ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・小遠見山(2007m)~一ノ背髪村尾根

2014年01月25日 | BCスキー
2014年1月24日(金)

天候:ピーカン

19日の学科試験が終わり、仕事ばたばたでこの日曜の実技試験を迎える。
見ないようにしていた天気図ふと見てしまうとこの日はピーカン。
これはもう行くしかないなとお休みいただき、山へ向かう。
新潟方面か小谷の山行こうと思っていたが、少し寝坊して1時間で行けるここにした。
土日は混んでいてあまり近づきたくないが、平日ならいいでしょと。
47から入るとする。
この日、下のリフトは止まっており、ゴンドラに乗る。
この時オースのおっちゃんにこのスキーは何のスキーだなどいろいろ聞かれる。
ここで英語スイッチが入った。
そして、リフト2本乗り継ぐが、何が面倒だって各リフトで1回券買わなければならない。
何人かで行く場合は、回数券買った方が、便利だと思う。
何故そうなったかも聞いたが、まあいいでしょ。
シール着けてゲレンデ少し上り、地蔵の頭南面へ。


天狗岳


入口

ゲートチックな感じになっていた。
すでに10時回っている。結構、人が上がっている。
よってトレースはばっちりだが、堅すぎる。。。
そうすると、ちょっと斜度があったりすると滑ってしまう。
というのも、パウダーロッカーは真ん中からそり上がっているので
シール面があまり接地していないようだ。
よってそういう場所は、トレース無いところを改めて登っていくのがいい。


見返り坂

坂上がっていくとつぼ足のお姉さんにあった。
写真撮りながらゆっくり上がっていた。富山からお越しで、今日のお天気で急に朝方お腹痛くなったようだ(笑)
村尾根はすでにギタギタであった。
犬川の方も結構なリッジをドロップしていたりする。
どうも撮影をしているようであった。


一ノ背髪と五竜岳

しかし天気がいい。
うきうきしながら登っていると、おフランスから来た二人がいた。
オースからの人かと思い挨拶すると、どうも聞き慣れない訛りの英語だ。
お国を聞くとおフランスとのこと。納得。
山頂で結構な機材をお持ちであった。こちらも有名なライダーさんか?
二ノ背髪のちょっと悪いところを過ぎると広々した稜線だ。
少し風強いか。



山頂では360度台展望。


鹿島槍ヶ岳


五竜岳


白馬三山


鹿島槍の左に槍ヶ岳


雨飾、火打方面

槍ヶ岳が見えたので、おフランスのお二方に説明したら、日本のマッターホルンってと失笑。
ヴァイスホルンか何とかホルンにしたらと言っていた。
確かに私もマッターホルン見たときの衝撃は今でも忘れられない。
言っていることがわかるように思う。
あと、周辺の山は説明したが、知っているようであった。


どこ登ってんねん


photo by おフランス

おもしろい人たちであった。
別れ際に私の知っている、おフランス語で挨拶したらえらい喜んでいた。
やはりフランス人の自国語に対する思いは相当なものである。
ちょっと締まった雪面の稜線を行くと先の富山のお姉さんが来た。



おもしろいフランス人がいるよと言ったら、私英語もできないです。どうしようかしら?
と言っていたが、どうなったかな~
昼も回ったが、結構人が上がってくる。中遠見からドロップするのを待っている撮影隊もいた。
私はそのまま村尾根に入る。
雪は思ったよりいい感じである。
尾根を左折したら、少し重くなった。そして、素敵なブナ林。



ノーシュプール探しては、滑っていた。
重かったりだったが、快適に滑って堰堤へ。



水の少ないところ渡るも少し浸みてきていた。
あまりのんびり浸かっているとぬれるので注意。
あとは少し登って、林道を行く。
下の方はどうもモービルが入ってきているようだ。つられて変なところ行かないように注意したい。
下界はえらい暑くて大汗だ。
そして、堰堤下を渡って47に戻る。この渡渉は水が少ないので濡れることはない。
いろいろおもしろい出会いのあった山行であった。
さあ、来週からはバリバリ行きますよ~

さて、日曜の試験落ちたら、あ~試験前に滑ってたから、滑ったんだな~
とお思いください。
おあとがよろしいようで。。。






飛騨平湯・大崩山(2523m)第三尾根

2014年01月07日 | BCスキー
2014年1月6日(月)

天候:晴れのち曇り 山頂:吹雪

このところ、第三尾根の下の方で遊んでばかりだったので、今回は久々に上へ。
皆さんよく猫岳行きますが、その良さが2度行ったがわからない。
やはり、滑りなど考えたら大崩でしょ。
今回は、年末年始フル稼働であったガイドの玲様と今シーズン初滑り。
週末でトレース、シュプールはあるだろうと、7時過ぎに駐車地出発。
この時-14℃。。。



雪の量はそんなに変わっていない。
トレースはバッチリというか、堅すぎて下にズルズルのところも。
クテボクは、シュプールもギタギタ。
しかし、雪は平湯品質。激軽パウダーである。
その証拠に、板にスキーが張り付きません。是非お試しを。


輝山方面に日が差す

高山方面は雲海に包まれていた。


高山方面と飛騨山地

スノーシューとスキーのトレースが夫婦松まで行っていた。
夫婦松につき上を見ると山頂はガスがかかっているようである。


山頂方面


夫婦松

スノーシューはどうもここまでで、あとはスキートレースが残っていた。


焼岳方面

北ア方面は山頂付近は雲の通り道となっていた。
さて、久々に第三尾根上部へ。
当初のなだらかな部分は、前のトレースもえらい左振っていた。
私もよくやる。。。
あとはいい感じで、スカイラインをショートカットしていく。
スカイラインの際は、まだ少ない感じであるが、左右見れば行ける。
最後のショートカットからそのまま第三尾根を真っ直ぐ行く。


第三尾根上部樹林

シラビソの間隔の適度な樹林だ。
この辺で西からの風が強くなってくる。
トレースもこの尾根あがっていてくれ、いい感じでついているので助かります。
5日に上がられた方、ありがとうございます。


山頂直下

トレースは、樹林が切れたあたりからドロップされていた。
我々は、雪と風の中山頂目指す。


山頂

真っ白な山頂に来た。あまり近づくと大崩の崖落ちてはいけない。
風が強いので、シールのまま樹林のところまで行き風よけ。
寒さもこの時-20℃ は下回っていた。。。。指先が。。。
シールはがしてさっさとドロップ。
最初、尾根上ではなく右の斜面へ。ここが一番気持ちいい。


こんな感じ~

途中、うまく尾根に戻ってほぼトレース上、行くも、たまにやってしまう左ドロップし過ぎ。。。
うまく戻ろうと行くも、藪や岩などに阻まれる。
こうなったら、シール張ってリカバーした方が早い。
すぐにトレースに出て、夫婦松まで一気に行く。
その後は、シュプールあまりないところを探して、軽々パウダーを堪能する。
駐車地には、クテボクで遊んでいたというローカルの方々がおりご挨拶。
登り5時間ちょっと、下り1時間ちょっとのガッツリ山行でした。
玲様も平湯品質堪能したと思う。





乗鞍・善五郎滝

2014年01月05日 | クライミング
2014年1月4日(土)

天候:曇り時々晴れのち雪

この日は、以前から下界での職場の後輩との約束。
S先輩も合流し、後輩2名とアイスに行った。
P3は空いており、係の指示で駐車。
トレースもついていた。
まだ誰もおらず、まずは小滝へ。



ちょっと氷柔らか目か。
トップロープ張って、登る。
1からレクチャーし、登らせる。パワーあるので何とか登ってしまったという感じだ。



その後1パーティー来て大滝へ。
トップロープ張りそうにないので、先のパーティーのロープで
大滝にトップ張る。



ここでやっていたら、スノーシューパーティーが続々とやってきた。
ここ1本づつ登ってもらって、その後、すぐ横の斜面を帰路に使いラッセル訓練。
要領を教えて、上まで頑張ってもらう。
若いのでパワーあるね~

私といえば最近クライミングらしきものやっていないので持久力が。。。
もっとこちらもやらねばだけど、すべりが楽しすぎて、楽しすぎて。

おっと資格試験が近づいてきた。やばいです。
山封印か。。。

戸隠・佐渡山BC

2014年01月02日 | BCスキー
2014年1月2日(木)

天候:雪後晴れ

2014年初滑りは、久々にSK隊長リクエストで佐渡山へ。
まあ、朝から降雪中であったので、パウはいただけるが稜線出たら風など厳しいだろう。
私一人なら行けるが。

大橋にはすでに1台停まっており、これまたラッセルせずに行く。


大橋から林道

黒姫との分岐で一人追いついてきたが、黒姫方面へ向かった。
先行トレースは佐渡山へ向かっているようである。
多少、トレース修正しながら尾根に取り付く。



尾根の途中で先行者が降りてきた。
稜線上は風など強いようである。雪も重く下りラッセルもあるなどといっていたが、
こちらは極太君である。快適に降りさせていただく。
稜線へ出ると風が強いこと。
早々に下りにかかる。尾根は快適でないので途中おいしい斜面へ。



パウパウでございました。
途中一本登り返して遊ぶ。
あとは林道を快適に飛ばして行く。途中、大学生か20名近くとすれ違った。

帰路は、戸隠神社でお参りして帰路につく。