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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

GW尾瀬ツアー 尾瀬・燧ヶ岳(2346m)

2014年05月07日 | BCスキー
2014年5月3日(土)

第3日目

天候:晴れ

昨日の至仏に続き、尾瀬の二大巨頭燧ヶ岳へ、栃木から回り込み檜枝岐村へ。
ここからは昨シーズンと同じだ。滑ったコースは昨シーズンとは変えてみた。

いつもの所へ昨晩到着。
朝7時のゲートオープンを待つべく、6時前に出発しゲート前に行く。
早すぎたか?一番到着であった。


ゲート

そうこうしているうちに、後ろに続々と車がやってきた。
そういえば、皆さん今日から連休だ。


立ち話し中

地元の除雪やっている建設関係者と2台後ろの茨城のK氏と話に花が咲く。
地元の方によると雪の量はそんなにでもないが、雪解けが遅くこれだけあるとのことであった。
K氏は、この十数年ここにお通いの常連さんであった。
国交省の融雪剤散布車が戻ってきた。上部少し凍っているとのことであった。
私の車見て、ノーマルで大丈夫かいとの皆さんの心配もありましたが、何とかなるでしょう。
行ってみたら、そんなに凍結しているほどでなくXV君なら何ら問題なしであった。
駐車場は、昨年より雪壁高く残雪量は充分だ。


御池駐車場

続々と車やってきて、ほぼ満車であった。
まずは、ブナとシラビソの混合樹林の平らなところを行く。
昨シーズンはカリカリ君であったが、今年は緩んでいていい感じだ。
ツボ足さんも続々行く。


一ノ壁?(勝手に命名)

昨年は、随分手こずったので、ここは最初から担ぐ。結果、あっさり直登した方が早い感じだ。
トレースもしっかりしているし。
振り向くと御池を挟んで大杉岳が見える。


大杉岳方面

会津駒は、まだ見えず。
一登りすると、広沢田代。ここで先のK氏にお会いする。


広沢田代

そこから、二ノ壁。ここは、昨シーズンの経験から左からスキーのまま上がる。
K氏もそんな感じで登っていった。


二ノ壁の上部

後ろには、会津駒が見えてきた。


会津駒方面

1986のポコを左から巻くと燧の山頂が見えてきた~


燧ヶ岳(俎)

熊沢田代で二本目の休憩。


熊沢田代

皆さん夏道の右の台状から行くが、K氏に習って左沢から小尾根に乗り行く。
燧の斜面に出てから、後ろを見ると続々と人が。。。


燧の斜面

途中一本入れて、一踏ん張りで肩に着く。
そこからツボで山頂へ行く。


山頂と上越国境の山々

下を見下ろすと、尾瀬沼


尾瀬沼

柴安の向こうには、昨日行った至仏山と尾瀬ヶ原


至仏山方面

そして、明日行く会津駒ヶ岳方面


会津駒ヶ岳とその奥は会津朝日岳

山頂でK氏とお話しているうちに、モーカケ沢へご案内していただくことに。
時間合わせて、肩で待ち合わせ、大斜面をドロップ。程よいザラメである。
そこから登りの時大斜面へ出てきた時の沢を行く。


こんな疎林を行く

そうすると東田代に出る。
東田代の西端を行くと急に沢は落ち込んでいる。
ここを抜けると、沢沿いを行くと御池から沼山峠に行く道路に出た。
このルートの方が、登りのルート折り返すよりスッキリしていていいかもしれない。
K氏に感謝。
道路は、除雪されているのでスキーを担ぐ。
20分弱で御池の駐車場に着いた。

下界に下りて、燧の湯で湯に浸かり、裁ちそばと山川天ぷらいただき、
村唯一のスーパー、JAスーパーで買い出しして、いつもの車泊場所へ行く。
明日も天気いいし、早めに休むことにした。



GW尾瀬ツアー 尾瀬・至仏山(2228m)

2014年05月06日 | BCスキー
2014年5月1日(木)~6日(火)

第1日目

天候:晴れのち曇り時々雨

GW後半は、どこ行こうかと迷ったが、昨年も行った桧枝岐プラスで計画した。
今回は、新車の慣らし?も兼ねて下道オンリーで頑張ってみた。
1日は、いろいろと用事済ませて、出発するも捨てようと積んでいた段ボールを
松本で捨てるの忘れて、上田で急遽寄り道して捨てるというボケをかまし本出発となる。
地蔵峠越えて、145号行く。道が随分良くなった。沼田を抜け、片品村の花咲の湯に寄る。
片品初めてかと思ったら、えらい前に武尊山登った時来たな~


鯉のぼり祭り


花咲の湯

出来てそんなに経っていない施設なのか、綺麗であった。
私は、渋い鄙びた温泉が好きだが。
その後は食料買い込んで、鳩待峠へ。
霧雨模様であった。
上部は、業務用と聞いていたが何台かは個人用停められるのかな~?
下部駐車場は、数台停まっている程度であった。

第2日目

天候:霧雨後ガスのち晴れ

翌朝、5時過ぎに起床したが、ほぼ満車状態であった。
平日だが、結構な台数だ。というか人気というか。
開通してからGWいっぱいまでしか入山できないから、それもわからんでもない。
しかし、いいお値段の駐車場である。



だが、下からバス、駐車場料金合わせてもこの方が少し安い。
ここで注意だが、この駐車料金は、暦日で計算される。
簡単にいうと、23時59分までが1日の料金だ。
2日目以降は割引がきくらしい。
霧雨のは、続いているので車で待機。他の皆さんは続々と出発していっている。
7時頃、ようやく重い腰を上げる。




上部駐車場

上部駐車場の奥が登山口となっていた。


登山口

当初、ブナですぐにシラビソとカンバの林となる。



そんなに急な斜面もなく登って行く。最初は、霧雨が降っていたが、それもすぐに止んできた。
相変わらず、ガスありで視界はそんなに良くないが、続々と登山者、スキーヤー、ボーダー上がってくる。


オヤマ沢田代付近

オヤマ沢田代過ぎれば、小至仏のトラバース



トレースは、バッチリなので滑ることはない。
ここまで、ほとんどクライミングサポート使わなかった。
トラバースから一登りで山頂だ。


ガスの中の山頂

山頂着いてすぐに風が吹いて、少し晴れ間も見えてきた。


山頂

山頂には、多くの人がいたが、ガス待ちしていると続々と増えてきた。



朝早く来た人は、もう2時間待ちしているとのことであった。
ゆっくり出てきて正解。
たまに風が強く吹き、2度目のドロップチャンスが訪れる。


山頂ますます人増える


尾瀬ヶ原方面

尾瀬ヶ原見えた~
ここでまだ下りずに次をしばらく待つ。
3回目くらいか、下まで見えた隙にドロップ。
ボーダー、テレ、スキーと一斉スタートだ(笑)


下見える

3ターンもすると雲の下。


上部斜面

どうも山頂のみガスの中だ。その下は暑いこと。
尾瀬ヶ原と明日行く燧ケ岳も見えてきた~


燧ケ岳

ワル沢をドロップしたが、広い斜面でいい感じだ。雪もまだそんなに重くない。


中間部からオヤマ沢方面の斜面

下部の樹林手間くらいから、ストップ気味であったが、シュプールに乗ると滑る。
右にトラバース気味に行き、川上川でシールつけ一登りで鳩待峠に戻る。



結構お手軽に行けて滑れるので、混むのもわかるように思う。

~観光編~

120号を一路栃木へ向かう。
金精峠越えると、男体山と戦場ヶ原と湯ノ湖が綺麗に見えた。


男体山

湯ノ湖のほとりの日光湯元温泉で白い湯に浸かり、戦場ヶ原に寄る。


戦場ヶ原

戦場ヶ原眺めてから、何年か振りにウネウネのいろは坂へ。
走り屋の血が騒ぐが、もう年も年なのでおとなしく。。。
しかし、XV足回り少し堅い感じであるが、こういう時へなっとならないのがいい。
結構コーナー攻められる。
と言っているうちに、ワールドヘリテージ到着。
4時と時間も時間で空いているが、東照宮お参りしたかった。


五重塔


見猿、聞か猿、言わ猿



残念ながら、国宝陽明門が補修中。


本殿


奥院

お参りして、気持ちも新たに次の旅に出る。
しかし外国人観光客多いね~






妙高・火打山BC 鍋倉谷

2014年05月01日 | BCスキー
2014年4月28日(月)

天候:曇りのち時々晴れ

この日の予報はそんなによいものでなかった。
しかし、ニセ予報士の私の解析によると意外といいかも(笑)
で、当初はのんびり金山沢かなと計画していたのだが、昨シーズンに引き続いて
火打周辺の谷編第2弾へ行くことにした。

先日の車泊とは打って変わって、静かな道の駅信濃町。
よって、1時間くらい寝坊したかな~ 相変わらずですな。。。
準備して、セブン飯食って笹ヶ峰へ。
平日&予報悪しで駐車場はガラガラである。


登山口駐車場

二人旅立とうとしていた。
ブナ、カンバ、唐松の林をまったり行くと黒沢の橋。


橋付近

橋の下流川にもスノーブリッジあり、そちらを渡る。
本当は黒沢詰めたかったが、そろそろ行けないかなと順当に夏道沿いに行くことにする。
本日も雪は緩いので、シールのまま前進。
登山口からずーっと週末のシュプールがそこら中にある。
十二曲りもゲレンデ状態であった。


十二曲り看板

昨シーズンは冷えてカチコチであったが、今回はジグ切って登れた。
尾根に出てからすぐにやせ尾根というか岩が出てくる。
よって、ここから少し担ぐ。
昨年は、あまりこの辺雪なかったが、今回はまだだいぶあった。
私一人ならスキーで行こうと思えば行けたかな。
針葉樹林帯を少し登ると視界が開けてくる。



途中単独の方に挨拶し、程なく富士見平


火打山

高曇りで白馬連峰も綺麗に見える。
高谷池ヒュッテへのトラバースの途中からは焼山から火打まで綺麗に見えてきた。



高谷池ヒュッテ前で少し休んで、今回ご一緒のよーさんが夜宴会のため先を急ぐ。



段々近づいてきた。
トラバースもトレースばっちりであった。
天候もこの辺りで晴れてきた。



ちょっとヘロ気味で肩到着。この辺でタイムリミットであった。残念


妙高山方面


矢代山塊と上越市方面

海は霞んで見えなかったが、意外と天気はいい。
さてさて、ドーンと大斜面行きますか。


鍋倉谷源頭部

ほどよい斜度で、雪質もいい。
あっちこっち滑りながら下る。途中の滝はバッチリ出ていて左から巻いた。
その手前で何本か右の台地へ巻いているシュプールもあった。


サクラ谷出合

出合のスノーブリッジは繋がっており、左岸へ渡りトラバース気味に進む。
そして、台地へ乗り上げダケカンバ林を行く。
いい感じのトレースがあり、それを行く。
林道に出てからまた長いが、シールで歩いて黒沢に架かる橋手前で雪なくなる。
ここに地元ナンバー1台。ちょうどその持ち主パーティー2名が来られた。
どこかでお会いしてる感じであるが、思い出せない。
この方の車に乗って、車取りに行き、急ぎ帰路についた。



谷川・谷川岳(1977m)~一ノ倉岳(1974m)芝倉沢

2014年05月01日 | BCスキー
2014年4月26日(土)

天候:晴れ

25日仕事終わらせ、そそくさとツアーに出かける。
途中、久々に別所温泉入って、XV初高速で赤城高原SAで車泊。
いろいろとグッズ仕立てたお陰で、快適に寝られる。
少し、不都合あったが大したことはない。細部は、また車泊快適化計画にて。

5時起床もこのSA大勢の人で賑わっていた。車泊も相当数。
水上からいつもの道を行く。
新道入口にはすでに車2台。スキーのようだ。
今回は、白毛門登山口駐車場が雪も解けて停まれそうであったので、そちらへ。


白毛門駐車場

ここからスキー担いでロープウェイ駅へ。
空いている感じだ。
何人かゲレンデスキーヤーも居られた。
山頂駅へ行くと、ツボ足登山者が多く準備していた。


山頂駅から

先の山スキーヤーはとうの昔に旅立たれたようだ。
山スキーヤーは他にいない。関東の皆さんは、東北、信州へ行かれたのだろう。
それとも賞味期限切れか。。。
とりあえず、シール装着して昨年も行った尾根を行く。
雪はぐさぐさで登りやすい。


谷川岳~

いつもの岩場はスキー脱いでクライムダウン。


岩場

その先もスキーで行けた。程なく熊穴沢避難小屋。


避難小屋

多くの登山者来るが、スキーヤーはいない。
しかし、このグサ雪でアイゼン皆装着の不思議。。。
この先、ザンゲ岩、天狗の留まり場など雪が切れていそうなので、担ぐ。
アイゼンは特に必要なし。
天狗過ぎると西黒沢の源頭の大斜面


西黒沢源頭

以前のシュプール跡も見える。
スキーは担ぎっぱなしで、山頂へ。


肩の小屋と万太郎山方面

トマノ耳も多くの人で賑わっていた。


トマノ耳

先を急ぐ。全然ピッチペース上がらないが。。。


オキノ耳

ここまで来る人は、少なくなる。
その先へ行く人はもっと少ない。雪はほぼ解けており、夏道沿いに行く。


冨士浅間神社奥社

なぜか浅間神社。
オキからが長く感じる。まあ一ノ倉の岩壁やら朝日岳方面眺めながらのんびりと。


一ノ倉沢南陵と朝日岳方面

一ノ倉岳の登りは効いたな~ヘロヘロ君(笑)
やっとこさ、一ノ倉山頂。標識は埋もれており、どこかはよくわからず。


山頂付近

茂倉岳のコルのところで2名おられた。
一人はスキーで、もう一人はツボ足。


芝倉沢

ブログなどで見る斜面は、一面真っ白だが時期が時期だけに笹が顔をのぞかせる。
先のコルのお二方が、お先に下りていった。
こちらもコル付近までトラバースしてドロップ。
雪質最高~大回転で行く。


茂倉岳とコル付近

一滑りして上を見上げる。



さて、ノド付近まで行きますか。



左からは、まだ小さいブロックなど転がっているが、大したことはない。
しかし、さっさと抜けた方がいい。


ノド通過

この付近もいいザラメでサクサク行く。
ツボの人に追いつくもドンドン下りて行かれる。


ノド下からS字方面

下は、左から全層のデブリが出ているようだ。
S字の辺りは、大したデブリでなかったが、そこを抜けた所に右からデカいの来ていた。



私は、左から巻き気味にスキーのまま行く。
先の二人は、脱いで越えていた。

あとは、虹芝寮への右岸台地を行くと建物が見えてきた。
先のお二方は、ここへお泊まりのようだ。
こちらは先も長いので、湯桧曽川右岸を漕いだりして行く。
幽ノ沢、一ノ倉沢と順調にいく。マチガ沢もかろうじてスノブリ繋がっており、濡れずに渡れた。
その先で雪が切れて、新道へ上がる。
その後は、途切れ途切れ。そして2時間はかかっただろうか、新道抜けて元に戻る。
結構ヘロヘロで、やっとこさいつもの温泉へ行き、少し回復。
明日は完休にしようと、焼き肉がっつり食べて鋭気を養う。

~おまけ~

この日、富岡製糸所が世界遺産登録勧告を受けたようだ。
地元上毛新聞も号外を出していた。
そこで、登録されて混む前に日曜に早速見学。





無料ガイドの説明聞きながら回った。これ聴かないとよくわからないかも。
しかし、随分な人の数。登録されたらこれでは済まないであろう。
町の路地にあるお肉屋さんのコロッケいただき、吉井のスマホくらいあるジャンボ餃子いただいて
帰路についた。







上越国境・巻機山(1967m)~米子沢

2014年04月14日 | BCスキー
2014年4月13日(日)

天候:晴れ

昨晩は、ガッツリ寝て4時起床。
準備して1台で清水集落へ向かう。
この時期はまだ桜坂までは入れないので、R291沿いの西後谷バス停のところが登山口。
すでに2台と昨日からのが数台停まっていた。



畑か田んぼの所から二子沢川沿いに行くと桜坂駐車場の所へ出る。


天狗岩と割引岳方面

桜坂駐車場は雪がたっぷりだ。


桜坂登山口

夏道沿いに行くと、雪原に出るが、これ行くと井戸尾根に上がるのが大変なので、
夏道沿いに右に折れて上がっていった方がよい。
朝早いため、雪は堅い。特にシュプール部分はアイスバーン状態だ。
尾根に上がってすぐにクトーつけて行く。井戸の壁は、下部は何とかこなせたが、
中間部から上は、太刀打ちできず担ぐ。


井戸の壁中間部から上部

皆さん担いでいた。堅いときはそうした方が早い。
その上は、素敵なブナの尾根である。





ここのブナ若いが間隔がいい感じだ。シュプールも至る所についている。
ブナ林を抜けると、1500m位で前方にニセ巻機が見える。


ニセ巻機

斜面は、ゲレンデ状態。。。ニセ巻機下ゲレンデと言ったところだ(笑)
そこから少し行き、藪の少し出た急登下で、スキー担ぐ。
ツボトレースもいっぱいあるので、その方が早いかも。
ツボ足の下山される方とここまで何人かすれ違った。


谷川岳方面

景色もだいぶよくなってきた。今日は、気温も上がってきており風もなく、少し暑い。
ふと前を見ると、巻機山の山頂稜線からパラグライダーが飛び出した。
これには驚いた。


ニセ巻機から黒岩峰とパラグライダー

パラは気持ちよさそうに飛んでいた。


ニセ巻機山頂

ここからシールのまま少しドロップ。避難小屋のコルにつく。


左のポコが小屋の所

完全に小屋は埋まっていたが、入口付近は掘ってあった。
そこからポコを越えて、山頂斜面へ。


巻機山山頂方面

何人か米子沢へドロップしていったが、2名ほどはニセ巻機へ登り返していた。


山頂

標高差約1400mをやっとこさ着いた。
360度の大パノラマである。


越後三山


谷川岳方面と先行の二人

後続は、こちらへ来ずにニセ巻機でほとんどが止まっていた。
さて、少しの休憩後米子沢へ。
当初は、山頂大斜面である。


山頂斜面

雪質は、フィルムクラストのシャリシャリ君で素敵な雪質である。
これが下部まで続く。
米子沢を二俣に分ける尾根をしばし行く。


尾根と上越国境稜線

雄叫び上げたくなる斜面である。


ニセ巻機へ向かって




二俣から左俣


上部カール状と谷川岳方面

谷川へ向かってドロップ


米子沢のナメの所

2009年9月に遡行した時、気持ちよかった所だ。


沢中間部

ここまで気持ちよすぎて、あっという間に来た。
デブリもなく気持ちいい。




中間部を下から見上げる

20m滝の部分はしっかり埋まっており安心。




下部

下部は、井戸尾根側からデブリが出ていたが、昨日ほどでない。


下部その2

あとは、河原へ出て左岸のブナ台地へ乗っかり、行きのトレースと合流して駐車地へ戻る。
40分くらいで戻ってきた。
下部が少し腐ったが、ほとんどフィルムのいい雪質で、斜度もほどよく
今春シーズン最高の滑りが出来た。
昨日と打って変わって、大当たりの巻機山でした。

道の駅へ戻る途中、六日町で出来て間もない温泉に入り、道の駅で地元めしいただいて帰路につく。
しばらく、この余韻に浸っていよう(笑)





谷川・平標山(1983.7m)~西ゼン

2014年04月14日 | BCスキー
2014年4月12日(土)

天候:晴れ

昨シーズンは、3月中旬に平標山ヤカイ沢を滑った。
今シーズンは、西ゼンを滑ろうとF師匠と行ってみた。

11日に仕事明けで、いろいろ用事を済ませ夕方、南魚沼へ向かう。
温泉入って、地元ポークのデカいソーズカツ丼いただいて、今晩からお世話になる道の駅へ。
ここ、12年にオープンしてまだまだ綺麗で静かで快適である。
4時に起きて、朝の行事諸処済ませて2台で土樽の下山地へ。
まだ朝早いからか、車はない。
1台デポして、火打峠へ向かう。すでに5台ほど停まっており準備していた。



同じ松本ナンバーもおられた。
別荘地は雪ないだろうから最初から担ぐ。
別荘地最奥の林道入口から雪は繋がっていた。



林道を行き途中、左手に入ってヤカイ沢左岸を行く。


平標山

右沢と中央沢の出合はデブリあったが、昨年より少ない感じだ。



そこから右沢をもう少し登り、登りやすそうな尾根に取り付く。
朝早いため、カリカリ君。担いだ方が早そうなので、早々に担いで左岸尾根に乗っかる。


左岸尾根

いい感じのブナと樺の林である。
その先も藪っぽいので、担いだまま。



後ろを振り向くと苗場山と神楽峰が見える



もうすぐ山頂だ。先の同じナンバー方々は、仙ノ倉山方面へ向かった。
その前にスキー肩に担いで登っていた単独の方が居られなかったので、西ゼンへ下りたか。


山頂手前

山頂へ着くと強烈な風が我々を襲う。。。


平標山山頂

気温もそんなに上がらず、風も強いので寒い寒い。
山頂直下は、藪も少し出ており且つカリカリなので、松手山方向のコルへ少し下ってから
西ゼン源頭の大斜面へ入った。


コル方向

カリカリ君とパックスノーのマダラであった。山スキーらしいやね。


コルから


山頂直下

大回転かまして行くと、第二スラブ帯最後の滝のノドの部分だ。
どうも滝出ている感じ。相当近づかないと見えない。
左からのデブリもご機嫌だ。。。


滝上部

上からみて滝の右が行けそうであるが、先が見えない。
皆さんよく行かれる左は岩と氷で滑るどころではないが、見えるのでこちらをクライムダウンとした。
BDウイペットをダブルで持っていた(通称カマキリ)ので、これ刺しながらアイゼンつけて慎重に下る。
やはりこういう時、アイスとかやっていてよかったな~と思う。
ベルグラとかあって際どい部分もあった。


滝横のスキーヤーズレフトの壁

雪ついていれば、何のこともないが。。。
賞味期限切れですな。
下から見上げたら、先の上から見た滝の右はかろうじて繋がっていた。
しかし、パックリ口開けていたので、これでよかったと思う。
10年近く前にF師匠と夏に登った時は何のこともなかったのにな~と昔を懐かしみながら見上げる。
第二スラブ帯は、平標新道側からの全層デブリが堆積していた。


第二スラブ帯

第一スラブ帯もデブリで、左の斜面へ逃げる。





ここからは快適で、ようやく滑りが楽しめたという感じである。
途中の東ゼンは大滝が顔を出していた。イイ沢は綺麗に繋がっていた。


仙ノ倉谷出合から西ゼン方面

出合付近は、雪たっぷりあり左岸へ行ったが、少し先で雪が切れており
当初は、右岸を行った方がよい。それでも右岸へ渡り返すことは出来た。


間もなく落ちそうなSB

右岸少し行ったら、早めに左岸へ行く。少しで群大ヒュッテに出る。


群大ヒュッテ

あとは、林道を土樽へ戻る。だいぶ奥まで除雪は進んでいたが、林道左の杉林を行くことが出来る。
橋の所の駐車地は10台くらいの車がデポされていた。
車をピックアップして、岩の湯で湯に浸かり、早めに道の駅へ帰る。
時間早かったので、ゆっくりと明日の整備ができた。

いろいろと勉強になった山旅であった。


海谷・昼闇山BC

2014年04月11日 | BCスキー
2014年4月9日(水)

天候:ピーカン

このところ天候いいですね~
と言うことで、この日もピーカン予想。それでは、久々に昼闇山へでもと言うことで行ってみた。
朝早くに出て、焼山温泉スキー場跡へ。
すでに2名組が出発していった。この後、地元ナンバーの6名組も来た。
さて、スキー場跡地(田んぼ)の段々を早速行くことにする。


スキー場跡地から昼闇山と一ノ倉川源頭

スキー場跡地から林道を行く。
まだ雪は繋がっていそうだ。途中、一部途切れそうな部分もあったが、帰りは反対側を行けば問題なかろう。
アケビ平への橋も雪がたっぷりだ。



もうすでに気温高く暑い。今日は春スキー用に薄着してきたので、先の北面台地の時よりは快適だが。


アケビ平

昨日、一昨日と思われるシュプールも何本か見られる。
アケビ平の杉林を抜けると、阿弥陀山、烏帽子岳が近づいてきた。


阿弥陀山と烏帽子岳

昼闇谷の雪もまだ大丈夫。下りる地点の土手もまだ雪は着いていた。
そこをドロップして谷へ下りる。
デブリもなく綺麗な雪面だ。


昼闇谷下部

そこからしばし狭い谷を行き、右の左岸台地へ上がる。そこへ行けば素敵な景色が待っている。


昼闇山と谷全容

山頂まで行ければいいが、この後の尾根がどうかだ。


左岸尾根

雪は柔らかく登りやすい。


尾根上部

堅い部分もあったが、エッジ蹴り込めばしっかり上がれる。
上はフィルムクラストでいい感じだ。
やっとこさで稜線に出た。少し風があって気持ちいい。
景色もいい。


昼闇山山頂


昼闇山と金山


雨飾山

今日はここまで6時間かかってしまったので、この辺で切り上げる。
先の6人パーティーは、左岸の沢状行ったようであった。
今日は山頂までは行っていなさそうであった。
何本かあったシュプールも、結構急傾斜のルンゼ行っているようであった。
雪面がゴボゴボして滑りにくそうであったので、その右の40度位あるところを行く。
日陰は、少しモナカっぽくなっていたが、スキーは回せる。
数回転で谷へ下りた。



谷から見ると右岸台地が良さそうであったので、そちらへ行くことにする。


上から見た昼闇谷と右岸台地

谷の中は快適なザラメであった。


真ん中の岩の右の日陰を滑った

谷の中は本当に気持ちいい。



右岸へトラバース気味に行く。


右岸台地からアケビ平

クラックなどに気をつけながら、高度を落としていく。
尾根状のところを行くとアケビ平の上部へ出た。
滑りとしては谷から行くよりもスッキリ戻れる感じだ。
あとは、来た道を戻って駐車地へ戻る。

この日もブラック焼きそばいただいて、帰路についた。
登山口から遠いけど、いい山旅ができる旬な海谷山塊である。


両白・野伏ヶ岳(1674.3m)

2014年04月06日 | BCスキー
2014年4月6日(日)

天候:曇り時々晴れのち雪

前日、夕方ドライブがてら自宅出発。平湯寄ったりして、夜9時前に道の駅白鳥へ。
そういえば、ジム君の車泊快適装備は、マスさんに譲ってしまったので、あまり快適でない車泊となった。
しかし、私はどこでも寝てしまうので問題なし(笑)
道の駅着いた頃から雨がいい降りとなっていた。

4時半に起きてみると、雨は降っていなかったが、ちょいと寒い。
ここへ来がてら買ってきた朝食を摂り、出発。
R158を少し北上し、西へ入る。結構なワインディングロードだ。
少し上に上がると、木々は白くなっており雪だったようだ。
石徹白の白山中居神社の横を河原へ下りると駐車場がある。すでにマイクロで来ていた登山者が15,6名。
他にも単独の方などいた。
この山、夏道登山道はなく、今が旬である。

私は橋を渡って林道すぐの駐車地へ車を停める。ここまで道の駅から35分くらいであった。
天候は曇っているが、昼間では大丈夫だろうと出発する。



時期も時期なのか、林道の雪はぶつ切れであった。
当初は、すぐに雪出てくるだろうと脱いだり履いたりしていたが、どうもぶつ切れが長く、担ぐ。
標高870m位の杉林が整ってきたあたりでようやく雪つながる。
脱いだりしているうちに、スキー2,スノボー1のパーティーに抜かれた。


林道上部

林道上部は適当にショートカットして行くことが出来た。
杉林の小尾根を行くと、右側が広葉樹林の小尾根に出た。ここを上がると牧場跡地だ。



ここから、やっと野伏ヶ岳が見えた。その北には薙刀山だ。そちらも良さげ。
後ろを振り向くと大日ヶ岳方面も見えてきた。


大日方面


野伏ヶ岳と薙刀山


野伏ヶ岳

正面左から右に上がっているのが、ダイレクト尾根だ。右の稜線が北東尾根。
下りは、正面に見える沢状を行ってみた。

牧場跡地は、大黒山を巻きながらダイレクト尾根に近づく。
先行つぼ足団体さんのおかげで楽だ。
団体さんは急斜面を直登していたが、私は少し左巻き気味で尾根の低いところを狙っていった。
この方が随分楽である。


尾根に乗った所

この辺りまで来るとブナ~である。
尾根の南側もブナの素敵な斜面が広がっていた。


尾根南面方向

所々、急登あるが、地形図からのイメージより総じて登りやすい尾根である。
登っていると、風が出てきて西の方から暗雲立ちこめ、雪が落ちてきた。
予想より早い崩れである。まあ行けるところまで行きましょうと尾根を上がる。


尾根中間部のブナの主


尾根上部

尾根は疎林になってからも雪は柔らかく登りやすい。
北東尾根と合流するJCTは、少し堅いが場所を選べば登れないことない。
JCT少し下で団体さん下りてきた。
スキーヤーの方々は北東尾根の方へ。途中、テレの方に抜かれたがその方もそちらへ行ったか?
稜線上は一段と風強いが、先日の十石よりは全然弱いのでそのまま前進。
そうこうしているうちに、広い山頂部へ到着した。ここは風雪強し。視界も効かない。


山頂

速攻、シール外してガス晴れた時狙って滑る。意外といいパウである。
北東尾根が見えてきた。



こんな感じであった。滑るには支障なし。雪も悪くない。
その先から、先の沢状へドロップ。いい傾斜あるがダレる様子はない。
ちょっと重かったがこの辺もパウであった。
あっという間に下へ来てしまった。


下から見たところ

その後はうまく右へ振って基来たトレースへ戻る。
ちょっとアップダウンあるので、少し担いで、あとは杉林の中と林道で終わりだ。
昼には下りてきた。

東海地方以西の方々にはなじみの山であるが、信州人にはあまりのなじみなく、私も昨シーズン来ようと思って
道の駅までは来たが、天候悪く行くことは出来なかった。
今回ようやく行くことが出来たが、次回は天候いい時に来てみたい。
いい山である。あと、もう少し早い時期が林道もつながっており快適と思われた。

帰りは、満点の湯のナトリウム塩化水素泉のお肌ツルツルの湯に浸かり、
高山は高砂でラーメン食べて帰路につく。
平湯から上高地入口の辺りは結構雪が降っていた。トンネルで事故もあったようだ。
まだしばらくはスタッドレスかな。

海谷・焼山北面台地

2014年03月30日 | BCスキー
2014年3月29日(土)

天候:曇りのち晴れ

この日は、昼闇でもと思ったが、リクエストにより昨年に引き続き北面台地へ行ってみた。
ここの景色は抜群ですからね~

富山で待ち合わせして、一路笹倉温泉へ。
時期もいいし、多くの人が思いきや意外と少ない。
自分たちの前に2人パーティーが旅立っていった。



雪もまだまだいい感じである。
橋もスキーのまま行けたが、間もなく脱がなければならないだろう。



つづら折れ上部のトラバースがいつも悪いが、昨年より時期も早いせいか雪がたっぷりあり
そんなに怖い感じはない。


トラバース部分

あとは、まったり緩急混ぜながらブナの林を行く。



遠くに見えていた焼山も段々と近づいてくる。



2Pちょっとでアマナ平へ到着。結構距離がある。


アマナ平

ここから一登りで北面台地末端だ。



そこからドーンと見える景色は、それはそれは壮観である。
テントが一張りあった。



左に火打山も大きく見える。



ちょうどこの頃、F師匠が空沢山から見ていたようだ。



日本海も綺麗に見えていた。


焼山本峰

随分気温高く、大汗かいた。服装を考えねばならない。
時間も昼と言うことで、適当なところで打ち切って下ることにする。
火打の方からボーダーさんなどが下りてきた。ツアーしてきたようだ。
あとは、若干の登り返しなどクリアしながら重い雪蹴散らして1時間で笹倉温泉へ。
笹倉温泉で一汗流し、帰路につく。

ここはいつ来ても素敵な場所である。

某所M ようさん東面台地

2014年03月30日 | BCスキー
2014年3月28日(金)

天候:ピーカン

3連休は東北ツアーの予定であったが、ご承知の方も多いと思いますが、
闘病生活中の親父が19日に亡くなり、その対応でバタバタの1週間であった。
初七日も終わり、もろもろの片付けも目途がついたので、久々に山へ出かけた。

疲れが残っているのか、予定時間には起きられず、最近多いかなと思う寝坊。
以前から行ってみたいなと思っていたところへ、今回は偵察がてらに行ってきた。
あまり記録などは見られない。
それでも8時には、登山口集落へ到着。
除雪最終点で準備して出発。



地図上では林道ぽいが、実際はもうちょっと狭い作業道という感じである。
途中、作業道をショートカットできる道があるはずであるが、よく確認できない。
よって、杉の植林帯を大体ここだろうな~というところを上がっていく。



一斜面登ると、道の跡らしき場所に出た。



このまま登りやすいところを行くと、送電線その1にであう。



景色が開けてる。
その上にも送電線がある。方向確認しながら杉の林を行くと広葉樹林帯の開けた斜面へ出た。



何故か立ち枯れしている樹が多い。



いい感じの斜面もこの辺りから現れてきた。



この辺りは天然の杉だろうか?
杉を抜けると樺とブナが現れる。



こんな斜面の段々が出てくると台地に乗っかったということ。
正面に本峰が聳え立っている。



この辺り雰囲気のいいところである。
山頂目指すならば、この辺からトラバース気味に右の尾根へ行かねばならないが、
すでに気温も上がり怪しいので、今回は台地の高いところまでとした。
右の尾根に行く途中の沢状にはデブリが見られた。



あまりわからないか。
台地上では、景色がいい。







のんびり寛いでいると、後方のルンゼが爆音轟かせて雪崩れた。



写真ではスケール小さく見えますが、結構デカかったです。
点発生湿雪表層雪崩でした。
スピードないですが、重みのある雪崩です。
これ見てから、ザラメのところと湿雪重雪の斜面を下ります。
杉林はイマイチですが、そのほかは結構滑りよかったです。
次は厳冬期に行きたいと思います。

下山後は、糸魚川まで出てブラック焼きそばいただき、海の見える温泉でひと風呂。
日本海に沈む夕日と焼けた剣、毛勝などを見て明日に備えた。




毛勝三山