ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

妙高・三田原山(2347m)

2013年02月17日 | BCスキー
2013年2月17日(日)

天候:晴れ(昼過ぎから風強し)

今回は、以前所属していた山岳会からの友人、シノさんから山行きましょうとのお誘い。
メンバー集めて、賑やかに行った。総勢5名。
私の山行には多い人数である。
安曇野に集合し、一路妙高杉の原スキー場へ。
最上部のリフトが9時半と遅いため、ゆっくり確実に準備。
混み合うゴンドラ乗って、高速リフト乗って準備する。


ゲレンデ上部で準備

すでにばっちりトレースあり、楽させていただく。先行者の皆様ありがとうございました。
ここの核心の沢の横断は、雪安定しており安心して渡れた。
その後は、ダケカンバの疎林を順調に高度を上げていく。



朝は非常に寒かったが、登っていると暑くなってきた。



後ろを振り向くと、乙妻、高妻山などきれいに見える。
この時、富士山も見えたようであった。


妙高山

稜線に出ると妙高山がドーンと目前に現れる。
目前のシュートに目が行く。


三田原山方面

稜線はカリカリでないのでそのまま三田原山へ向かう。
意外と長い。
途中、クラックが隠れていた。マスさん片足はめる。これくらいでよかった。
樹林ラインを行くと三田原山着。


北アルプス北部方面

剣から槍などもきれいに見えた。
山頂からは火打、焼山など大展望であった。


火打山、焼山


火打山(photp by Masu-san)


日本海方面

景色を見ていると風も強くなってきた。
記念撮影して早々に戻る。シールはつけたままで行く。
風が比較的弱い場所まで戻り、小休止とドロップ準備。
少し、トラバースしてドロップ。
ちょいと重めであったが、パウパウで雄たけび上がる。


マスさん


レイさん


アーさん


(Photo by Masu-san)

皆さんお上手。適度な斜面にそこそこの雪質。樹林間隔もよろしく、何年か振りに来たがいい場所である。
下部で沢行き過ぎたが、うまくリカバリー。
あとはトレースばっちりの林道をスキー場へ行く。
たまには大勢で楽しいね~



東北ツアー第2弾 南相馬再び

2013年02月16日 | 旅行(山以外)
2012年2月11日(月)祝日

天候:晴れ(風強し)

この日は山はそんなに天候もよさそうでなかったので、およそ2年前に仕事で行っていた
南相馬市へ行ってみた。
車を走らせると当時の思い出がいろいろと思い浮かぶ。
飯館村へ入ると、全村避難しているのか、人の気配は感じられない。
それでも、祝日なので帰ってきておられる方も見えられる。
山を下ると当時は工事途中であった常磐道だ。
すでに開通して南相馬ICもあった。
そこから、最初に行ったのは鹿島地区。
仮設等はまだ皆さんお住まいのようだ。
海岸の方へ行くと、田んぼなどに散乱していたさまざまな物が片付いてきれいになっていた。



しかし、防波堤は当時のままであった。





当時、残っていた鉄筋コンクリートの白い家もそのまま残っていた。



最初に手をつけたお堂もそのまま残っていた。



土台だけになっていた家々は、整地されきれいになっていた。
海岸沿いの土台はまだ残っており、祭壇が飾られていた。合掌

公園の方へ行くと、当時不稼動であった火力発電所が稼動していた。
潰れたタンクもきれいになっていた。



そこの海岸では多くのサーファーがサーフィンを楽しんでいた。
少しは復興したと感じられるが、まだまだである。

自分には何ができるのであろう。


蔵王・刈田岳(1758m)

2013年02月14日 | BCスキー
2013年2月10日(日)

天候:曇り時々雪

東北ツアー第2弾2日目は、これまた昨年行けなかった蔵王へ。
私のトンチンカンスマホのナビにより、昔仙台在住時によく行ったえぼしスキー場へ。
途中でおかしいな~と思っていたのであるが。。。
このロスで随分と遅くすみかわスノーパーク着。
もうキャットで行っちゃおうかなどと、ピヨった考えが浮かぶ。
11時発に乗ろうかなーなんて受付に並んでいたが、一向に列は進まない。
それもそのはずで、お姉さん一人がスクールからレンタルまで全て一人で対応。
時間も時間だったので、山モードに切り替えて、リフトで行く。
しかし、あの対応の悪さはないわ。樹氷ツアーで相当に儲かっているみたいだが。
キャットも増えていたような。


リフト

緩斜面を行くリフト2本と斜度のあるリフト1本でゲレンデトップへ。
この辺までは太陽も見えていたが、ここから曇りでたまに雪が降ってくる。
しかし、昨年より風は無く今日は行けそうであった。


リフトトップ

トレースはばっちりであった。
この辺もそんなに降っていないが、軽い粉が乗っかっていた。


刈田岳方面

ここは多少視界悪くとも、竹竿が多くあるので安心だ。



先ほど乗ろうと思ったキャット君達が帰ってきた。



上を見ると南の尾根にドロップしている人達が見えてきた。



すぐに刈田岳避難小屋。そこにスキーをデポし山頂に向かう。
たまにガスがでて視界は悪い。



神社も凄いことになっていた。


山頂看板

エビのシッポがすごいつき方をしている。


山頂神社


避難小屋

あまりよくわからないか?(笑)
ここもエビのシッポ大発達。
ここの山頂南側にはちびモンスター君がいたが、ガスで写真の写りがいまいちであった。


避難小屋入口

小屋から昼食を終えたかなと思われるボーダーさんが出てきた。
風も冷たく、早くドロップしたいところであるが、ガスで視界悪し。
しばし待つと、さーっと視界が。



当初はカリカリ君だったが、尾根から東斜面に入るとパウパウであった。
昨日の雪よりも軽く雄叫びあがる(笑)
来た道は面白くないので、沢状行ったりして下部でトラバースして
キャット道へ戻りスキー場を行く。
スキー場で山頂付近で会った方々を一気にぶち抜き、機動力を改めて実感。
雪あるところはスキーに限りますな。

蔵王の温泉に寄りたかったが、馬刺食べたいがために早々に福島に引き上げた。
いや~旨かったですよ。一緒にいただく、辛味噌もうまい。
これはおみやみつけたので、
もれなく我が家で食べられるよ~信州も馬刺はうまいからね♪

東北ツアー第2弾 吾妻・西吾妻山(2035m)

2013年02月13日 | BCスキー
2013年2月9日(土)

天候:曇り時々晴れ

年末の第1弾に続き、今回は南東北の山々を巡ってみた。
この三連休で一番天候が良いと思われるこの日に過去4回行こうと思って、
天候により行けなかった西吾妻山を初日に変更した。
前日に2年連続餃子売り上げ第2位の宇都宮に入った。
早速、駅近くに食べに行ったが、ここちょいと失敗だった。名前は挙げない。
それでも1位になるように少しでも貢献できればと思って自分なりに納得する。
さて、早朝に起きて東北道を北進。昨日は、磐越道など雪で通行止めであったが、
今日は、大丈夫のようだ。ということはいっぱい降ったかな~


グランデコ駐車場

いつものように高い駐車料金支払い、準備する。
あまり早く行っても上のリフトが動かない。
リフトトップまでは青空も見えていたが、風がある。


リフトトップ

準備しているのは我々のみであった。トレースはすでにばっちりある。
そんなに降っていない感じである。


中間部

右からもトレースが入ってきていた。右のリフトトップからのものだ。
結構な人数行っているようである。
途中、左から2人組が来た。途中までその人たちのトレース来たようだ。


山頂手前のポコ

山頂手間の斜面にきた。ここから昨年は直登して行ったが、今回は左に振っていた。
ここ昨年気持ちよく滑ったところだ。


左の斜面

こちらの方が上りやすい。ポコ行くと細尾根になり少しやっかい。
下から見るとこの辺ガスがかかっていたが、意外と視界は良い。


モンスター君

風もあるのでガスがたまに晴れて景色もきれいだ。
山頂手前から中ノ沢源頭にテレマーカーが2名飛び込んでいった。


山頂手前から

昨年より風は弱く、今回は西吾妻まで行けそうだ。
コルのほうを見ると10名くらい見える。


西大顛山頂

晴れ間を狙って撮影。


モンスター君

西吾妻までのコルへは、シールを着けたままほぼ直滑降でいった。


西吾妻とのコル方面

ちびモンスターがたくさんいる間を縫うように行く。
先ほどの源頭飛び込んだ2名もコルにトラバースして前を行っている。


ちびモンスター君たち

程なく、西吾妻小屋着。随分と人がいた。


西吾妻小屋

中は混んでいそうなので、外で休む。
その後、西吾妻山頂までほとんどカリカリ君。クトー着けようかとも思ったが、何とか登りあげた。


西吾妻山山頂

前のパーティーは、二十日平方面へ行ったようだ。
後続は、でかい荷物で中大顛方面へ縦走していった。
我々もしっかり方向を定めて、二十日平方面へ。ガスっていてなかなかにルーファイが難しい。
前のパーティーのトレースは風で消えていた。
山頂すぐは、まったり&カリカリだったのでシールのまま進む。
ある程度斜度が出てきたところで、シール外すがカリカリ君で滑りにくい。
1800mくらいでガスも晴れ、下が見通せた。
樹林に入ると、パウパウであった。少し重かったが。。。
途中、どうも右に振り過ぎて行く。前のパーティもそうであったようだ。
ここで左トラバースしっかりしていれば尾根に戻れたが、あまりの気持ちよさにドロップしてしまった。
その後は、中ノ沢を適当に行き右の尾根にシールつけて乗り上げる。
その後右の沢をドロップしているシュプール見つけ、おいしい沢状ドロップ。
中ノ沢にまた出合、ここから二十日平の少し上の尾根に乗り上げる。


中ノ沢出合

尾根に出てからは、あっという間にスキー場へ戻った。
今回は、二十日平コース通常コースではなくバリエーションであったが、それなりに面白かった。
まあ雪あればどこでも行けるので見つければおいしい斜面はそこかしこにあるはずである。
次回は、西大顛から南西ルートなども行ってみたい。

会津を後に、いつもの岳温泉へ。
岳の湯が少しリニューアルされていた。ファミマも少し岳の湯に近くなっていた。


岳の湯

いつもの精肉店で馬刺し買おうと思ったが、時間が遅く店は閉まっていた。
明日はぜひ食べよう。


木曽・坊主岳(1960m)

2013年02月01日 | 山歩き
2013年1月31日(木)

天候:ドピー

年明けから、結構土日つぶれた(る)。
よって、晴れを狙って休みをとることにする。今日は、本州をどっぷりと覆う高気圧で風も弱そうで
絶好の山日和。というか、この時期にビッグマウンテンスキー狙うには好機である。
3時起きして、ビッグマウンテン狙うべくいざ登山口へ。
とここで、やっちまった~!! シールが無い。。。
テンションがた落ちである。。。まあそれでもいつのか知らないが、ツボ&スノーシュートレースが
あったのでスキー背負って、出発!!
しか~しこのトレースもすぐに終わっており、ツボで行こうとするが、膝上まで埋まり断念した。
テンションガタガタ落ちるが、一つ収穫もあったので気持ちを切り替える。
岳人風にいうと、「地元山岳会が隠していた○○」みたいな。
これは少しおいしいので公開は出来ないな。多分。


本当はこんな景色のところへ。。。

ということで、一旦家に帰り仕切りなおし。乗鞍でもと思ったが、夏に行った木曽の坊主岳へ行ってみた。
スキーの記録は見たこと無かったが、夏行った感じとこのところの南岸低気圧などで何とかなるでしょう。
と思ったのが大間違え。大変な修行となってしまった。
登山口は、イノコ沢右岸であるが、駐車場入口は雪でかろうじて1台停められる程度。
何台かで行った場合は、R361付近に停めるしかないか。ここ道狭い割りに大型が通る。
準備をしていると一人のおじさんが来た。奈良井の方のようだ。
坊主岳の雪の状況を教えて欲しいとのこと。連絡先は後ほど車にあった。
苗字を聞いて、うちのおふくろの遠い親戚のようだ。この辺で同じ苗字だったら大体そう。
それで話も盛り上がる。
とりあえず、下部はうっすら雪であったがスキーで行ってみる。
何とか行けそうだ。


登山口すぐ


山ノ神

山ノ神上は急登になるが、雪が堅めでクトーが良く効いてくれた。


急登な尾根

途中で平らなところを2箇所くらい通過すると、1400mくらい。


1400m看板

このあたりまで来ると雪も少しは増えた。
小坊主への急登を行き、その先の笹がどうか心配であったが、登山道沿いは埋まってくれていた。
そうでないと、背丈ほどの笹薮にやられる。



笹が出てきたあたりから、気温が高いのか雪が腐ってきて、下駄になる。
これがまず第1の修行。足は足枷つけられたようでいい筋トレといえばいいのか。。。
細尾根を越えるとしばし笹のまったりした斜面。


細尾根

その後、向きを少し変えて山頂への斜面となる。
南を向いているせいか、ここは雪が少なく、山頂直下は密林のためツボ足で行く。


1850くらいのところ

スキーはずした地点辺りから後ろを見ると御嶽などがきれいに見えてきた。
ずぼずぼとたまに膝まで埋まりながらのラッセルであったが、何とか山頂へ到着した。


山頂直下

夏は、3時間弱くらいだったと思うが、この日は4時間半近くかかってしまった。


山頂見えた~

ここからは、360度大展望。


後立山方面


乗鞍岳


御嶽山


木曽駒ヶ岳

槍穂もきれいに見えたが、いい写真が撮れていなかった。白山や南は仙丈と赤石?が見えていた。


仏谷と経ヶ岳へ続く稜線

左のきれいな鋭鋒が仏谷と呼ばれるピークである。
あちらの方がスキーに適しているように見えた。今度行ってみたい。


山頂標識1


山頂標識2 八ヶ岳がバック

風もほとんど無くまったりしてから来た道を戻る。帰りはトレースあるから楽だ。
やはりこの山は、スノーシューかツボ足がいい。
がんばって、スキーで下るが、モナカあり腐れ雪で久々の修行滑り。。。
スキーで小坊主までは頑張った。
あとはスキー担いで、ツボで行く。こちらのほうが早かったかもしれない。
と言うことで、今回のブログカテゴリーは山歩きとした。

前回見られなかった大展望を見られたのは良かった。
ここは歩きがいいと思うが、イノコ沢源頭などは滑り何とかなるかもしれない。
まだまだ探索の余地ありと言うことで、また行ってみたいと思う。