ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

木曽・王滝川鈴ヶ沢東股

2012年07月31日 | 沢登り
2012年7月29日

天候:晴れ時々曇り
メンバー:SK隊長、あーさん

3日間も常念にいたので、下界は暑い暑い。
早速水浴びに出かける。今年は暑い日が続くが、こういう時は沢である。
塩尻に集合し、車2台で御嶽へ。
本当は中股下降したかったが、時間もかかるだろうから5年前と同じく田の原へ
ツメあげることにした。
田の原へ行くと、これまた凄い台数の車。
皆さん御嶽山へ登山のようだ。中京方面のナンバーが多い。


田の原駐車場末端

末端まで車いっぱいでまだ続々と来る。


御嶽山

車をデポし、入山口へ。途中道間違えるが、無事到着。
車がすでに2台あった。しかしこの車、おもいっきりゲート前に停めてある。
これはいかがなものかと思う。特に右の三重ナンバーは。
それはさておき、早速出発。
林道を20分ほど行くと三沢橋につく。
そこから沢におり、二俣。


東股と中股

右の東股へ行く。早速、滝が次々と現れる。


F1





お手頃な滝多く、たまに直登出来なくてもしっかりとした巻きがある。


スダレ状


ナメ

ナメも多く、飽きることはない。


CS

1時間も行くと頭上に林道の橋が架かる。
そこから少しで30m大滝である。


30m大滝

1段目はあっさり上がり、その上は左の巻きを行く。
前来た時よりしっかりしているように感じる。グズグズはグズグズだけど。


巻きにかかる

20分ほどで巻き上がり、スライダー状の滝を越えていく。



このような滝が多い。たまにウオータースライダー。



気温も高いので気持ちよし。
きれいなトロあり、深い釜ありミニゴルジュありで楽しい。








この滝は右を巻く




名物:入口のない釜

この後もスライダー状、斜瀑など続く。







途中洞穴がありそれを越えてしばし行くとハングした崖に突き当たる。
ここが終点である。


直瀑30m

とあるが、水は流れておらず、ただの崖である。
以前ここからすぐに巻きにかかったが、今回はどう行くかを見極めようと行ってみる。
少し沢を下降して左岸のスラブが見える所を上がるのがいい。
岩壁基部を行くと登りやすいところがある。これが小尾根の岩壁末端でここを越えて反対の沢に下りる。


ツメの沢

鬱蒼としており暗いが、涸棚多く楽しく登っていける。
途中、方向間違わないようにしていくと、ガードレールが遥か頭上に見える。
これをツメあげて道路に出る。


ガードレール手前

ちょっときつい所であるが、一踏ん張りである。
道路に出て3分くらいでデポ車の所へ。
すでに多くの車が下山していた。帰りは、ダート道の奥にある王滝の湯へ。
疲れを癒し、お互い帰路につく。
長丁場であったが、いろいろ勉強になったことと思う。





北ア南部・常念診療所「リアルサマーレスキュー」

2012年07月31日 | 山岳医療
2012年7月26日~28日

天候:晴れ時々曇り(全日)

第1日目

この日は当直明けで、一の沢の登山口を10時出発となった。
すでに暑い。。。


一の沢登山口

この日は地元の中学も2校上がっているようである。
いつも3時間くらいで乗越に上がるが、今日は調子もいいので3時間を切るつもりで飛ばす。


最後の水場手前の二俣

最後の水場まで2時間ほどで来られた。


常念乗越

乗越で中学生が支配人のレクチャーを受けていた。
天気はいい。乗越に飛び出した瞬間この景色が目に飛び込む。
これがいい。
診療所に行くと早速患者さんを処置していた。
どうも登山道で転倒したようだ。幸いそんなに悪くなく良かった。
数年振りに、K先生、iさんにお目にかかる。
彼らが学生以来だから随分久々である。
私が来るまで患者0であったようだが、来た途端これだと苦笑い。
やはり呼んでしまうのか???
その後は落ち着き小屋の手伝いなどしながら過ごす。


夕暮れの槍北穂

蝶から縦走してきた高校生パーティーが先生と一緒に受診に来た。
疲労と脱水、軽い高山病のようだ。
処置して手持ちのお薬で対処していただく。夜にはすっかり良くなったようだ。
この日は300名位のお客さんであった。
従業員の皆さんと食事終了後、学校登山の中学生が3名調子悪いとのこと。
付き添いの先生と共に処置にあたる。
その後、くたばって即寝であった。

第2日目

ご来光を拝みに乗越へ。
雲海の上に四阿山、浅間山などがきれいだ。
振り返ると槍北穂もきれいに見えた。


ご来光


朝日浴びる槍北穂

この日は、これもまた久々のY先生が来られる。
学生以来だから6年ぶりくらいか。
この先生とは、先生学生の頃遭難騒ぎの折に夜登山した仲である。
昔話に花が咲く。


ハトポッポと槍

この日はぼっちらぼっちら患者さん訪れるが、軽症の方ばかりであった。

第3日目


ご来光

すでに日も高いがご来光?


朝食風景


弁当作り

この土曜は今季最高の入り込みの様だ。
帰る前に布団出しなど出来るだけお手伝いして、後ろ髪引かれながら下山する。
下山時も相当のすれ違い数である。
いつもは2時間ほどで下るが、今日は2時間を切ろうと頑張ってみる。
ほとんどトレラン状態であったが、1時間35分で下った。
しかし下界は暑い。明日は水浴びに行こう!
診療所スタッフの皆様、小屋スタッフの皆様にはいろいろとお世話になりました。
ありがとうございました。


診療所前にて

北ア南部・蝶ヶ岳(2677m)

2012年07月31日 | 山歩き
2012年7月23日

天候:曇り時々晴れ
メンバー:愉快な仲間達30名

さて、このところ忙しくてブログのアップもままならないが、宴会前の貴重な時間をいただき
一気に三連発アップ。
この日は、50名近くで行ったが、私の責任範囲は30名。
3つの班に分け蝶ヶ岳へ。
平日にもかかわらず、夏休みなのか三俣駐車場は車が多い。
登りは、少しガスって良い季候であった。
先回より少し早めに山頂着。最後の班が少し遅れた。


蝶ヶ岳ヒュッテ


槍ヶ岳

山頂は、雲が多いもののたまに雲が割れて槍も顔を出してくれた。





キヌガサソウ

大好きな花も出迎えてくれた。


木曽・坊主岳(1960m)

2012年07月22日 | 山歩き
2012年7月22日

天候:曇り
メンバー:SK隊長、あーさん

この週末は昨年天候不良により2度あきらめた赤木沢に行こうと計画していた。
しかし、今回も天候悪く、有峰林道も寸でのところで通行止めとなった。
昨年もお会いした、ガイド&写真家の志水氏もおり、昨年と同じルートガイドとのことであったが、
どこぞへ転身して行かれた。
我々もいつ開くかわからなかったので、富山でおいしい物食べてとりあえず帰宅した。

この日曜は木曽方面の沢でもと行ってみたが、霧雨模様。
そこでお手軽?に登れる坊主岳に行ってみた。
イノコ沢右岸に車を停め、早速急登をジグザグに行く。
少し行くと神様が祀ってある。



そこから小尾根を直登する。これがご機嫌な急登である。
一踏ん張りすると、小坊主の四等三角点に着く。


四等三角点

ここからは、たまに登るもののほぼフラットに尾根上を進む。



この辺は笹など刈り払いされており歩きやすい。
その後、突然笹で覆われた登山道となる。
それまで単調でのんびりであったが、ヤブ漕ぎとなると俄然元気が出る(笑)


ヤブ漕ぎ登山道入口

雨で濡れていてびしょ濡れとなるがこれが気持ちいい。
また、急登の始まりであるがヤブを漕いでいるとサクサク行ける。
途中、ササユリが出てきた。


ササユリ

きれいである。癒される。
たまにヤブも薄くなるが、笹も長い方が持ちやすい。
ヤブの薄くなった樹林の中に黄色のPPテープがあるがそれを行くと山頂に飛び出した。


山頂の笹原

山頂の笹原にはササユリがきれいに咲き誇っていた。
天候は曇りで360度真っ白であるが、その向こうの山に思いを馳せる。
ここでしばし休憩。


山頂

ここまで2時間で着いた。思ったより、あっさりであった。
たまに雲も切れ周りが少し見えるが、下界の気温も上がってきており良くはならないであろう。
山頂は風もなく安定して暖かかった。


山頂をあとに

さて、ここからは登った急登を一気に下る。
スリップには注意であるが勢いよく下りてきてしまって、1時間で駐車地に戻る。
この辺はいろいろ興味ある所があるので、徐々に歩いていきたいと思う。
ヤブ漕ぎありで◎


北ア南部・北鎌尾根~槍ヶ岳(3180m)

2012年07月18日 | 山歩き
2012年7月14日~16日

第1日目

天候:曇り時々雨
コース:上高地~槍沢~水俣乗越~天上沢~北鎌沢

この3連休は、いまいちの天気であったが日曜以降がまあまあであったので突っ込んでみた。
沢渡を大枚はたいて4時半に出発。5時10分には上高地に着いた。


川霧たつ河童橋

この時間だと上高地も静かでいい。
徳沢、横尾も登山者も少なくサクサク行ける。
この時点ではたまにパラッと雨降るだけでそんなに悪くはなかった。


徳沢


横尾

槍沢への道を快調に行く。



一ノ俣から先は、10何年振り。


クルマユリ

槍沢ヒュッテ手前で本格的に降り出した。


槍沢ヒュッテ

ババ平につく頃には雨も止んだ。


ババ平

数張りのテントはあったが人はいないようであった。
皆、槍を目指していったのであろう。
ババ平の先は少し雪渓がある。アイゼンするほどでもない。
順調に水俣乗越分岐につく。
ここで4人組のパーティーが追いついてきた。どうも同じ経路のようだ。


雪渓上から水俣分岐

少しの雪渓を登ると夏道があった。つづら折れの道を花を見ながら登る。


シナノキンバイとミヤマキンポウゲ

もうお花がきれいな時期だ。1Pで水俣乗越。


水俣乗越

北鎌も北鎌沢から下のピークが見える程度であった。
ここから踏み跡を行く。少しザレたところだ。ここはパーティ間隔開けた方がいい。
途中から雪渓を行く。


雪渓中間部から上を見る


雪渓下部

途中雲も少し切れ、独標が顔を出した。


独標

天上沢のゴーロ行く。水俣乗越方面を見ると何パーティーか下りてきていた。
2人組と3人組が追いついてきた。
しかし、北鎌沢出合がわからずウロウロしていた。


北鎌沢出合

まだ少し時間的余裕があったので、北鎌沢を詰める。
先の4人組はだいぶ先を行っている。北鎌のコルでビバークであろう。
私は、右俣途中の適当な所のヤブの中に入る。
意外と虫もおらず快適であった。

第2日目

天候:雨のち曇り
コース:北鎌沢途中~北鎌のコル~独標~北鎌平~槍ヶ岳~ヒュッテ大槍

3時起きた頃には雨も降っていなかったが、朝食をとろうと思っていたら降り出した。
北鎌沢は上まで水もあった。秋だと涸れているであろう。
途中、雪渓現れるがこれも1週間くらいで消えるだろう。


北鎌沢右俣右沢上部雪渓

この雪渓を過ぎて、小尾根に上がって行くと北鎌コルであった。
ここで数パーティー上がってきていた。


北鎌コル


コルの桜

コルからは踏み跡というかしっかりした道を行く。
途中、雪渓もあったがキックで行けた。
雨風ガスと3拍子揃った悪天であった(笑)
独標までのルーファイはそんなに難しくない。


独標のトラバース

トラバースすぐのところが道がなく緑ロープ頼りにひょいっと跳ぶ。
それ過ぎて、少しハングしたトラバース過ぎて左上する。
学生3人組はひたすらトラバっていたがどこまで行っただろうか。
簡単なクライミングで独標に飛び出した。


独標

相変わらずのガスの中である。千丈側からの風も強い。
この先抜きつ抜かれつした山岳会の2人組としばし休憩。
この後が岩峰たくさんあり、どれがP12だとかはわからない。
稜線上行ける所あれば、一旦千丈側下って巻く所もある。
他のパーティは、途中支尾根は入り込んだりしたようだ。
私も途中ガス待ちして方向確認して慎重にいった。これが少し時間かかった。
岩がでかくなってくると北鎌平。ここで先行の若者3人組がテン泊していた。
ここで温かいコーヒーいただく。身体冷えていたので感謝。
さてここからもう一踏ん張り。
岩峰越えていくと左にカニノハサミがみえた。
いつの間にか本峰の登りになっていた。





自分が行けそうなところ行く。途中脆い場所もあるが注意。
途中、左に振ると棒が起っていた。そこを上がると山頂の人達が見えた。
突然祠の横から顔を出す。皆、まだ山をはじめたっぽい若者達だった。
ガスっていたわりにはルーファイうまく行って満足であった。
ここから下山にやたら時間かかる。ハシゴに慣れていなく時間かかるかかる。
そしてやっと肩の小屋についてもゲロ混みで、冷えた身体休めるにはちょっとという感じで
ヒュッテ大槍まで移動。ここの割に混んでいたが、余裕の1畳に1人であった。
うまいと噂のメシをいただく。全て手作りでおいしかった。


今日の晩ご飯

ホイルは鳥さんであった。隣の兄さん達と話が盛り上がり、なおいっそう楽しい食事となった。
そして、早めに就寝した。

第3日目

天候:曇り
コース:ヒュッテ大槍~槍沢~上高地

今日は下るだけであるが、バスの混みっぷりなど考えて、朝自炊し早く発つ。


ヒュッテ大槍

途中、ハクサンイチゲなどのお花畑がきれいであった。


お花畑

肩の小屋からの道と合流すると雪渓がある。その先も何カ所か雪渓あったが、アイゼンつけるほどでない。
ガスを抜けて下に行くと蝶の稜線が見えた。


蝶槍方面

サクサク行き、徳沢でソフト食べて昼前には沢渡へ着く。
温泉入って、焼肉で腹を満たしたのでした。

雨の北鎌であったが、数年前に天候で敗退してのリベンジであったので良かった。



北ア南部・蝶ヶ岳(2677m)

2012年07月07日 | 山歩き
2012年7月5日

天候:曇り
メンバー:職場の愉快な仲間達20名

この日は、仕事で20名引き連れ行ってきた。
毎度のことだがこの人数を引き連れるのは容易なことではないが、体力だけはあるのでいい。
前日までに皆さんガッツリ走っているので、その疲れはあるが。。。
何年か振りに三股登山道から上がる。
平日ではあったが、数台の車が停まっていた。
どうもこの辺もご多分に漏れず、燕、常念などアプローチのいい所は土日ゲロ混みらしい。
平日なのでのんびり行けそうである。
天気がパッとしなかったが、何とか持ちそうである。


常念岳方面

常念山頂はガスがかかっている。しかし常念沢はまだまだ雪渓がきれいに残っていた。
いつかは滑りたい。
まめうち平の手前でようやく常念も顔を出してくれた。


常念岳と前常念岳

まめうち平からは、急な登りとなる。
2500m手前から雪渓がたびたび登場する。



まだ標高高い所は春がようやく来たという感じである。


まめさくら

桜もきれいに咲いていた。


分岐



大滝山の分岐まで来るとこの辺も例年より多い雪が残っていた。
その上に可憐に咲くキヌガサソウがあった。


キヌガサソウ

そこからすぐで山頂到着。稜線は少し風がある。
残念ながら穂高連峰は見えなかったが、槍がたまに顔を出してくれた。


穂高連峰方面

あちらも例年より残雪が多い。


蝶ヶ岳ヒュッテ

山頂で記念撮影をし、風を避けながら、テン場付近で昼食とした。
抜きつ抜かれつした、某ワイナリーのお姉さまと楽しくお話しさせていただく。
やはりサービス業だと週末は休めず、平日に来られるとのこと。
しかし平日は空いていていい。


テン場付近お花

テン場付近には、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲがきれいに咲き始めていた。
昼食後は下りにかかる。ちょいと高山病気味になったが、無事下山。
雨に降られずによかった。




谷川・白毛門沢(中途)&高倉沢左俣~高倉山(1498m)

2012年07月06日 | 沢登り
2012年6月30日

天候:曇り時々晴れ
メンバー:Yuky

この土曜日は、天気良さそうであったのでどこ行こうかと思案した結果、
谷川方面へ行ってみようと思った。
昨シーズンは雪も多かったので、雪渓の状態が懸念もされたが。。。
早朝、出発して8時前くらいに到着。
駐車場はすでに多くの車が停まっていた。
山はどこも七合目くらいまで雲がかかっていたが、太陽も顔を出しそうな気配だったので、
準備して東黒沢へ。
ここいつ来てもナメがきれいである。


最初のナメ

最初のナメを過ぎ沢が左へ屈曲した先が、ハナゲの滝だ。


ハナゲの滝

右岸にしっかりした巻き道があるが、滝が屈曲する所まで上がって少し巻く。
この巻きどうもシャワークライミングなどで遊びに来る方々がよく使っているみたいで、
以前よりしっかりしてきたように思う。その昔は登山道のようであるが。
ハナゲを過ぎてもナメ滝がありきれいだ。





大岩がある滝を過ぎると東黒沢本流と白毛門沢の二俣だ。


二俣

左の白毛門沢へ行く。何か水が冷たいような。。。



少し上がると雪渓の残骸が現れた。



1P目の休憩入れて、これは怪しいと進むと巨大ブロック登場。
枝沢の雪渓の厚み見ると10mは越えようかという高さであった。
季節風に飛ばされた雪が蓄積し、春にデブリが出てこのような積雪になったのであろう。


雪渓登場

しばらく上までありそうで、状態も悪そうなのでここで下ることにする。


少しお昼寝(笑)

とりあえず時間も早いので下降して駐車場に戻り今後について検討する。
よい沢下降の練習になった。
途中、シャワークライミングというか水遊びの集団がわんさか。。。


沢遊びの皆さん

仰向けで滝滑り楽しんだりしていた。

さて、いろいろ検討した結果、手短な高倉沢へ行くことにした。
ここ、08年9月に右俣へ行ったので、今回は左俣へ行ってみる。
土合駅前に車を停め、トンネル一つくぐったところで湯檜曽川へ。
ここから少し下流へ行った対岸が高倉沢であったが、何を血迷ったか少し上流へ行きウロウロしてしまった。
それでも何とかたどり着き早速本日二度目の入渓。
小滝を行く。


入渓当初


最初の10m

左を上がる。ここでようやく以前の記憶が蘇ってきた。
その上もFIXのある10m位の滝



この滝を越えるとゴーロとなり二俣に着く。


二俣

左の小滝の方へ行く。
小滝をいくつか越していくと4m、15mがある。


4m、15m

15mは右の方へ屈曲している。左30mと書いてある本もあるが、この30は滝っぽくなくただのスラブという感じ。
この15は、右からまとめて巻く。
またいくつか小滝越すと上がハングした8mが出てくる。


8m

ここは左の細かいホールドのスラブを上がり、草付きを右へトラバース。
これを越えたら、案の定雪渓登場。
しかし先の雪渓に比べたらしっかりしていたのでこれを慎重に突破。


雪渓

雪渓が最初の二俣は過ぎて末端のもう1本上の二俣を左に行ってみた。
涸棚2つ越えるが2つ目が意外としょっぱかった。
その後、傾斜が増して源頭も近いかと途中左の小尾根に取り付く。


源頭部

これが失敗で、少し早く取り付きすぎた。
だいぶご機嫌なヤブ漕ぎを強いられ、いくら行っても着きそうにない。
何とかロープウェイ間に合えばという時間になってきた。
1時間以上ヤブ漕いだか。やっと登山道に出た。
ここはあまり早く尾根に上がろうとしない方がよい。


登山道からみなかみ町


高倉山山頂


谷川岳


白毛門、朝日岳方面

山頂で1630。あと30分でロープウェイ最終なので小走りに行くと、15分で駅に着いた。
谷川岳からの登山者に奇異な目で見られながらほっと一息ロープウェイに乗り込む。
しかし最後のツメは久々に修行だったと反省会しながら、湯テルメへ行き疲れを癒す。
日曜はどうも天気がよろしくないということで、信州へ引き返すことにした。