出合の先に2~3m位のナメ滝がある。
最初のナメ滝
ようやく沢登りの雰囲気になってきた。
そして、しばしでようやくシンノ谷出合である。
本流行けば、北ノ俣避難小屋に突き上げる。
出合の本流でしばし遊ぶ。
シンノ谷出合
出合から少し上でお宝発見。少しいただく。
この先、サイコロの様な岩がデーンと鎮座していた。
サイコロ岩
最初はよかったが、徐々に沢が荒れてきた。
T氏のHPにあったように両岸の崩落が激しい。
倒木と巨岩を越えるのが一苦労。巻きも入れながら行くと、1800m上にいいテン場があったので
そこでビバークとした。
崩落地
気温も思ったより低くなく、快適に爆睡する。
第2日目
天候:曇り
テン場の上に見えていた、滝越えからスタート。
最初の滝
これは左から簡単に行けた。
その後も斜滝など表れ、沢登りになってきた。
斜滝
この斜滝の上の滝が悪かった。
かろうじて、水流の左が行けそうであったので、空身で上がり荷物引き上げで行った。
ここは、ロープを出した。
この滝の水流左を行く
荷物上げるときに、腰ベルトのバックル破損したのは痛かった。
まあ何とか工夫したが、完璧に腰に分散できないのは肩に負担かかり、後に影響する。
その上で、滝二つで出合う二俣。この辺は右へ右へ行けばよい。
水流は結構上まである。
源頭手前
谷が開けてくると、稜線は近い。
雪渓
秋も深まってきたこの日は、雪渓も小さくなっていた。
その先は、カール状の気持ちのいいところ。ハクサンイチゲやチングルマも咲いていた。
ハイマツ漕ぎほとんどしなく登山道へ合流する。
本当はこの先北ノ俣岳を越えて行こうと計画していたが、予想以上に時間もかかったのと
重荷で赤木沢行くよりデポして行った方が、楽しめると判断し、先に目星をつけていた
快適ビバーク地で打ち切ることにする。
ここ本当に快適であった。
水晶岳
薬師に水晶に囲まれてのふかふかの寝床で夕方には就寝した。
第3日目
天候:晴れのち曇り
夜中1時起床し、2時半には行動開始。
ヘッデンつけて登山道を太郎小屋へ行く。
小屋前で朝食とったりしていると、4時前に下山していくパーティーなどいた。
この日の朝は少し寒かったが、行動しているとそうでもない。
小屋のところに荷物をデポさせていただく。
そして、薬師沢小屋へ向け出発していく。
夜明け前の水晶
まだ朝早かったが、結構下山する人たちに出会った。
2時間で薬師沢小屋へ着。ハシゴを降りて準備する。
寒くて水入るの嫌だなーと思っていたが、実際入ってみると外気温より温かいので気持ちよかった。
黒部川
何回か渡渉しながら行くとゴルっぽくなってくる。
巻きもしっかりしているので、巻いたり川に浸かったりしながら出合を目指す。
先行パーティーもいるようであった。
赤木沢出合
数年前来た時と同じ風景の赤木沢に癒される。
今回同行のあーさんは3年前から何回も計画して天候不順で中止になること7、8回。
3年越しでようやく来られた。
当初の赤ナメの滝
ここは本当に気持ちのいい沢である。
太陽も昇って、気温も上がり気持ちよく遡行する。
滝は飽きることなく現れる。直登もできるし巻きもしっかりしている。
紅葉も少し始まっていた。
途中、カップルに抜かれたが、男性の方は運動靴であった。びっくり。
前に岩壁が見えてきた。いよいよ大滝の登場である。
大滝(下から)
大滝手前を巻きに入る。一箇所ちょっと悪いところあるが、総じて手がかりも多く簡単に登って行ける。
大滝(上から)
大滝の上も小滝が連続して楽しい。
右から滝がかかっているところで支流に入る。
支流にかかる滝
この先も小滝多く疲れてくるが、適当なところで右の草付へ上がった。
源流部
抜いていった二人は、この支流を詰めて行ったようだ。
雲の平方面
ハイマツ避けながら、うまく登っていくが、上部はハイマツの中の溝状のところを上がり
踏跡拾いながら行くと登山道へ。
私はそのまま北ノ俣山頂へ行く。
北ノ俣岳山頂
ガスも上がってきて展望はよろしくなかったが、久々にこの山頂を踏んだ。
その下で神岡新道と合流するが、この辺から先はゴールデンウィークに来た。
太郎平小屋方面
あとは、太郎平小屋にデポした荷物を回収し、折立に向け下山する。
15時周っていたが、ゲートの閉門には間に合った。。。
メジャールートは混んでいただろうが、我々は今回もあまり人に会わない静かな山行が
楽しめた。
これからは紅葉山行かな?