ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア・立山室堂周辺

2009年11月29日 | BCスキー
2009年11月28日(土)~29日(日)

天候:1日目;ガス時々雪のちピーカン
   2日目;晴れのち曇り

祝!09-10シーズン開幕&初滑り(←自分)
ということで、3週間振りの休み。
天気がいまいちっぽいのと、水曜から風邪っぽい・・・
とりあえず、6時に起床して天候の確認。午後から日曜午前まで良さそう。
体調はすぐれないが、行けば治るでしょう!?
うだうだ考えても仕方ないので、0830出発!
うちを出る時は、小雨模様であったが、大町にはいると道は乾いていた。
1時間ちょっとで扇沢。10時のトロリーバスに乗る。空いている。
黒部ダムに出ると小雪が降っていた。


黒部ダム

ケーブルカーに乗って、ロープウェイとトロリーバスに乗る。
ロープウェイからは、私一人貸切だった。
室堂へ着くと、ターミナル出てすぐからテントだらけ。。。
先の三連休終わると、各山小屋閉まってしまうのでテントしかないが、
ターミナル出てからすぐにあるとは思わなかった。


室堂

20張りは軽くある。私はちょっとはずれに張らせていただく。
とそこへ騒ぎが!?テントが風で飛ばされてきた。
近くに来たので5人用テントをキャッチ!どうも張り方慣れていなさそう。
13時頃になると急速に晴れてきた。
この日はどこへも行かないつもりだったが、近くの国見岳見るとおいしそうな所に
シュプールがない。これは行くしかないでしょう。


室堂平から国見岳

他のガイドパーティーらしき団体さんは、室堂山あたりで遊んでいる。
昼食をとって、そそくさと準備。
トレースは、尾根の方へついていたが、一昨年行った室堂山とのコルを目指す。
雪は例年に比べ少ない。岩はまだ随分出ている。
稜線に着くといつもならスキーで行けるところが、リッジになっており
スキーを脱いでツボ足で行く。1時間40分もかかってしまったが、
山頂へ到着。スノーボーダーが先着していた。
狙っているライン行かれてしまうかなーと思ったら左へ振ってくれたのでよかった。
小セッピからいきなりの急斜面へドロップ!
硬い層に先の新雪が10cmくらい。快適にターンしていく。
3ターン目くらいからアドレナリン全開!
そして目的のルンゼに入って元のトレースに戻る。


自分のシュプール(よくわからんか・・・)

室堂周辺は、軽く行くにはいいところが多くあっていい。
テン場から見ると、私のとスノボーの兄ちゃんの2本のみ。
これを眺めながら一杯やる。いつまでも眺めていてもいいんだなこれが。
普通の人には理解しがたい心境です。
左右のターンのバランスがいまいち。左にキレがないみたい。
まあこれで満足で明日はいいかなどと少しヒヨっていたりもした。
夕方、立山連峰を見ると月と夕焼けがいい感じ。


月と夕焼けの立山

夜も満天の星空。夕飯食べて、19時には眠くなる。。。
いつも山来ると、暗くなると眠くなる。
しかーし、途中やたら寒くて起きたら、エアマットの空気が抜けている。
ふくらまして再度寝るも、また起きるの繰り返しで朝が来た。
それでも寝た感じしたからいいかっ!
暗いうちから、ご飯作って食べて、今日どうしようかなーとうだうだ・・・
陽が出てきて、10月に行った猫又山などの毛勝三山がきれい。


毛勝三山

天気もピーカン!俄然やる気が出てきた。
本当は大走り方面行きたかったが、雪が少なそう。
何回も来ている立山だが、行ったことのない浄土山へ行くことにする。
一の越手前の沢を右へ行く。

浄土山北東カール

左のコルからスノボーが2人下りてくる。右のおいしそうな所はあいているが、
先行者が行きそうな気配。
沢から途中稜線に上がり、富山大学立山研究室のある山頂へ。


富山大学立山研究室

ここから浄土山山頂へ最初のコルを行くがその先リッジになっており
ヒヨって、先のボーダーが来た地点からドロップすることにする。
後続も続々登ってくる。先行者はやはりおいしい斜面へ行った。
当初、だいぶ急だが、カール状になっているので沢芯へ入ると斜面も緩む。


コルから見た斜面

ボーダーのラインは、すぐに左に振っていたので真っ直ぐ急斜面を行く。
雪質は、当初は硬い層の上に新雪だが、途中ウインドクラストしている
ところがあり、カリカリ・・・なるべく吹き溜まりを行く。


Myシュプール

あとは吹き溜まり&急斜面を狙って行きながら、テン場へ戻る。
テン場から昨日の国見岳を見ると多くの人が上がっていた。


テン場から国見岳とMyシュプール

すぐにギタギタになっていた。
テントを撤収し、11時に帰路につく。
扇沢に13時に到着。金沢の先生と山梨の名人がいた。多分、針ノ木だろう。
帰りは、時間もあるしお気に入りの葛温泉へ行き疲れをとる。
この頃から雨も落ちてきた。夜には雪みたい。もっと降れー!!
風邪は治った感じがする。


北アルプス北部・白沢天狗山(2036m)

2009年11月08日 | 山歩き
2009年11月8日(日)

天候:曇り時々晴れ

※注意! 登りは道のないところを行ってます。沢ヤさんや地形図が読める人以外は行かないで下さいね!
登山道の方も一部不明瞭な場所及び岩場の悪いところがあります。経験者の同行もしくは下記の案内人組合に依頼して下さい。

あまり聞き慣れない山かと思います。
爺ヶ岳の中峰から派生する尾根は、途中で冬のバリエーションルートの東尾根と
白沢天狗尾根に分かれます。白沢天狗尾根の三角点がある場所が、この山です。
今年、大町登山案内人組合の皆さんによって、登山道が開かれました。
以前は、道があったようですが、近年は歩く人もなくヤブになっていました。
今後のこともあるので、行ってみたかった山です。

爺ヶ岳スキー場からスタートです。
登山口は、スキー場トップが下から見て右と左にありますが、その右側の方が
登山口となっています。


スキー場駐車場から

P1駐車場に止め、ゲレンデを上がっていきます。
今回の私の登りは登山道のついている尾根の1つ南を行きます。
当然道はありません。
スキー場の一番長いリフトの所を行くと、ゲレンデ左トップへ行きます。
簡易便所が一つあります。そこを尾根づたいに上がります。
当初は、ヤブはあまり濃くないですが、1400m位から竹藪が登場します。
・1442はコルのようになっています。
その後、笹は背丈ほどになり本格的なヤブ漕ぎです。
そういえば今年あまり沢へいっていないので、ヤブ漕ぎしていなく、
ちょっとヤブ漕ぎの欲求もあったかもしれません。(←変人?)
ヤブの薄い時に方向確認しながら、頑張って高度を稼ぎます。
ブナのいい林です。


登りの尾根の途中

登山道の方からは話し声がたまに聞こえてきます。
途中、ガサッと音がしてビビリましたが、カモシカ君でした。
1700mを越えると所々雪があります。
尾根が不明瞭になり一踏ん張りすると、白沢天狗尾根の主稜線に出ました。
ここまで3時間ちょっと。
主稜線の尾根は細く、明瞭です。踏み跡もあります。
ここから40分で山頂に飛び出しました。


山頂三角点

高曇りで360度のパノラマが広がります。富士山も見えました。


大町方面と針ノ木岳方面

山頂は狭いですが刈払いされており、展望は良好です。
新兵器「JETBOIL」でお茶とα米のチラシをいただきます。
初めて食べましたが、なかなかおいしいです。
とそこへ、山頂指導標を担いだ人が来ました。
今日は、大町登山案内人組合のイベントで山頂指導標をあげて、一般登山者を案内
しているとのこと。総勢30名くらいとのこと。
大町登山案内人組合には知り合いがいるので、久々に再会です。
当初10人くらい来ましたが、もうそれで山頂はいっぱいです。
ご飯をいただいて出発します。
山頂の北に一つ頂きありますが、そことの間が岩場でキレットになっています。
フィックスロープありますが、笹もあり泥になっていて歩きづらいです。
慣れないと恐いでしょう。一部蟻の戸渡りチックな所もあります。



まだしっかり踏まれていないのでしっかりとルートファインディングです。
悪場を過ぎて少し行くと、写真のような赤布が2つあるところがあります。


分岐

ここから登山道の尾根に入ります。真っ直ぐ行く踏み跡あるので注意です。
ここからは、笹を刈った登山道を直下りの感じです。


登山道

斜面が急なので滑りやすいです。最初は尾根が顕著ですが、そのうち丸くなります。
落ち葉などで不明瞭になるところもあります。
尾根が分岐して、右へ行く所などは指導標がしっかりあります。


指導標

分岐の指導標からはけっこういろいろな指道標があります。
途中急なところもありますが、コブが2つあるところあたりから少しで
登山口です。


登山口指導標

萱原を抜けるとゲレンデに飛び出しました。
どうもここまで車は来られる感じです。
ゲレンデを下り駐車場へ。下りは2時間弱でした。

帰りは、この時期は空いている薬師の湯へ。
案の定、空いていました。のんびりして帰路につく。
ヤブ漕ぎして満足の山行だった。

近場の偵察など

2009年11月07日 | その他
2009年11月7日(土)

天候:ピーカン

このところ、高気圧に覆われていい天気。
今日もすばらしい天気で山へ行きたかったが、体調がいまいち・・・
職場の部下は、インフルでダウン続出!?
昨夜は、常念小屋90周年パーティーに参加。よい出会いが出来た。

ということで、午前中はめーいっぱいお休みして、近場の気になっていたところへ。
林道を入っていくと、初冬の雰囲気。雪が降ってもジム君なら余裕でしょう。
車止めゲート横に駐車場があり、そこから5分ほど歩いたところにそれはあった。



日陰でいい感じの滝である。25m位か?右は水流多いが左は期待できそう。
今度は、年明けに来てみよう。

その後、この周辺の地図にない林道を偵察。結構奥まで入っている。
次は雪ついてから来てみよう。

昨日届いたお山の本。
2年前行った時買ってくればよかったが、ネットは便利である。
あと1冊届かないが、とりあえず昨夜から電辞書片手に必死で見ている。
今シーズンは無理かもしれないが、来シーズンは行くぞ~アメリカ!



明日は山行きます。最近整備された登山道を使って。

奥武蔵・二子山スカイウォーク~中央稜

2009年11月03日 | クライミング
2009年11月3日(火)

天候:晴れ
メンバー:F師匠

5月に来た二子山。その時は雨模様。
今回は快晴であるが、昨夜来の雪と寒気で信州からのアプローチ道である
十石峠は、凍結・・・よかったスタットレスにしておいて。
とりあえず登山口駐車場へは8時着。ちょいと寒い。
股峠へ行く。うっすら雪がある、しかし壁のしみ出しなどはあまりないようだ。



当初、スカイウォークを行く。雪に氷、寒さとちょっといやらしい。
横断バンドの大テラスは、陽も当たっていたが、西風強く寒い。
のんびりしていたら、某有名ガイドパーティーが来る。
速い!そりゃそうだ。実力が違いすぎる。
そそくさと4P目へ。



詳細ルートガイドは他に譲るとして、思ったほど悪くなく何とかなった。



しかしながら、練習不足というかクライミングさっぱりしていないので、
ちょいとルートファインディングが・・・
ガイドさん、変なとこ行くおっさんやな~思っていたことでしょう・・・
まあ、無事登山道へ飛び出す。あとは山頂で記念撮影。


山頂にて

今度は、登はん隊長が復帰したら頑張ってもらいましょう。

帰りは、ちょいといまいちなので紹介はしないが、温泉入って帰路につく。
そろそろ冬道具のチューンに取りかかろうか。