ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部(立山)・室堂周辺、浄土山(2831m)

2014年11月17日 | BCスキー
2014年11月15日(土)~16日(日)

11日に偵察に行き、12日以降の降りで滑降可能でしょうということで、この週末出陣!
室堂の絹さん曰く、1,2回立山側からのバスが運休にならないとダメという通り、
木1日、金早め切り上げ、土1日運休となり、充分滑降可能となった。

第1日目

天候:雪

今回は、スノボーからスキーに転向させて4シーズン目のあーさんと2シーズン目のヨーさんの
2名をお連れしての初滑りツアー。
土曜と言うことで、早めに無料駐車場取らなければと行くが、拍子抜け。
ガラガラである。ラッキー。
大町温泉郷を過ぎた辺りから雪模様であった。


無料駐車場

この辺で10cm位か。


扇沢ターミナル

いい感じで降ってますよ~
ターミナルもいつもより少ない感じである。それでも1番に乗るために多くのBC愛好者が並んでいた。
今日は、天気もそんなに良くないので、こちらは2本目で行きましょうとベンチでノンビリ。


1発目の列

2本目はBC愛好者少なかったが、観光客タイムであった。まあそれもダムまで。
ダム以降は、空き空き。


黒四ダム

室堂に着くと、立山側からは運休のため空いている。
天候もそんなによろしくないので、喫茶リンドウでダムカレーを食す。
他にもそんなパーティーがおられた。その中によく覗かせてもらうブログのご夫妻がおられた。
そのブログ見ると思いっきり私が写っていた(笑)
「青い山、白いヤマ」の方々。精力的に山行かれています。


室堂

視界はあまり良くないが、本日の宿泊場所みくりが池温泉へ。
看板のエビの尻尾がいい具合に発達している。



みくりが池温泉に向かうのにアップダウン2回あるが、凹凸よく見えず2人とも転がっていた。


みくりが池温泉


みくりが池

荷物をデポして、散歩がてら警備隊の所にいる絹さんの所へ顔を出しに行く。
みくりが池を左に回って室堂山荘へ行く。
風は強いが、行けないこともない程度。視界も開けたり不良だったり。
室堂山荘から少し室堂ゲレンデの方へ上がって、今シーズン初滑り。
少し上の方にスキーヤーとボーダーさんいるが、視界が悪くお互いガス待ち。
この時、霰が降ってきて急に気温下がったように思う。気温-10度。
たまに見えるターミナル目指して、ドロップ。パックパウダーであった。吹きだまりはパウ。

祝!初滑り!!ガスガスでしたが。。。

絹さんにおみや渡して、みくりが池温泉へ戻る。
温泉入って、たっぷり夕食いただいて爆睡モード。





お二方は、テニス見るとかで23時に起きていったみたい。私は爆睡で気づかず。


第2日目

天候:晴れのち曇り

今日は、確実に天気いいでしょう。起床して窓開けたらテンションアゲアゲ~
速攻、朝食いただいて、出発準備。
外へ出てみるとピーカンの予感。いいツアーとなるでしょう。
思ったより寒くはない。


立山連峰


みくりが池と浄土山


朝光当たる剱岳


地獄谷と奥大日と大日岳

今日も昨日行ったみくりが池左ルートへ。


みどりが池と立山連峰

室堂山荘裏も多少藪出たところもあるが面ツルのいい斜面で飛び込みたくなるが、我慢。
称名川側の尾根から1パーティー上がってきていた。
我々は一ノ越へ向かうトレースに入る。先頭は団体さんである。
それでもまだバス来る前なので少ない。
途中から、右の沢状へ入っていく。こちらにトレースはない。


称名川源頭

雪質は、パックパウダーだ。
1本取ってから、通称スキーヤーズレフト前進。



一ノ越への喧噪をよそにこちらは貸し切り。
一番と思いきや、1本いいシュプールが入っていた。
おそらく、我々が浄土山の北面カール付近に通過中に、いい粉あげて称名川へ飛び込んでいった方かと。
シュプールは浄土山東面から刻まれており、その形からかなりの猛者とお見受けした。
まあ我々は比較的斜度の緩い南東面へ。




浄土山東面カール

この右の小尾根から登りあげる。登っている途中に縦走路をスキー担いで登って行く方もおられた。
山頂稜線は風強し。斜面は、堅くなく難なく登りあげられた。


山頂

11日には、祠とか山頂標識見えていたが、今日はすっかり雪の中であった。


山頂から剱方面


立山連峰


龍王岳と針ノ木岳

針ノ木も随分白くなった。


白山方面

白山も白く浮かび上がっている。
そうこうしているうちに、先のスキーヤーさんカールへ飛び込んでいく。



気持ち良さげ。
こちらも行きますか~


ヨーさん


一ノ越に向かって


あーさんもいい感じ~




私も脳内麻薬出まくりで雄叫び上げる(笑)
地雷2回ほど踏んだが大したことはない。
途中、当日組み上がってきたが、残念ながらファーストいただきました。
あとは、快調に進みターミナルへ戻る。
諸般の事情によりヨーさん早めに切り上げ見送り、あーさん室堂ゲレンデ。
私はというとまったり温泉浸かっていたのでした。
途中会った、雷鳥方面の方に話聞くと雷鳥沢ファーストの方々のようで、多くは剱沢滑りに行ったとのことでした。

1日目はガスガスでしたが、スキーが使えた喜び。
そして、2日目は好天&良い雪質で最高の開幕となりました。
1年の約3分の2は雪山。使わない手はないでしょ(笑)


北ア北部(立山)・室堂山~浄土山(2831m)周回

2014年11月12日 | 山歩き
2014年11月11日(火)

天候:ピーカン

祝!初滑りといきたいところだが、今回は、祝!雪山!で。
どうも冬型が続かない。いつもはこの辺りで滑っているが今回はそうも行きそうにない。
日曜は、富山にいたが下界は雨模様。山は降っているでしょう。
月曜に上がった立山ガイドさんの情報によるとまだ滑るほどはないという。
まあ行くだけ行って見ましょうか。
そして、山スキーヤー視点で色々見てみましょう。

早起きして、一路立山駅へ。11月からは感謝月間と言うことでアルペンルートも2割引。
一番が、0820なのでノンビリ行けた。


ケーブルカー

雪もないということで、お客さんも少ない。しかし、ボーダー2名いた。
室堂に到着後、早速テラスで偵察。


国見岳


室堂ゲレンデ

この辺はさっぱりである。


室堂平と立山

天気はすこぶるいい。風もなく穏やかである。
地面は、踏み固められたところは凍っている。早速、アイゼン装着。
室堂山荘方面へ。山荘の辺りで先のボーダーさん称名川源頭をドロップして行く。


源頭部

とりあえず、室堂山方面へ。トレースはしっかり付いている。



雪面は堅めもしくはモナカであった。沢筋は少し吹きだまっている。



上部の台地状に乗り上げて西側を見たところ。行けそうな所もある。


上から室堂平方面

いつも滑っているところだ。沢状の凹状は吹きだまっている。
室堂山展望台からは、大展望。しかし北ア南部は雲の通り道となっていた。


薬師岳と黒部五郎方面


白山


槍ヶ岳方面

ここで休憩してから浄土山の西面を上がる。


雷鳥さんの足跡

ここもトレース付いており楽である。1Pで浄土山。
まずは立山方面。


立山方面

浄土山山頂は結構雪ついている。神社裏ルンゼも繋がっていた。
雄山から御山谷方面へのルンゼも繋がっている。


別山方面

大走り尾根は見えるところは雪ついていた。ボーダーさん達はそちらへ行ったのであろう。
大走り沢は見えず。雷鳥沢は雪少なし。真ん中の大岩など出ていた。
あちらは陽当たりもいいので、少なめな感じである。


浄土山山頂

山頂から富山大研究所方向へ。
浄土山東カールは、いい感じである。


山頂すぐの稜線から東カール

もう少し進んだところからも1枚。


その2

そして、縦走路に出てから雄山方面



御山谷は、まだまだ少なめ。


称名川源頭部

源頭部は沢状は吹きだまっており、かろうじて行けそうである。


御山谷源頭部

小屋の裏は面ツルのいい斜面があったが、その下がまだ岩岩。


称名川源頭部その2

夏道の辺りは雪あり。その下は岩岩。


浄土山東カール

下から見たところである。行けそう。


称名川源頭部から雷鳥平方面

まだこの辺は厳しいね~
ここ下っている途中、スキーヤー1名すれ違った。
私と一緒で岩&藪スキー大好き人間であろう(笑)


浄土山北東面カール

ここは夏も一番遅くなで残っているところである。シュプールがあった。


称名川源頭から雷鳥平方面その2

雷鳥平方面、あらら(汗)という感じである。


浄土山北面カール

ここももう一息という感じである。

ということで、本日(水曜)夜から明日1日降ってもらって、何とか週末の初滑りには間に合いそうである。
それでは皆さん週末立山で会いましょう。

飛騨・籾糠山(1744m)

2014年11月12日 | 山歩き
2014年11月8日(土)

天候:曇り

このところ飛騨の山ばかりだが、いい山が多い。
ここ籾糠山も以前から行きたいと思っていた山の一つである。
紅葉シーズンなどは結構な賑わいのようであるが、11月に入るとめっきり人もいなくなる。
この日も6パーティーくらいであった。
朝一でうちを出発し、白川郷の展望台に寄ってから国道360号を天生峠へ。


展望台より


天生峠看板

すでに数台停まっていた。
準備して出発。整備された道を行く。


登山道入口

天生湿原への観光ルートでもあるので、整備はされている。
程なく天生湿原。


湿原北側
1周出来るように木道がつけられていた。行きは右から回った。


湿原南側

春以降の雪解け後は、綺麗なお花が咲くようだ。
南の端から籾糠山への道へ行く。
ルートは3本あり、一番右のブナの道へ。


ブナ林

この辺は、ブナとカツラが多い。ブナの急登を一登りで休憩にいいベンチがあった。
そこで軽く休んで緩くなった登山道を行くとツガなどの針葉樹林帯へ。
開けたところで山頂が見えてきた。


山頂方面

山頂へは急登を一登りで到着する。途中、アサギマダラがお亡くなりになっていた。
南方へ行かずに寒さにやられたか?綺麗な状態であった。



山頂に到着すると一組の親子がいた。


山頂標識

そんなに広くはないが何組かは休める。
すぐ隣りに近くて遠い猿ヶ馬場山。


猿ヶ馬場山

谷を挟んですぐであるが、夏の登山道はない。
今冬にでも再度挑戦してみようか。
山頂からは通常大展望であるが、この日は低気圧も接近していることもあり曇り基調。
たまに乗鞍岳や穂高岳方面見えるも遠くのお山は見えなかった。


北アルプス方面

山頂で休んでいると、カラ谷ルートから登ってきた団体さんや前後して出発した方々が登ってきた。
混できたので下山。帰りは木平湿原へのルートを取る。
まずはカラ谷へ下りる。


カラ谷出合

そこから一登りで稜線に出てしばらく行くと木道のある木平湿原。


木平湿原

ここから下ると、朝行ったブナルートとカラ谷ルートに出合う。
そこから少し登ると天生湿原。帰りは行きに寄らなかった小島の祠をお参りした。





峠に戻って、温泉は五箇山の温泉へ。



ダムのほとりで景色はいいが、塩素臭たっぷりはいただけなかった。

そして、雨晴海岸へ行くも今回も富山湾越しの剱立山は見えず。
ここは全敗である。いつかは看板のような景色を拝みたい。





氷見の民宿でブリなどの海鮮三昧に満喫した。


越美・銀杏峰(1440.7m)

2014年11月04日 | 山歩き
2014年11月4日(火)

天候:曇りのち晴れ

3日当直明けで、うちの雑事をこなし夕方発。
高山の松之木峠手前で、デカいクマ五郎轢きそうになる。
マジ、焦りました。今までシカ、カモシカ、狸に狐、テンにおにゃんこなどにはお目にかかりましたが、
クマは初めてです。しかしクマも轢かれたくなかったか、寸前で止まったようです。
タイミングは完璧当たっていましたが。。。
飛騨に来てからは、雨は降ったり止んだり、越前大野に着くまでも降ったり止んだり。
あまりこちら側は良くないようです。
大野は、あまり車泊適地がないように思う。まあしっかり寝ましたが。。。

朝もパラッと来たが、天気図的には大丈夫でしょう。
さて、銀杏峰と書いて、げなんぽ と読みます。
この山、数年前に若栗の頭で会った福井のテレマーカーさんに聞きました。
福井の方のホームはどこ?と聞いたところ、このインパクトのある名前が記憶に。
福井の山は、まだ荒島岳のみでしたので、この機会に行って見ようかと。
まずは、町のコンビニから宝慶寺を目指します。
山の稜線は雲の通り道となっています。
宝慶寺橋の手前を左に上がり、宝慶寺いこいの森へ。
ここにキャンプ場があり、駐車場及び登山口もここに。


いこいの森

ここからすぐの登山道が名松新道。ここから林道を行くと小葉谷登山道。この登山道入口にも駐車場ありますが、
小葉谷から名松新道周回としたので、ここに停め、トボトボ林道を歩く。






小葉谷橋

この橋過ぎて、一登りで登山道入口へ。林道1P歩くのでうんざりくるが我慢。


小葉谷登山口

ここで一本入れて、細尾根へ上がります。結構急登です。
一登りするとまた林道と行き合い、左少し下へ行くと、また尾根に取り付きます。
そのすぐ上が、この山の由来ともなったと言われる銀鉱山の跡がある。



ここからも急登上がって行きます。北斜面のため、まだ陽は当たらず。


虎ロープが至る所に

広葉樹林の尾根を行くと比較的大きめのブナ。ここで一本。




ブナの木

この山も「銀杏峰を愛する会」の方々がボラで整備されているようだ。
看板もしっかりしていて、道も整備されている。
後ろに大野市街の盆地。



だいぶ高度稼ぎました。この山も1000ちょっと登ります。
この尾根は一気に突き上げています。あと、小葉谷を右左に分けている尾根でもあります。
ブナの木から上がって行くと100m毎看板が。


1200m


1300m

1300m看板までは急登続きますが、その上は低木帯となり傾斜も緩みます。


1380m

この辺りが極楽平。山頂付近は広い稜線となり歩きやすい。
この辺の山、雪深いためかわからないが、山頂付近は低木帯か笹原である。


山頂方面

この広い山頂部には散策用の道もあるようだ。


案内看板

程なく祠のある山頂。


山頂と白山、荒島岳

360度大展望の貸し切りだ。


大野市街と白山、荒島岳方面


遠く御嶽山


姥ヶ岳と能郷白山方面


福井市、日本海方面

先週に比べ、この連休で随分白くなった。乗鞍、北ア方面もよく見えた。
そのうち、声が聞こえてきた。私と同方向から2人組みが上がってきた。少しお話しして、軽食とって下山準備。


山頂と部子山

隣の部子山はここより少し高い。あちらも何れ行ってみたい。


白山


名松新道方面

天竺坂を下るともう一本の登山道、中島親水古道。




分岐

分岐の所に刈り払いされた展望台があった。


山頂方面


部子山と小葉谷登山道

この小葉谷が山頂から滑られている。しかしこの辺りからのドロップは、随分急傾斜である。
その後の谷は良さげ、林道も登り返しなくいい感じではある。
あとは、ブナの林を下りていく。


ぶな~

30分くらいで前山。


前山

ここで石川からの方々が上がってこられた。いろいろお話していたら、
もう引退されてノンビリしているのかと聞かれた。。。(笑)
そんなに年取って見えるか~?ガックリ。。。
あとはまたブナの林を下る。こちらの方が尾根も広くいい。冬もここ上がっているようである。


ぶな~

下の方へ行くと、松に看板が。いくつかあったが、これが一番デカかった。




羽衣の松

この辺から混合樹林帯。この尾根滑っても楽しそうであった。


ドライフラワー寸前のアジサイ

杉の植林行くと、元の位置へ戻ってきた。


ログハウス横の名松新道入口

まだ、13時前であったので、前々から行きたかったこの下の宝慶寺へ。


この手前の駐車場に停める


山門



本堂でお参りをしていると修行僧の方など集まり始めてきた。
中には外国の方や女性もチラホラおられた。
ここは近くの大本山永平寺の次の格式ある道場でもある。
いつでも坐禅など受け付けているようである。雰囲気も肩苦しくなくいい。
いずれ、鍛えに来ようと思う。

いいお参りをして、気持ちもすがすがしく帰路につく。
帰りは九頭竜温泉でお肌ツルツルになった。

最近何か北陸づいているかも。



両白・三方岩岳(1736m)~野谷荘司山(1797m)

2014年11月03日 | 山歩き
2014年10月29日(水)

天候:晴れ

まあ10月は忙しかったですな。
土日つぶれた分の代休をこの日に取ったが、うまいことにピーカン。
今年の2月に野谷荘司山へ滑りに行ったが、雪の状況がよろしくなくピークは踏んでいない。
ということで、三方岩岳と野谷荘司山セットで登ってみた。

白山スーパー林道の三方岩登山口から行けばすぐであるが、それではあっさり過ぎるので、
馬狩から周回コースとした。これで標高差は約1000mちょっとである。
早朝、休みのあったヨーさんと松本出発。高山で飯食って一路白川郷へと思ったら、
高速、6時まで整備通行止め。少し寝ながら待って白川郷へ。
白川郷は、低層雲の中でガスガスであった。
トヨタ自然学校前に車を停める。アジサイがドライフラワーになっていた。



冬はこの先除雪されておらず、ここまで。



支度してスーパー林道をトボトボ行くと、馬狩の料金所。
普通車3240円とちょいといい値段。それを稼ぐために、歩く!(笑)


馬狩料金所

料金所左の駐車場が登山口だ。



当初、白谷左岸を行く。少し行くと尾根に向けて急登を登る。


白谷

ちょうどこの辺の紅葉がいい感じである。



この辺はブナ林がいい。
尾根に上がり、尾根道行ったり、ブナの斜面を上がったりして高度を稼ぐ。
振り向くと、天生峠の向こうにうっすら白い剱と立山が見えてくる。


剱立山方面

合掌作りの萩町集落はまだ雲海の下である。



高度を上げていくと、冬らしい感じになってきた。



素敵なブナ林である。ここを登ると針葉樹林帯に入る。
途中、四等三角点があった。



飛騨岩が見えてからも、まだまだ距離ある感じである。


飛騨岩

尾根上を飛騨岩の右を回り込んで行くと右に加賀岩。
そこに山頂標識がある。


加賀岩

左の日陰は、ガッツリ凍っていた。ツルツル君。
一登りで山頂。林道からと思われる方が一組おられた。
ここからも景色はいい。


笈ヶ岳と大笠山

笈ヶ岳は、岐阜、石川、富山三県の境である。
登山道はなく雪の付いている時にしか行けない200名山である。
深田さんが百名山に入れるかと迷われた山でもある。
今この山一番行きたいかもしれない。


三方岩岳山頂

写真など撮ってから、飛騨岩の方へ戻り野谷荘司山を目指す。
今回は地形偵察も兼ねているので、じっくり見る。


白谷右俣


右俣2

小さなアップダウン繰り返しながら、白山北縦走路を行く。


馬狩荘司山方面

馬狩荘司山の尾根が白谷の右と左を分けている。


縦走路途中にある山頂

普通に歩いていると見過ごしそうである。
下山に使う、鶴平新道の尾根も見えてきた。


鶴平新道方面


白谷左俣

素敵な斜面である。我々の行った数日後に不幸にも雪崩事故があった。合掌
鶴平新道との分岐に荷物置いて野谷荘司山へ。
山頂には一組のパーティーが居た。それが、FB友のトモちゃんであった。


野谷荘司山頂

もう1人は地元のボーダーの方で、お互い話盛り上がりすぎた。楽しかった。
今シーズンのPatagoniaのカタログとそのビデオの場所がここ。


野谷上部

雪がなければ、ただの崖であるが雪が付けばビデオのように滑ることが出来る。
白山は、まだ雪なく茶色かった。


白山方面

そういえば、富士山も顔出していた。北アルプスも西側全山、御嶽までよく見える。
話もエンドレスの勢いであったが、適当に切り上げて下山する。
トモちゃん達は、林道登山口へ。


鶴平新道

1973年にこの下の大窪集落の大杉鶴平さんが開いた道である。
当初は、やせ尾根であるが、それが終わるとブナの急斜面。ここ滑るには最高であった。
歩いて下っているとなんか違和感がする。


ぶな~

新道入口に鶴平さんのお墓がある。合掌


鶴平新道登山口


多分鶴平さんのおうち

舗装道路を少しで、馬狩の駐車地へ。
いつも、敬遠していた萩町内の白川郷の湯へ。


白川郷の湯

平日で空いていて、いい泉質の湯であった。
汗を流して、高山ラーメンいただきに行く。今回は宮川中華そばへ。
九州ラーメンの様な細麺で、美味しくいただいて帰路につく。

さて、雪~降ってくれ~