ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

身延・七面山(1982m)

2013年06月23日 | 山歩き
2013年6月22日(土)~23日(日)

第1日目

天候:曇り

台風の影響で天候が懸念されたが、山梨南部などは比較的良さそうだ。
現在、中部横断道も増穂まで延びて随分と近くなった。
下山は、裏参道からの予定なので、角瀬の集落でタクシーに乗り換え、登山口の羽衣へ。
登山口というか、参道入口には多くの車停まっていたが、人はいない。


南アルプス東南部の山並み

登山道の川の反対側にある白糸の滝とお萬の方の石像を見に行く。
お萬の方は、徳川家康の側室でこの山の女人禁制を解除した人物である。
登山道を上がるとすぐに最初の坊がある。


神力坊

適度な間隔で休憩所のある坊につく。
途中、笹がだいぶ食べられている所が多々あるなーと思っていたら、鹿が食べていた。
鹿も人間慣れしているのか、逃げずにのんびり食べていた。
写真は、ピンボケであったため割愛する。。。

さて、ほぼコースタイムくらいのゆるゆるで敬慎院に着。


最初の山門和光門


敬慎院入口の門

富士山は、残念ながら雲の中であった。


富士山方面

ガスも上がってきていたが、まだ時間もお昼くらいであったので山頂を目指す。


七面山山頂

たまに日も差す陽気であったが、ガスも湧いてきていた。
2mでCQ出すもコールなしであった。


七面山敬慎院

敬慎院へ下り、お湯に浸かったりしてのんびりする。
そうこうしているうちに雨が降り出してきた。
夕食頃、東京のUさんがお越しになった。
話をしたら、意外なところで友達つながりがありこの世界の狭さを感じる。
お勤め後、例の長布団で就寝となる。
そしてこの日富士山が世界遺産へ登録されたようであった。


第2日目

天候:曇り時々晴れ

4時に起床し、ご来光を拝みにいく。
若干雲あるものの、今朝はこの時期にしてはきれいに見えるようだ。


富士山展望台から

信者の皆さんがすでにお祈りを捧げていた。
このような風景が、この山の独特の雰囲気を醸し出している。


今朝の富士山


ご来光


ご来光と富士山

雲で頭隠れたりしたが、比較的良く見えた。
下山時は、すっかり雲の中であったので見えてよかった。
ご来光拝んでから、朝のお勤めに出て朝食いただき下山する。
Uさんは、南へ縦走していくとのこと。強靭な体力の持ち主のようだ。
下山は裏参道を行く。奥の院までは広い道であるが、そこからは登山道らしいくなる。
登山目的ならこちらの方がいいかもしれない。
いいペースで角瀬へ戻り、温泉浸かって帰路につく。

今回も自分にとって良い心の山旅であった。

北ア北部・風吹大池

2013年06月18日 | 山歩き
2013年6月17日(月)

天候:晴れのち曇り

このところ毎年ここへ行っている。
人もいなく、神秘的な山上の湖にあいに。

駐車場へ着くとすでに1台停まっていた。
めずらしい。

植物を見ると季節の進みが急速に早まっているのを感じた。


イワカガミ

細尾根に行くとイワハゼがきれいに咲いていた。


イワハゼ

その後はいつもの硫黄臭。


クセエ沢

冷泉なので夏限定であるが、この硫黄びったりついた沢へ一湯入魂してみたい。


ゴゼンタチバナ


ツマトリソウ

この山で好きなところは、成熟したブナ林。
冬は激パウ斜面となる。


ブナの林


サンカヨウ


ショウジョウバカマ


ツバメオモト

そして、一番大好きな花キヌガサソウ。


キヌガサソウ

昨年より雪解けは早い。



小屋が見えてきた。



小屋横の雪は1mは越えていた。


南から見た風吹大池

久々に周回道へ行ってみる。


白馬乗鞍岳方面


ムラサキヤシオ

風吹天狗原へ着くと木道の横でチングルマが咲いていた。


チングルマ

風吹天狗原はワタスゲがきれいなところだ。


風吹天狗原


展望台から大池


その2


科鉢池


ミズバショウ

ミズバショウは至る所に咲いている。


シラネアオイ

今回はお花がきれいだったな~


雨飾~妙高方面


コブシ?

花の名前も段々思い出してきた。
たまにはこんな山旅もいい。


鈴鹿・野洲川元越谷

2013年06月17日 | 沢登り
2013年6月16日(日)

天候:晴れ時々曇り

昨年同時期に天候不順で行かれなかった。
今回はそのリベンジということで昨日のクライミングに引き続き行ってみた。
林道はすでに昨年偵察済み。
橋渡ったところにずっと前にいた3台が停まった。
10名位の山岳会のパーティーのようだ。
林道ゲートには2台。さすがに人気の谷である。


ゲート

ゲートの脇をすり抜け、林道を行く。
しばらく行くと猪足谷への橋に着く。そちらへしばらく行って見たが
そんなに楽しそうな谷ではなさそうだ。
元へ戻り、林道を行くと右手に貯木場の広場がある。
そこから少し行くと林道が分かれている。それを右へ。
そこの奥から入渓する。そこに4名パーティーが準備していた。


入渓点の河原

まず堰堤が2つあるので、左岸から難なく行く。
その後、岩壁が迫った狭いところで最後の堰堤がある。
それも左岸から巻く。ここはトラバースのフィックスがある。


巻道のフィックス

ガイド本などには大高巻などと書いてあるが、普通の巻きである。
沢へ下りたら、すぐにエメラルドグリーンのきれいな淵である。
これを腰まで浸かりへつる。
気温高いため、水に浸かると気持ちいい。
その後、ドーンと2段15m滝である。


2段15m滝

上を見ると先の山岳会パーティーが巻いていた。
我々は、滝の右壁を登り、落ち口で水流右を登る。
ここには、フィックスがある。


落ち口

その上に2m位の滝があり、右の壁を登る。
その後はこの谷の素敵なところが始まる。
滝は小滝であるがナメで釜はエメラルドグリーンできれい。


滝上のナメの始まり







やたら暑いので積極的に水に浸かる。濡れないで行こうと思えば行けるが。。。



ここ結構、天然記念物が多くいた。





右から4mの滝が出合う所が仏谷である。


仏谷4m滝

本流は、左でゴルジュとなりシャワーで登れるが、仏谷4mの上から簡単に巻ける。
この辺はお好みで。


本流4m滝

大きな枝沢が右から来て、その後ゴルジュが始まる。
ここに多段25m滝がある。ここは、右から簡単にいける。


多段25mを登る

その後は、ナメと小滝があるが、下部ほどの美しさはない。


二俣

二俣が二つあり左へ。その後三俣は真ん中が本流であるが、我々は左の涸れ沢を詰めて尾根に上がった。
まだだいぶ早すぎの感もあるが、尾根上をヤブもほとんどなく快適にいける。
この尾根、方向を間違えないようにしたい。結構踏跡もあるが地図で方向確認。
程なく、登山道へ出て水沢峠へ行く。
登山道は、県境の稜線で反対側の伊勢湾などがきれいに見えた。


水沢峠

標識もしっかりしているが、わかりづらい登山道を15分も下ると
地図にはない林道にぶつかる。
それを下りていくと、広い河原のところでつづら折れの林道を行くと元からの林道にぶつかる。
この辺は、ガイド本にはない。
あとは暑くなる一方の林道を下ると元に戻る。

下山後は、湯ノ山温泉でアルカリの湯に浸かり、お肌つるつるとなる。
あとは、おいしい回転寿司の魚魚丸へ行き帰路に着いた。


豊橋・立岩

2013年06月16日 | クライミング
2013年6月15日(土)

天候:曇り

この日は、信州はどうも天気がよくないようだ。
ということで、翌日の沢及び今後のための岩トレへ立岩へ行った。
駐車地は、以前と同じ場所に停めたが、どうも違うところの方がいいらしい。
次回はそこへ停めたい。
すでに3パーティーほどがいた。


正面

とりあえず、正面にいた1パーティーが帰られたので、ここに陣取る。
チムニーの右壁でアップ。
壁途中のテラスにいい終了点があり、トップ張ってここでトレ。


正面右

チムニー登りの方法もトレ。


正面チムニー

チムニー使わずに右の際を行くがこれが意外と難しい。
その後、大学生のパーティーがアルパインスタイルで、途中ピッチ切って登っていく。
我々も、システムを思い出してもらうため、ピッチ切ってチムニーを行く。


チムニーからカンテ出たところ

山頂は、さすがの展望で、国1、新幹線から浜名湖など展望は最高である。
隣の左壁を登っていた山岳会?の方と少しお話して下る。
下りルートは、クサリついているが、ちょっとしょっぱい。


下りルートからチムニーからカンテ出たところ

ここは5.11などのフリールートもあるが、アルパイン的なルートも数多くあり素敵だ。
次回は、名古屋の初心者でゲロ混みといわれている南山へも行ってみたい。

ちょうど昼過ぎだったので、食べたことのない浜松餃子をいただきに行く。
これが結構おいしかった。
また、違う店にも行ってみたい。

北ア南部・乗鞍大雪渓&富士見沢

2013年06月08日 | BCスキー
2013年6月8日(土)

天候:曇り時々晴れ

まだしぶとく滑っています(笑)

今回は、カモテレの恒例行事に仕事の関係で1日のみ参加。
ルートファインダー&セレクターとして、皆様に還元できることはやって楽しみましょう
ということで行った。
7時過ぎに三本滝に集合。役員?1名ギリでしたが。。。


三本滝バス停

バス3台で出発し、泊まりの人は山荘で預かってもらい、そのまま肩の小屋口へ。


雪渓入口

さあ、出発しますか。
昨日降った新雪がうっすら積もって、雪面はきれい。
これストップか~!?と言う感じでしたが、アラレっぽいのが降ったらしい。



たまに雲沸くものの天気はいい。
そういえば、今シーズン何回か行ったハネさんもタドさんと来ていた。



のんびり登っていくと、朝一ドロップの人が下りてきた。


大雪渓下部

こちらは、総勢17名と大所帯のためゆっくり行きます。


大雪渓上部

2名の方が、大雪渓途中とした。私も一緒に1回目のドロップ。
ストップではなく快適ザラメであった。
上り返して、先ほどのドロップ地点へ。そこで主力を待つ。
皆さん、快適に降りてこられました。
ここから肩の小屋へトラバースし、スキー担いで富士見沢方面へ。


畳平への道を行く

下の道路への降り口がやばいかなと思ったが、ぎりで右から抜ける。
ちょいと高度感あって、皆様ビビらせてしまう。反省。。。。



道路下は雪面汚れているものの、快適に下る。





あとは位ヶ原山荘へ行く。
バスの時間もあったので、うどんいただき、皆さんとお話して本日下山組で最終で下山。

銀山荘で温泉に浸かり、おいしいそばを食べて岐路に着く。

皆さんお疲れ様でした。
今頃、大変大盛り上がりの宴会となっていることでしょう。
明日も快適に楽しく遊べればと思います。
これで今シーズン板納めかな?

飛騨・高原川沢上谷

2013年06月03日 | 沢登り
2013年6月1日(土)

天候:曇り時々晴れ

早くも入梅しましたが、31日から天候は落ち着き傾向。
当初の予定通り、「初めての沢登り&沢初め」企画実行。
初沢のゆか姫に、沢初めのあき姫&meの3人で行ってきました。
松本集合で1時間半。すでに周辺に車あり沢登りの方々かなと思いきや、
写真やさんと釣りやさんでした。
いつものように車をデポして入渓点へ。
曇り基調ですが、気温は高いです。
装備のレクチャーしてから、いつものように五郎七滝へ。


コケとナメ

最初の滝を左から行き、ナメをヒタヒタと。
五郎七滝の下の滝を登り、五郎七滝へ。


初滝登り

今回の五郎七滝は、ちょいと水量少ない。


五郎七滝

ここで滝眺めながら休憩して、本流へ。本流出合の滝で懸垂の練習。
本流へ戻り、赤ナメを行く。


赤ナメの滝


赤ナメ

次の岩洞滝への二俣手前でフライのジャグラーと会う。
狙っている淵を避けて少しヤブコギする。この辺の竹は背が高い。
ナメ、ゴーロを一登りで岩洞滝。
ここも少な目の水流であった。


岩洞滝

いつものように裏へ上がる。


滝裏

ここで昼前でしたが、昼食とって本流へ戻ります。
ここから蓑谷大滝へ向かいます。


蓑谷大滝

水量は普通でしょうか。姫二人は素敵な滝にテンションアップ。
右の巻道を上がって作業道へ出るとカモシカ君がいるではないですか。
しかも全然逃げない。


カモシカ君
 
姫二人はカモシカ君にまたまたテンションアップ(笑)
結構のんびりしたカモシカ君です。もうお年かもしれません。
進行方向へ行きながらカモシカ君ペースでのそのそと下降地点へ。
潅木につかまりながら沢床へ。
ここからがこの沢の白眉ですな。


ナメナメスタート

二俣の滝を一応ロープつけて登ります。
ちょっとヌメっていやらしかったですが、こちらもいやらしいので大丈夫です。
姫二人は残置がっつり掴んで登ります。


二俣の滝

この上もナメナメ~に新緑。癒されます。



楽しい時はあっという間に終わりますね~
上の林道に出て終了。その後、山の恵みを少し頂き、車へ。
平湯で疲れを取り、飛騨牛いただき本日のメニュー終了。
いつ来てもいい沢上谷でした。