ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

八ヶ岳・天狗岳(2645m)

2010年03月29日 | 山歩き
2010年3月28日(日)~29日(月)

天候:28日曇り時々晴れのち雪
   29日雪時々曇り
メンバー:伊くん、中さん&me

今回、雪山経験のない雲の平の中さんの希望により、雪訓兼ねての山行に行った。
伊君は3回ほど行ったことあるとのことであった。
9時に渋ノ湯集合。先日来降ったと思われる雪もうっすらありいい感じ。
アイゼン早速つけてレクチャーしながら行く。
日曜のためか下山者は多い。
ゆっくり行ったが、2時間ちょっとで黒百合に着。
テントがめっちゃ多く、どうも高校生の合宿のようである。
このころから雪が降り始めた。


黒百合ヒュッテ

連れの二人はテント泊で私はヒヨって小屋泊。
しかし、テン泊の二人も特別に食事は小屋にしてもらって会食する。
泊まり客は、他に6名と静か。
岳さんがいなかったのは残念。(また行きますね~)
テント張ってから昼食べて、早速小屋前の斜面で雪訓。ここはちょうどよい斜面である。



歩行技術から始まって、滑落停止等々雪の中一生懸命やってくれていた。
小屋番の人たちとも楽しくお話しして、8時過ぎに寝る。
山はよく寝られる。
5時起きして、6時に朝食。7時半に出発。ちょっと天気はコロコロ。
基本的に雪は降っており、気温も低く、冬らしくていい。
先発のおじさんのトレースに助けられ、あっという間に中山峠。


中山峠

新雪はたっぷり降って、30~40cmくらいか。
途中ラッセルの練習もしつつ、登る。


東天狗岳手前

ちょっとガスったり、晴れたりと天気も忙しい。
山頂手前の岩はいい練習になったのでは。


岩場

山頂は風強くあまりいられず。


山頂にて

今日はここまで。あとは、天狗の奥庭経由で小屋に戻る。
今回山頂行ったのは、前出のおじさんと我々だけだった。
厳冬期ぽくっていいトレになったみたいです。
伊君はカメラマンでもあるので、また今回撮ったいい絵をみたい。
テント撤収して、小屋に挨拶し下山。


登山道

雪が積もってきれい。ラッセルもないし、いい山だ。
二人とも楽しかったようでよかった。
1時間ちょっとで登山口。
あとはようさん一押しラーメンを食べて、片倉館で湯に浸かり、帰路につく。

木曽・御嶽山(九合目手前まで)

2010年03月27日 | BCスキー
2010年3月27日(土)

天候:ピーカン(時々強風)
メンバー:弓さん

今日は、夕方から定年の方のパーティーがあるが、天気予報はピーカン!
先週から患っている感冒もいまいち調子はよくないし用事も詰まっているが、やっぱ山行きたいのだ~
ということで、毎シーズン行っている御嶽詣でに出かけた。
最近行ってる、御岳ロープウェイルートです。


ゲレンデトップから

昨日降ったと思われるうっすらした雪が気持ちいい。
すでにツボ足さん含め5名くらい出発している。
1P(ピッチ)で森林限界上。風強し・・・クラスト
スキーアイゼン装着。


上部を見る

雪煙も上がっており、クラストもしてるようだ。
もうこの段階で日和気味。。。
石室山荘手前で本格的にアイスバーンと化した。


石室山荘手前

途中岡山から来た方と一緒になり、慎重にアイスバーンをクリア。
石室山荘上はバリバリ。。。昨夜来の冷え込みで昨シーズンより凍っている。
ここでやめ。
当初、アイスバーンを横滑りなどでクリア。雪のあるところは、ストップドスノー。。。
左板引っかかり転倒するも、カールに入ったら少し快適に滑る。


斜面を上から下に見る


弓さん

樹林帯に入ったら、気温低いため雪質まあまあ。あっという間にスキー場へ。
スキー場の雪質がいいザラメで一番よかったかも。
あとは、ホテル木曽温泉の茶色のお湯で疲れを癒し、帰路につく。

北ア南部・焼岳(2444m)

2010年03月20日 | BCスキー
2010年3月20日(土)

天候:ピーカン
メンバー:F師匠、I顧問、中隆さん&me

天気は今日はもちそうだ。2週間振りのお山。
本当は来る予定だった、U-chefは来られず4名で行った。
沢渡でタクシーに乗り換え、中ノ湯まで上がってもらう。3800円!高っ!
4名だと2000円くらいか、まあ良しとしよう。
ちょっと、メンバーに道具トラブルあり出発が少し遅くなってしまった。
ツボ足登山者が出かけていった。
あっという間に追い越し、夏道の新中ノ湯ルート沿いに行く。


中ノ湯旅館

尾根の上がり口が急だがそれを過ぎると比較的楽になる。


樹林帯を行く

雪はたっぷりである。雪質はザラメでその下に少し硬い層がある。
そんなに歩きにくくはない。
ダケカンバが現れ始めると、2000m位で釜トンネルから来る登山道と合流する。
上を見ると、下堀沢状部のきれいなボウルが。。。
南峰側から少しデブリが出ていたが、そんなに影響はないだろう。


焼岳北峰と南峰と下堀沢上部

横を見ると穂高が霞はかかっていたがきれいに見える。後ろは霞沢。
風が強いと思ったが、そんなにでもなかった。


穂高連峰

しばし休憩して、下堀沢へ。雪質は安定していた。


下堀沢上部を行く

1Pで、北峰と南峰のコルに到着。風も意外とない。
ただ、噴煙がいつもより多いような・・・・


北峰南側の噴出口

そこからスキーでそのまま中尾峠からの登山道合流点へ。
ガスを食らいたくなかったので、タイミング見計らって突破!
ここでスキーをデポ。ここにある噴出口からもゴーゴーといい音立てている。


噴出口

ガスを吸わないように山頂へ。


山頂にて

360度大展望であった。風もそんなになく暖かい。
写真を一通り撮って、デポ地点へ。
スキーを着けて、ちょいとエクストリームな所からドロップ!!


シュプール

ちょいと重いザラメで引っ掛かったりもするが、快適に滑降。
下からスキーヤーが2人ほどとツボ足の方々が4名ほど上がってきていた。
樹林帯に入ると、ちょっとしたコブがありうまく巻かないと快適でない。
あっという間に中ノ湯到着。13時過ぎには集合場所へ帰った。

信州北部・パウダー尾根A & ニュ-オープンジム

2010年03月07日 | BCスキー
2010年3月7日(日)

天候:雪

土曜は天気もいまいち。金曜までの疲れとりと所用を済ませてまったり過ごす。
本日も天候はよろしくないが、スキーがやりたくて仕方がなかった。
早朝起きて、平湯方面でもと思っていたが、すっかり寝坊した。
そんな時に便利なのがここである。他の人にとってはそんなに楽しくないかもしれないので
あえて公開は致しません。だけど見る人が見ればわかる。
南岸低気圧のお陰で我が家の周りは雪がやたら多い。。。
実家ももっと降ってるかも。年寄りに任せてなどと心配はしている。
やはり安曇野の方は降り方が弱いようだ。
さて、スキー場に到着すると、この雪にもかかわらず大勢の人がいる。
この辺りはまだまだ雪はある。
一番右のリフトがいいが動いておらず。まあその横を一本乗る。
そこから少し登ればスキー場トップだ。ここで10時20分。


スキー場トップ

夏は道があるので、ヤブぽいが何とか行ける。この下部の方はちょっとヤブが濃い。
雪の状態は、現在降っている重雪の下は、雨の影響で濡れザラメだ。
結合状態は悪い。固くないのでスキーをしっかり踏めば斜登高は、ずれない。
当初、コブが3つあるが、行けばうまく巻けたりするところがある。
以前のものと思われる、ワカントレースがあった。
コブをこなしその後急登がある。この辺まで来ると積雪量は2mくらいある。
樹の落とし穴があいているが、帰りは慎重に下りよう。
急登をこなすと、この尾根の本筋にぶつかる。この辺はブナ林の平らなところ。


ブナの平

ここが分岐になっており、本筋を行っても沢に下りてスキー場へ戻れる。
しかし重パウなので、平らなところはラッセルになりそう。
ここで少し休憩して尾根を登る。
今までよりも、樹林間隔があき滑りやすそう。これがドライパウダーであったら。。。
この辺で今降っている雪は20cmくらいだろうか。ブーツくらいのラッセルである。


ブナの尾根

休憩から1時間も登ると尾根が細くなって杉が登場する。
2時間も歩いただろうか。午後は別件の用事もあるし、今日はこの辺にしておく。
この上は無木立の斜面とかもあり面白いが、今日の雪の結合状態であるとやばい。
一人記念撮影。。。



さて下りであるが、ちょっと斜度のあるところだとスキーで切ったところが雪崩れる。
やはり結合状態はよろしくないが、樹林ということで木がアンカーになってくれている。
ドライと違って少し回しづらいが、スピードセーブしながら木の穴に落ちないよう下る。
少しは楽しめる程度だが。。。
ゆっくり来たつもりだが、あっという間の30分でゲレンデに出て終了。
だけど、お手軽でいい。

さて、今回は温泉にも入らず15時松本集合。
午後の部は、松本に新しくオープンしたボルダリングジム「EDGE AND SOFA」へ。
メンバーは、まこはな夫妻と長野からSK隊長。
昨日6日オープンで、昨日今日と無料開放。昨日は、平山ユージはじめプロクライマーの
お歴々がルートセットしたりしたようだ。
そして200人近く訪れたとのこと。
今日は駐車場ほぼいっぱいだが、ぼちぼちの混み方。
早速入口からしておしゃれに作られている。更衣室もしっかり完備。
ジムは、なかなかに広い。入口付近には滑り台付の小タワー。
子供でいっぱい。



見た顔のクライマー(ボルダー?)さん達が登っている。
長野のSK隊長行きつけのHDの皆さんもいるようでした。
プロクライマーがセットした課題が色で等級分けされ、わかりやすくなっており良。
簡単なところ何本かやったが、そのうち飽きてきてしまうおじさんなのでした。



頸城・放山(1189m)

2010年03月01日 | BCスキー
2010年2月28日(日)

天候:雨のち小雪のち曇り
メンバー:F師匠、中隆さん

土曜からの悪天が、早朝も引き続いていた。
当初の計画は、北アルプス最北の白鳥山であったが、親不知で早くも断念。
昼前から回復とのことで、シャルマン火打スキー場へ転身。
あわよくば、放山へ行こうと言うことになり、一路能生へ転身したのである。
スキー場は小雪模様で、とりあえず午前券買って様子を見ることに。
上はガスもかかっており視界不良。。。
私以外はこのスキー場初めてだったので、4本くらいいろいろ滑る。
うっすら新雪の下は、固く人の滑ったあとは非常に滑りづらかった。
4本目滑ったくらいで、ガスが切れ始めた。
ザックを取って、スキー場トップのスーシュから放山を目指す。
スーシュの所からパトの人が来ていろいろアドバイスを戴く。
2パーティー入ったようだ。


スーシュ横

大人数のガイドパーティーはすぐにドロップしたようだ。
もう一パーティーのトレ-スを行く。一旦、平坦地へ下りシールをつける。


平坦地にて

後続の3人パーティが来た。お先に行かせてもらう。
ブナの林でよい林相。尾根も丸く広い。シールもよく効いて快適に登る。


尾根

ほぼ尾根通しに行く。山頂手前で先行の2人パーティーが下りてきた。
ガスってどこが山頂かわからなかったとのこと。
我々が行くと、ガスは晴れ、山頂を確認。
先行パーティーのトレースはだいぶ先まで行っていた。
火打、焼山は見えなかったが、海谷の山並みは確認できた。


山頂にて

鉾ヶ岳と権現岳をバックに記念撮影。昼食をとっていると、下からガスが上がってきた。
だいぶ視界悪くなり、しばし待つが晴れる様子はない。
寒くなってきたので、来たトレースをゆっくり追いかける。
少し下に来たら視界が効くようになったので、ザラメ雪を快適に滑る。


ブナ林を滑る師匠

最初の平坦地からは、パトの人にアドバイスいただいたスキーヤーズライトの沢へ。
ガイドパーティーはレフトに行っていた。
これがなかなか面白かった。パウダーであったらと思う。
たまにクラックがはしっているので確認しながら下りる。


中隆さん

橋の所に出て、少し登り返してスキー場へ戻る。
帰りは、柵口温泉に寄って帰路につく。