ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

両白(飛騨)・△1746.1m

2015年01月26日 | BCスキー
2015年1月24日(土)

天候:晴れ時々曇り

この週末はこの日しか空いていなかったので、以前から行きたかった通称がおろピークへ行ってきました。
あーさんも朝早くて辛かったと思うが、4時過ぎに出発。
高山で飯食って、御母衣ダムへ。
ここ、車停めるところがなかなかない。それでも偵察の結果、混んでる場合のいい駐車地なども見つけた。
今回は誰もいなかったので、1台すっぽり入る国道脇の除雪地点に停めさせていただく。
ここから皆さんガイド本にあるように牧谷南の尾根に取り付いているが、1400m近辺の細尾根と雪壁などで
苦労しているようである。よって、違うルートを選択していったが、これがまたいい感じである。
取り付きは、この辺どこも急である。
雪質は、木曜に降った雨で湿った少し堅めの雪の上にサラサラパウダーという感じである。
急斜面は、エッジ効かせれば登れたのでそのまま私は行ったが、あーさんにはクトーつけてもらう。


取り付き急斜面

急斜面一登りで尾根に乗っかる。



ブナとミズナラなどの雑木林であるが、ヤブっぽくなく登りやすい。
鉄塔のあるところで一本。ダム湖が光る。



この上から尾根は広くなり、ブナオンリーの素敵な斜面となった。



風の通り道は堅めだが、吹きだまりはパフパフ。



ずーっとこんな感じ。
猿ヶ馬場方面も朝のうちは雲に隠れていたが、登っているうちに出てきた。


猿ヶ馬場方面

1500m付近で尾根が合わさり、台地状となる。





その後、ポコがいくつか出てくるが、うまく巻けば帰りに登り返さなくていい。



台地から上はまったり行けていい。
南を見れば、日照岳が見える。


日照岳

ブナにダケカンバが出てくると山頂も近い。



こんな感じでいいね~
一踏ん張りで、針葉樹林が出てきて山頂である。


山頂

大展望とは行かないが、樹木の間から白山と北側には三方崩山。


白山


三方崩山

北アも登っている時は出ていたが、山頂では雲の中に隠れてしまっていた。



1746m標識

ダケカンバに看板が掛かっている。
暖かかったので山頂でノンビリして、ドロップ準備。
当初は堅めのところもあったが、パウダーも。


メローな斜面

台地からは、がおろ谷?に入る。
これがまたいいかと思いきや、パウガリな感じで中間部からは左右から来た雪玉が谷に溜まっていた。
多いところはデブリっぽくなっていたが、雪玉が多く集まった感じであった。


谷上部

上部は広めで滑りやすい。中間部は雪玉オンパレード。下部は堰堤クリア。


谷中間部

降りたての時は激パウ間違いなしであるが、今日はそうも行かなかった。。。
そして程なく駐車地へ。
しらみずの湯に入ってから、先週からやっている白川郷ライトアップへ。
昨年も帰雲山下山してから行って見た。
今年は一段と人多くゲロ混みであったが、綺麗であった。









あとは高山の王将で餃子食って帰路につく。
ここはまた行こう。確かに日照岳より滑りの内容もいいかもしれない。






八ヶ岳・天狗岳(2640m)

2015年01月26日 | 山歩き
2015年1月18日(日)~19日(月)

今回は、東京から山で知り合ったピアニスト、ユリさんご夫妻をお迎えして、
はじめての雪山を体験してもらった。アシストでヨーさんも参戦。
黒百合ヒュッテは人気の山小屋なので、土日は混むだろうということで日月にしてみた。

第1日目

天候:ピーカン

高気圧真っ只中の日曜日。
茅野駅に朝一で来るユリさん達を迎えに行く。
コンビニ寄って、渋ノ湯へ。
ご主人は、暖かいところご出身でこれだけの雪は初めてとのことである。
楽しい山行となるだろう。
渋ノ湯で準備して、早速歩き方からレクチャー。


出発の朝


五辻の下り

雲一つないピーカンである。それだけでもテンション上がる。
朝、下界から見た山の稜線は風が非常に強うそうであった。午後には落ち着くであろう。


登山道途中から中山方面

上に上がってくると樹木も雪を多くまとわり綺麗である。
小屋の手前で、Kスポの雪山教室のやまこぼガイドとK氏とすれ違う。
風強かったらしい。

2時間ちょっとで黒百合ヒュッテ。すでにお昼時間回っているが、
時間もないので軽く食事して、アイゼンつけて出発。
少し登ると大展望である。


御嶽山と乗鞍方面

ピッケルの使い方やアイゼン歩行をレクチャーしながら実践講習である。


浅間山方面


森林限界上を登る

東側の森には雪なく黒々しているが、諏訪側は雪で白く対照的であった。
風も出てくるが、この時期にしてはいい方で寒くもない。
さて、頑張ったご褒美


主峰赤岳始め南八ッ方面


西天狗岳


蓼科山と北ア方面

風あるものの、しっかり立っていられる。


東天狗岳山頂

写真撮ってから、時間も時間なので下る。


山頂下の岩場下

慎重に、慎重に。
たまにはシリセードも。



滑落停止などもやってみたりした。


北ア南部

順調に帰ってきて、小屋でぬくぬく。
夕方、山が綺麗であった。


夕暮れの黒百合ヒュッテ

今夜は、ガイドパーティーと常連さんのみ。空いていてよろしい。
うち飯いただきながら、おいしい秋田のお酒ですぐ酔った。その時の状況はFBにてご覧の方も多いだろうw
そして、山小屋では珍しいピアノをプロに弾いていただく。


ユリプロ

酔っ払っているとは思えない演奏であるww



リクエストして、夜想曲を弾いてもらった。夜の山小屋にぴったりだと思ったのである。
そして、他の方のリクでアナ雪。そして、ユリさんが北穂に行った時にイメージして作曲された
「北穂の夜空」北穂の夜知っている人が聴けば、イメージが湧く。
今回の山行の曲もできたらいいな~
この後、完全酔っ払った私は知らぬ間にチ~ン。。。おやすみなさい

第2日目

天候:雪のち曇り

この日は、朝から雪降りである。無線によると下界は曇りらしい。
今日は、中山経由で帰ろうかと思ったが、天候も天候なので来た道帰ります。
よって、朝はノンビリ。起こされるまで皆さん爆睡でした。


ヒュッテ前の朝

ガイドのK氏も交えて朝食いただく。その後、BCの話やサーフィンなどなどいろいろ岳さんはじめ小屋番の方々と
たくさんお話して盛り上がる。盛り上がりすぎて、お掃除の時間が遅くなり申し訳ないっす。


雪の黒百合ヒュッテ

雪の時もいい雰囲気です。岳さん、小屋番の方々お世話になりました。
またBCで来ますね!

帰りは、新雪もだいぶ降ったので、トレースはずれてラッセル訓練!
ツボは潜るね~少しのラッセルで大汗。。。スキーは沈まないと実感。



そして、五辻の上で休憩がてら遊びます。


大の字作成1


大の字作成2


そして完成!

サルボボ君も外で遊ぶ。



そして、さらさら雪でレベル高いユキウサも登場。



途中、シリセードしたりしながらお昼には渋ノ湯に戻る。



皆さんお疲れ様でした~
あとは、温泉入って、ほうとう食べて解散と相成りました。
久々の雪歩きに楽しい2日間でした。
ユリさん夫妻もこれを機に楽しく安全に雪山遊びをしてもらうといいな~





西上州・霧積

2015年01月08日 | クライミング
2015年1月6日(火)

天候:曇り

この日の朝は暖かかった。
松本でれいさんと合流し、久々に霧積へ。
ここはアプローチがいいから土日に行くとゲロ混みなので平日はいい。
以前あった霧積温泉はすっかり建物なくなっていた。
その手前の氷もいい感じで凍っていたが、もう少しというところか。
奥のエリアは、先週末で登って壊された氷柱などあった。



薄めのところもあるが、登れないことない。





れいさん初リードでトップ張る。

お隣の滝は薄々です。登った形跡ありましたが。



3ルートくらい登って、お昼くらいになった。
そろそろ天気悪くなるなという頃、引き上げて車載ったら降ってきた。
暖かいアイスはいいね~
最近はスキーばかりだが、たまにはやっておかないとね。
あとバイル研がないといけないな。

飛騨・大展望の山

2015年01月08日 | BCスキー
2015年1月5日(月)

天候:ピーカン

どうも体調が思わしくないが、高気圧がどーんと来るの確実。
お薬でごまかして、いざ出発!
この山は、3シーズンは多くの登山者を迎えるが、この時期はあまり記録を見ない。
しかも大展望であるとのこと。
地形図見ると地形が複雑だが、雪があればどこでも行けるでしょう。
国道から登山口の集落までの道が今回の核心かもしれない。
集落奥の除雪終了点で車を停め、夏道登山口の方へトボトボと。



こういう所は車停めるのに苦労する。今回は晴天で除雪作業もやっていなかったのでよかったが、
降雪中は迷惑きわまりない。そういう時のためのもう一つあまり迷惑かからなさそうなところも偵察しておいた。



道を200m程行くと行楽施設がある。
ここから尾根に取り付くことにした。夏道はこの尾根の東の沢沿いのようだ。



広い雑木林の尾根をだらだらと行くと尾根がはっきりとしてくる頃、斜度を上げる。



途中、山頂方面もよく見える。


山頂方面

中間部くらいで針葉樹林があるところで尾根が細くなるが、カモシカ君がラッセルしてくれてこれに乗っかる。


カモシカラッセル

斜度が増してくるとブナなどの素敵な樹林が。



後ろ振り向くと大日、剱、立山、薬師と素敵な景色に疲れもすっ飛ぶ。



あと一登り。



ピーク手前のポコから一旦下って、山頂へ。


手前のポコへの斜面

左には笠がドカーン


笠ヶ岳


山頂への斜面

山頂は無木立、360度の大展望だ。


山頂

ウサが先に来ていたみたいだ。
1人でラッセルのご褒美。


剱、立山、薬師


北ノ俣、黒五


双六、槍、笠


御嶽


白山

丁度お昼で風もなくポカポカだったのでノンビリする。
相棒のサルボボ君も気持ちよさそうだ。



再び、ちゅ~るぎ!




黒五




本当に大展望。下界も綺麗に見えていた。
さて、下りだが、登りでは若干のアップダウンがあったので、地形図見て登り返さないルートで。
最初のポコ巻いてうまく尾根に乗っかって、沢状から尾根乗って、沢芯へ。
沢を渡る時にスノブリの少しの登り返しのみで、行きのトレースにうまく乗っかれた。
あとは少しで駐車地。登り4時間、下り30分であった。
雪は、飛騨特有の軽軽パウダーで北面のため日射の影響をあまり受けておらず快適であった。
もう何本かトレース取れそうなので、他も今度また偵察がてら行ってみようと思う。
この周辺は、山スキーパラダイスのようである。他にもいいところいっぱいあった。
楽しみがまた一つ増えた。

信州北部・黒姫山東尾根

2015年01月08日 | BCスキー
2015年1月4日(日)

天候:曇り上部ガス

3日から4日朝まで当直であったので、あーさんと松本インター近く待ち合わせ、
今回は比較的お手軽な黒姫へ行った。
準備してリフト2本乗り継ぐ。



この時はまだ稜線も見えていた。
リフトトップへ行くと多くの人が登っていた。


旧ゲレンデ

よって、トレースはバッチリである。


野尻湖

振り向くと野尻湖など綺麗に見える。
準備して、届をポストに入れて出発。10時ともう最終便くらいの出発だ。
今回は、古い板を持ってきたので堅いトレースも行けたが、パウダーロッカーだと
こういうトレースは滑ってしまう。
1Pでゲレンデトップへ。この頃チラチラと雪も舞っていた。



うまくトレースがつけられていて順調にいく。



黒姫ブナも立派だ。上部のオープン斜面辺りに来るとガスってきた。



ここから程なく稜線へ出る。意外と風がなく助かった。途中、1パーティー下って行った。


稜線

今回は山頂は目指さず、最初のポコでハイクアップ終了。
ドロップ準備する。



撮影会しながら下る。









ちょっと重めパウダーだが、いい感じで落ちていく。
斜度がそこそこあるので快適だ。
ドンピシャでゲレンデに出た。右の斜面から先にドロップした人たちが下りてきていた。
あとは、ゲレンデ流して駐車場。

リンゴの湯へ行ってから、長野でまだ長野市にしかない焼肉きんぐでたらふく食べて帰路につく。
やはりきんぐはうまい!早く松本にも出来ないかな~



北ア南部・十石山北西尾根(2327mまで)

2015年01月03日 | BCスキー
2015年1月2日(金)

天候:雪のち曇り一時晴れのち雪

明けましておめでとございます。
本年も昨年同様に相変わらずのご引き立てをお願い申し上げます。

さて、本年一発目の初滑り山行。
今回は、F師匠率いる山好き~集団と久々のコラボ。
と言うことで、いつものところで集合して早朝平湯に向かう。
十石山は東尾根しか行ったことなかったので、一度行っているF師匠&中隆さんにご案内してもらった。
以前、R158のゲート付近工事していたので、あかんだな駐車場除雪されていたが、
工事が終わってからは、除雪用のスペースしかない。降雪中は注意が必要だ。
今回も除雪作業中でお邪魔にならないように下で待機。
頃合いを見て、上に上がる。


R158ゲート付近

建物横からショートカット斜面に入る。昨日辺りのものと思われるシュプールがうっすら残っている。


ショートカット斜面

F師匠、私とラッセル回してカーブミラー付近に出る。
ここからが長い。


国道を行く

途中、太陽も顔を出してきた。


アカンダナ方面

しかし、気温はメチャ低い。天気は回復傾向?
かと思ったら、曇ってきたりもする。


安房平

地形図見て適当なところから、尾根の取り付きへ。
比較的登り易そうな斜面に取り付く。ここから馬力のある中隆さんがほとんどラッセルしていただいた。
申し訳ないです。
左を見ると、焼岳、たまに西穂も見える。


焼岳方面

たまに細くなる部分もあり、すっきりとは行かない。
上部に行くに従い、広くなってくるが。


大崩山方面


尾根上部

出発から6時間登って、稜線手前でごちそうさま。
私の体調もイマイチであった。少し遅れて到着。


2327m付近

ここから右の沢にドーンと落とし込めそうであったが、間抜けなことに私が途中サングラスを落としてきた。
場所はわかるので、基本来た道戻る感じである。
飛騨のホッシーさん達は左の沢にドロップしたりしているが、そちらの方がスッキリしているであろう。
雪は、平湯の軽さでパフパフであるが、深くえぐると気温高い時に降った重めのが隠れていた。
標高差1100mをガッツリ滑って、駐車地に戻る。途中、安房平で安房山方面へのトレースがあった。
久々のガッツリ系でヘロヘロ君なのでした。

あとは、平湯の森でNYと年券更新して帰路についた。
今回ご一緒の皆様お世話になりました。