ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

秋の野湯キャンプ

2015年12月11日 | 山温泉
2015年10月3日(土)~4日(日)

夏に野湯行こうとの話になり、海産物いただいてキャンプしての野湯企画をした。

第1日目

天候:晴れ

1ヶ所野湯行こうと思ったら、途中の道路が工事中。。。
とりあえず、おいしい寿司いただく。



親方のトークもさることながら、旬の握りが抜群にうまい。
ある分野の方々には有名なお寿司屋さんである。

その後は、付近の漁港で釣り。

皆さん集まるであろう頃にキャンプ場に入り、晩ご飯を釣る。
トモさんと二人でアジなどサビキで。この日のために海釣り始めたようなものだ。
太平洋側からの方々も到着しだし、買い出しなどする。
ノブさんチームも合流し、大いに盛り上がる。





夜中に強風でテントがヤバかったようであるが、爆睡していてわからなかった。。。

第2日目

天候:雨のち曇り

この日は、日本海側の一部のみ雨雲が通っていた。。。
ガスガスの中、ハイキング。
そして~



温泉巡り。場所は、非公開で。
湯あたりしそうなくらい温泉入ったのであった。


妙高・燕温泉周辺

2014年07月22日 | 山温泉
2014年7月17日(木)

天候:曇りのち雨

~野湯2014 その2~

この日は、当直明けで山行くには時間ないしという状況である。
こんな時は、野湯探しの旅へ。
先日行ったばかりの妙高へ行ったが、ここも比較的至近で野湯があるとの情報。
早速、カシミールで1万地形図見ると温泉マークがある。
久々の燕温泉と北地獄谷へ。
前回の湯俣以来2回目の一湯入魂で。


燕温泉街

人もまばらな温泉街の奥に2つ、管理された野湯がある。
まずは、河原の湯へ。


エゾアジサイ

道標に従っていくと橋があるが、それは渡れず下の道を行き左折。
その先に河原の湯がある。



男女別更衣室もあるが、お風呂は一つのみの混浴である。



白濁したいいお湯である。


セルフ


温泉分析表

カルシウム・マグネシウム・炭酸水素・硫酸塩泉
飲んでみたが、硫黄分は色ほど強くなく、比較的マイルド。
その後、天然野湯へ。


大倉沢の滝


オオバギボウシとシモツケソウ

途中、岩の間から温泉が。これは期待できる。
道からは見えなかったが、ここではと思う所から覗いてみると立派な湯船が。


滝下の湯


上部湯船

ここもどうも有志?の方がうまいこと湯船を作っている様だ。
岩の間からは、ドボドボ温泉湧出。
ここの湯も河原の湯と成分は変わらないか。味も同じ感じである。





2枚目の湯は途中から下の湯船に引っ張っている。
上の湯船の下も、湯船から流れ出た湯が溜まっている。よって少しぬるめ。


上の湯船から下を見る

その先にこれまた立派な湯船があった。


ハング下の湯

ここは上からの湯と岩の間からの湯が溜まっている。


湯船


地球から出てくるところ

ここも地球から出たての湯が楽しめる。
少しふやけてきたので、近くの大岩で寛いでいると、上の道からおじさんに声かけられる。
やはり上からは温泉があるのがわからない様だ。


大岩の上で

そしてまた温まって次へ行くことにする。
北地獄谷の本流筋を行ってみる。
沢の色見ると期待できるが、果たしていい湯があるだろうか?



このような小滝が多くある。
ある程度まで行ったが、少し出ているところはあるもののこれといったものはなかった。
もう少し上に行けば期待できそうであるが、今回はここまで。
上流部は次回のお楽しみにしておこう。


ルリシジミ


ヒョウモンチョウ

綺麗な蝶も飛び交っていた。

そして、もう一つの管理された野湯、黄金の湯。
ここは男女別である。





すでにお一人入っていた。ここは熱めであった。
そして、駐車場へ戻る頃、雨が降り出した。
最後は、燕の一つ下の関温泉へ。



ここは赤倉などと同じような湯の成分である。
ここで入ったあとも、天然野湯パワーで硫黄の臭いは消えなかった。
山の温泉は、いつ行ってもいいですな。






上州・万座、草津温泉(野湯探索2013)

2013年09月08日 | 山温泉
2013年9月7日(土)~8日(日)

久々に山へ行ける週末であったが、生憎の天候のようだ。
そこで、こんな時は数年ぶりに「野湯探索」の山旅へ。
過去の探索はホームページにあります。お時間あるとき探してみてください(笑)
今回、1日1ヶ所で野湯は2ヶ所。あとは万座、草津の温泉を数箇所の計画で行ってみた。

第1日目

天候:曇りのち晴れ

家からだと上田経由で入るのが早いが、今回はあまり急ぐ旅でもないので
志賀高原経由で行ってみた。
高速を中野インターで下り、朝食とって志賀高原へ。
曇っているものの、まだ雨は降りそうにない。
久々に、草津白根のお釜を見る。
すでに観光バスなどで観光客がいっぱいだ。


草津白根山

硫黄成分によるブルーがきれいだ。


白根山看板

結構な混み方していたので、さっさと離脱。
1日目は草津方面の野湯を計画していたが、日曜の天候がよくないので、
2日目に計画していた万座方面の野湯を探索してみる。
ここ、野湯、源泉マニアには有名な場所であるが、細部位置は情報が少ない。
しかも結構冬にアプローチしているものが多い。
無雪期は、ヤブ漕ぎもあるようである。
まずは車で行けるところまで行く。大体の位置は把握していたので、
地形図とにらめっこしながら沢への下降点を探す。
やはり車から降りた方が探しやすい。
2ヶ所怪しいところがあったので、身支度して可能性の低い方から探索。
1ヶ所目は、根曲のヤブがひどくここではない感じであった。
2ヶ所目は、沢ヤならここ行くだろうな~ってところを行ってみる。


こんなとこ

やはりここ当たりっぽい。
踏跡もけっこうしっかりしている。
ヤブ漕ぐこと無く、順調に高度を落とす。
整備もされているようである。ということは登山道状態。
地形図見ても順調に行っている。
そろそろだなという所で硫黄臭。そして地獄登場。


最初の源泉

大岩の上に湧き出している。


噴出口

ここの湯温は、適度で38度くらいだ。残念ながら湯船は無い。
マニアの方々が使うシートあれば何とかなりそうだ。
そして、本流筋はご覧の通りの温泉天国である。


最初の湯船

本流筋は、水が入っているのか湯温が低い。
夏の最盛期なら入湯可能であるが、今日はちょいと寒い。


二つ目の湯船

ここも湯温低し。それでも後ほど一湯入魂するが。


三つ目の湯船

この上に源泉が出ており、途中本流の水と混ざり湯温が下がっている。
この横から適度な流出量の源泉が出ており、横の工事をして快適湯船作成。
そして、一湯入魂!


お見苦しい写真失礼します

いや~野湯はいいね~。大解放感の中で入浴。
これ、やった人で無いとわからないだろうな~
このあと、たくさんある湯の花、身体につけまくりお肌のお手入れ。。。
その写真は、SNSで限定公開か。。。見苦しいかもだけど(笑)
のんびり堪能していると、ポツポツときた。
身支度整えて、最初の大岩のところへ行くと下の岩穴から先の源泉からの
湯が溜まっているではないですか。


岩穴の湯

この穴、写真で見るより結構でかい。
湯温は低目だが、やはりここは一湯いただくことにする。
この写真も見苦しいので限定。
さて、時間は昼過ぎ。本格的に降りそうであったのでさっさと来た道を登りにかかる。
樹林帯なので結構降り出したが、あまり濡れずに済んだ。
登り25分、下り20分くらいで情報よりあっさり行けた。
湯温低く、よく冬行くな~と思ったが、シート使って私が工事した源泉を
溜めると冬でもいけるのかもしれない。だけど道わかれば夏の方が快適であろう。
次回は盛夏に行ってみたい。

さて、次からは普通に誰でもいける温泉へ。
本日、二湯目は万座温泉湯の花旅館。
こういう鄙びた所が好きである。



湯治の湯のようで、自炊のお安い設定のお値段もある。
温泉は、白濁した硫黄の強い温泉であった。





露天風呂は、補修中であった。
入れれば入っていいよとのことであったが、熱くて入れずでした。。。
内湯も熱いが42,3度だろうか。何とか入ることが出来た。
万座、草津は湯温高いが薄めてはいけない。
濃度も薄まってしまうので、そのまま入るのがよろしい。

さて、急遽とった草津の宿へ向かう。
ちょいとしょっぱい感じであったが、湯はいい。
ここで三湯目。草津の地蔵源泉を使用でここも硫黄分が強くいい感じ。
ただ、先のお湯もそうであるが、酸性度が強い。
ということで、先ほどから全身殺菌効果も大でお肌もいい張りがでる。
一休みして、昨年リニューアルされた大滝乃湯へ。
ここは、煮川源泉である。
6月に7源泉中3つ入ったが、今回はその他2つを入った。
ここのお湯は透明であるが成分は濃厚である。
また、「合わせ湯」という38度から42、44,45,46度と各温度のお湯があり
順番に入っていく入り方が特徴的である。
これと似たのが那須にもある。
44度まではいけたが、45以上はさすがきつい。
この他に大浴場と露天があるが、こちらは適温で誰でも入りやすくなっている。
この温度は、水で薄めて調整するのではなく、自然に冷ましている。
これで本日四湯目。
お腹も空いたので、湯畑方面へ。





雨であったが、明日のマラソン大会の影響か浴衣着た人たちも多い。
ここでうどん食べて、五湯目。
前回行った、白旗の湯。
ここは、白濁した湯でメチャ熱いが、これ入ると草津来た~って感じがする。
外は肌寒いが、身体ポカポカである。
そして、帰る途中にもう一湯入ってしまった。
先の白旗もそうであるが無料共同浴場が18もあるので歩いているとすぐに見つかる。
最後の一湯は、千代の湯。
宿と同じ地蔵源泉であるが、ここもメチャ熱い。
しかし、1分は耐えて本日の入湯終了。
この日だけで六湯も入ってしまった。当然、この後は爆睡である。


第2日目

天候:雨のち曇り

今朝もいい降りである。
のんびりオリンピック招致のテレビ観ながらくつろいで、宿の内湯へ。
その後は、近くの地蔵の湯へ。


地蔵の湯

ここも熱々の共同浴場である。
これで本日二湯目。
そして、帰る前に煮川の湯へ。ここも熱いが身体が慣れていてすんなり入れた。


煮川の湯

マラソン大会のランナーが来たので応援して、朝食とって信州へ向かう。


湯畑

帰りに、最近行っていなかった旧鹿沢温泉の紅葉館へ寄る。
いつもの歴史ある建物が無くなっていた。びっくり。
そして、新しくなった建物で聞いてみると、建て直したとのこと。
しかし、お風呂は昔のままでほっとした。
ここで本日四湯目。鉄分の強いいいお湯である。

そして松本へ戻り買い物して帰宅する。

この二日で十の湯に浸かり、疲れもとれ久々の温泉三昧の日々であった。
また、野湯探索&はしご湯してみたい。

北ア北部・湯俣温泉

2012年08月13日 | 山温泉
2012年8月11日~13日

さて、このお盆休みの天気予報はどうもいけない。。。
土曜は何とか持ちそうだが日曜日からはわからないね~
という感じ。
と言うことで、当初予定の黒部方面は中止して、雨なら雨で
それなりに楽しもうということで、昨年に引き続き湯俣へ行った。

第1日目

天候:曇り(たまにパラっと)

この日は、予報通りのお天気。
昨年、七倉登山口は車がいっぱいであったため用心して早めに行く。
途中、F師匠チームとすれ違う。


七倉登山口駐車場

今年は天気が悪い予報のためか、車は少なかった。
乗り合わせで高瀬ダム上へ。
皆さん烏帽子岳へ行くようである。まあそれが普通か。


高瀬ダム

昨年のようにトンネル真っ暗かと思いきや今年は電気がこうこうとついていた。
ヘッデンしているのが間抜けである(笑)
サクサクと林道を行くと1時間ちょっとで林道終点。
登山道入ってしばしで無名沢避難小屋。


無名沢避難小屋

ここ畳もリニューアルされてきれいであった。
この先、1Pで湯俣である。
途中、1ヶ月前に行った北鎌独標が見えてきた。その横から槍ヶ岳。


登山道途中から独標、槍ヶ岳

ホントここまで来ると槍が近い。
昔はこちらからの登山道あったが。復活の話しもあるらしい。
2時間半で湯俣である。


晴嵐荘

受付済まし、テント張る。まだ9時前で人もいない。
このまま湯俣川遡行しちゃうか~とも思ったが、グッとこらえてテント張る。


テン場

早速、湯俣川の噴湯丘を見学に。というか一湯入魂に行く(笑)
やばい写真はどうしましょう?ミクにアップして退かれても困るのでやめておくか。


水俣川と湯俣川合流地点

水の色が全く違うのがわかるだろうか?
湯俣川は硫黄成分が多く、青い水となる。


噴湯丘地点

噴湯丘の場所へ来た。ここで一般の方々は対岸から見ているが、
こちらは沢靴持参。対岸渡って間近に見る。
まずは昨年もいたキノコちゃん。


噴湯丘「キノコちゃん」

このキノコちゃんは流の中にあり、いつ崩壊するかわからないとのことである。
今年も会えてよかった。


キノコちゃんの頭

頭からは温泉が噴きだしている。
川を渡って、巨大噴湯丘へ。この横に確か昨年はなかったいい温泉が。。。


噴湯丘手前の湯だまり

ここで、一湯目!ちょっと熱いが、入れないことない。44~45度か。


噴湯丘

しかしいつ見ても不思議な物体である。国の天然記念物ですが。
時間は11時近くになり、人がわさわさやってきた。
1パーティー4名のおじさんは遡行するそうだ。
日帰りの方もここは多い。それとはお構いなしに二湯目!


二湯目の河原

お尻からぷくぷく出てくるお湯が熱い。
この辺の源泉温度は75度はあるようだ。適当に川水引き込んで入る。


三湯目

ここは少しぬるかった。


四湯目

一般のお姉さま方も通ったがお構いなしの山変態?


五湯目

ここがここで一番気持ちよかったか。
その後は、時間もあるので水俣川を遡行してみる。
当初何回か徒渉しなければならない。登山靴ではこの時期厳しいだろう。


水俣川

ここを上がっていくと北鎌尾根の末端に出るのであるが、今日は途中にしておく。
途中、硫黄尾根に上がる地点も確認した。いずれ来てみたい。
さて、山荘に戻っていつもの露天風呂見るがどうも最近入っていないみたい。
パンツ一ちょでお掃除にとりかかる。
この湯が一番適温である。


お掃除後の露天

ヘドロみたいなのも無くなり、本日六湯目である。
近くに中学生の女の子連れた家族がテント張っていたが申し訳ないと思いつつ入る。
他の方々は、足湯していたが。
源泉マニアにとっては、最高なんだけどな~
一眠りして、近くの沢へ行ってみる。


近くの沢F1

なかなかいい渓相であった。明日天気良かったらもうちょっと行ってみよう。
帰ってくると山荘では夕食が始まっていた。


晴嵐荘入口

小屋は10名くらいとのことであった。テントは学生もおり賑やかであった。
星もチラホラ見える中、沢の音と虫の声聞いて爆睡。。。

第2日目

天候:晴れのち曇り

朝起きてびっくり!?
天気予報とは全く違って、ドピーカン。。。
気象庁のおバカコンピューターにやられた。自分の分析した読みを信じるべきだった。


朝の湯俣

ゆっくり起きて、周りはすっかり人がいなくなった。
さて、縦走でも行くか~という勢いだが、まあのんびり近くの沢でも探索。


昨日の滝の続き

当初は薄暗い渓相も少し上がると明るくなる。
そのうち、ゴルジュが始まり、側壁から半端ない水量の滝が出てきた。


側壁の滝(20m?)

その先は、ゴルジュではあるが突破は出来そうである。
しかしこの辺で切り上げて戻ることにした。
そういえば、前から気になっていた青のプールにも行ってみた。


湯俣川引き込み水プール

水俣川との合流地点の下にある引き込みからここに流れてきていた。
硫黄成分できれいな色となっていた。
ここちなみに立ち入り禁止です。。。
あとは例のお宝画像をmの方へ。

帰ってから、腹ごしらえして竹村新道を30分くらい上がった所にある展望台へ。
いきなり急登であるが、天気もいいので気持ちいい。
昼過ぎで若干雲も出てきたが。


展望台


湯俣川源流方面

残念ながら三俣、双六の稜線は見えなかった。


燕山荘方面

燕山荘とイルカ岩のあたりが見える。人も大勢歩いていた。
湯俣にいるとイメージつかないが、燕山荘の真下に湯俣はある。


北鎌尾根と槍ヶ岳

先月雨で見えなかった北鎌尾根からの槍もここからきれいに見えた。
しかし、こちらからだと近く感じる。


湯俣噴泉丘

ちょうどこの真上が展望台でした。


湯俣

青のプールもきれいに見える。いい感じの展望台でした。
さらにいい展望台の存在を後ほど知ることになるが、秋にでも行ってみようかな。
下りは急登だったので15分くらいで戻る。
その後は、露天入ったり、はじめて内湯にも入ってみた。
内湯は噴湯丘方面の源泉だと思う。硫黄分が露天よりも濃い。
あとは焚き火してご飯いただき、川と虫の音聞きながら爆睡。。。

第3日目

天候:曇りのち雨

やっと、おバカコンピューターが当たった感じだ。
当初は、降りそうで降らない天気であったが、6時過ぎにはパラパラと。
そそくさにご飯食べてから出発準備。
来た道を戻る。途中、ラッキーなことあり随分と早めに下りること出来た。
そういえばいつも七倉山荘でソフトクリームいただくが今年はやたらきれいになっている。
どうも、オーナーさんも変わってリニューアルしたようだ。


外観


玄関先


お風呂入口


お風呂

7月24日に完成したそうで、お風呂の営業は27日と言っていたか。
きれいなお風呂で汗を流す。
ここ車で行かれるので、紅葉の素晴らしい時期に皆さんもどうぞ。
この時期は、登山者のために8時くらいから日帰り入浴やってくれている。
600円であるが、ネットに今月いっぱい使える割引券があります。
泊まりは、通常8000円、素泊まり6000円
詳しくは七倉山荘のHPで。

http://www.webmarunaka.com/nanakura/index.html

明日からまた山籠もりかと思ったが、今度こそ天気は悪そうだ。