ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

雲ノ平周辺

2009年07月20日 | 山歩き
2009年7月16日~18日

メンバー:Ryo

第1日目
天候:晴れのち雨
コース:折立~太郎平~薬師沢小屋~雲ノ平

天気予報はあまりよい予報でなかったが、とりあえず行ってみましょうと夜中に安房経由で折立へ。
有峰林道は6時オープンなので、ゲート手前で少し仮眠。
折立出発は、7時であった。
天候は意外と良く、気分もいい。
樹林の登山道を抜けると、ニッコウキスゲの湿原が広がっていた。


ニッコウキスゲ

有峰湖や富山平野も眼下に見える。
気温も高くなく快適に木道を行くと五光岩付近で弥陀ヶ原から立山、剱がきれいに見えた。


剱・立山方面

11時前に太郎平着。
水晶から黒五と大展望である。人も少なくていい。


チングルマお花畑


太郎平小屋

中休止を取って薬師沢へ向かう。
ガレの斜面を下ると薬師沢右岸上にある木道を行く。
途中キヌガサソウやニッコウキスゲのお花畑がある。


キヌガサソウ

約2時間で薬師沢小屋へ。
ここで何故か山中よりホラ貝の音が・・・
休憩していると、行者さんが下りてきた。大峰の方だそうだ。
小さい法螺貝を吹かせてもらう。
さて、雲ノ平への急登へ。
ここいつ来ても思うがダイブいい急登である。
やっとも思いで、雲ノ平の木道へ出る。
この頃から雲行きも怪しくなってくる。
先行のおじさん二人はそろそろ着いているであろう。
木道途中で一服して先を急ぐ。
雨がポタポタきた頃、雲ノ平小屋へ到着。
小屋の主人、伊藤さんとは3年ぶりに会う。あとNさんにも。
二人とも元気そうであった。
今日のお客は、私達と先行の地元のおじさん二人。
夕食時は富山の話しに盛り上がった。
夕食後外を見ると、雨も上がり水晶がきれいに見える。
明日の天気を心配しながら寝る。
雷など凄かったようであるが、爆睡で気づかず・・・

第2日目
天候:雨一時晴れ
コース:雲ノ平~高天原~雲ノ平

雷雲が収まった頃、富山の方々は出発。
黒五まで行くようだ。


小屋前にて
 
私はと言うと、高天原泊まりにしようかと思ったが、帰りの大東新道は
この調子だと通れそうもないので、雲ノ平連泊でお風呂だけ入りに行く。
ちなみに、雲ノ平小屋は8月で小屋を閉め、取り壊し。
新築予定である。今の小屋はもうすぐ終わりですよー
いい味のある小屋です。


雲ノ平小屋

雲ノ平から雪渓などを歩き、奥スイス庭園へ。
雨降りの散策もいいものです。


奥スイス庭園
 
整備された森の道などを下っていくと、高天原峠に着きます。
少し休憩して、ほぼ沢と化している登山道を行くと、岩苔小谷に出合、
そこからすぐに、高天原へ飛び出します。


高天原

ここはいつ来てもいい。
そして今にも潰れそうな小屋もいい。


高天原山荘

小屋で親父さんに一声かけ、温泉に向かいます。
15分くらいで到着。
この頃、ちょうど雲が割れて晴れ間が出ました。
温泉にいる1時間ちょっとずっと晴れてくれました。
この温泉に数年前に入って以来、山温泉にはまりました。
適温で最高のお風呂です。
左岸に自然のままの風呂が二つと右岸に脱衣付の風呂が3つ。
人もいないので全て入りました。


高天原温泉(女子風呂)


高天原温泉(女子露天風呂)


高天原温泉(左岸風呂)

13時過ぎに出発。
汗をかかないようのんびり雲ノ平へ戻ります。
小屋は12名の団体さんがいました。山口から来たとのこと。
今日は従業員の方と食事をしてその後、山で使える?救急法を伝授しました。
そして爆睡・・・


第3日目
天候:雨のち曇り
コース:雲ノ平~薬師沢~太郎平~折立

今日も朝から雨降り・・・
まあ今日は帰るだけなので7時半に出発。
最初の急登は、ほとんど沢!
いい沢下りです。(沢ヤにとっては・・・)
こんな中でも結構な人が上がってきます。
薬師沢に着くと黒部本流がいい感じで増水してます。


薬師沢出合

Ryoさんも快調に歩き、太郎には昼に着。
きれいなトイレで雨をしのぎながらお食事。
止まっていると寒いので、食事もそこそこに出発。
太郎を出て30分くらいで雨も上がってきて、富山平野がきれいに見えた。


富山平野と富山湾

三角点で休憩して1Pで折立に着く。
やはり天気がよくないので珍しく折立の駐車場は空いていた。
いつも立ち寄る白樺はいつ出でお風呂に入り、帰路につく。

今回も天気はいまいちだったが、いい山旅でした。
来シーズン以降の新築された雲ノ平小屋が楽しみである。

結婚披露パーティー in 乗鞍・ルコパン

2009年07月05日 | その他
2009年7月4日(土) その2

天候:曇り一時雨
メンバー:多数

5月2日に結婚した藤田君の披露パーティー。
それは何とか駆けつけなければと、久々に乗鞍のパン屋さん「ルコパン」へ。
既に大勢の人が集まっていた。
ちょっとご無沙汰していたので、挨拶回り。そうこうしているうちに
17時から藤田夫妻挨拶。


奥様とは初対面である。仲良さそう。そりゃそうか!新婚さんだもの・・・
皆さんが持ち寄った料理が並ぶ。


どれもおいしそう。挨拶もそこそこに食事をいただく。
どれもおいしい。
久々に職場の後輩のK夫妻にも会う。こちらも奥様初対面。
話が盛り上がる。
そして、何と言っても圧巻は大寸胴に大量のカニ、かに、蟹!


新潟は能生から来られた藤田君の山仲間の方々が持ってこられた。
ゆで、汁といただく。
BCスキーの話に花が咲き、カニを頬張りながら盛り上がる。
ありがとうございました。
今シーズンのシャルマンはもちろん夏も時間あれば行きます。
よろしくです。

お酒も程良く入ったところで、生ギターでライブ。
盛り上がりました。

ホリさん、ルコパンの皆様お疲れ様でした。

藤田君結婚おめでとう!!いつまでも幸せに・・・
また山でよろしくです。



飛騨・高原川沢上谷

2009年07月05日 | 沢登り
2009年7月4日(土)

天候:曇り時々晴れ
メンバー:RYO

今シーズン初の沢登り!!
当初の予報では、あまり良さそうでなかったが、実際行ってみると晴れ(^^)
9時に入渓口に着く。荷物をデポって、終了点に車をデポ。
MTBで再び入渓口へ。
入渓口には、6,7名の神戸ナンバーのパーティが準備していた。
賑やかくなりそうなので、早々に準備して遡行開始。
すぐに左手から12mナメ滝が落ちている。
この左のしっかりした踏み跡を登り、五郎七滝へ。
ナメやナメの小滝を超え、五郎七滝へ到着。


五郎七滝

以前来た時より水量少なめか?
少し休憩して次の滝へ。
下降途中、先ほどのパーティーにあった。
本流に戻り、しばし。左手より大きめの支流が入ってくる。
これを遡行。その先は、岩洞滝。
滝の後ろへ回り込み写真撮影。


岩洞滝裏から

ハングの壁の上から降り注いでいる。
マイナスイオンをたっぷり浴びて、本流へ戻る。
本流へ戻ると、赤ナメが続く。
その先ゴーロを行くとこの沢最大の蓑谷大滝である。
スラブを落ちる水は、量もそこそこできれいである。


蓑谷大滝30m

神戸のパーティーは岩洞へ行かなかったのか、すぐに追いついてきた。
左岸を少し戻り、しっかりした踏み跡を行くとトラバース道に出合う。
そこを少し行ったところが、高巻きの下降地点。
以前来た時は、傾斜のある樹林の泥でよく滑るので懸垂したが、
今回は新しめのトラロープがあり、それを頼りに下りる。
下りたところがこの沢のメインイベント、ナメナメである。
すぐに二俣になり、右の15mナメ滝を登る。
RYOさん初沢のため、念のためロープを出す。
その上もナメナメ!快適である。
昨年のクワウンナイには適わないが、ここはいつ来てもいい。
そうこうしているうちに終了点の道へ出る。

飛騨に来たらいつもの温泉へ行く。
そしてこの日は、十石避難小屋で知り合った藤田君の結婚披露パーティー!
お風呂入ったら、乗鞍へ向かう。