ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

信州北部・坊抱岩

2013年07月31日 | クライミング
2013年7月31日(水)

天候:曇り

だいぶ前のですが、これからぼちぼち投稿していきます。(8/20現在)

久々にCCCの朝練の呼集メールが前日に回る。
だいぶ早朝で仕事が間に合いそうなので久々に参加する。
新リーダー?入さんと山ガーガイドの玲さんの3人で坊抱岩へ。
私は久々の乾き岩で5.8でもむずい。
みなさん、あっさりウォームアップでした。







途中、雨もポツポツきていたが、それで濡れた岩の方が私には登れるかもしれないな~(笑)
5.10など触って適度な時間に切り上げ、皆さん職場へ向かう。

信州南部・本谷川黒沢左俣~恵那山(2190m)

2013年07月28日 | 沢登り
2013年7月27日(土)

天候:雷雨後曇り時々晴れ

この日は、どうも大気の状態がよろしくない。
それでも、北部より南部の方がよろしかろうと場所変更して、
昨年、行った黒沢へ行った。
今回のメンバーは、Uさん以外はお初である。
6名で賑やかに行った。

松本平集合し、広河原登山口へ。
駐車場は、かろうじて2台停められた。
お空は、たまに日差しが見える状態であった。


林道を行く

林道をお話しながら行くと登山口へ着。


広河原登山口

登山者の皆さんは、ここから河原へ降りていった。
我々は、その少し先まで行き、本谷川へ下りる。
ここで装備変換。
とポツポツとき始めた。北側の鳥越峠方面は暗雲立ち込めてきた。
たまにゴロっときてびびる(笑)これはダメかと思ったが、降りはそんなにではない。
とりあえず、近くの橋で懸垂下降の練習。
皆さん、空中懸垂は初めてのことであった。



皆さん終わる頃、晴れ間も見えてきたのでどうするか検討。
9時前と遅い時間ではあったが、入渓した。
堰堤を4つほど越えて、ゴーロを二俣まで。不動洞も行きたいところだが
今回は、初心者もいたので左の黒沢へ入る。


出合の滝

出合の滝から快適に越えていく。


くの字滝

中間部でゴーロ帯となるので、ちょっと飽きるが、飽きてきた頃、滝が登場する。





1箇所滑りやすそうな滝でロープを出した。
その後、以前迷った二俣の10m滝へ到着。


右俣の滝

今回こちらの探索に行きたかったが、時間も時間だし見積もり出来ないので
昨年行った左俣へ行くことにする。


左俣の滝

こちらは登れそうもないので、左から巻く。
その後、小滝を快適に越えて源頭部へ。
ここのツメは相変らず長く感じる。笹が出てきたら登山道はすぐである。
女性陣が元気でどんどん登っていく。
男性陣はやっとこさ登山道着。
そこから15分ほどで山頂へ着く。


山頂にて

着いた頃には晴れていたが、周りの山は雲の中であった。
今回私は体調優れず下山にいつもよりかかってしまった。
それでも5時過ぎには戻れて、その後は月川温泉で汗を流し、
伊那でローメン食べて帰路につく。

朝の一時だけ怪しい天気でしたが、山行中は降られず、ちょっと疲労しましたが、
いい山行でした。
皆様、お疲れさまでした。

北ア南部・十石山(2525m)

2013年07月21日 | 山歩き
2013年7月20日(土)~21日(日)

今年の3月、スキーでここへ行ったが、寒冷前線の通過でカミナリに追い返された。
みんなでまた夏来ましょうね~と言っていたので、以前からこの週末で計画をしていたのである。

※7月23日追加:NONさんブログアドレス、マスプロ写真(最下部にあります)

第1日目

天候:晴れ

今回は、ハネ様除くスキーメンバーとNON息子の6名で行った。
当初の天気予報だとそんなに良くはなかったが、際に来て好転した。
波田のいつものところへ8時集合し白骨へ。
すでに車1台停まっていた。
マスプロ(←アンテナメーカーではありません)の写真教室もかねて、のんびり上がることにする。
普通に行くと3時間強であるが、今回は4時間半で設定した。
時間も時間なので暑い。湯沢平入口で1本入れて、二壁上へ。
ホリさん方が草刈してくれ、非常に歩きやすい。
二壁上で2本目。その後尾根を行き森林限界近くへ行くと景色がきれいに見えてきた。
途中、お花もあり撮影会。


森林限界付近


松本方面

この日が北アルプスの梅雨明けではないかと思うくらいの好天であった。
雪渓二つこなし、小屋手前に来ると雷鳥の親子が迎えてくれた。
何回も来ているが、雷鳥見たのは初めてであった。
雪渓手前で先の車の2人組みにお会いした。


十石峠避難小屋を見上げる

ドンピシャの時間で小屋に到着。
昼食をとり、皆様を山頂へご案内。


山頂三角点


山頂から小屋と笠から穂高連峰

山頂で記念撮影をし、小屋裏のコマクサを見に行く。
新たな株が出ており石囲い。


コマクサ

やはり自然のコマクサは可憐できれいだ。
次は小屋の北側の展望台。


槍穂はじめ北アルプスの山並み

奥穂と槍の穂先は少し雲にかかっていた。南、中央も山頂は雲の中であった。
写真とりまくり、あとは皆それぞれのことをする。
私は、いつものように無線。昼寝している人もいれば写真をとっている人も。
無線については最後の方に記載。


コバイケイソウ

小屋下のコバイケイソウはきれいであった。
天水のポリタンク見るとほとんど水がない。。。雨が少ないからか。
UさんとNON息子君と雪渓に水を採りに行く。ビア冷やし用の雪も。
NONさんに食当お願いしたのは正解で、豪華食事をいただく。
そうこうしているうちに、日没に時間が来た。
みんなで展望台へ。ちょっと風あり寒くなってきた。


夕暮れ


日没後

鉢盛山に写る陰十石などきれいな夕暮れであった。


月と小屋

また、陽もどっぷり暮れてから。。。ということで晩飯二回戦目。


月と小屋2

私のコンデジでは暗闇は限界がある。
皆さんの一眼レフはやはり違う。富山県の方の夜景も見えた。北アの小屋の明かりも。
あとはガッツリ寝る組と深夜に星撮り組に。
相当きれいな星の写真が撮れたようだ。

第2日目

天候:晴れ

最高の天候である。
4時半にみんなで展望台へ。日の出を見に行く。


早朝の槍穂

東側の空には雲多く、だいぶ上がらないと太陽は出そうもない。
焼けが見られなかったが、無事ご来光を拝む。
朝のうちは、富士山もきれいに見えた。


ご来光


四ツ岳に写る陰十石

ご来光も拝んだところで、朝食へ。
うどんなどいただき、分担決めてお片づけ。
私とUさんは、トイレの整備へ。
というのも、私がトイレへ行くと二つともほぼ埋まっていて用が足せない。
これは早急に工事しましょうと、外壁塗装前にやっつけた。


右トイレ(整備前)


左トイレ(整備前)

右トイレは下に大岩があり退かしようがない。あまり深く出来なかったので小専用で。
左は、古いうん○を処理して、工事した。


左トイレ(整備後)


右トイレ(整備後)

トイレ掃除後はなぜか気分がいい。
その後、一休みがてら展望台で一撮影


今日の北アルプス


焼岳と笠ヶ岳


槍穂高連峰

その後、みんなで外壁の塗装を行った。
アルプスの稜線上は風などハンパないことも多いのですぐに塗装がはがれてしまう。
マメに塗らなくてはならない。今日は、そんな塗装日和である。



まずは北面から。



次に東、南面と塗っていく。ヤッケ着ているので猛烈暑かった。
南面の上の部分は塗ることが出来なかった。
下山にいい時間となったので、掃除をして下山準備。


小屋入口にて

この間、単独と2人組の2組が上がってきた。


きれいになった小屋

名残惜しむように小屋を振り返り下山する。
本当に天気良かったな~

下山後、私の行きつけの温泉で汗を流し、帰路につく。
やはり、この山好きです。


※今日の山岳無線
 20日に15時と遅かったと思ったが、とりあえずワッチしようと三脚にアンテナを設置。
まずは430で聞いてみた。結構にぎわっていたが、空いている波もあったのでCQ。
富山県高岡市、岐阜県高山市固定と59でQSOした。
その後、144で聞いてみると蝶が岳からCQあったので、それに応答した。
この方もう出来上がっていたようである。コールサインが。。。
その後、諏訪の固定とお話して、本日4局とQSOした。
山梨の山岳運用も少し聞こえていたが、24くらいで応答出来ずであった。
 近々、谷からの実験もしてみたい。
 

NONさんブログ

☆マスプロの写真2枚





中ア・中御所谷西横川

2013年07月19日 | 沢登り
2013年7月19日(金)

天候:晴れのちガス後晴れ

この日は、Kスポ鈴木君沢デビューということで、定番の西横川に行ってみた。
例年ですとこの時期、あっさり行けるはずだが、いやはやどうも参りました。。。

松本6時半に出発、駒ヶ根菅の台へ。8時前のバスですでに結構な人手。
2台出ました。1本遅らせて行くも2台満員です。


菅の台バス停

9時前にしらび平到着。ロープウェイに向かう多くの人を横目に遡行準備です。


しらび平にて

すぐ下の橋から遡行開始。
堰堤を越え、ゴーロを上がっていきます。
すでに気温高く、今回は積極的に水の中へ。雪解け水かやたら冷たい。。。
気持ちいいんだけどね。


東横川との二俣の滝

さてここから滝を登っていきます。
この少し上でいつも休憩がてらウォータースライダーやるのですが、倒木で荒れています。


いつものウォータースライダー滝

ここで嫌な予感が。。。
少し上でありました。雪渓が。。。
これ出てくると沢グレードグーンと上がります。


最初の雪渓

近づいていくと、随分長そうです。上を行くのが妥当と判断し、雪渓に乗っかる。
倒木で大荒れだ。
ここ、沢の屈曲地点で、雪崩が正面の小尾根にぶち当たって崩壊させた感じである。


雪渓上から崩れた小尾根

この雪渓クリアするとその先にまた雪渓。


次の雪渓

ここは距離もそんなになかったのでくぐりました。
その先に大滝ですが、そこにも雪渓が。。。


大滝の雪渓

トンネル入口には、倒木がバツになっており、上を行きます。
大滝との際が心配でしたが、ロープ出せば何とかいけそうです。
雪で支点作って、懸垂気味に大滝の壁に取り付き事なきを得ました。


大滝を登る

その先からは快適なナメ滝が続きます。









快適に越していくとまた雪渓ありましたが、小さかったのでサクッとくぐって抜けます。


最後の雪渓

この雪渓は来週にはなくなっているでしょう。
これを越えてから少しで奥の二俣。


奥の二俣

ここの大滝をフリーで行きます。
やはり最後の5mくらいがしょっぱかったようです。
このあたりは、ガスっており肌寒くなってきました。
今度は、あまり濡れずに旧登山道まで詰めあがりました。
ここで装備を変換し、千畳敷へ向かいます。
ここまで雪渓の処理などで結構時間がかかってしまいました。
旧登山道は、お花がきれいに咲いていました。











トラバースしながら行く道で、途中の沢で2ヶ所雪渓あり。
一箇所は、少し巻き時間食いました。
その頃ガスも晴れて千畳敷が見えてきました。


千畳敷カールと宝剣岳

もう16時近くなので、観光客もまばらでゆっくりロープウェイで下山。
こまくさの湯で汗を流し、帰路に着く。

この状態では7月中はこの沢厳しいですね~
あと倒木で荒れているのも気になります。


北ア北部・小遠見山(2007m)

2013年07月16日 | 山歩き
2013年7月15日(月)海の日

天候:曇り時々晴れ

先週は、東京出張で帰り次第土日と仕事と多忙な日々であった。
この日は、以前から山始めましょうとお声掛けしていたKSさんをお連れして
初トレッキングである。
下界はすでに暑い。上も暑いだろう。
しかし、この日は三連休の中では比較的いい天気の日である。

いつもは冬にしか訪れない五竜スキー場へ。
観光客の皆さんが多そうだ。


駐車場

三連休だけあって、バスも続々やってくる。
ゴンドラ片道860円也を買って、高山植物園のあるアルプス平へ。


青いケシ


エーデルワイス案内看板

日本にはないものが咲いている。。。


チングルマ


コマクサ

コマクサは、標高が低く風に当らないせいか背が高く、いつも見ている自然のものとは
違って違和感を感じた。
植物園をゲレンデトップへ行き、地蔵の頭へ。
山の稜線は、ガスで見えず。


地蔵の頭

雪の時と印象が違って新鮮だ。
一旦コルにおり、見返り坂の急斜面を行く。


見返り坂標識

ここにベンチがあった。いつもは雪の中だが。
顕著な尾根を行く。
それまでも読図したりして、地図の読み方をレクチャー。
登りの歩き方、ストックワークもやりながらゆっくり行く。


一ノ背髪

この地名の由来がいつも知りたいと思っている。
上からは、縦走してきた人たちが続々と下りてきている。
土日はほぼ雨だったようだ。


シャクナゲ


八方尾根方面

たまに八方見えるが、丸山ケルンあたりから上は雲の中である。


二ノ背髪

ほぼコースタイム通りにここまで来られた。
ここで一本入れる。
あとは、あまり斜度のない尾根を行くと小遠見山山頂である。
多くの方々が休んでいた。
ガスがたまにかかり視界きかなくなるものの、すぐに取れるのでシャッターチャンスを待つ。


山頂

ここで無線をやる。これは後ほど詳しく。
1時間近くいただろうか。13時も回り下山の準備する。
この間、各山の山頂は顔を出してくれなかった。残念。
1Pで地蔵の頭下へ。


ニッコウキスゲ

ちょうどニッコウキスゲがきれいであった。
その後は、ゴンドラ使わずにゲレンデを下りる。
これが結構な傾斜で、いい歩行訓練になった。
やはり、登山は下りが肝である。今回のように下り多めにとった方が鍛えるにはいい。


ゲレンデ中間部から白馬村方面

この頃から火打、雨飾など顔を出す。
大体2Pで駐車場に戻った。

その後は、白馬の温泉で疲れを取り帰路に着く。

☆今日の山岳無線
 先週のコンテストCQに出たものの勉強不足からシドロモドロでご迷惑をおかけした
反省から、今回はしっかりワッチして勉強させていただいた。
430での電波伝搬のお話しなど参考になるものもあった。
430でCQに応答したが、他の局が強かったらしくダメであった。
144では、長野・群馬県境の渋峠移動と59-55で交信を交わした。
下越の方からお越しのようであった。
 今回は、ロッドアンテナに三脚という装備で行ったが、
やはりハンディホイップに比べると受信感度がいい。
ただ、標高が低かったせいか遠くの局は聞こえなかった。
今週末はもう少し高いところを目指し、積極的にQSYしてみたい。

八ヶ岳・天狗岳(2645.8m)

2013年07月08日 | 山歩き
2013年7月7日(日)

天候:曇り


七夕のこの日さまざまなドラマが待っていた山旅である。

昨夜のパーティーの疲れもあり、あまり早く起きられなかった。
北アルプス考えていたが、黒百合の岳さんにも会いたかったし、何年か振りに
唐沢鉱泉から天狗岳周回コースを行ってみた。
それでも家から1時間ちょっとで唐沢鉱泉に着いた。
もう何年ぶりか忘れたが、随分と道もきれいになった印象。
駐車場も。


登山者駐車場

結構、車も停まっていた。


唐沢鉱泉

きれいになっているという感じがしたが、前からこうだったかも。
鉱泉前の唐沢の橋を渡り西尾根への登山道を上がる。
昨夜から雨だったのか随分と道がぬかるんでいた。


コメツガの登山道

いかにも八ヶ岳の登山道という雰囲気。
45分で西尾根へ。ちょっとゆっくりめかな。
2人の若者が先に行った。
一本入れて、少し登ると雲低高度に着たのかガスの中に入った。
風も強い。


シャクナゲ

ちょうどシャクナゲがきれいに咲き始めていた。


第一展望台

辺りはガスの中で展望はない。
先を急ごう。
ちょうどこの前で、地元茅野からの4名パーティーと出会う。


キバナノコマノツメ

長い名前の花だが、簡単に言えば黄色のスミレである。
森林限界から岩場を登ると西天狗岳頂上である。


西天狗岳山頂

ガスの中であるが多くの方が休憩していた。
私はここで無線機取り出し、まずは430をチェック。
どうもコンテスト行っているようで、大変な賑わい。
ちょっと出てみるかと、1局出てみたがコンテストナンバーがわからず
いろいろレクチャー受ける。。。
時間が勝負なのに申し訳なかったです。しかし、勉強になりました。
コンテストの出方わかったので、もう1局出てみる。
埼玉の局と59で交換した。
やはり山頂移動は飛ぶ。その他もコールしてみたが、パイルしているみたいであった。
風もあったので、早々に切り上げて東天狗岳へ向かう。
その途中、先の地元パーティーと一緒になる。
この先この方々と共にする。


東天狗岳山頂

ここは西より風強く長居は無用であった。
風が強いので、天狗の奥庭経由で行くことにする。



皆さん濡れた岩場で少し苦戦。
こちらもそんなに風弱くなく、ガスの中だがお話しながら岩場を行くと
スリバチ池が一瞬見えた。風除けできる場所でしばし休憩しシャッターチャンスを待つ。


スリバチ池

ガスの切れ間にたまに見える。
その後、スリバチ池の上を巻いていくと黒百合ヒュッテへ
下る道の手前でガスが晴れてくれた。


スリバチ池その2


ヒュッテ手前の登山道

ガスの中、岩っぽい登山道を下るとヒュッテが見えた。


黒百合ヒュッテ

ヒュッテの前では多くの人たちが休んでいた。
我々は、中で休憩とした。
岳さんとも約2年ぶりくらいにお話が出来よかった。
今度はゆっくり飲みに行きます。
ガッツリ休んで下山にかかる。
濡れた岩と根っこで滑りやすい。慎重に行くと、ガスの中でヘリの音。
どうも県警のヘリ「やまびこ」のようだ。
どこかで事故があったのか?
過去に経験した事故の話などしているうちに、我々より先に下りた
ヒュッテの岳さんがいた。
どうも、根っこで滑って足首をやったようだ。
処置はしてあった。ヘリが近づいてきたがどうもガスでだめだった様だ。
先の4人組には先に下りてもらう。
ガスの晴れるところ、雲低高度より下へ運ぶようだ。
ヒュッテから要救助者を担ぐハーネスを持ってきてもらう。
その間に私は先の4名パーティーに挨拶がてら荷物を降ろしに行く。
結構下まで行ったところで追いつく。挨拶を済ませ、申し訳なかったが、
荷物を車の所まで持っていってもらう。
私が戻ると分岐より下で、担いで下りてきていた。
私が変わったが、数歩進んでもうダメであった。
それもそのはず、どうも体重は100はある。
それでも要救と同じ山岳会の人や岳さんなどはあっさり?担いでいた。
山岳会の人や県警地上隊もやってきた。上空開けたところで再度ヘリを呼ぶ。



近くまで来てくれたが、またガスかかる。



少し待ったが、ダメなようだ。これは担ぎで下すかというときにパーっとガス晴れる。
ラストチャンスであった。


ピックアップ

1659に無事ピックアップされていった。
あとは皆様と挨拶し、岳さんたちと下る。
無事唐沢鉱泉へ下り、先の4名パーティーに持って行ってもらった荷物も無事回収した。
荷物運んでもらい、また楽しい山行をこの場を借りて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。

岳さんに聞いたところ、男性2名は地元の名士の方々であった。
女性は、看護師さんたちであった。
温泉に浸かり、ハルピン食べて帰路に着いた。

7日だったのだろうか?いろいろとドラマのある山旅であった。
しかし、下界は暑いですね~






信州東部・小川山

2013年07月07日 | クライミング
2013年7月6日(土)

天候:曇り

SK隊長にお誘いいただき、昨年来の小川山へ。
この日夕方から所用があり、早朝松本発となる。
隊長もF師匠も久々のクライミングとのことであった。

7時に着くとまだガラガラだ。それでも関東方面の車が何台かあった。
先週も来た人の情報によるとこのところ空いているらしい。
地の利を生かして早く来れば空いていること間違いなしだ。

今日は、両師匠とも行ったことのない「ガマルート」へ。
私は、昨年3Pまでは行った。


1P目ガマスラブ

グレードは高くないが、スメアに慣れていないので立ちこみが怖かった。


2P

ここが核心であるが、私にとっては全部核心に感じた(笑)


3P


5P

ここは支点が取れないので、結構怖い。あのポケットと斜上クラック。。。


終了点

ここから反対側へ50m懸垂。
下りた横のマガスラブは多くの人がいた。昼前に終了し、道の駅で昼飯にした。

毛勝・猫又山(2378m)~大猫山(2055m)

2013年07月01日 | 山歩き
2013年6月29日(土)~30日(日)

第1日目

天候:曇り時々雨のち晴れ

猫又山は、秋の紅葉時期と春スキーで行っているが、この時期はまだ行っていない。
日本海側の方が比較的天気良さそうと判断し今回行ってみた。
事前の調べをしっかりしなかったので、いつもの大猫山の駐車場へは、
工事やっているようで馬場島先のゲートまでしか入れず。。。


馬場島のゲート

1時間弱の歩きとなる。ゲート周辺は10数台の車があった。
少し予定より寝坊したので、少し遅めのスタート。
曇っているが、暑い。。。
山は、1900m位から上は雲の中である。


林道途中よりブナクラ乗越

どうも大猫の駐車場を拡大しているようだ。
紅葉時期は結構な車だからね~


大猫山駐車場

駐車場からブナクラ谷を行く。
ここの核心?堰堤越え。


グズグズの急斜面

ホールド1つ外れてビビッた。
沢を高巻くとでかい杉がある。何とか杉と言う看板も設置されていた。


でかい杉

その先、沢の中を行くが思ったより雪代少なくよかった。
昼頃から何人かとすれ違う。


オオバギボウシ(ウルイ)

いかにも山菜取りのおじさんとすれ違ったが、収穫はあまりなかったようだ。
すれ違う人は、ブナクラ乗越往復のようだ。


タニウツギ

この花、何だったでしょうか?と問いかけたらすぐに回答が。
さすが、花の先生方がお揃いです。ありがとうございます。
ど忘れしてました。

途中、岩の間から水が湧いている。うまい。


湧き水


カラマツソウ

ブナクラ谷が分岐する二服近くへ行くとニリンソウが多く咲いていた。


ニリンソウ


ミヤマキンバイ


戸倉谷の滝

この辺でポツポツ来た。


ムラサキヤシオ

乗越への急登を登るとようやく後立山が見えるが雲の中であった。
この日は、ここで切り上げビバークする。
折尾谷の方はいい感じで雪が残っており、雪渓の上でビバークする。
雨はたまに降ったり止んだりだ。


ヒメシャガ

これは私にとってお初のお花です。
アヤメ科で、絶滅危惧植物なんですね。
貴重なものが見られました。


ツマトリソウ


折尾谷

まだ滑れそうな感じです。
少し昼寝して、何年か振りに作ったペミカンで汁作る。
あと山の恵みの少し。
あとは、爆睡。。。

第2日目

天候:晴れ時々曇り

この日は天候も期待できるので、剣を見るのが楽しみだ。
3時起きして、昨夜の汁でうどんを煮込む。
ご来光も期待できそうだ。


後立山連峰

右の五竜から白馬三山。


ご来光

杓子岳からのご来光だ。
天気も良さそうだが、下界の気温が上がってくればもくもくと雲も沸くであろう。


登山道途中からブナクラ乗越

さて、ある程度上がると剣がドーンと出てきた。


剣岳

北から見るとこんな風に見えます。


剣から奥大日、大日岳

雨で濡れた藪の急登を登ると、下界の気温上がってきたか雲が流れてきた。


赤谷山と剣

尾根上を行くようになると猫又山が見えてきた。


猫又山


ゴゼンタチバナ


ヒメシャガ

先ほどの紫の花。この山域は結構ある。

尾根から雪渓を行くと山頂が近づいてきた。



雪は腐っており、キックステップで行ける。

ガスがかかってきたが、何とか山頂着。


山頂標識

残念ながら猫又谷は見えなかった。
あとは、雪渓をグリセードで下る。





シナノキンバイ

大猫山への稜線は、ほとんどが雪で歩きやすかった。


コバイケイソウ


チングルマとコイワカガミ

たまにガスがかかる状況になってきた。
ルーファイ間違えないように行く。


大猫山山頂

大猫山も雪で覆われていた。
この先が、結構ルーファイ難しい。
大猫平への下り、大猫平のまったり地形など雪がありガスってくるとわかりにくい。
大猫平の中間部でこの日初めて人に会う。
いいルーファイ訓練になった。
あとはキツイ下りをゆっくり行く。曇っていて歩きやすいが傾斜がきついので大変だ。
いつもの通りやっとこさ大猫の駐車場へ。あとは馬場島まで林道を行く。

いつものようにアルプスの湯に浸かり帰路に着く。
今回往復、下道で安房経由で行ったが、こちらの方が早くて近いようだ。

今回は久々の重い荷物で歩いたが、体力不足を感じた。
トレ不足かな?まあとにかく山を歩くことだと感じた。