ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部・常念岳(2857m)常念診療所2015

2015年07月28日 | 山岳医療
2015年7月26日(日)~27日(月)

今年も山の診療所へ勉強に行って参りました。

第1日目

天候:快晴

今年も天気は良さそうです。
暑くなる前に登るためにと、夜明け前に鍋倉を出発。
それでも何だかんだで7時登山口発。
一ノ沢の登山口は、現在トイレ補修工事で狭くなっていた。
樹林帯の中を沢の音を聞きながら行く。まだ気温もそんなに高くなく気持ちいい。
今日も多くの登山者が上がって行く。
笠原沢で稜線が見える。


笠原沢から見た常念乗越

沢水で涼んで、出発。今回はあーさんも同行である。今日はどうも調子が上がらないようだ。
胸突八丁からは花が綺麗だ。









今年はここも開花が早いようだ。
胸突八丁の登り始めの階段がきれいになっていた。
そして、最後の水場からの急登から乗越へ。この瞬間が好きである。



槍方面の沢筋の残雪は多いような感じだ。
小屋に挨拶して、診療所へ。土曜からのスタッフさん達もいて賑やか。
今日は、私1人かと思いきや明日から入る予定のT先生や信大のU先生が登ってこられた。
ということで少し気楽にいけそうだ。
昼を摂って、久々に秘密のお昼寝場所へ。
途中、子連れの雷鳥さん一家が。


おかあさん

今回は、学生のE君もご案内して秘密の場所へ行った。



風は涼しいが、とにかく陽差しが強い。とても寝られないため少し散策してから戻る。
診療所内の方が涼しい。昨夜の寝不足もありスタッフ皆さんで爆睡。
患者さんもおられず平和な1日である。
夕方は、空焼けず残念


夕暮れの槍ヶ岳

夜は、U先生より勉強になるお話をいただき、ご来光拝むために早めに就寝でした。
本日の患者さん 0名
こちらが忙しくないということは平和である。


第2日目

天候:晴れ後曇り

ちょっと出発遅れた。



このグラデーションが好きである。
ヘッデンつけて、T先生、T先生ゲストさん、あーさんの4人で登る。
何回も来ているが、ヘッデン登山はしっかりルーファイしないといけない。
何とか、ニセピークでご来光は拝めそうだ。その手前の岩場で雷鳥さんが砂浴びしていた。


砂浴び中

槍ヶ岳方面もいい色となってきた。そういえば高山のお友達があちらお山にいるはずだ。
この景色見ているんだろうな~


雲海とご来光


モルゲンロート

素晴らしい景色が今年も見られた~


雷鳥ジュニア

ジュニアも陽を浴びて気持ちよさげ。



さて、もう一登り。
本日一番乗りで山頂へ。少し風はあったが、そんなに寒くはない。


山頂より富士山、八ヶ岳、南アルプス


松本平と八ヶ岳


御嶽山と乗鞍岳


ぼぼ on 山頂

北は剱から360度の大展望を見てから戻る。


乗越へ向かって

続々と上がってくる。
行っている間も患者さんは来られなかったようだ。
朝食摂って、ノンビリする。U先生は早々に下山されたようであった。
朝方は晴れていたが、徐々にガスが湧いてきた。そんな中、本日からのスタッフのYさんが上がってこられた。
山の診療所は初めてとのことで、いろいろお話させていただいた。
そして、お昼いただいて下山とした。


いつもの集合写真

学校登山に皆さんも到着したようだ。



帰り際に、雷鳥さんファミリーがヒョコヒョコと。


おかあさんとジュニア3





いつもよりゆっくりめに下山したのでした。
珍しく、患者さんも0で山は平和でした。

もしかしたらもう一回行くかも。。。





信州北部・鍋倉のBCでおなじみの小屋にて

2015年07月28日 | その他
2015年7月25日(土)

天候:晴れ

このところ猛烈暑い。
そこに鍋倉BCで必ず通る小屋の管理のH氏からBBQのお誘いを受けた。
雪の時にしか見たことなかったが、周りはヤブも濃くそこにひっそりと建っている。



テラスは、雪解け後に組み立てるようである。



火打でお会いして以来のK氏とも久々に。
皆集まった所で、BBQ。



お酒と共にお肉をおいしくいただく。
そして、ダッチオーブンでの鶏の丸蒸し。これはなかなかのものであった。



いつもと違う風景も新鮮であった。


夕景

そして、暗くなってから花火大会をやって、また飲んで~と楽しい時間は過ぎていった。
みなさんありがとうございました。

★重 要
 このブログを見られている中には、BCで鍋倉山へ行かれる方もいるかと思います。
 さて、このところ相当な数の人が来るようになってしまいました。そこで今回行った小屋を含め、
辺りの私有地の通行禁止なども検討されているようです。
 温井の集落でも駐車の車が、民家の出入りを妨げたりして警察沙汰も何件かあったとか。
今冬より何らかの規制がかかるかと思いますが、情報が入りましたらお知らせします。
 人が来すぎると中にはマナーが。。。って方が必ずいますね。お互い注意しあって楽しく遊びたいものです。


中ア・中御所谷西横川

2015年07月14日 | 沢登り
2015年7月14日(火)

天候:晴れのち曇り

ここ連日台風などの影響で暑いこと暑いこと。。。
ということで、以前からお約束の水浴びへ。今回は、昨年を除き毎年行っている西横川へ。
一昨年もほぼ同時期行きましたが、この時は雪渓が随分とあり苦労させられました。
一昨年の日記はこちら

さて、朝一のバスに乗るべく松本出発。朝から結構暑い。
しらび平へ着くと幾分涼しいが、まさに沢日より。


しらび平

今回も貸し切りの沢である。時期も早いしね。
ベンチで準備して、いざ入渓。



堰堤二つ越え、東横川との二俣へ。


二俣


東横川F1 20m

ウオータースライダー滝で朝一から水浴び。
水温は高く、濡れても気持ちいい。



その先、大岩のある滝が少し悪く、私は中央突破、同行2人は左のグズグズ行った。
その先トイ状など快適に行く。


トイ状

その上の左岸の崩落地点は一昨年に比べたら綺麗になっていた。


崩落地点

沢下部の流木もだいぶ流されて綺麗になりつつある。
その先も快適に滝を直登。



そして、30m大滝のお出まし。
その手前に2段滝あるが、1段目は右の雪渓から巻いた。これなければ、雪渓下のスラブを行く所だ。


大滝下の雪渓


30m大滝

ここは左壁を快適に登る。



登ってから上のナメ滝で記念撮影。



お花も綺麗に咲いてきた。





奥の二俣手前に少し雪渓残っていたが問題なし。



後ろを振り返ると駒ヶ根市街地などよく見える。南アは稜線がちょうど雲の中。



快適に10mくらいの滝などこなしていく。



奥の二俣で大休止。風も心地よい。今日はノンビリ行きましょう。
いつものヌメっている大滝を行く。



上部はお助けを出したが、だいぶ皆さん登るのがうまくなった。
その後も小滝をこなし、湧き水の所へ。


右の湧き水


左の湧き水

左がうまい様に感じた。距離は近いが味が微妙に違う。
その後、涸棚など上がり終了点へ。途中小石が落ちてきたが、どうも登山道周りに猿がいたので彼らかと。
足回りだけ変えて、長谷部新道をトラバース。木々が成長しており、前より歩きにくくなったかな。
花は綺麗に咲いていた。

















宝剣岳はガスにたまに隠れたが、風が強いためたまに顔を出してくれた。



今日は空き空きなので、いつでもロープウェイに乗れる。
千畳敷は寒いくらいだ。少し休んでロープ乗る。
鉄塔など整備したようで、真っ赤っかに塗られて綺麗になっていた。
下界は今日も暑かったようだ。車の中も灼熱地獄に変わっていた。
温泉入って、今メンバーの定番焼き肉たらふく食べて帰路についた。

まさに沢日和の一日でした。





奥多摩・多摩川水根沢

2015年07月13日 | 沢登り
2015年7月12日(日)

天候:晴れ

今日も暑くなりそうです。
そんな時はジャブジャブと水遊び~

朝、水根バス停前の駐車場へ集合し準備。
さすが人気の沢で、すでに2パーティー旅立っていた。他にも準備中の方々も。


駐車場

道路を渡って、キャンプ場方面へ。
とある本によると、むかし道休憩所とキャンプ場の間から入渓とあったが、こんな看板が。



ということで、民家前を通り入渓。


入渓点

コケが綺麗ですね~ この長めのコケは滑らない。
すぐにこの小滝。


F1

その後、CS3m


CS3m

積極的に水の中をジャブジャブと行き取り付きます。
気温も上がってきて気持ちいい~
ここは確か、ツルが来ていていい手がかりに。


ツル使用

その後頭上を橋が通っていた。



このあとから第一ゴルジュ帯


第一ゴルジュ帯入口

釜などもジャブジャブ行って、滝に取り付く。




2条CS3m

この滝はジャブジャブ行って真ん中取り付き。


沢クライマーよめ がんば!

その後、トイ状4m登場。ここはツッパリ


トイ状4m


ツッパリよめ


ツッパリだんな

お初のツッパリでしたが、お二方とも良く出来ていました。
その後のスライダー滝で水遊び


いい感じのナメ滝


スライダーよめ

楽しくドボン!
これで第一ゴルジュは抜け、作業小屋が見えてくる。


ワサビ田あとと作業小屋

この後、第二ゴルジュ帯へ。


第二ゴルジュ帯入口

ここも基本水の中を突破。滝に取り付き登るという感じである。



水浴びして沢が屈曲すると、半円の滝お出まし~
先行パーティーが取り付いていた。


半円の滝

先ほどのツッパリを効かせて登る。左壁も登れそうだが。
私は一回ズルッと行きそうになったが、何とか持ちこたえて登る。
お二方には、ロープを投げた。


ツッパリよめ2

2人ともサクッと登って、後続パーティーの登りを見てから、この少し上で遡行終了。
ツッパリの練習と水線上を行く練習をするには、暑いこの時期にはもってこいの沢であった。
登山道(水根沢林道)へ上がって、歩いていると後続が続々来ていたのが、下の沢からの声でわかる。
あっという間に水根集落、駐車場へ。

めのこいの湯に浸かる。ここ結構なアルカリ度でお肌ツルツル。
柳沢峠を越えて帰路につく。
お疲れ様でした。
しかし下界は暑い。



奥武蔵・日和田山 岩登り教室

2015年07月13日 | クライミング
2015年7月11日(土)

天候:晴れ

この日は夕方から東京で用事であるが、午前中時間が空いたので、先週沢行ったK夫妻の初外岩をやるべく
初心者岩として関東のメジャーどころのここへやってきた。
私自身はここ初めてである。
アプローチは、本とかに載っているものでなく、独自のルートで。15分くらいのところである。
お初だったので、ちょっと冒険もしたが。。。
大汗かいて、到着。時間も早かったせいもあって、まだお二方しかいなかった。


女岩


男岩

まだ昨日までの雨の影響からか、濡れている部分も多かった。
比較的乾いてそうな女岩南面へ。


女岩南面

下部少し濡れていたが、沢ヤにはあまり関係ない。
トップロープ張って、結び方各種、ビレーの仕方などもろもろやって、登ってもらう。


ハーネスへの結び方

お隣の西面には、ソロの方が仕掛けを作っておられた。


女岩西面

早速登ってもらいましょう。グレードはそんなに高くないのでサクッと行けるでしょう。





お互いビレーしたりしながら、何本か登っているうちに続々と人が現れ、男岩はロープ簾状態(笑)
ここ来たらこれ見なければという感じでしょ


男岩北面 簾状態


男岩北面登るクライマーさん

高齢者が多かったような。山もそうですが、この年代みなさん元気ですね~
私もほぼ仲間入りですけど。。。

さて、K夫妻これでトップロープクライミングはマスターされたでしょう。
最後に支点の所で、支点の作り方やって帰ります。

日比谷野音に向けレッツゴー!!

東北沢旅第1弾 安達太良・烏川左俣~安達太良山(1699.6m)

2015年07月08日 | 沢登り
2015年7月5日(日)

天候:曇りのち雨

そういえば、雪のない時期にこの山登っていないな~と今回は烏川左俣を選択。
あまり難しい所もなさそうで、今回のメンバーにはちょうどいいかもしれない。

さて、昨夜はというと、いつものごとく、久々に飲んでしまった時には宴会途中でコロッといってしまった。


お世話になりました

皆さん盛り上がったようであるが、朝の集合にはキッチリ集合し、あだたら高原スキー場へ。
曇り空であるが、そこそこの登山者がいるようである。


駐車場

奥岳登山口から自然遊歩道へ進む。





程なく渡る橋から入渓する。
昨日は赤ナメ、今日は黒ナメという感じである。入渓場所からはちょっと陰鬱な雰囲気もあるが、コケが綺麗だ。



当初はしばらく左右どちらかの上を遊歩道がある。





この滝は右の遊歩道から巻いた。この滝の本流左の水線2本は地面から湧き出ていた。
この上にはナメ登場する。




ダンナ様がフォロー



この滝は右から。





釜も深く一カ所泳いでみた。天気は?だが水温は高くていい。



配水管が上を通っている手前で遊歩道とは離れる。



その上もナメは続く。









徐々にゴーロとなると左右の木々が邪魔をしてくる。



ゴーロの小滝と左右の木々を避けながら行くと二俣


右俣


左俣

今回は左俣へ。この先に大滝があるはずだ。
ヤブっぽい沢を上がって行くと急に天空が開ける。そこに30m大滝。


大滝


沢ガール?ズ

階段状になっており、サクサク上がって行く。




上部

上部は少し立っているが問題なし。


上から見た所

その後は、ヤブっぽい沢を上がる。お花が救いだ。











地形図上で水線が切れる辺りの奥の二俣で左へ。そこ入ってすぐの左のルンゼに入る。
根曲りのヤブを漕いでいくと仙女平分岐へ飛び出した。
登山者の方がちょっと驚かれていた。すみません。クマではありません。


分岐標識

ここに荷物デポして山頂へ向かう。





何て歩きやすいんでしょう。
途中、沢の源頭部を右に見る。


源頭部

乳首が見えてきた。


乳首(山頂)

たまにガスで隠れるが、雨はまだ降ってこない。
多くの人たちとすれ違ったが、山頂には2,3パーティー


山頂標識

乳首に上がってみる。


山頂

残念ながら眺望は得られなかったが、雪のない山頂にやっと上がれた。


記念撮影

肌寒いのでトッとと下山。ロープウェイ山頂駅を過ぎた辺りから雨が降り出した。
ゲレンデに下りる頃には本降りに。沢装備なので大したことないが、泥で滑ること滑ること。
お尻とザックがドロドロとなってしまった。
駐車場はまだ多くの車もあった。ドロドロを着替えて、体が冷えたので岳温泉へ。
岳の湯と違う所へ初めて行った。温まる。
その後、食事反省会をして解散し、一路信州へ戻った。

沢から山頂って、やはりスッキリしていていいですね~
安達太良周辺はそんなに難しくない沢が多いので、また違う経路で行ってみたい。
お疲れ様でした。大勢でガヤガヤと楽しかったですね~また行きましょう。








東北沢旅第1弾 吾妻・前川大滝沢(大滝まで)

2015年07月08日 | 沢登り
2015年7月4日(土)

天候:雨のち曇り

今年はまだ小笠原高気圧の勢力が弱いためか、前線が南に停滞しがちだ。
今回、少し前線が北上しそうなので、東北へ。
前から行きたかった、吾妻の沢へ行ってみた。
参加メンバーは、十石でお世話になっているK夫妻といつものメンバー。
初心者が3名であるが、何とかなるだろうといってみた。

金曜に我が家集合し、一路米沢へ。K夫妻とは、現地合流。
宿泊は、ここも前から来たかった奥羽本線峠駅。
ここ行くまでも国道から山道で奥深く行く感じである。


峠駅1


峠駅駐車場

車は何台か停まっていたが、泊まったのは我々だけであった。


外看板

4時間くらいであったが、貨物とかで起こされることなく爆睡。
5時半に駅の電気は自動点灯であった。
食事軽くとって、滑川橋先の駐車地へ。ここ5台くらい停まれる感じだ。
ここへ来て雨がいい感じで降ってきた。しかし、そんなに続かないだろうと入渓



ここから下りたり、橋のたもとから下りたりするパーティーがいるようだが、
我々は下へ行く道路から、橋下のナメ滝上に下りた。スッキリしている。


橋下ナメ滝上

ちなみに私は、事前にあまりネットで情報はとらない。
その時その時の状況判断が、実力をつけて行くであろうと考える。今回は本は見た。
帰ってきて情報とってみるとなるほどと思うことも多い。それが次に繋がるのである。

と話はずれてしまったが、元に戻す。

沢はすでに赤ナメが綺麗である。


橋下

橋をくぐると、左は滑川温泉へ。本流は右。


出合付近

その上で巨岩が少しあるが問題なし。すぐにF1 2段15mである。
左壁を登り、バンドを右にトラバース。
一カ所少し岩が出ている所があり、ボルトが1本あった。
今回、超初心者さんおられたので、ロープ出す。
さて、ここから水流左を行くが上部で細かいホールドと一手ない所がありフリクションで行こうとするが、
うすうすフェルトが滑る。一旦、クライムダウンして検討する。
右からトラバースで行くか左を高巻くか?
右からトラバースがいいかなと思ったが、高巻きがいいとの意見で行ってみた。
最初、左壁を左へトラバース気味に行き草付きを直上。
右上の灌木に残置あり、そこからロープ出す。草付きは滑りやすい。


左岸の支沢からのナメ滝

そこから右にトラバースすると灌木に懸垂残置のスリング。かけ直して懸垂。
30mロープだと少し沢床へ足りないが、足場がしっかりしている所へ下りるので問題なし。


懸垂地点

草付きの上にいる時に15名くらいの大パーティーがF1を通過して行った。
この巻きでだいぶ時間食った。皆さんには懸垂などのいい訓練にはなったが。
さて、この先のナメが素晴らしい。





ひたひたと赤ナメを行く。






ポットホール





沢が左に曲がる辺りから、上の登山道へ上がれる道がある。


その付近

ここを過ぎると、遠くにドーンと滑川大滝が見えてきた。でかい。



近づいてきましたよ~



こんなにデカいの見たのは初めて。




人見えるかな?



F1で時間かかったので、今回はここまでとした。
この滝の巻きは、すぐ横の左のルンゼであるが、我々は登山道戻るルートへ。


巻きの下に咲くヒメサユリ

沢を少し戻り、登山道と同じくらいの急登を上がる。
これを上がって、大滝を巻くというのも記録で見た。



程なく、登山道の大滝展望台にでた。


大滝展望台看板

この上の多分、ネコノ沢辺りまで行ってみた。
この登山道を使っての巻きの下降地点はいくつか偵察してみたが、よくわからず。


トロッコの残骸

この残骸まで行くと行きすぎみたいであるが。
ネコノ沢はとりあえず小滝の連続で下りられそうであったが、ここでお昼して下山とした。


樹に食べられた看板

素敵な樹林をつづら折れに下りると吊り橋があり、その先が滑川温泉。



大浴場の窓枠にシマヘビがいた。



駐車地へ戻り、車で滑川温泉へ上がり、ひとっ風呂。
少し白くなった温泉でいい雰囲気であった。ちなみに洗い場はない。
その後皆さんのリクエストで、峠駅に戻る。観光客?鉄さん?もチラホラ。
うちにも鉄子がいたので、駅を通過する新幹線を撮りたいとのこと。
20分くらいで上下線来るので待つことに。


山形新幹線下り


上り

これだけ間近で新幹線走っているのはレアである。

そして、いつも冬に泊まっている岳温泉は岳の湯へ向け前進。
ヨークで買い物し、岳温泉の肉屋で馬刺し手に入れ、宴会準備完了し温泉浸かり、
反省会&懇親会で盛り上がり、鋭気を養う。

今回は、大滝までであったので次回の楽しみが増えた。
FBでアップした時にリクエストもあったので、また行ってみよう。




北ア南部・十石山(2525m)

2015年07月01日 | 山歩き
2015年6月27日(土)~28日(日)

第1日目

天候:曇りのち稜線暴風雨

この日の予報はあまり良くなかったのであるが、直前になって程々の予報となった。
集合時間を早め、直接登山口へと向かう。
今回は、あーさん、ヨーさんと3名のいつものようさんチームである。
さすがに駐車地には車はいない。
前週にT氏が草刈りしてくれたお陰で道は歩きやすい。


カラマツソウ


ゴゼンタチバナ


???

唐松のフカフカの登山道を行く。以前はザレたところも、今は結構人が入るのか踏み固められて歩きやすくなっている。
湯沢平から二壁と順調に高度を稼ぐ。天気は何とか保っている。


ユキザサの花

ゴゼンタチバナとマイヅルソウはずーっと登山道に咲いている。
第二高点過ぎると、潜れるダケカンバの倒木。




ミツバツツジ

その上に最近の物と思われるシラビソの倒木



これは潜れないので少し迂回。
その後は、以前T氏が刈っていただいた笹の道を快適に上がって行く。
樹がまばらになってきた頃、たまに雨が落ちてくる。


T氏のお陰道

上部は所々笹が覆ってくるが、以前に比べたら歩きやすい。


笹覆ってくる

森林限界手前辺りから雪が出てきた。昨年より1ヶ月早く上がったが、この先雪渓の雪は多そうである。


上部雪渓


雪渓から下を見る

上部の雪渓辺りは道がちょっとわかりづらい。私は何度も来ているので問題ないが。
ちょうどこの上で水が取れた。
さて、昨年掘り起こされた(多分イノシシに)小屋下は、半分雪渓であったが出ている部分は何とかつきそうな感じである。
夏に無事チングルマなど咲けば良いが。


小屋下お花畑

ここ、登山道を歩いて欲しい。登山道が掘れて歩きづらいとは思うが。
小屋に着くと3カ所窓が開いていた。誰かいるかなと思いきや誰もおらず。


窓開いていた状況

幸い、中の被害はなく良かった。
一休みし、雨が本格的に降ってくる前に水タンクを設置したい。
風は強いものの何とか作業は出来そうであった。


水タンク設置完了

設置後に雨の降りも強くなってきた。
それでも気になるコマクサを見に行った。一株咲きそうであった。3人で石囲いを直した。


十石コマクサ

山頂看板は翌日にした。
あと、玄関の足場が安定していなかったので、ヨーさんが土木工事をして安定させた。


玄関先の足場

あとは、まったり山の時間を過ごし、パスタで晩ご飯とした。
そして、早めの就寝。やはり山はゆっくり眠れる。朝まで爆睡。

第2日目

天候:稜線暴風雨のち森林限界下曇り時々晴

今日もご機嫌な天気であるが、雨はそんなに強くない。おそらく西高東低の天候であろう。
風も北風に変わっていた。
水タンクも順調に溜まり、朝食用に水が取れた。
朝食はうどん。たっぷりいただき、看板設置に向かう。







裏にスリングを固定して、山頂の風が比較的当たらない場所のハイマツに括り付けた。


山頂三角点と標識

この日ちょうど強風が吹いていたので、設置場所を選定するのにちょうど良かった。
小屋に戻り、小屋内の片付け。
いらない物やゴミをまとめて下山準備。
小屋下のミネサクラもまだ咲いていた。


ミネサクラ

そして、夏に綺麗な花を咲かせてくれることを願い下山する。



森林限界下からは風、雨ともなくなり暑くなってくる。
下界は晴れているようだ。


ヤマオダマキ

案の定下界は晴れていた。
銀山荘で汗を流し、K氏とお話をして、スプリングバンクさんで遅いお昼をとり帰路についた。

夏の花が気になるので日帰りでも確認へ行ってみたい。


上信国境・湯ノ丸山(2101m)~烏帽子岳(2065.6m)+池ノ平湿原~三方ヶ峰

2015年07月01日 | 山歩き
2015年6月24日(水)

天候:曇り時々晴

この日は、突然山へ行きたくなってしまった?従姉妹の姉を初登山へとご案内した。
姉は、写真をやるので場所の選択は、この時期やはり花と言うことになるか。
ということで、レンゲツツジ全盛の湯ノ丸山へ。
地蔵峠の駐車場は半分は埋まっている盛況ぶり。早速支度して、ゲレンデを上がる。


湯ノ丸スキー場ゲレンデ

ちょうどリフトも動き出したが、歩きとストックの基礎をやるべくゆっくり上がって行く。
程なく、リフトトップ。ここから少しでツツジ平だ。


ツツジ平1

満開でちょうどいいタイミングだ。


ツツジ平2

ここで撮影しながら上がって行く。


東屋と湯ノ丸山

少し休憩入れてから、湯ノ丸山への登り。
お花が所々あって飽きない。







花を見ながら行くと、山頂直下へ出た。



ここから程なく山頂。広々した山頂には平日とは思えない人の数。


山頂と烏帽子岳

雲が流れてきたりして、遠くの山は見えないが、これから行く烏帽子岳はそこに見えた。
ちょっとガレた道を下る。


シロバナヘビイチゴ


キンバイソウ

鞍部からもお花が所々あり飽きない。


サラサドウダン

結構でかいサラサドウダンもあった。


ハクサンチドリ

ハクサンチドリは至る所にある。
稜線に出るとまたレンゲツツジの群生が。ここのは色も濃く綺麗であった。









稜線を一登りすると烏帽子岳山頂が見える。学校登山が来ているようであった。


烏帽子岳


アヤメ


ミヤマハンショウヅル

山頂は、大賑わいであった。


烏帽子岳山頂

ここでお昼とした。下界は暑いのか雲が流れてくる。
登りで気づかなかったが、途中、一株のコマクサがあった。


コマクサ

高山の物より少し大きめか。
来た道を湯ノ丸との鞍部へ戻り、駐車場へトラバースする。
途中、中分岐の辺りはレンゲツツジが綺麗である。



ここを下ると臼窪湿原とキャンプ場へ着く。


臼窪湿原

ここのアヤメはまだこれからという感じである。
地蔵峠に戻り、車で林道を池ノ平湿原へ。ここの駐車場は500円。。。



道を下った所に木道のある湿原へ。



花はまだという感じであったが、アヤメが少し。



対岸には鏡池。


鏡池

ここから少し登った所が三方ヶ峰だ。ここにはコマクサが群落している。






山頂標識

下りは違うルートで下る。


ハクサンシャクナゲ


レンゲツツジ

レンゲツツジはもうこれでもかというくらいあるので、この辺ではごちそうさまである(笑)
来た木道戻り、温泉入って帰路につく。
何だかんだで7,8時間くらい歩いたかな。姉はまだ余裕そうであったので、体力的には問題ないだろう。
あとは経験を積んでいくだけである。
何年か振りのルートはまた時期が違うと表情も変わり、よい山旅となった。