ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

海谷・昼闇山(1840.9m)~一ノ倉川

2015年03月30日 | BCスキー
2015年3月29日(日)

天候:曇り

この日の予報からすると昼には雨が来る感じである。
その前に行ってしまおうと、夜も明けぬうちから出発の計画。
よって、前日に車泊してということになった。

土曜は仕事が入っていたため、終了後にあーさんと待ち合わせ、一路糸魚川へ。
昨年行けなかった、すし活で久々に回っていないお寿司いただく。うまかった~
時間もあまりないので、かにの道の駅で車泊。
サクッと寝てから、焼山温泉に向かう。
いつもならもう少し林道進める。かと思いきや、雪が多いので駐車場の所までたっぷりで、まだ林道まで雪かきしていなかった。
先週はヘリスキーがあったようで、ピステンのかかった旧スキー場を行く。
土曜はピーカンであったので、シュプールやトレースは多くあった。
いつもは少し途切れ気味になる林道も積雪充分。サクサク行く。
たまに水滴落ちてくるが、気にするほどでない。
アケビ平入口の橋の辺りで明るくなってきた。随分陽が長くなったものである。


アケビ平の杉林と鉢山、阿弥陀山


アケビ平入口の橋

橋にも雪たっぷりで、いつもよりアップダウン少ない。
東側は少し雲も切れて陽が当たってきたりしている。


アケビ平から朝光浴びる阿弥陀山

アケビ平上部行くと阿弥陀山と烏帽子岳が近づく。


阿弥陀山と烏帽子岳、その下に吉尾平

今回は、吉尾平行くトレースの所から昼闇谷へ入る。


アケビ平から下りるところから昼闇山

デブリもなく快適である。たまに陽も当たる。


昼闇山下部

いつもの所で左岸台地に上がる。


左岸台地から昼闇山と昼闇カール

台地の所にモロ大があったのはいただけない。紙も回収しましょう。土曜に行った方。
今日は気温も高く雪は柔らかい。トレースは堅いのでジグを新たに切ったりはしたが、総じて登りやすい。
昨年は新雪の下にカリカリで随分時間かかったが。


左岸尾根

順調に高度を上げていく。たまに太陽も顔を出す。



稜線へ出る手前でウサちゃんがいた。無木立斜面トラバースして逃げていったが、ウサ通っただけで結構スラフ出た。
海谷へは何回も来ているが、海谷ウサ見たのは初めてであった。
今日は誰も来ないだろうと思っていたら、下から何パーティーか来ているのが見えた。
さすがに旬の山である。
稜線に上がると、風もなく快適であった。雨飾山や天狗原山などが見える。北アはある標高から上は雲の中であった。
何故か明星山には、ずーっと陽が当たっていた。


稜線から昼闇山頂


雨飾山


天狗原山と金山

当初、広い尾根のアップダウンを行き、雪壁をジグを切っていく。
肩の辺りの昼闇谷ドロップ地点の上はちょっとしょっぱかったが、何とかクリア。


肩から昼闇谷

昼闇谷へ下りるのはここが快適。
一登りで山頂に至る。


山頂と焼山、北面台地上部

焼山方面は雲がかかり気味。火打山は雲の中であった。
山頂で休憩しながら、あーさん待っていると、後続の富山の方々到着。随分と早い。
山頂に女性がいたと何故か驚いていた。
少しお話をして、ドロップ準備していると、霰のようなものも落ちてきた。
そろそろ怪しいかな?
早々に準備して、一ノ倉川源頭部へ。山頂を少し下ってトラバース。
数日前に降った新雪がちょっと重くてスキーが回しにくい。


山頂にお別れ


源頭部稜線から高松山

以前行った高松山も少し下に見える。
雪庇のないところから下を見ると素敵な斜面が。


一ノ倉川源頭部

上部の雪は重く、スラフも出るが少し下へ行くと少し快適になってくる。




ボトム付近


高松山からと合わせる所



斜度は緩み、スキーもほどほどに滑るので快適になってきた。
幸い妖怪板つかみは現れず。


中間部付近

ゴルジュの辺りも意外と広く、デブリもそんなに出ていなくて良かった。


下部右カーブ手前

程なく登り返しトラバース地点へ。


新田山と登り返し地点



ここで休憩しながらシール装着する。ここへ来たら陽も当たり、暑いこと。
休憩していると後続パーティーが来た。山頂で会った人たちとも違う。高松山からドロップしてきたようであった。
そして、土、石混じるデブリの所をトラバース気味に上がる。


登り返しコル

シール外して、あとは快適な新田山の疎林の斜面を下りる。



あとは林道に出合って、旧スキー場のマッタリ斜面を流す。



意外と天気も持って、いい山旅となった。
焼山温泉で疲れと汗をとり、月徳飯店で糸魚川ブラックいただき、帰路につく。
長野県境付近から雨も降り出してきた。







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