ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

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2009年08月31日 | その他
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PUNKSの皆様へ

2009年08月31日 | PUNKS NOT DEAD
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常念小屋診療所ボランティア&常念小屋90周年

2009年08月18日 | 山岳医療
2009年8月17日(月)~18日(火)

天候:快晴

毎年、この時期に信州大学医学部山岳部が開設する常念診療所へ
今年もお世話になった。
今回は、Dr×1と学生×4のメンバーであった。
学生2名は17日に登山口で待ち合わせて一緒に登った。
体力ないのでと言っていたが、3時間ちょっとで登られたので
まずまずである。
また、これでもかの快晴!森の中をさわやかに吹き抜ける風も心地よかった。


常念乗越から槍方面と小屋

ご覧の通りである。
診療所と小屋に挨拶し、のんびりしているとお昼時間になってきた。
さて、食堂へと思いきや!?
親方(小屋の親分)が呼んでまーすと、バイトの人が呼びに来た。
イヤな予感・・・
受付に行ってみると、下山中に足を骨折したという人から電話が入っていた。
小屋の若者T君が出動準備をしている。
概要をざっと聞き、診療所へ資材を取りに行く。
今日一緒に登った学生も行くというので、一緒に準備してもらう。
私とT君は、20分くらいで現場到着。胸突き八丁の150m下。
大岩の上で腰掛けていた。
左足を見ると、明らかな変形が見られ骨折間違いなしであった。
T君は、遭対無線と携帯でヘリの調整などをしてもらっている。
シーネで固定していると学生2名着。処置を手伝ってもらう。
あまり痛がっておられなかったので、薬は出さず。
当初、県警ヘリがすぐに飛んでくる予定が、なかなか来ず。
どうも調子悪いらしい・・・
替わりに、県防災ヘリが来るとのこと。
20分くらいで到着。
私と学生は、上下の登山道を封鎖。


ホイストでピックアップ

一息入れて、小屋へ戻る。15時を回っていた。
その後、診療所には2名ほど患者さんが来るもDrが対応。

そして、この17日は、1919年の同日に小屋の開所パーティーをやった
記念日だ。
夕食後に、振舞酒が出され、親方の昔話に花が咲いた。


親方語る(山田恒男氏)

私もいただきすぎて、いつものようにパタンキュー・・・
翌朝は、日の出寸前で目が覚め、ご来光を拝みに行く。


常念乗越からのご来光

四阿山の少し右から出た。
今日も快晴である。そして、昼から仕事のため下山しなければ・・・
気持ちは重たいが、朝食をいただき1時間20分の今までの最短タイムで
下山した。最近はやり?のトレールランのように。
いつも定番のお風呂が定休で、何年か振りにしゃくなげ荘へ行き帰路につく。

11月に小屋閉めの後に下界でもパーティーとのことであった。
祝!90周年!!


那須・那珂川湯川井戸沢

2009年08月16日 | 沢登り
2009年8月13日(木)

天候:晴れのち曇りのち雨
コース:三斗小屋温泉~井戸沢出合~井戸沢~流石山~大峠
    ~三斗温泉小屋~峰の茶屋避難小屋~峠の茶屋

やっと沢登りが出来る~!!
朝食をいただき早々に出発!
三斗小屋温泉にはもう一軒、大黒屋がある。ここも雰囲気ある。
その前を通って湯川へ下る。


大黒屋

40分くらいで井戸沢出合へ。
対岸の林道終点には何台か車があったが、小屋の人達のであろう。
沢支度をして、橋を渡り上流へ20mくらのところが井戸沢である。


井戸沢出合

写真の左から流れているのである。
遡行図には、伏流とあったが、この上部に堰堤が出来て流れがあるかと。
出合から少し登ると左手に道が出来ていた。
堰堤用のものである。堰堤は遡行図には出ていない。


堰堤

堰堤は、グズグズのところを左から越す。踏み跡あり。
これを越すとすぐにF1(3m)がある。
この滝、小さい堰堤かと思ったが、近づいてみると花崗岩の滝であった。
そしてその上の右に曲がったところにあるF2末広がりの滝が
本日の核心ぽい。


F2(15m)

右のリッジ状を上がり、かぶり気味のところに古~いハーケンとお助けがある。
頑張って上がって、上で確保。
踏み跡通りに行くとルンゼ状のところをクライムダウンし、戻る。
その後は快適に登れるナメ滝が出来てくる。
15m階段状を登るとそんなに大きな滝はなく、ナメ状を快適に登る。


15m階段状

ナメ状

右俣を過ぎると水流も少なくなるが、小滝が多くあり飽きない。
いよいよツメの部分でようやく水流も消え、後方には那須連山が見える。
ガレた様なところを行き、膝くらいの笹の所を行くと登山道へ飛び出す。
右へ少しで流石山。


流石山(1822m)

ここの稜線上は笹原ですこぶる快適である。人もいなが道はしっかりしている。
山頂で食事して、とりあえず大峠へ下る。
途中、三斗小屋温泉が見えた。


三斗小屋温泉方面

ガスって来ていて見づらいですねー
大峠に下って、時間を見ると少し遅れ気味。
三本槍~朝日岳を縦走しようかと思ったが、三斗小屋温泉経由の道を行く。
ここは、遠い昔からの会津中街道である。
ちょっとお疲れ気味で途中雨にもあったが、人の全くいない静かな
峰の茶屋避難小屋を通り過ぎ、駐車場へ戻る。

帰りは、三斗小屋のお客さんから聞いた「鹿の湯」へ立ち寄る。
硫黄泉で温度の違う浴槽がいくつかあり、浸かるだけだが、
いい温泉であった。
ここが那須温泉の源泉のようだ。

あとは、ちょっと渋滞の東北道から信州へ帰る。


那須・茶臼岳(1915m)~三斗小屋温泉

2009年08月16日 | 山歩き
2009年8月12日(水)

天候:晴れ時々曇り
コース:峠の茶屋登山口~峰の茶屋避難小屋~茶臼岳~避難小屋
    ~牛ヶ首~姥ヶ平~三斗小屋温泉

今日も天気は良さそうだが、山はガスに覆われている。
ロープウェイはスルーしてその上の峠の茶屋駐車場へ。
9時過ぎだが既に満車状態である。


峠の茶屋登山口

既に多くの人が登っている。しかも幼稚園の団体とか・・・
ほとんどが山やさんではない。
30分ちょっとで峰の茶屋避難小屋へ。
ここはコルになっており、ギリギリ雲の上という感じ。
多くの人が休んでいた。


峰の茶屋避難小屋

ここに荷物をおいて、茶臼岳ピストン。
これまた、ロープウェイの道と合流し、観光客がわんさかと・・・・


山頂

那須岳神社の祠がある山頂で写真を撮って、そそくさとお釜を一周する。
途中西側下を見ると、ひょうたん池があった。
人もいなさそうで、いい雰囲気っぽかったので予定を変更し
ひょうたん池に向かうことにする。


お釜からひょうたん池方面

峰の茶屋避難小屋で荷物を取り、牛ヶ首へのトラバース道を行く。
途中、無限地獄のガスがゴーっと吹き上げている。


無限地獄

牛ヶ首までは多くの人がいたが、姥ヶ平へ下りるとさっぱり人おらず快適。


姥ヶ平から茶臼岳

ここは、先月行った雲の平の超縮小版庭園で雰囲気もいい。
木道をひょうたん池へ。


ひょうたん池に映る逆さ茶臼

ちょっと前の喧噪からは嘘のようである。
山はこうでなければと思うのでした。
さてここから、本日の目的地、三斗小屋温泉へ。
ここへ行きたいがために人の多いところをぐっと我慢したのです。
途中、3名の人にあっただけで静かなものです。
きれいなダケカンバの樹林を抜けるとポッと小屋のところへ出ました。


三斗小屋温泉煙草屋

今日の泊まりは私どもを含めて10名ほど。
願ったり適ったり。以前からここ来たいと思っていた。
早速、露天風呂へ。


露天風呂

15時~17時は女性専用になるがその他はいつ入ってもいい。
アブがちょっとうるさいが、のんびり疲れをとる。
その後一眠りして、内風呂へ。


内風呂

これまた雰囲気のあるお風呂で、右が熱く左がぬるい。
この他に女性専用風呂が一つある。
10名中、山やさんはほとんどおらず、やっとたどり着いたという人が
ほとんどであった。びっくり。
小屋のお手伝いのオヤジさんと私の趣向が合い、沢にスキーに花を咲かせ、
いい情報収集が出来た。
メシもうまく、4杯もごはんいただいてしまった。
また夜露天に入り就寝。

北上山地・早池峰山(1917m)

2009年08月16日 | 山歩き
2009年8月11日(火)

天候:晴れのち曇り
コース:河原坊~山頂~小田越~河原坊

快適なうすゆき山荘を後に河原坊登山口へ向かう。


うすゆき山荘

私のいつものパターンだと、沢筋のバリエーションから山頂と思ったが、
奥鳥沢を見たところ上はガレガレで記録見てもいまいちなので
河原坊からコメガモリ沢沿いの一般ルートから行った。
河原坊駐車場にはもうすでに上がった人、これからの人などの
多くの車が止まっている。
さすが百名山。←あまりこれすきではないが・・・・


河原坊登山口

沢の左岸沿いから何回か徒渉しながら上がると、途中左俣へ入り
中間尾根に取り付く。ここが結構な急登でお花を見ながらガンバ!
ヤマハハコやヒメシャジンなどきれいである。
そしてこの山のメインと言ったら、ハヤチネウスユキソウである。


ハヤチネウスユキソウ

ちょっとわかりにくいが、旬を過ぎたものである。
この時期だとちょっと遅いが、人も少なくいいかもしれない。
岩場の急登を頑張ると直で山頂に飛び出す。
晴れていて気持ちいい。下界は雲海で見えないが、天気に恵まれた。



山頂と山頂の避難小屋である。
山頂には早池峰神社の奥社があり、いろいろ祀ってある。
小屋は快適そうで、高山植物パトロールのおじさんが泊まっていた。
軽く食事をして下山。御田植場と言うちょっとした台地の木道を行き、
小田越の登山道へ。
このルートが一般的のようだ。多くの人が上がってくる。
途中八合目に長いハシゴ場がある。


ハシゴ場

ここを過ぎたら、雲の中へ。小田越はコルになっておりその稜線上は
雲の通り道だ。
途中雨も降るが、雲の中だから仕方ない。
樹林帯に入り、少し行くと小田越山荘の建つところへ出た。
ここは駐車場がない。しかし不届きものが路駐をしていた。
そしてつまらない舗装された林道を20分。
河原坊へ到着。この時点でほぼ満車状態であった。
しかも全国のナンバーが・・・
近くに温泉がないので、花巻まで下りてから花巻温泉奥の台温泉へ。
こぢんまりしたいい温泉であった。

この日に仙台の大行沢予定であったが、予定が1日ずれ込んだため
当初の予定通り、那須高原へ行く。
那須はもう東北ではないが・・・

東北ツアー(初日)

2009年08月16日 | 旅行(山以外)
2009年8月10日(月)

場所:平泉(中尊寺、毛越寺)
天候:曇り時々雨

夏休み~!高速道路がせっかく千円である。
ちょっと遠出してみようと、東北山ツアーを計画。
9日に出発し、当初登る予定の早池峰山登山口へ行こうと思うが、
10日は雨ぽい・・・
しかも、上信越道の妙高付近で渋滞に引っ掛かり、
だいぶ時間もかかってしまった。
一関に夜中着。結局10日は、平泉見物にした。

朝から降ったりやんだりの天気。
とりあえず、中尊寺へ。10数年ぶりである。



いつ来てもいい雰囲気の場所である。
雨はひとまずやんでくれている。
ここの見物は、金色のお堂。その他にも国宝級のお宝がたくさんある。
一通り見て、帰ろうとすると正面から見たことある人達が・・・
職場の後輩3人であった。日本も狭いね!
そして徒歩にて毛越寺へ。
ここは昔の建物はほとんど残っていない。庭がきれいなところである。
茶店でずんだ餅などをいただき、駐車場へ戻る。

4号線を北上し、花巻から早池峰登山口へ向かう。
東北はきれいな無人小屋多いが、今回泊まる「うすゆき山荘」もその一つ。
あたりも暗くなり、雨も激しい中到着。
2名の先客があった。
軽く一杯やって寝るzZZ