ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

信州北部(関田)・鍋倉山(1289m)

2015年02月25日 | BCスキー
2015年2月25日(水)

天候:曇り

いつものシーズンに比べたらちょっと山行けていないかな。。。
これからもあまり時間取れない。
と言うことで、地の利と時間を生かして早朝というか深夜発山行を実施。
まずは、今シーズンまだ行っていない鍋倉へ。
天気はまずまずで駐車地も問題ないだろう。
道路には行きもなく快適であったが、さすが飯山。いつもより雪が多い。
まだ、誰もいない中、ヘッデンつけて準備。
昨日までのトレースでボコボコの横を行く。
上部の県道が雪でわからず、池のあるだだっ広い所で少し右に振り過ぎて時間ロス。
小屋の前で休んで、尾根に取り付く。地形がはっきりすれば暗闇でも大丈夫だ。
ただ、雪は堅いのでクトーつけて、ボコボコトレース避けつつ登る。
杉の木の辺りで一本入れて、ブナの林に入ると空も白んできた。



少しガスってきたか。
ブナの快適な林を行くとやっと明るくなる。何とかご来光までには上がりたい。



山頂直下は木々も白く綺麗だ。



ガスが上がってくる



程なく山頂。やはりラッセルがないと速い。2時間半くらいか。
山頂に着くと、妙高山と火打山が少し焼けていた。


妙高方面


関田山脈南方面

風はないが少し寒い。そして今回、ニューメンバーのワルボボを連れてきた。


ワルボボ


ご来光その1


その2

予定より早く着いたので、山頂で少しノンビリしてドロップ準備。



下は一部雲海が出来ている。
雪質は、まだ冷えているのでカリカリ君。



ブナの林に癒やされる。





スキーもよく走り、制動で少し筋肉使ったが、これもまた山スキー。
いつもの作業小屋の雪の量も多い。



帰りに気づいたが電線がだいぶ低い。注意です。赤テープ着いてました。



30分くらいで駐車地へ。県外ナンバー2台来られていた。
撤収早々にして、下界の仕事に向かう。
これも山スキーのなせる技である。



越前・銀杏峰(1440m)

2015年02月23日 | BCスキー
2015年2月21日(土)~22日(日)

第1日目

天候:ピーカン(中間部より強風)

いつもは月一くらいでツアー出かけるが、今シーズンは仕事の絡みもあって、なかなか出かけられなかった。
そんな21日は全国的に晴れということで、秋に偵察に行った銀杏峰へ。
数年前に白馬のBCで福井から来たパーティーに聞いていた「げなんぽ」。
名前にインパクトがあって、いつかは行きたいと思っていたのである。
今回は、志目木谷をドロップ予定で行って見る。
金曜に宴会後、白鳥まで前進。早起きして大野を目指す。
下界は意外と雪少ない感じである。
いつものコンビニに寄って、宝慶寺をめざす。


荒島岳


銀杏峰と部子山

朝陽の出る前の朝靄の立つ山々。綺麗であった。
7時過ぎに宝慶寺手前の三叉路に到着。すでに10台近く停まっていた。
地元の方に親切にしていただき、駐車スペースを作ってもらう。




三叉路

スキーの方1名見たが、ほとんどがツボにワカンかスノーシューであった。
まずはいこいの森まで林道ショートカットして行く。
ここから名松新道を行く。赤松の尾根だ。
ここから、広めの尾根に出るとブナなどが出てくる。
仁王松の辺りで一本。
この後、ワカンのおじさんとお話しする。以前白馬に住んでおられたようだ。
今は大野におられるとのこと。そして、「里山銀杏峰を愛する会」のHPの管理人をやられているようであった。
お互い写真を撮り合う(笑)



挨拶をして先を行かれた。シュートレースは登りにくいので、プチラッセルしていく。
途中から志目木谷からの風が強くなってきた。気温は高い。



ブナの素敵な斜面を上がっていくと、前山が見えてくる。


ぶな~



後ろを振り返ると大野盆地から白山が綺麗に見える。





風強いので、前山手前で一本入れて前山の斜面に取りかかる。



この辺に来ると上に至る尾根が見渡せる。



風が強い。たまにふらつくくらいである。


前山

風強いので写真撮って、コルへ下る。
ブナの斜面登って、緩斜面の尾根を行きを少し繰り返して行く。


部子山


名松コース


白山

ブナ坂登ると森林限界となる。夏は笹原だ。


志目木谷稜線

さて、どこから下りようかしら。。。


部子山と小葉谷

小葉谷も良さそうだ。南風強く、各谷へ雪が飛んで行っている。
この3日くらいの地元の天気をすでに聴取してあるので、ウインドスラブはまだ形成されていないだろう。
ガスっていたら迷うであろう、広々とした天竺坂を登れば山頂だ。
そういえばブナ坂で先のおじさんに会った。風強く寒かったとのことであった。


天竺坂斜面

大展望の山頂に着くも風強し。


山頂

山頂の看板も祠も雪の中であった。
風が弱そうなところに人が集まっていた。


山頂と休憩の人たち


山頂から白山

360度大展望である。日本海も見えた。西の山々も見渡せた。
さて、休憩してから、先に見ておいたドロップ地点へ。ここで3人組のスキーヤーにやっと会う。
ほとんど歩きの人たちであったので、嬉しい気もするが風強く挨拶もろくに出来なかった。


ドロップ地点

まずは私が行ってみる。堅めのパックスノーである。カリカリでないので快適。


出だし

ちょっと先の見えないところもあったが、行ってみると広々している。





谷へ下りると風も弱まり快適。ヨーさんも斜度はあるが、雪質が滑りやすいのでスイスイ来る。



斜度が落ちると重パウだ。







写真撮りながら一気に来た。



中間部は直線的。この先、右俣との二俣。


二俣から下を見る

基本左岸を行った方がいい感じだ。
昼も過ぎ気温も上がって、両岸からスラフが出ている。一カ所、湿雪雪崩のあともあった。



左にカーブしたところを行くとその先に林道が出てくる。



あとは林道を適当にショートカットして行くと右岸へ渡る橋がある。
これを渡って、林道行く。林道終点の水車小屋へ行くと車まで遠くなるので、途中杉の植林帯をショートカットして
志目木谷の橋の近くに出た。


車道の橋

ここから10分くらいで駐車地へ。まだ、歩きの人たちは戻っていなかった。
スキーはやはり速い。山スキー万歳!の素敵な一本であった。

あとは、今回初めて福井市に宿を取ってみた。
繁華街の中で、福井グルメのソースカツ丼元祖のヨーロッパ軒の近くだ。
ホテルも近いので、早速一杯ごちそうになり、温泉に入って、夜町へ繰り出したのでした。


第2日目

曇りのち雨

午前中は天気持ったが、今日は毎年行っている永平寺へ。
写経したりして、心静かに一日を過ごしたのでした。
ゴマ豆腐食べて、夕方からは飛騨牛&平湯温泉でまったりして帰路についたのでした。

極太板もう店終いかな~。。。








信州北部・真那板山(1219m)

2015年02月23日 | BCスキー
2015年2月17日(火)

天候:曇り一時雪のち時々晴れ

天気は、南岸低気圧来たりしていてあまりよろしくないが、影響の少ない北へ。
以前から行きたかった真那板山へGOである。
ゴン降りの松本から北へ行くに従って雪の降り方は弱まっていく。
しかし、小谷は標高低いところは小雨模様のところも。
それでも行くだけ行って見ますかと、大網から少し奥に駐車する。
着いてから準備していると、太陽も顔を出してきた。



まずは田畑の段々を行き、杉林へ。



今回・875の尾根に取り付いてみた。結構急で途中岩っぽいところも出てきて
なかなか上級の登りである。この尾根の右が登り易いであろう。
次回はそちらへ行ってみたい。



尾根から沢状は比較的登りやすい。この辺からブナ~



山頂稜線手前も少し急であるが大したことはない。
たまに太陽も顔を出す。



山頂へは、晴れていたら大展望のところを行く。気持ちええやろな~
程なく山頂へ。



風もなく気温も高いので、ゆっくりする。



ぼぼも滑降準備だ。
雪質は、最初ちょいパウに下部は重重であるが、妖怪が出なかったのは幸いだ。







程なく、元のトレースに戻り駐車地へ。
気温高く春のようであった。

帰りはいつものように姫川温泉は朝日荘かなと思ったら、その横に新しい日帰り入浴施設が出来ていた。
源泉も違うらしい。なかなかよろしゅうございました。
そして、パタ寄って、初めてラッピーさんへ行って見た。平日にもかかわらず大盛況であった。

今日もいい山でした。


飛騨・SI ブナパウ尾根

2015年02月15日 | BCスキー
2015年2月15日(日)

天候:雪

金曜くらいまでの予報だと日曜はいい天気~のはずが、高気圧の動きが遅いのかそのまま西高東低の様相。
3時半起きして、気合い入れるが高山市街から白川郷もゴン降りである。
よって、当初の予定の駐車地もローカリズムを尊重すると停めるわけにも行かない。
R156も御母衣ダムから荘川方面が除雪追いつかず通行止め。
まあ、次から次へとケチがつく。。。(笑)
それで、こんな時はブナパウでお手軽に行きましょうと滑り主体の山行に切り替える。
昨年より倍以上の降雪量である。



いい雪降りであるが、次から次へと車が来る。
林道も昨年とは大違いであった。


本日


昨年ほぼ同時期

この辺で4m近くある。道の脇には深い溝があり注意。
すでに早立ちの方のトレースをありがたく使わせていただく。
斜面へは我々はすぐに取り付き、膝ラッセル。下部はかなり雪が重たい。
気温も高く大汗だ。
途中、前者のトレースに合流した。


ぶな~

一旦傾斜も緩んでから上部は、気温も低く軽いパウダーに変わる。


ぶな~2

風が徐々に強くなってきた。適当なポコでハイクやめ、大変申し訳ないがドロップ。
斜度があるので、楽しくないわけがない。


師匠ブナパウ




雪風呂中

私もスピードターンで。





下部の重々はスラフ出たりしたが、斜度あるためストップすることなく行けた。
下に下りてきたら、天気回復傾向でした。
時間たっぷりあったので、いろいろ偵察に行き、次回以降の参考とした。



飛騨・猪臥山(1519m)

2015年02月15日 | BCスキー
2015年2月14日(土)

天候:雪ほんの時々日射し

F師匠と一年ぶりに飛騨の旅へ。
土曜は、ゆっくり出発して高山の西の猪臥山(いぶしやま)へ。
ここ、小鳥峠からのがよく紹介されているが、今回は猪臥山トンネル南からアプローチ。
雪はしんしんと降りしきる。



ここの駐車帯は比較的広めでよろしい。
彦谷左岸の唐松林を行く。うっすら以前のトレースが残っている。



林道に出て、そのドン詰まりで対岸の尾根に取り付く。



ラッセルはブーツ程度。


中間部

中間部くらいまでは快適であったが、上部はヤブうるさい。
稜線出て、ポコをうまくやり過ごせず、登ったり下がったり。。。



山頂手前の祠もすっかり埋まっている。



たまに日射しも見える。風がないのがいい。



山頂の標識はすっかり雪に埋もれていた。



少し休憩後、小鳥峠方面の北面を少し落とす。



峠から来るとこの鳥居に出る。登り返して、祠からドロップ。


プチパウ

途中、彦谷へ落とす。斜度もあり北面なので雪もいい。


パフっ

あとはトレースに合流して駐車地まで。駐車地の囲いに登山口の札。



今日は、高山泊まりなので、遅い昼食はいつもの高砂で高山ラーメン。
宿では飛騨牛御膳いただいて、早めに就寝したのでした。

戸隠・五地蔵山(1998m)

2015年02月13日 | BCスキー
2015年2月11日(水)

天候:晴れ時々曇り

久々?のお山へ。
グリーンシーズンは、何回か行っているこの山へはスキーでは初めてである。
F師匠をピックアップ後、6時過ぎに大橋に着くがゲロ混み。
路駐は迷惑極まりないので、牧場入口へ。2台停まっていたが、こちらは空いていていい。



帰りに登り返しがないよう、うまくトレースつける。





戸隠山とこれから行く山が朝の日差しに当たって綺麗だ。





一カ所、針葉樹林のところは細いが問題なし。



快適にブナの林を上がる。
上を見ると10名くらいいたが、途中すれ違う。スノーシューの集団であった。


山頂と五地蔵沢


山頂手前から五地蔵沢

五地蔵沢は南東方向なので、昼には重くなるだろう。


高妻山

山頂から高妻、妙高、黒姫が見えたが、遠方の山は見えず。





昼前に到着し、風も穏やかなので山頂でゆっくりしてから貸し切りのお山を滑る。
まずは、氷沢川源頭の北面。


バフッ!


バフッ2





北面はさすがにいい雪であった。

途中でうまくトラバって、登りの尾根越えて五地蔵沢へ。
こちらはやはり重くなっていた。


五地蔵沢下部

途中、妖怪板つかみに何回か捕まりそうになるが、スーパーファットのため何とか逃れる。
うまく行きのトレース合流して、駐車地に戻る。
下りは、1時間もかからずあっという間でした。
だから山スキーはやめられない。  んっ?どっかで聞いたことがあるような。。。

上信・四阿山BC

2015年02月01日 | BCスキー
2015年2月1日(日)

天候:曇り(強風)

下界は、西高東低で晴れていたが、山は雲の通り道となっていた。
四阿高原ホテルの登山者駐車場へ停めて、出発。
すでに山岳会であろうか、10数名のスノーシューとスキーの混成グループ出発。



この時点では天気も良かった。
林の中も風もなく快適。昨日までに降ったものか、軽い雪がトレースをリセットしていた。



牧柵越えて無木立の牧場へ出ると結構な風。


菅平牧場

何とか風に耐えながら登ると樹林帯は静かなものであった。



下を見るとたまに牧場が見える。



尾根も樹林が少ないところは強烈な風。標高2200mくらいでいい時間になったので、
山頂目指さず残念ながら下りることにする。



シュカブラのところは堅いがガリガリではなく、パックされた感じであとはパウであったので快適に下りる。
登りのトレースは結構消えていた。



下りは早いものであっという間に駐車地へ。
この山何回も来ているが、初めて途中ドロップと相成った。まあ天候悪い時に無理することもない。

南ア北部(諏訪)・入笠山(1955m)

2015年02月01日 | BCスキー
2015年1月31日(土)

天候:曇り時々晴れ

もう1月も終わり。早いですね~
この日は、西高東低で北部は雪。少しでも天気いいところと言うことで、十数年ぶりに
入笠山へ行った見た。
少しお寝坊しても高速下りてすぐのアプローチ。よってパノラマスキー場も激混みである。



ゴンドラで山頂駅へ。


ハイキング案内板

スキー持って少し行って、滑る準備。唐松の林抜け入笠湿原へ。


スズランが綺麗な斜面

雪は、南岸低気圧で冷えていたのでいい感じのパウである。
湿原でシールつけて再出発。
林道行くと旧スキー場跡へ。


旧スキー場

ここを回しているテレマーカー2名がいた。
あとは、ボーダーさん2名にツボ、圧倒的に多いスノーシューの方々。
この日だけでスノーシュー50名近く見た。相当人気である。
旧スキー場から一登りで山頂。風が強いが天気はそこそこ。


山頂


富士山


入笠牧場と諏訪湖

風を避けるため、山頂東側で休憩。続々と登ってくる。スキーヤーも結構来た。





休憩もそこそこに当初ヤブっぽい斜面を下りて、牧場出たりして旧スキー場へ。


パウ

いい感じで滑って、あっという間に入笠湿原。
ここで山ガールのツアー登場。



これだけいると圧巻である。
あとは、ちょろっと遊んで、ゲンレデ滑るも、足パンパン。。。
何故か圧雪されたゲレンデは苦手なのでした(笑)



飛騨(平湯)・輝山(2063m)

2015年02月01日 | BCスキー
2015年1月29日(木)

天候:ピーカン後高曇り

この日も早朝から行動出来なかったので、近場の平湯へ。
ここ数年、輝山へはあまり天気が良くない時ばかりであったが、今回は久々のピーカンで行って見た。
前日などあまり天気よろしくなかったが、標高低いところは雨から雪に変わった感じである。
堅いところにうっすら粉雪の状態であった。


ゲート付近

週末のトレースもリセットされておらずであった。
ゲートは昨年来た時は半分くらい出ていたが、すっかり埋まっている。
尾根の登り口は、下の堅い層が滑る。よって、クトー装着。
トレースもあり、久々にラッセルせずに楽に上がれる。


鉄塔下


鉄塔

大体ここでラッセルしてくると1本であるが、半分の時間で来られた。
それでも景色良くなってきたので、1本ですが。。。


金山岩と十石山

日射で雪緩んできて少し下駄になってくる。


鉄塔上

一旦、傾斜が緩むところでボーダーさん2名に追いつく。
1本軽く入れて、南尾根を写真撮りながら行く。


南尾根上部

西の白山が綺麗であった。


白山方面

尾根から山頂への分岐で、笠と黒五



山頂からも槍穂など大展望であった。


槍穂

久々に山頂で北アルプス見た感じ。
山頂で休んでから、今日は東峰へ行ってクラッシックルートの南東尾根方面へ下りる。
コルへ下りる途中に大展望のところがある。


槍穂2

樹が邪魔にならなくていい。


笠ヶ岳

コルから登り返して東峰へ。


東峰

ここからシール外してドロップ。
この少し前くらいから高曇りになってきた。よって、プチモナカも登場。


尾根上部


南尾根方面

・1916は右から巻く。その後尾根に乗っかるが、途中細くなる。
そこで左の沢状へ。あとはうまくダケカンバの林に出るとスカイラインへ出る。


ダケカンバの林

トレースもいっぱいのスカイラインを駐車地へ戻り、周回完了。
満足の1本であった。これがパウパウなら言うことなし。