ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

戸隠・佐渡山(1700m付近まで)

2013年03月31日 | BCスキー
2013年3月31日(日)

天候:曇りのち雪(下界は雨)

昨日まで出張に行っていた。
今週は、今日しか休みがない。悪天予報であるが行くだけ行ってみましょうと
お手軽である佐渡山へ行った。
7時に戸隠大橋に着くとハイシーズンとは大違いの2台のみ。
その車はどうも釣りに来たようであった。
この天気で山行くアホは我々のみ。雪は林道ゲートからしっかりついている。


林道入口

林道をお話しながらのんびり行く。最初飛ばしすぎて汗かいたので。。。
ここ来たのだいぶ久々だったか、手前で曲がるも目的の尾根にうまく乗っかる。



積雪は充分ある。賞味期限はまだ先のようだ。
尾根の途中でGPSを車の屋根に乗っけたまま忘れてきた。
しかし、地図とコンパスで行けなければ山ヤとしては失格だ。
しっかり現在地確認して尾根に取り付いた。
これで間違えたら、もう山スキーはやらないと決めて。。。(笑)


ハネ様ふんばるの図

そんなに登りにくい雪質ではなかったが、油断するとズルっといく。
ハネ様ジグが今後の課題である。


佐渡山のコル方面

コル方面はガスがかかっていたが、たまに明るくなりまだ何も降ってはこない。



ちょいと間隔狭い尾根部分もあるが、そんなに登りにくくはない。
この辺で昨日降ったと思われる雪がうっすら積もっていた。
その下はザラメ。滑るにはいいだろう。



佐渡山山頂も近づいてきたが、写真のあたりで雪が降ってきて山頂もガスかかる。
ここは無理せずにドロップ準備。
さて、滑降というところで若者一人上がってきた。



当初藪っぽいところもあったが、私にとっては滑りやすかった。
ハネ様は、どうも以前よりツリーランが苦手のようだ。
まあ今回その練習のつもりで来たのだが。
そのまま来た尾根行かず、手前の尾根と沢をドロップし、林道を快調に行き、あっという間に終了。
到着した頃、雨も少し勢いが増してきた。

その後、行きつけの「たから屋」さんで戸隠そばいただき、松代温泉の赤湯に浸かり帰路に着く。
そして、しばらくして思い出した。。。GPS乗っけたままだ!?
たぶん駐車場で落としているであろうとあきらめていた。
それでもと車を見ると屋根の上にそのまま乗っかっていた。
山岳路走って、高速走って落ちなかったのは、戸隠の神々のお陰かハネ神様のお陰か。


頚城・空沢山(1420.9m)

2013年03月24日 | BCスキー
2013年3月24日(日)

天候:晴れ

この日、当初白鳥山予定であったが、どうも下部が藪が出てるとの情報。
行って行けないことないがこの時期に賞味期限切れとなる。
やはり暖かいのだろう。
その西の初雪山へF師匠と向かう。
昨シーズン北尾根へ行ったので今回は西尾根へ行こうと計画。
超早朝起きるとF師匠も到着していた。
車1台でまずは朝日小川ダムへ向かう。どうも雪少ない感じ~
入山口へ行くと、こりゃだめだという状況。
確実に1Pは担ぎ&藪漕ぎだ。
協議の結果、転進とする。
こういう時のためにいつも2、3ルートは予備の準備をしている。
6時過ぎなので、ここからなるべく近場で雪があるところ。
となると、海谷しかないでしょうと高速飛ばして2台で笹倉温泉へ向かう。
「焼山山麓へリスキー」の幟が至る所にある。
どうもかちあってしまったようだ。
しかし、笹倉温泉駐車場は空いていた。


笹倉温泉

7時半発とちょいと遅いので、今日はここから空沢山へ行くこととする。
この山、火打山から北へ延びる空沢尾根上にある。
その北に放山、そしてシャルマンスキー場があるという位置関係。
放山は今シーズン行っていないが、いつも放山登ると気になっていた山である。
さて、トレースを焼山方面へと行く。




最初の橋は、しっかり雪がついていたが細くはなっている。
積雪量は、問題なし。
順調に杉の尾根を行く。その上の林道のところが昨シーズンいやらしいところあったが、
今回はまだ雪たっぷりで労せず林道が右の巻く所まで行く。


杉の尾根上部

上に行くと昨シーズン行った高松山など見えてくる。


高松山

焼山もきれいに見えている。


焼山

しかし、ヘリが飛び始めてうるさい。
そういえば昨日も親沢の上をヘリ飛んでいた。
林道を行くと樹林のところへ行く。
ここを今回は焼山方面と別れ、左に前進。


樹林のところ

いい雰囲気ですねー
火打山川へ出たら少しドロップ。



対岸上の空沢尾根上にはすでにヘリスキーの人たちがいた。


空沢尾根

広々した河原を対岸へ渡るためのスノーブリッジを探す。
これから登る尾根の末端の上流側に一つ見つけた。


空沢山北西尾根


スノーブリッジ

ここの核心は、このスノーブリッジのようだ。
途中、下流を見ると巨大堰堤あるが、そこの少し上にも一つあった。
他は沢が深いので渡れない。
北西尾根の最初の樹林を上がるところ少し急で横ずれするのでクトーつける。
パウ乗っかっているぞ~
尾根に乗り上げると、傾斜も落ち快適に上がる。


焼山

焼山が近づいてきた。


疎林の尾根

気持ちの良い尾根である。陽があたってパウが下駄の原因となる。


尾根上部

空沢尾根は、ボーダー、スキーヤーが大勢滑っていた。ヘリは相変わらずうるさいが。。。
高松山へは2パーティー取り付いていた。
他は焼山と言う感じである。
4時間強で山頂到着。360度の大展望だ。


焼山と北面台地


高松山と昼闇山


阿弥陀山など海谷の山

北面台地は、このエリアの売りだ。
すでにシュプールが入っていた。
風もそんなに強くないのでまったりしてからドロップ準備。


山頂にて

F師匠がヘリスキーのスタッフと話しをしてきたようだ。
今日は120名の参加とのこと。空沢尾根はギタギタだ。
あちらから周回とのプランもあったが、北西尾根を下ることとする。
これが大正解で、雪質も良くあっという間に川についてしまった。







斜度も適度で雪質良く快適であった。
あとはスノブリ渡ってシールで15分ほど登り返して、来たトレースに戻る。
1時間かからない程度で駐車地へ到着。
笹倉温泉入って、糸魚川ブラック焼きそばいただき帰路につく。

ここ予想外によかった。もっと滑られてもいいと思う。
また是非にも来たい所が一つ増えた。まじいいよ~


北ア北部・親沢~若栗のコル~黒川沢

2013年03月24日 | BCスキー
2013年3月23日(土)

天候:曇りのち晴れ時々ガス

木曜の晩からの雪が小谷に着いてもまだ降っていた。
これは天候の回復遅いなと。
今回、ハネさんガッツリ滑ってもらおうと千国揚尾根を計画。
下山地へ車デポをし、栂池スキー場へ。
どうにも対応できるよう、少し上の第2駐車場へ。
ゴンドラ乗り場行くと大行列。なおかつロープウェイが止まっているようだ。
スキー場の下の天気は、曇り。
まあとりあえず行ってみましょうとゴンドラへ乗る。
途中、低層雲が1500m前後にあるようだ。
栂の森へ到着するとBCへ向かう人たちが準備をしている。
上部は、晴れているようだ。ただし風は強そう。


晴れてきたか~

のんびり準備していたらロープウェイが動き出した。


準備中

1発目乗れず2本目で行く。
時間的に天狗原の出発が、予定時刻より送れたのでルート変更。
山の神尾根か親沢。
とりあえず上に上がりますか。


天狗原へ登る

白馬三山はまだ雲の中。風は強そうだ。


白乗方面

雪煙たってますな。我々は天狗原東端へ行くため、右へ進路をとる。
天狗原へ上がると風は強い。


天狗原

下を見ると低層雲がとれそうにない。


雲の様子

千国揚尾根方面は、風吹の辺りから下が雲で見えない。


風吹方面

親沢の状況見たら安定していそうだ。降雪も思ったほどでなかったようだ。
ただし、親沢は吹きだまるので注意が必要。
白乗は、登る大行列の脇をスキーヤーがもう降りてきていた。


親沢源頭から山の神尾根

さて、ドロップしますか。
風の弱いところ見つけて準備。当初の急傾斜をドロップ。
固い層にパウが乗っかっている。気持ちよく滑る。


源頭部

下の平のところで撮影し、ちょいパウを堪能。


平のところ

ちょうど裏ヒヨとの合流部付近から下でガスっている。


中間部

少し固いが快適に裏ヒヨとの合流点へ。ここ広葉樹林があり、わかりやすい。
ここでまったり休憩して、尾根を若栗のコルめざし上がる。
トレースがばっちりあるので楽だ。


合流部上の樹林を行く

振り返るとヒヨドリ峰といわゆる裏ヒヨルート。
トレースがトラバースし始めたところが、山の神尾根からとの合流地点。
この辺でガスがたまにかかる。


尾根にのる

ここでシールはずし、ドロップ準備。
尾根を少し行き、若栗のコルへ。


ヒヨドリ峰バックに

ここから黒川沢へ下りる。しかし、ガスがひどく視界10mあるかないかの時もあり、ガス待ちする。
ガスの中は、やたら寒い。よって斜面はカリカリ君。。。
しかも斜度もあるので、視界が少しよくなったら安全に横滑りー
ここいつもはパウダー期にお世話になるが、こんなにカリカリは初めて。
たまに普通に滑っていくもスピード出過ぎる。。。
下の方はたまにデブリが出ていた。そんな時期ですな。


安全に

山では滑り方より如何に安全に下りるかだ。


堰堤(下から)

堰堤は、下から見て右がつながっていたが、やたら細くスキー脱いで安全に行く。
その後は林道を白乗スキー場へ出る。
今日はゲレンデやたら滑りやすいと感じた。
あとはテクテク歩いて車を取りに行く。その後デポ車を回収しに行き解散となる。
また天気いい時に行けなかったところ行きましょう。

解散後は、日曜の山行のため糸魚川へ向かう。
途中、北小谷の湯原温泉猫鼻の湯に寄る。
手作り感満載の私好みの温泉であった。





これまた私好みの道の駅越後市振の関で、一人宴会やって寝る。

信州北部・鍋倉山(1288.8m)

2013年03月20日 | BCスキー
2013年3月20日(水)

天候:曇り時々晴れ

今回はSK隊長リクエストにより、今期2度目の鍋倉山へ。
そういえばこの山もう何回登っているのであろう。
春は久々だと思う。
最近混んでいるみたいなので、少し早め?に行く。
1台停まっていただけであったが、我々が到着するとその後続々と車が来る。
それでも空いている方か。
先日、十石行ったハネさんも2週間前に来た様だが、その時は天候が悪かったらしい。


温井集落出発地点

除雪終了点近くの小屋の脇から田んぼを行く。
1月に来たときより雪は多く快適に行く。当然といえば当然か。
田んぼ先の道も藪が隠れており、適当にショートカットしながら道路へ。


鍋倉山全景

雪質は、濡れザラメ。風は温かく高曇りである。
出発当初より薄着で行くも結構暑い。
小屋へも順調に到着。その後すぐに沢状地形に入り、尾根に上がる。
藪もすっかり隠れており快適に上がれた。
後続パーティーは、その一つ先の尾根に行ったようだ。


ブナ~

やはりここのブナはいいね~
2Pで杉の上まで来てしまった。やはりラッセルないと快調だ。


中間部の杉の所

杉の上からはいよいよこの山の一番いいブナの緩斜面である。


ブナ~


ブナ~ブナ

のんびりとブナ散歩。
あっという間に山頂に着いた。2時間半と随分と早い。
すでに1パーティー北面側に雪掘って休憩していた。
さすがに山頂は風あり、我々も山頂写真撮って、少し下がったところで休憩。


山頂にて

妙高がうっすら見えたが、黄砂の影響か景観は優れなかった。
休憩しているとエンジン音が。。。スノーモービルが上がってきていたようだ。興ざめ~
シール外し、ドロップ。
まずは山頂下のカールを行く。ほかの2名は尾根上を行く。


山頂下

快適な濡れザラメであった。その後も各々快適に滑る。





中間部うまく左に行かないとドつぼにはまる。
何回も来ているので我々は間違えることないが、後続が間違えてしまったようだ。
きちんとリカバーしていたが。



その後も快調に行き、登ってきたときより少し先の尾根から疎林をドロップ。


小屋上の疎林斜面

ここが滑りやすくアドレナリン出たのか、ハネさん登り返すとのこと。
下に荷物デポして我々ももう1回。


いい感じですね~



2本滑って、ごちそうさまと言う感じで駐車地へ戻る。
それでもまだ丁度お昼であった。
この時期藪も埋まっており快適。滑るところも多くあり楽しかった。

その後は、湯滝温泉で一風呂。おおぎやで腹ごしらえして帰路に着く。
午後3時くらいには雨も降ってきた。



中越・守門大岳(1432.4m)

2013年03月17日 | BCスキー
2013年3月17日(日)

天候:ピーカン

関越道ツアー3日目
今回行く守門大岳も駐車地がそんなに広いわけではない。
二分の集落の少し先の除雪終了点にかろうじて10台。
あとは路肩である。
そんなわけで、5時半には行くもすでに10台分は埋まっていた。
まだ路肩の広いところがあいており、そこに停めることができた。
続々と車がやって来ていた。


駐車地

10台の中に昨日から泊まっているものがあり、警察の張り紙があった。
遭難したかどうか安否を確認をするものであった。
話を戻そう。
6時15分に出発。単独行の方と前後しながら行く。



トレースはバッチリであるが、雨降って固まったか、随分と固いようだ。
橋を渡って、段々畑を行くと道に出る。
そこから尾根に上るところが少し難儀する。
杉の尾根にあがるとそれをまっすぐ行く。後ろを見ると牧場か。


牧場


杉の尾根

道が途中であるがそれを少し下り気味に行くと沢状のところへ出る。


沢状のところ

これを行く。トレースバッチで先行者も何人か行っている。
そこをしばし行き、左の尾根に上がりやすいところから行く。


左の尾根

これから行く大岳と西尾根が見える。


守門大岳

コブをいくつか越すと尾根が下っている。



ここを下ると保久礼小屋だ。


保久礼小屋

雪がドッカリのっかっているのがかわいらしい。
ここからブナの林を上がっていくと尾根らしくなってくる。



遠くからも見えた無木立の斜面の上に来た。
帰りはここを滑ろう。


無木立斜面

その後はしばしブナ林を上がる。
避難小屋があるはずだが、雪で埋まっているようだ。



相変わらず雪は固く、帰り難儀しそうである。
右隣などの尾根も快適そうである。



ブナの林を抜けると雪一面の尾根に変わる。
この辺から風が少し強い。


山頂手前

後から続々と上がってきている。
結構ツボ足の方が多い。スキーと半々くらいか。
4時間弱で山頂。距離が長いが意外と早く着いたように感じる。


守門岳方面

東洋一の雪庇と言われている。
ここの写真撮っている場所も雪庇かな~?
よってもっと際で撮りたかったがやめておいた。
9日には雪庇崩落で事故あったようだし。
山頂からは昨日登った方面や飯豊なども見えた。


越後三山方面


遠く飯豊連峰

しばらく待っていたが、風強く後続も続々と来るので、まずはアイスバーンを下る。
沢の源頭にシュプールがついていたが、それは追いかけずに来た道を帰る。
人も来ており雪も固く試練の下りだ。
途中、地元の人にいろいろ情報収集した。今後のためになった。
ブナの林に入っても固く滑りづらい。
先ほどの無木立は今までに比して滑りやすかった。
保久礼小屋からはスキー脱いでツボで登りかえした。
あとは、雪も腐ってきて良く走る。一気に駐車地へ。
それにしても人気の山である50人はくだらないだろう。
駐車も路肩に随分下まで停めてあった。
帰る準備をしていると、警察と先の話の家族の方だろうか車を見に来ておられた。



あとは温泉に向け出発。
栃尾の温泉に入る。途中、大岳がきれいに見えた。



長岡に出て回転すしでもいただこうと思ったが、1時半にしてまだ大行列。
あきらめて長岡ラーメンいただく。醤油ベースでしょうがが効いている。
そして、帰ってからもこってり系いただきたくなり開店待ってガッツリ食べて帰路につく。

今まで何回か計画していたがやっと行けた。
さすが人気の山であった。また違うルートで行ってみたい。


中越・阿寺山(1509m)

2013年03月17日 | BCスキー
2013年3月16日(土)

天候:ピーカン

関越道ツアー2日目
道の駅で東京から来たNONさんと待ち合わせ。
4時過ぎに起こしてもらう。すっかり爆睡してました。。。
準備して私の車で出発。
事前情報によると駐車地がないらしく車停めるのが大変そうであったので
えらい早く出るも、林道しっかり除雪され、広堀橋先まで入れた。
ここでのんびりと朝食したりしていると、一人スキーヤーの方が上がっていった。


夜明け

駐車地から放射冷却で固まった雪の林道を行く。



以前のトレース&シュプールが残っていた。
林道を行くと目指す尾根が見えてきた。



正面の尾根が本日登る尾根。
その左の沢に夏道がついている。
当初、比較的急なブナの斜面を行く。



その先、部分的にやせ尾根などある。



尾根右は風と日射の影響か少し固い。左は柔らかい部分もある。
固い斜面では、NONさん少し苦労していた。
陽も昇り、右を見ると昨シーズン登った高倉山が見えてきた。


高倉山

この尾根緩急つけながら行くがブナの快適な尾根である。


ブナ~

たまに平らな場所があり、一段落つける。
中間部より少し上に行くと先のスキーヤーの方が降りてきた。
雪面は固そうである。


ブナブナ~

八海山もきれいに見えてきましたよ~
スキーヤーの方が来た斜面が一番きつかったかな。
それ上がると稜線手前のまったーり斜面になる。


まったーり斜面

それ登ると稜線に出る。
そこから山頂は意外に遠く感じた。


山頂見えてきましたよー


山頂

山頂は何もない。たぶん埋まっている?
ここまで来ると越後駒ケ岳、中ノ岳と越後三山の山がきれいに見える。


越後駒ケ岳(左)と中ノ岳(右)

山頂は、少し風があるがそれほど寒くはない。


八海山をバックに

随分と黒くなってしまった。。。
さて、ここから夏道沿いを下る。



そんなに滑りにくい雪ではなく快適。しばらくはまったり斜面。
急斜面も昼過ぎでいい感じで緩んでいて、快調に滑っていく。
細尾根は横滑りで安全に。
NONさんは下り心配していたが、雪質にも助けられ順調に下りてきて終焉となる。
そういえば、もう一人登ってきていた人がいたがどこへ行ったのだろう。
夏道のある沢行ったのか。
ここ斜度が適度にあるので粉時期もいい。
またそんな時来てみたい。

今日の温泉は、昨年も行った五十沢温泉ゆもと館。
露天岩風呂は混んでいたようであるが、内湯は貸切状態であった。
いいお湯でした。
温泉出たとき曇っていたが、そのうち雨が降ってきた。気圧の谷ですな。
また道の駅に戻りNONさんは帰路につく。
私は、道の駅入広瀬へ移動。その前に登山口偵察しに行ったりした。


谷川・平標山(1983.7m)

2013年03月17日 | BCスキー
2013年3月15日(金)

天候:ピーカン

この週末は、関越道沿いのツアーを計画していた。
木曜に予報を見ると高気圧バッチリのこの日、早速休みをとって
関越道ツアー三連荘を決めたのである。
木曜に移動しようと思ったが、仕事などの都合で金曜早朝発とした。
意外と早く火打峠の登山口駐車場に到着。
早速準備にかかる。駐車場は、除雪してあり駐車可能であった。


駐車場

看板の横から別荘地を抜けていく。
昨日降ったと思われる新雪が10cm程あり、シールで進める。
別荘地奥から林道を行く。


林道

片斜面になっている。
昨日以前のものと思われるトレースがうっすら残っていた。
橋を渡って、少し行くとヤカイ沢入口だ。
左岸の台状を藪を避けながら行く。

開けたところが何箇所かあり、そこから山頂はじめヤカイ沢の全景が見渡せる。


平標山ヤカイ沢

左手の松手山コースの南向き斜面は、全層雪崩が出ていた。



ヤカイ沢は、山頂を正面とすると中央と右と左に沢がある。
中央と左はデブリがあり、右はきれいであった。
帰りは右を滑ろうと思う。


右沢入口


中央と左からのデブリ

さて、沢の際と言うか樹林を抜けたところに着くと後からテレの人がきた。
その後にも二人連れ。テレの人は西ゼン滑るようだ。
休憩していると、右側の尾根からアプローチするようだ。
皆さんそちらへ行く。
私は、中央と右沢の間の尾根に取り付いた。
ちょっと固めの雪面をクトーつけて上がる。
当初はカンバなどのいい感じの斜面。


尾根中間部

後ろを見ると浅間山などきれいに見える。


浅間山方面


苗場山など信越国境の山々

上部に行くと低木帯となってきて、風で波打っていて登りづらい。
途中、ガッツリアイスもあり難儀した。
やはり、この時期は右の尾根に乗っかるのが正解か。
右の尾根見ると皆さんスキー担いでいた。


尾根上部

稜線手前は、右沢源頭部を登る。すぐに稜線に出た。


稜線

ハイマツやシャクナゲが出ていた。
右の尾根からと合流して一登りで山頂である。


山頂

誰もおらず西ゼンの方を見るときれいなシュプールがあった。
登った事はあるが、下りた事はないので今度下りてみたい。


西ゼン(maloさんのシュプール)

※西ゼンの写真違うものがアップされていました。4/7更新

山頂に来ると仙ノ倉山はじめ谷川岳などきれいに見える。


仙ノ倉、谷川方面

越後の山々始め本当に大展望であった。


山頂標識と巻機山など

山頂は沢で2度来ているが積雪期は初めてである。
写真を撮っていると、テレの方とスキーの方が上がってこられた。
テレの方の板が珍しいかったので見させてもらう。
さて、定番のヤカイ沢行きますか。
登ってきたトレースを追いかけて、当初、ハイマツとシャクナゲを傷つけないように行く。
ちょっと固いが滑りやすそうだ。


源頭部

右の尾根側に寄るとガッツリ固いが自分の登ってきた尾根側は比較的やわらかい。
少し斜面の向きが変わるだけで随分と雪質が違う。


中間部から下方を見る

斜度は35度はオーバーくらいでいい感じで落ちていく感覚がいい。
下部は固いところと吹き溜まり行くと重パウがあった。
あとは登りトレースに合流し、快調に飛ばして行く。
下に行くに従って大汗である。
別荘地の道は、かろうじて雪つないで出口付近まで行った。
少し歩いて、駐車場へ。
下は暑くて、すぐに服脱い撤収にかかる。
登り、少し難儀した分時間かかったが、帰りは1時間かからずあっという間に下りてきた。
いろいろいい勉強になった。

温泉は、R17沿いの街道の湯に浸かり、疲れをとる。
国道をそのまま、次の宿泊地小出に向かう。
道の駅で、近くのスーパー原信で購入の刺身などで一人宴会&反省会をする。

北ア南部・十石山東尾根(2140m付近まで)

2013年03月10日 | BCスキー
2013年3月10日(日)

天候:曇りのち雪

9日まで白馬へ行っていた。スキージャンプの支援だ。
残念ながらサラちゃんは2位だったが、連日天気に恵まれ顔は真っ黒だ。
今日は、日本海側の山でもと思っていたが、ご機嫌な低気圧がやってくる。
ということで、いつもの十石山へ。
寒冷前線来るので、行けるところまで行って。。。という感じだ。
今回は、マスさんチーム3名、こちらが2名の5名で楽しく行った。

林道はだいぶ先まで除雪されていた。
脇行こうと思えば行けない事ないが、料金所に車停めて担いで出発。
最初のカーブでシールつけて、杉の植林を行く。
雪は、気温も高いためかザクザクでシールもよく効く。
この山、一番の核心、トラバースは雪がやわらかいためいつもより難度は低い。


トラバース後の開けたところ

昨日の風のためか、小枝が多く散乱していた。
ラッセルも無く順調に第1高点である湯沢平の入口へ。


入口にあるシンボルツリー

ここを目指せば、きちんと下れる。
下りで、これより右寄りは危険であるので注意。
湯沢平をうまくトラバースしようと行くが少し上りすぎたようであった。
これは下りでリカバーできる。
以前のトレース跡で、ここを知っているな~と思わせるトレースもあった。
この頃からミゾレのようなものが降り出す。。。
風は相変わらず強い。前線が近づいているようだ。
第2高点(2000m)に上がると、霰のようなものも降ってきた。
とりあえず行ける所まで行こうと上がるも2140m付近通過中、ピカッ!?ドーン
と雷様落ちる。
神のお告げと承知し、ここでドロップとした。
雪は濡れて重いも何とか走ってくれるので快調?に下りていく。
湯沢平のトラバースもうまくこなし、シンボルツリーへ。


記念撮影

この辺に来ると雪は降っているものの、気温高く結構濡れる。
1壁も散乱した小枝が邪魔だが、先ほどより雪質よく順調に下りるも、皆さん足がお疲れのようであった。
杉の植林下り、林道の横を雪をつないで駐車地へ戻る。
まだ昼なので、白骨で白い湯に浸かり、蕎麦屋で反省会をして岐路に着く。

この時期の雪質は、本当に難しい。しかし経験値を上げることでこなしていける様になる。
やはり、何でもそうであると思うが、数行けば行くほどうまくなるのである。
さて、これからザラメのいい時期だ。今まで行けなかった所へ行こう!!

北ア南部・猫岳(2581m)

2013年03月03日 | BCスキー
2013年3月3日(日)

天候:曇りのち晴れのち曇り

2日は山はあまり天気良くなさそうであったので、久々にゆっくり休養。
3日は、久しぶりのTaichi君を迎えて、猫岳へ行った。
6時半ですでに車が数台。この時期6時には明るいので当然と言えば当然か。
早速準備して出発。


久手牧場

辺りの雪は多いように見えるが、看板は以前より出ていた。
雪質は、硬い雪にうっすら新雪が乗っかっている程度だ。
硬い面は、金曜の雨の影響であろう。
順調に九手牧場を上がる。



天気は薄曇りであった。比較的に安定している。


第三尾根下部

後ろを振り向くと、毎度お世話になっている輝山。


輝山

登っていくと、徐々に新雪の量は増えてきた。しかも激軽パウダー。
やはりここは裏切らない。
まだ、少し下に硬い面はあったが。。。


帰りはここをドロップ

高度を上げると、奥穂に焼岳、遠く白山も見えてきた。
テンション上がる。


穂高連峰と焼岳


白山

いつもより早く夫婦松に着。


夫婦松

今シーズン初めての落ち着いた天候の夫婦松である。
悪天時はいつもお世話になっています。
トレースバッチリなので、のんびりと歩いていく。


笠ヶ岳

笠も見えてきた。
雪質は、断然よくなってきた。



順調に高度を上げ、猫へ向かうスカイラインへ出る。
ここからが遠い。


猫岳

今回はちょっと廻りこんだところから上がったが、上部がカリカリ君で難儀した。
ここでだいぶ時間食って6時間オーバーしてしまった。
もうヘロヘロである。だけど景色がいいので、元気もでる。




山頂にて 四ッ岳をバックに


乗鞍の山々


十石山と金山岩


槍穂、常念

自分を含め皆さんお疲れなので、少しゆっくりしてからドロップ準備
大崩山とのコルに向けてドロップする。締り雪で比較的滑り易い。
たまにクラストしているが。。。
大崩の樹林に入るとパウパウが待っていた。
絶叫雄たけびコースである。
あっという間にスカイラインであとは樹林間隔の狭い尾根を行く。
シュプールがうまく導いてくれていた。
たまにいい斜面を楽しみながら夫婦松へ。
やはりここからがいい。Taichi&あーさんはおいしいカールへ飛び込んでいく。
私はちょいと調子悪かったので、西面の行ったことないところを偵察し、駐車地へ。
あとは温泉浸かって疲れを取り帰路に着く。

このところ下部のおいしいところ滑っていたが、久々の猫。
長かった~。だけどスキー登山を満喫した。

北ア北部・一難場山(1518.2m)

2013年03月01日 | BCスキー
2013年2月28日(木)

天候:曇りのちドピー

昨シーズン大雪の最中行って、除雪の邪魔になりそうであったので行けずじまいと
なっていた一難場山。
10日ほどの出張から戻り、この日は高気圧に覆われバッチリとの予報。
早速お休みとって行ってみた。
昨シーズンとは違って、木地屋へ至る道も2車線分しっかり除雪されていた。
終了地点も昨シーズンより少し奥の方までされていた。


除雪終了地点

準備しているときに雪の状態を見たが、どうも降っていないようだ。
シールつけて県道を行くも雪は硬い。。。


県道を行く

県道をショートカットしてダイレクトに杉ノ平へ上がる。
名前とは違って、ブナなどの広葉樹林で良い雰囲気だ。


杉ノ平

地図上の林道があるところは、どこが道かはわからず。
木地屋川本流以外にも枝沢を渡る。本流も橋があるであろう地点付近を渡れた。
渡った所で一本入れる。
そこから一登りすると尾根状の開けたところに出た。
地図上では道が走っているようである。


尾根状

そこからはひたすら山頂めざし上がっていく。
当初は、まだこれから育つであろうダケカンバの疎林斜面を行く。


上を目指す

段々と雲も取れてきた。


白馬乗鞍岳方面

雪面は相変わらず硬いが、クトーつけるほどでない。


明星山と赤禿山方面

後ろを振り向くと明星山などが見えてきた。
この山来ようと思ったのも、以前赤禿山から南を見ると素敵な斜面が見えた。
調べてみると私が良く見るHPの方々も結構行かれているようであった。
ローカルのガイドも使っているようだ。
さて、疎林の斜面から小尾根に乗っかり、少し行くといい斜度の斜面。
雪玉がいっぱい転がった痕があり斜面は荒れていて上りにくいことこの上なかったが、
ここを一踏ん張りで、顕著な山頂への尾根に出る。


朝日岳など栂海新道方面の山々


山頂への尾根

ブナの巨木が迎えてくれた。


山頂への尾根2

切り開きのようになった尾根を登る。
雪は相変わらず硬いが。。。




素敵なところ

尾根の斜度が落ちると、ブナの素敵な広場がある。


雨飾~妙高山方面

先日行った三田原山などもきれいに見えてきた~♪


山頂方面

あそこが山頂だ。山頂手前は風によるシュカブラや段差がある。
一登りで山頂着。結局、今シーズン初のノーラッセル。
6時間の一人ラッセル覚悟してきたが、3時間半ほどであっさり山頂。


山頂と蒲原山

少し先の蒲原山へ行こうと思えば行けたが、雪質もそんなにいい訳でもなく以前行っているので
今日はこの辺で終了。雪面が緩むまで風の無い山頂でまったりんこ。


雪倉岳、白乗方面

たまには自撮り。



非常に暖かく、ここまでもアウター着ずにいられた。
性分か?あまりのんびりも出来ずにある程度雪も緩んだと思われるところで滑降準備。
明星山めざしゆる尾根を行く。



激パウなら下りラッセルであろうが、この日は充分硬かったのでスキーが良く走ること。
尾根を北へ行くと素敵な斜面があるが、ここはグッとこらえて少し西へ進路をとる。
木地屋の下の大所からだと、長い登りの分、北側の素敵な斜面へ行ける。
北西面もパウダーなら最高であろう斜面も硬い斜面で、あっという間に杉ノ平へ。
ここでシールをつけて川を渡って、少し上り返す。
あとはシール外して、県道をショートカットしながら、1時間弱で駐車地へ。
激パウで定評のこの山であるが、パウダーのパの字も粉のコの字もなかった(笑)
しかし、山頂踏めてモナカとかの最悪雪面でなかったし、展望は最高だったのでよしとしよう。
上から見た白鳥とか初雪とか海谷も呼んでいたので、そろそろそちら方面進出かな~
楽しかった♪