ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・爺ヶ岳西沢(2100m付近)

2013年05月31日 | BCスキー
2013年5月25日(土)

天候:ピーカン

仕事などなど忙しくてやっとアップです。
前日は、同期の結婚式で東京まで。深夜に帰宅し、少し寝てから
鹿島槍でもと思いましたが、見事寝坊した。
それでも3時には起きて、行くだけ行ってみた。
4時と言えばもう明るい。登山口でチャリ準備してから林道出発。
すでに軽トラなどあったが、山菜採りのようである。
1時間で、西沢の出合(=赤岩尾根の登山口)


出合から北俣本谷方面

出合は水流出ているものの、デブリが堆積しておりここからスキーで行く。


出合少し上

もうすでに気温も高く、雪はザクザクしている。
どこまで行けるか?と言う感じである。


中間部

右の尾根側のガレから少しではあるが、落石あり。
6時過ぎでこれだと先が思いやられる。


赤岩尾根手前

中間部からは開放的な雰囲気で正面の爺ヶ岳北峰がすばらしい。
上部で右へ行き二俣を右へ。
そして、2100mくらいでで休憩していると、北峰の中間部の雪庇が崩れて大騒ぎ。
ブロックやら岩がゴロゴロと勢い良く下っていく。
初めて全層見たが、すごいね。
テンション、下げ下げにつき、速攻ドロップ。


全層の場所

一気に逃げ帰った感じである。
北俣本谷見ると結構きれいで、最初からそちらへ速攻かけた方がよかったかもしれない。
西沢の出合へ来るとニホンシカがいた。
もうこんなところへ進出してきている。北アルプスも席巻されてしまうのか。。。


鹿島槍ヶ岳

北俣本谷にはシュプールらしきものがついていた。
何れは行ってみたい。

出羽・月山姥ヶ岳周辺

2013年05月20日 | BCスキー
2013年5月19日(日)

天候:曇り

この日は、低気圧が接近しており天候どうかなと思ったが、早朝は晴れていた。
ドンパパのおいしいツミレ入りうどんいただき出発。
新緑とブナの林がきれいである。
スキー場は、各地から多くの人が集まっていた。
駐車場から歩いてリフト乗り場へ。


リフト乗り場

ここで戸隠のスキーの先生常念さんとばったり。
ここにあと1週間いるようだ。うらやましい。
ゲレンデ斜面は左側はモーグルバーンになっていた。
昨年来た時はまっさらであったが。


モーグルバーン

上のTバーのところはSLやっていた。


SL

我々は、姥ヶ岳をトラバースし月山山頂を目指す。
快適ザラメであるが、きれいな雪面はストップのようだ。
牛首の辺りで稜線に出ると強風。。。
山慣れしていない方もおられたので、本日はここまで。
笹薮の中で休憩してからドロップ準備


姥ヶ岳方面


月山山頂

GWに比して雪は少ない。というか月山直下はあまり雪が着かない。



さて、西俣沢源頭を滑りますか。


上から見た源頭部

やはりきれいな雪面はストップであった。汚い面は快適ザラメ。


快適~

カールの底近くまで行き、姥ヶ岳へ登り返し。


姥ヶ岳山頂


山頂から湯殿山

相変らずの強風であるが、庄内平野から朝日連峰など見えていた。
山頂のまったり斜面を快適に飛ばし、SLコースを右に迂回。
その次も快適斜面であった。
こぶの上で右に行き、小尾根に乗っかって駐車場へ。
あっという間であったが、楽しく滑ることができた。
静岡チームとは個々でお別れ。
志津温泉で疲れを取り、帰路についた。
途中、自然園に寄ってブナの林に癒される。





思わぬ静岡チームとの合流で一段と楽しく山旅できた週末でした。
お疲れ様でした。



出羽・鳥海山(2229.2m)祓川~七高山

2013年05月20日 | BCスキー
2013年5月18日(土)

天候:ドピーカン

17日も昼まで仕事であった。よって2日半あるわけだ。
これはもったいないのと南岸低気圧が予想されていたので北へ。
2010年5月に鉾立~千蛇谷~新山と行ったが、今回は前から行きたかった祓川ルートへ行ってみた。

仕事が終わり、時間もあったので高速はあまり乗らずに下道を行った。
10年に行ったときは、日本海東北道も村上手前で終わっていたが、随分延びたものである。
山形県側に入っても温海温泉まで延びていた。
以前より随分と楽になったものだ。


日本海に沈む夕陽

道の駅でちょうど日が沈むちょっと前であった。
その後、高速に乗り本日の車泊地象潟へ向かう。


高速より夕暮れの鳥海山

酒田でちょうど燃料切れ。人間も車も(笑)
おいしいお寿司いただき、R7を前進。大きな道の駅象潟で泊。

翌朝、愛知からあーさんが来るので、象潟駅でお出迎え。


象潟駅


あけぼの

ブルートレイン見ると萌え~(笑)
一路、鳥海山北側を目指す。


水面に写る鳥海山

素敵過ぎ~
その後、県道58号はまだ通行止め。32号へ迂回する。←ちゃんと調べましょう
鳥海高原は牧場となっており、いい高原の雰囲気だ。


鳥海高原より

花立牧場を過ぎ、グイグイ登っていくと祓川に着く。
この日は、上の駐車場満車寸前で入ることが出来た。
横の方でどこかで見たことある人だな~と思ったら以前立山ご一緒した静岡のドンパパだった。
静岡チームは3名で来ていた。ここでコラボですな。
次々と皆さん旅立っていく。
我々もぼちぼち行きますか。


祓川ヒュッテ

賽の河原、御田と広々した斜面を行く。
途中、地元の登山者とお話しながらいろいろと情報を得る。


バックは日本海

1Pで七釜避難小屋。ここでスキーを担いで(手で)上がってきた70代の大先輩とお話。
昔からこのスタイルのようだ。凄い。


七釜避難小屋

さてここからは我々は右にルートを取る。
よくブログなどで急だなどとあったが、直登可能でそんなにではなかった。


本峰へ

天気はいいし、左に比べ圧倒的に人も少なく快適。
左ルートは行列であった。
最後の登りは少しジグきったが、雪もザラメでサクサク行けた。
七高山山頂はすでに多くの方々がおられた。


山頂


山頂石碑


三角点

ここは、新山より低いが三角点がある。


千蛇谷方面

この谷も快適であった。
風もなく、気温も適度で久々にゆっくりしてしまった。


山頂にてドンパパと

そして、薬師岳、会津駒と空振りであった無線をやってみる。
2m(144MHz)でCQ。
最初は、秋田県横手市のOMさんと繋がった。
私自身の初QSOで記念局であった。
その後、仙台市の泉ヶ岳(1172m)、そして南三陸町の皇子山(320m)と交信。
こちらはホイップアンテナであったが、よく飛んだものである。
仙台の泉ヶ岳は以前住んでいたときスキーなどでよく行った。
船形山が邪魔していると思ったが、53で入感していたようである。こちらは59。
皇子山もまったく反対側の太平洋である。
あらためて、山岳無線の威力を知った。
その後、東根市の移動局とも交信した。
各局ありがとうございました。いろいろ勉強になりました。

さて、静岡チームも山頂に揃い。簡単に食事してドロップ準備。
しかし、続々と登ってくる。
太陽を見るとリングが。。。明日の天気が~



登りラインを避け、ドロップ開始。
他のパーティーも続々ドロップ。楽しい~


ザラメ~

静岡チームはスキーの猛者揃いでうまいこと、うまいこと。


ザラザラザラメ~

今シーズン最高のザラメであった。
地元の人もこの日を待っていたようであった。
クラックが結構走っていたので注意しながら行く。
ちょいと右に振りすぎたが、それはそれで空いていてよかった。
あっという間に駐車場へ。その脇にあった水は最高にうまい。
隣の車をふと見ると同じナンバーであった。
みんなで賑やかに楽しい滑りでした。

その後は、一時静岡チームと別れ、花立牧場でソフトいただき、これまたいい温泉見つけてまったりする。
そしてまたまたおいしいお寿司いただき、道の駅月山へ。
すでに静岡チームは爆睡しておられた。
我々もテント張って快適に寝たのでした。



北ア北部・白馬鑓温泉(2100m)

2013年05月13日 | BCスキー
2013年5月13日(月)

天候:ピーカン

本日も雲ひとつない快晴である。
今回は、カモテレの鈴木君、テラさんのお二人と鑓温泉へ。
昨年同時期に行っているが、雪の量は今年の方が多い感じである。
6時半過ぎに猿倉駐車場着。
数台すでに停まっていた。


猿倉駐車場

ここから林道を行く。帰りには途切れそうな場所が一箇所あり。
台地に乗っかり、右に見える金山沢、白馬沢など見ながらのんびり上がる。
しかし他の二人はガシガシ登る。


小蓮華山方面

小蓮華ダイレクトはじめ沢筋はいつもよりきれいであった。
程なく小日向のコルへ。


小日向のコルから白馬鑓ヶ岳

ここでシールはずしドロップ。


小日向のコル

杓子からのデブリが凄いが、昨年よりきれい



あとはここを登って終了。
皆さんが入るところではなく、昨年に引き続き沢登って温泉へ。


温泉下

今年の方が雪明らかに多い。本日一番乗りでNY


鑓温泉露天風呂

気温も高く、湯温も高い。雪少し入れる。


同行のお二方

私のは、facebookへアップした。お見苦しい写真申し訳ない。
さて、6人くらいのパーティーの方々が、階段を作成してくれていた。
この何日間は使用できるであろう。
1時間ほどのんびりして、ちょっとグサっているザラメを行く。



シール張ってコルへ登り返す。
温泉入りすぎたか、体は重い感じがした。


コルから妙高方面

あとはコルの快適斜面、台地の凹凸斜面を行き駐車場へ。
朝、途切れるだろうなと思ったところは、しっかり切れていた。

ところで、コルから駐車場の間で鈴木君が青のマムートジャケットを落としたようだ。
後続パーティーの方などご存知の方いらっしゃいましたら当ブログへ一報いただければと思います。
よろしくお願いいたします。


大阪・天保山(4.53m)

2013年05月12日 | BCスキー
2013年5月12日(日)

天候:晴れ

先日は、山小屋でお世話になったS井氏に何年か振りにお会いし、一杯やった。
長年の小屋話はおもしろかった。
さて、行ったことのなかった通天閣などに行き、いよいよ「日本一低い山」へ。
昨日とは打って変わって気持ちいい晴れである。
車を駐車場に停めて歩くこと5分。
公園の入口に江戸時代の天保山の浮世絵オブジェがあった。



絵を見ると当時は結構な山だったようだ。
さて、山頂はどこか探す。
と、一つの看板があった。山頂案内看板である。



地点同定して山頂へ。
看板が何枚かあった。


山頂看板


山頂看板2

ここには、由緒正しき国土地理院の二等三角点がある。


三角点

周りを見るとカップルさんがベンチに座って。。。
今まで行った山とは一味もふた味も違った山でした。
ちなみに対岸は、USJ。

時間が少しあったので、地下鉄で見た広告の「Tsuyoshi Nagabuchi詩画展」へ。


入口看板

今まで書いた作品が、最近のものも合わせて100点ほど。
彼の感性がにじみ出たいい作品が多かった。




南会津・会津駒ケ岳(2133m)

2013年05月08日 | BCスキー
2013年5月6日(月)

天候:ピーカン

この日は、昼から崩れる予報。帰りのこともあるので、4時起床して
早めに登山口へ。
すでに数台車あるが、上にある駒の小屋泊であろう。
国道からすぐに通行止め。


ゲート

ここから担ぎである。
事前調査通り、1P1時間ほど担いだ。


夏道階段

ここでボーダーさんとすれ違った
1300mくらいの丸太のベンチあたりから雪は出てきた。


1300m付近

ここを一登りで1350mのヘリポートと言われているところへ。


ヘリポート

ここからシールで上がる。
本日は私が一番登りの様だ。途中、前泊の人たちが続々と下りてくる。


ブナの林と駒ケ岳

途中、駒ヶ岳の稜線が見えてきた。
たまに急登交える登高であまりピッチペースは上がらない。
会津のブナはいつ来てもいいですね~



ブナの林からシラビソが混ざるようになると尾根は左に曲がる。


広々した尾根

その頃には尾根も広々としてくる。
樹林帯を抜けると駒ケ岳とどこでも滑ってくださいと言わんばかりの源六郎沢源頭だ。


駒ケ岳(左端)と源頭部

遠くではわからなかったが、近づくとシュプールがあちこちに描かれていた。
駒の小屋手前にポコが3つばかりあるが、右側を巻くように行く。
巻くと小屋には寄れないが。。。


駒ケ岳

山頂が近づいてきた。もう一登りである。
後続が一人見えてきた。スプリットのボーダーさんだった。


駒の小屋

布団干ししていた。
4時間強で山頂着。まだ風もなく暑いくらいであった。
何年か前の夏に続き2回目の登頂である。
夏はもっとあっさり着たように思うが。。。


山頂

昨日登った燧ケ岳、近くの大戸沢岳などきれいに見える。


会津朝日岳方面


燧ケ岳と至仏山方面


大戸沢岳

大戸沢岳は滑りの内容もいい山と聞く。いつかは行ってみたい。
のんびり山頂独り占めしていると、後続のボーダーさんがきた。
その後も何人か登ってきているのが見えた。
無線を2mでやってみたが応答はなかった。
さて、ドロップしますか。
これまたシャリシャリのいいザラメであった。
源頭部をやりたかったが、今日は素直に戻ることにする。
途中のブナの林もいい感じで滑って、1300m付近は土手系、ヤブ系とテクニカルであったが
30分かからない程度で丸太のベンチへ戻ってきた。
しかし暑い暑い。。。スキー担いで、30分で登山口へ。
昼前に着いて、アルザ尾瀬の郷で温泉&そばで帰路につく。

帰路がまた失敗した。只見から国道252経由で新潟抜けてなどと考えていたが、
252がまだ通行止めで新潟抜けられず、結局、見知った会津坂下から磐越道経由で帰路についた。
次の山へ向けていい偵察にもなったが。。。
時間はたっぷりかかったが、ご当地うまいもの食べつつ帰宅した。




尾瀬・燧ケ岳(2346m)

2013年05月06日 | BCスキー
2013年5月5日(日)こどもの日

天候:ピーカン

4日昼まで仕事であったので、終わり次第福島県桧枝岐村へ向かった。
今回は、夏行くときに使う新潟経由ではなく関東の方々が良く使われる
東北道経由で行ってみた。
渋滞もなく西那須野塩原ICまで順調に行き、塩原温泉などを通って
夜8時前に村へ入った。
途中、Yショップと言うコンビニが数件あるが、品数なく2軒寄って
食料などを調達。宿泊場所のミニ尾瀬公園で車泊とする。
すでに車泊の車も多く停まっていた。

七入から御池の駐車場までの道のオープンが7時のため、
ゆっくり起床し、朝食をとる。



途中、公園の看板と燧ケ岳がきれいに見えるところを通る。
その先の橋のところにゲートがあり、すでに20台ほど停まっていた。
駐車場は、相当数停まれるが、半数以上は埋まっていた。
前日から入って、駐車場周りにテント張っている人もいた。
スキーヤーにボーダー、登山者と多くの人たちが駐車場奥の登山口から入って行った。


御池駐車場

まずは、平坦なシラビソの林を行く。朝早いためちょっと固めの雪面であった。
すぐに広沢田代への登り。結構急登である。
私は、左寄りの陽が当たる斜面を行った。その方が雪が緩んでシール登高できる。
登山者やスキーを担いだ人たちは直登していた。


最初の斜面

程なく、広沢田代。この辺、田代と言う地名が多い。
調べてはいないが、おそらく湿原台地のことを言うのだと思う。
夏はいい湿地になるようだ。


広沢田代

そして、また急登の斜面。
これも左から巻き気味に行った。私はちょっと上りすぎたが、ここを知っている人は
上り過ぎずにうまく巻いて、次の熊沢田代へ行っていた。参考になりました。


熊沢田代

ここへ来て、燧ケ岳本峰が直前に現れた。
ここから小尾根を行き、本峰斜面に取り付く。この頃にはすでにドロップしてくる人もいた。


本峰斜面

上に行くと傾斜はあるが、陽もあたり雪もいいザラメで上りやすい。
3時間ちょっとで到着。


肩到着

燧ケ岳は、双耳峰であるようだ。
私が行ったのが、俎くらである。二等三角点がある。その先に、柴安くらがありそこが10m高い最高峰である。


柴安くら

あちらは、雪壁を登っているようだ。ピッケルあれば行けるが、この日は私の
調査不足で持ってきていなかった。残念。
それでも多くの人たちは、俎くらで終了としていた。


至仏山

至仏も多くの人たちが登って滑っていることだろう。


越後方面の山々

3月に行った、八海山近くや越後駒などきれいに見えた。
手前の平ヶ岳はいずれ登りたい。


山頂の祠


尾瀬沼

そういえば、初の尾瀬であった。結構でかい沼である。
さて、混雑する山頂をあとにドロップ。
当初はいい感じの斜度、ザラメである。雄たけび上げたいのを抑えた(笑)
というもの、ゾロゾロと人が登ってきていたのである。
登りトレースに入らないよう、右をドロップ。
熊沢田代手前の沢を渡り、トレース沿いに戻る。
熊沢田代先のポコは右から巻いた。
段々の途中の急斜面は楽しかった!シュプールない急なところを下りたりしてみた。
20分で駐車場に戻ってしまった。まだ昼前。。。

まずは、前回こちらへ来たときに入れなかった燧の湯へ行く。


燧の湯

昼と言うことで空いていてゆっくり入ることが出来た。
入浴後は、名物「裁ちそば」である。10割そば粉でこしはそんなにないがうまい。
薬味にシソの実があるのもめずらしい。
今回は奮発して、一番高い天そば御前にしてみた。
そばの他に季節&イワナの天ぷら、はっとうなど。
はっとうは、そばともちコメのコラボした美味しいお餅という感じ。
腹いっぱい食べて、村唯一のJAのスーパーへ行き、食料調達。


ミニ尾瀬公園

昨日と同じ、ミニ尾瀬公園で道具整備しながら一杯やって寝る。
この日は車泊もほとんどいなく静かであった。皆さん帰路に着いたのか。。。

信州北部・雨飾山P2

2013年05月02日 | BCスキー
2013年5月2日(木)

天候:曇り時々雪

前日深夜まで雨であった。
朝にはすっかり道も乾いており天気もそんなに悪くなさそうだ。
小谷温泉の除雪は、雨飾荘までであった。
雨飾荘の駐車場に車を停め準備。
登山者が一人、二人と先行して行った。


雨飾荘

雨飾荘すぐのところで雪はつながっており、シール可能。


林道

1Pで雨飾登山口着。


登山口

小屋は屋根から下は埋まっていた。
ここからどこ登ろうと思ったが、とりあえず夏道の方へ前進。
ツボ足トレースは夏道を行っていたが、我々は大海川を少し進み
雪のつながっていた斜面を上がる。


大海川からの斜面

程なく夏道の尾根と合流する。
尾根は狭く、ここはトレースを使わせてもらい担ぎで少し上の
ブナの斜面まで行く。


細尾根を抜けた所

この先、夏道はトラバースして行くが、我々は素敵なブナの斜面を南尾根へ。



たまに雲も割れ青空が顔を出す。
幅の広めな尾根を行くが、上部はガスの中。


南尾根上部

樹々もまばらとなり最後の登りになる。
途中までは視界もよかったが、P2のすぐ下でホワイトアウト。
ここで下りることとする。


P2直下

しばしガス待ちして、少し急な無木立斜面を行くと後続の2名が上がってきた。
雪質は、この辺で昨日降った新雪が15cmくらい。
その下は、濡れザラメであった。
結構いい雪質で快適に下りる。



ブナ林のツリーランも快適であった。
あっという間に大海川へ降りてしまった。アドレナリン全開であった。
あとは林道を下り、雨飾荘で温泉浸かって、蛍でそばと天ぷらいただき帰路についた。

両日とも雪質そんなに悪くなく、今回は滑り重視と言う感じの山行となった。

妙高・高谷池ヒュッテ~サクラ谷

2013年05月02日 | BCスキー
2013年5月1日(水)

天候:くもり時々雪

前日の30日は、完休とした。
さてどこ行こうかなどと考えていたら、スキーインスト&ガイドのれー先生から連絡。
とりあえず、火打行きましょうとなったわけである。
寒気が入ってきており、松本を出る時はそんなに天気悪くなかったが、
信濃町に着くと霧雨状況。
しかし、笹ヶ峰へ上がっていくと下界で降っていた雨は止んだ。


笹ヶ峰駐車場

青空も見える好天であったが、午後から雨予報の下り坂である。
早速、シールつけて出発。ここへはだいぶ久しぶりに来た。
1Pで黒沢を渡る橋へ。



ここで1本入れて、スキー担いでほぼ夏道沿いに行く。
黒沢はもう沢割れとの情報だったので、十二曲を行くことにしたのである。


十二曲の斜面

ちょっと固めであったが、ツボで登れないことはなかった。
尾根に乗っかると、乙見湖が見えた。



この先の尾根は、雪割れしており雪が途切れ途切れの夏道を行く。
尾根を上がると富士見平の手前の広いところへ出る。
この頃から風も強くなり、雪も降ってきた。
雪は降ったり止んだり。


富士見平手前

ここから一登りで富士見平へ。


富士見平

上部はガスガスである。
山頂は諦めムード。。。
富士見平から黒沢岳西側をトラバース。
ちょっと風も強く、気温も低いため固い斜面であった。


高谷池方面

途中、高谷池ヒュッテの三角屋根が見えてきた。
寒さに耐えながらのトラバースでヒュッテ着。


高谷池ヒュッテ

風強く寒い。ドロップ準備していると後続の10名超えのテレパーティーが到着した。


高谷池のあたり

たまにガス取れるものの上部はガスガスである。
本日はここからサクラ谷をドロップとする。


サクラ谷方面

雪面は固めだが滑りにくいこともなく快調に高度を下げていく。


れー先生のテレターン

うまいですね~


サクラ谷下部から上部を見る

下へ行くと風も弱まり、気温も少し高くなる。
鍋倉谷は、左岸の高めを行き惣兵落合との出合手前で台地に上がる。
あとは、台地をトラバースしながら行く。
雪質は濡れザラメでスキーは良く滑る。


途中のカンバの林

カンバがこれだけ密に生えている林も珍しい。
林道へ下りるところを若干右往左往したが、順調に林道へ下りる。
林道はうっすら上がっているのでシールつけて進む。
林道が黒沢を渡る手前で雪は終了。
一歩きで駐車場へ戻った。
雪が舞ったりしていたが、悪天になる前に下って来られた。

温泉に入り、ミサの味噌ラーメン食べて、明日の予定を立てる。
妙高地域より幾分天気が良さそうな小谷へと転進する。