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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部(乗鞍)・乗鞍BC他偵察

2014年12月09日 | BCスキー
2014年12月9日(火)

天候:晴れ時々雪

今週末に行われる、十石峠の会(仮称)忘年会のため、積雪状況などを偵察してきた。
先週の寒波で一気に降った。
白川郷始め、日本海に近いところではBCも全面滑走可能のようだ。
この辺りはどうであろうか?

まずは、信州側よりいつも圧倒的に多い平湯へ行ってみた。
沢渡を過ぎた辺りから、チラチラと雪が舞ってきた。
夜も明けてきて、稜線は雪雲に覆われている。
安房トンネルを抜けると、やはり信州側よりは2倍は多い。
しかし、まだ藪は隠れきっていないようである。特に樹林帯は。
いつものクテボク辺りまで行って見たが、もう一降りという感じか。
これからの降雪に期待したい。
ちなみに、この時も鋭意降雪中で、写真撮っても真っ白であったので割愛する。
ほうのきスキー場はいい感じであった。土曜はあの斜面行ってもいいかなと。

さて、取って返して白骨温泉へ。
こちらはやはり少ない。この辺りも雪が降っていた。
十石の登山口まで車で行けそうであった。
もし行くなら、最初は担ぎになるだろう。
乗鞍への途中、東尾根を見てみた。


十石東尾根

おそらく、一壁の途中までは担ぎになりそうであった。
その後、Mt乗鞍スキー場へ。
こちらは、第三駐車場へ登って行く道が、鈴蘭の上で広くなっており快適となった。
スキー場はまだ第三駐車場付近しか営業していない。
休暇村ゲレンデは、12月20日オープンとあった。
まあ、行くだけ行って見ましょう。
休暇村ゲレンデ駐車場で準備していると、1台のスノーモービルが上がってきた。
よく見ると、十石関係者のSさんであった。
色々とお話をして今週末また再会することにする。


休暇村ゲレンデ下

丁度、ピステンが上がって行った。今日からピステン入れるようだ。
まだオープンしていないがシュプールはたっぷり付いていた。週末のものか。
準備完了して、スカイラインを行く。


スカイライン下部

標高あげる毎に雪は増えていく。
スノーモービル跡をノンビリ行く。


ミラーと私その1

樹林の種類によってもその下の雪量は違うように思う。


ミラーと私その2

何度も済みません。。。
途中、知る人ぞ知る昔のルートを行ってみる。


昔ルート

ブーツ高くらいのラッセルで気持ちよい。


昔ルート2

ササ出ているも樹林帯の中もいい感じでラッセルしていった。
これ行くとまたスカイラインに出る。程なく三本滝レストハウス。


三本滝レストハウス

ここでまたS氏とピステンの兄さんに会う。ちょっとまだ雪は少ない感じかな。
それでも、カモシカゲレンデ見るとギタギタ君。


カモシカゲレンデ

ここもオープン前に激降りした後は、激ラッセルに激パウいただける。
こんな時は、カモシカ回しをすると良い。が、まだそんな感じではない。
ゲレほぼ直登出来る感じである。真ん中のトレースがそう。


カモシカゲレンデ下部

トレース結構堅いところ見ると週末くらいのものか。
左に美味しい斜面あり。


面ツルの斜面あった~


カモシカゲレンデ上部

たまに陽も差すが、突然雪も降ってきたりとお空も忙しい。
ノートレースの所は15~20cm位のパウ。雪質はいい。
大汗かいて、ゲレンデトップへ。


ゲレンデトップ

まだ地形がはっきり出ているが、ツアーコースの難関の壁は雪が付いている。


ツアーコース入口の壁

何本かシュプールも見られる。
もっと藪っぽそうな時突っ込んだこともあるので、まだある方である。
何とかこちらのツアーは可能でしょう。
さて、皆さん右の初級コースには行っておらず、面ツル君。
ちょいと休んでそちらをいただきましょう。



何もないところにシュプール刻むのは気持ちいいですね~
先の左斜面上からお写真撮って、ドロップ~





誰もいないので1人雄叫び上げて三本滝レストまで。(←ヤバい?)
その後は平らなところはピステンのかかったところ行って、斜面は端のパウいただき、
あっという間に駐車場。

昼過ぎでお腹空いたので、スプリングバンクさんでお昼いただき。
銀山荘で打ち合わせしたのでした。
これで週末の方針ほぼ固まりました。





北ア北部(立山)・室堂周辺、浄土山(2831m)

2014年11月17日 | BCスキー
2014年11月15日(土)~16日(日)

11日に偵察に行き、12日以降の降りで滑降可能でしょうということで、この週末出陣!
室堂の絹さん曰く、1,2回立山側からのバスが運休にならないとダメという通り、
木1日、金早め切り上げ、土1日運休となり、充分滑降可能となった。

第1日目

天候:雪

今回は、スノボーからスキーに転向させて4シーズン目のあーさんと2シーズン目のヨーさんの
2名をお連れしての初滑りツアー。
土曜と言うことで、早めに無料駐車場取らなければと行くが、拍子抜け。
ガラガラである。ラッキー。
大町温泉郷を過ぎた辺りから雪模様であった。


無料駐車場

この辺で10cm位か。


扇沢ターミナル

いい感じで降ってますよ~
ターミナルもいつもより少ない感じである。それでも1番に乗るために多くのBC愛好者が並んでいた。
今日は、天気もそんなに良くないので、こちらは2本目で行きましょうとベンチでノンビリ。


1発目の列

2本目はBC愛好者少なかったが、観光客タイムであった。まあそれもダムまで。
ダム以降は、空き空き。


黒四ダム

室堂に着くと、立山側からは運休のため空いている。
天候もそんなによろしくないので、喫茶リンドウでダムカレーを食す。
他にもそんなパーティーがおられた。その中によく覗かせてもらうブログのご夫妻がおられた。
そのブログ見ると思いっきり私が写っていた(笑)
「青い山、白いヤマ」の方々。精力的に山行かれています。


室堂

視界はあまり良くないが、本日の宿泊場所みくりが池温泉へ。
看板のエビの尻尾がいい具合に発達している。



みくりが池温泉に向かうのにアップダウン2回あるが、凹凸よく見えず2人とも転がっていた。


みくりが池温泉


みくりが池

荷物をデポして、散歩がてら警備隊の所にいる絹さんの所へ顔を出しに行く。
みくりが池を左に回って室堂山荘へ行く。
風は強いが、行けないこともない程度。視界も開けたり不良だったり。
室堂山荘から少し室堂ゲレンデの方へ上がって、今シーズン初滑り。
少し上の方にスキーヤーとボーダーさんいるが、視界が悪くお互いガス待ち。
この時、霰が降ってきて急に気温下がったように思う。気温-10度。
たまに見えるターミナル目指して、ドロップ。パックパウダーであった。吹きだまりはパウ。

祝!初滑り!!ガスガスでしたが。。。

絹さんにおみや渡して、みくりが池温泉へ戻る。
温泉入って、たっぷり夕食いただいて爆睡モード。





お二方は、テニス見るとかで23時に起きていったみたい。私は爆睡で気づかず。


第2日目

天候:晴れのち曇り

今日は、確実に天気いいでしょう。起床して窓開けたらテンションアゲアゲ~
速攻、朝食いただいて、出発準備。
外へ出てみるとピーカンの予感。いいツアーとなるでしょう。
思ったより寒くはない。


立山連峰


みくりが池と浄土山


朝光当たる剱岳


地獄谷と奥大日と大日岳

今日も昨日行ったみくりが池左ルートへ。


みどりが池と立山連峰

室堂山荘裏も多少藪出たところもあるが面ツルのいい斜面で飛び込みたくなるが、我慢。
称名川側の尾根から1パーティー上がってきていた。
我々は一ノ越へ向かうトレースに入る。先頭は団体さんである。
それでもまだバス来る前なので少ない。
途中から、右の沢状へ入っていく。こちらにトレースはない。


称名川源頭

雪質は、パックパウダーだ。
1本取ってから、通称スキーヤーズレフト前進。



一ノ越への喧噪をよそにこちらは貸し切り。
一番と思いきや、1本いいシュプールが入っていた。
おそらく、我々が浄土山の北面カール付近に通過中に、いい粉あげて称名川へ飛び込んでいった方かと。
シュプールは浄土山東面から刻まれており、その形からかなりの猛者とお見受けした。
まあ我々は比較的斜度の緩い南東面へ。




浄土山東面カール

この右の小尾根から登りあげる。登っている途中に縦走路をスキー担いで登って行く方もおられた。
山頂稜線は風強し。斜面は、堅くなく難なく登りあげられた。


山頂

11日には、祠とか山頂標識見えていたが、今日はすっかり雪の中であった。


山頂から剱方面


立山連峰


龍王岳と針ノ木岳

針ノ木も随分白くなった。


白山方面

白山も白く浮かび上がっている。
そうこうしているうちに、先のスキーヤーさんカールへ飛び込んでいく。



気持ち良さげ。
こちらも行きますか~


ヨーさん


一ノ越に向かって


あーさんもいい感じ~




私も脳内麻薬出まくりで雄叫び上げる(笑)
地雷2回ほど踏んだが大したことはない。
途中、当日組み上がってきたが、残念ながらファーストいただきました。
あとは、快調に進みターミナルへ戻る。
諸般の事情によりヨーさん早めに切り上げ見送り、あーさん室堂ゲレンデ。
私はというとまったり温泉浸かっていたのでした。
途中会った、雷鳥方面の方に話聞くと雷鳥沢ファーストの方々のようで、多くは剱沢滑りに行ったとのことでした。

1日目はガスガスでしたが、スキーが使えた喜び。
そして、2日目は好天&良い雪質で最高の開幕となりました。
1年の約3分の2は雪山。使わない手はないでしょ(笑)


北ア北部(立山)・別山(2874m)~真砂沢

2014年06月17日 | BCスキー
2014年6月14日(土)~15日(日)

立山は、スノーシーズン初めの初冬と夏、秋のシーズンしか行ったことがなかった。
この残雪期は初めてである。
FB友や各小屋などの情報からまだまだ行ける感じである。
金曜に夜勤明けで、自宅を昼に出発し、平湯の森で一風呂浴びてから立山駅へ。
今回4名の予定であったが、諸般の事情により、立山周辺で働いていたよーさんと2名である。
富山へ入ると雨模様。
セブンで買い出しして、空き空きの立山駅駐車場で車泊。

第1日目

天候:曇り

朝のうちもまだ天気はパッとしない。
ゆっくり2本目で出発する。


立山駅

まだ空いている。11月とは大違いですね。


美女平

ここで少し人が増えた感じ。
それでもハイシーズンに比べたら。。。
スキーヤーもチラホラ居られる。
ガスの中、ブナと立山杉の道を行く。雨は落ちていない。
雪の大谷も一番高いところ一部10m残っていた。


室堂

室堂に着き外へ出てみると、ガスの中だ。気温は3度。風もある。
よーさん、センターへ室堂のお母さんにご挨拶。
お言葉に甘えて、警備隊にご挨拶してお母さんのところで休憩。


山岳パトカー

ガス待ちするも回復はない。
雨は降っていないので昼前に出発した。


県警キャット

外にはかわいらしいキャットが停まっていた。


室堂山荘

山荘までは、結構人が来ている。
心配していた称名川源頭部は、雪がたっぷりであった。
荷運びにもキャット使っている様で、キャタピラの車道が雷鳥沢ヒュッテ方面まで繋がっていた。


源頭部

どこでも行けそうですな。室堂山荘裏から雷鳥平まであっという間でした。


雷鳥沢方面

2カ所川は口を開けていたが、問題なしであった。
雷鳥平に着くと、雷鳥沢下部のガスはとれてきた。
スキーヤーズライトに2名と沢芯に1人上がっていた。
我々はスキーヤーズライトを上がる。途中休憩を入れていると、室堂方面も綺麗に見えてきた。


室堂方面

現在地獄谷の活動が活発であるが、ここまで硫黄臭が来ていた。
頑張って上がって行くと、ガスの切れ間から本日の宿、剣御前小屋が見えてきた。


剣御前小屋

上部のトラバースは、雪が切れていた。
風は強く、雲も流れてきて剱岳は見えずであった。
剱沢でも1本という状況でなかったので、小屋でのんびりする。
というか、爆睡してた(笑)
夕食時もガスは流れてきており視界不良。太陽が落ちてから少し天候も落ち着いた様である。
よーさんのお陰で剣と剱沢が一望の部屋であったが、私はいつものごとくまたまた爆睡していた。
山はよく寝られる。


第2日目

天候:晴れ

今日は、約束されたピーカン。
登山者は、4時頃には出発していった。
スキーヤーは、他に2名おり4名で朝食。
部屋からは、朝日があたる剱岳が素敵であった。


ちゅ~るぎ


ご来光と別山北峰

朝食前、外へ出てみた。


奥大日と大日岳


室堂方面

これでもかという天気である。
朝食後、2名のおじさま達は速攻準備して別山方面へ。
我々も跡を追う。


泊まった部屋と別山への登山道

登山道は雪はないので、シートラで上がる。


剣御前小屋

少し上がると景色は絶景である。


室堂方面


剱沢と剱岳


立山三山

三山の中央の一番高い大汝山の所に、昨日公開になった「春を背負って」のロケ場所、大汝休憩所がある。(菫小屋)
まあリアル春を背負ってだねと話しながら別山へ。


別山山頂

山頂からの景色もすばらしかった。
そして、今回の目的の真砂沢。素敵なカール状地形である。


山頂から真砂沢上部

山頂からは、ノールになっており下見えず。
とりあえず行くだけ行ってみた。


山頂すぐの斜面

斜度あるが、雪質が快適ザラメで素敵である。が、、、、すぐ下が切れていた。。。
スキー脱いで少しトラバースして、仕切り直し。
先行者はここから行った様である。


仕切り直し

カールの底まであっという間。


真砂沢上部

山頂を振り返ると、もう少し東の斜面へ行けば雪が繋がっていた。


カールから山頂方面


真砂乗越

鹿島槍ヶ岳と五竜岳を正面に見ながら雄叫び滑降。



まだまだ雪たっぷり。


沢中間部付近

沢は左へ少し曲がっており、下りていくと徐々に白馬三山など見えてくる。
このロケーションはたまらない。


上部を振り返る

この後同じような風景の写真であるが、白馬連峰を見ると違う場所であることがわかる。


中間部


中間部下部

素敵なU字渓谷ですね~
雪質も少し重くなるも滑りやすい。


中間部から振り返る

下部は少し岩が転がっていたりもしたが、支障はない。
滝があるであろう場所は少しクラックが入ってきていた。


沢下部

剱沢出合が見えてきた。


剱沢出合

ここまで標高差1000mちょっと。30分くらいで下りてきてしまった。
随分写真撮ったりしていたのだが。
さて、ここから剱沢の登り返しが待っている。
真砂沢ヒュッテは屋根などが出ていた。


出合から剱沢

長治郎谷の辺りに先行者がいた。


長治郎谷

長治郎谷もたっぷりの雪である。数年前に上った右の八ッ峰、左の源次郎尾根もだいぶ雪は解けたがいい感じである。


八ッ峰マイナーピークと源次郎尾根下部

長治郎谷出合で一本入れて平蔵谷出合を目指す。



スケール感がつかめず、見えていてもいつまで経っても着かない。。。


平蔵谷

平蔵のコルまでバッチリ雪がある。
何れ行きたい、大脱走ルンゼは、山頂下が少し途切れている様であった。
先は長いので先を急ぐ。


剱沢小屋手前

このカーブ曲がると剱沢小屋であるが、さっぱり着かない(笑)
振り返ると、ちゅ~るぎ!!



少し雲出てきたか。登りに入って吹き下ろしの風が心地よく、いい感じで登ってきていたが、
この辺りで風止むと、暑いこと。


小屋の石積み

石積みようやく見えてきたよ~


剱沢野営管理事務所

診療所と常駐隊がいる小屋も出ていた。この上にテントが3張りあったが、人の気配なし。


剱沢上部

やっと、朝ドロップした別山が見えてきた。


振り返ると ちゅ~るぎ!!

たまに振り返って剱岳見ながら、エッチラホッチラ



御前小屋見えた~ 標準タイムより少し早いくらいで到着。ヘロヘロ君。
ここでデポした荷物とジュースいただいて、雷鳥沢へ向かう。
このジュースでだいぶ蘇った。


雷鳥沢ドロップポイント

夏道を少しスキー担いでいく。


雷鳥沢上部

午後でもそんなに雪腐らず快適滑降。
あっという間に雷鳥平手前に着く。ここでシール張って、称名川沿いを上がる。
一ノ越方面から登山者が多く下りてきているのが見える。


立山三山

山崎カールもいい感じですね~


称名川源頭部

この辺、昨日は気がつかなかったが、硫黄蒸気で黄色っぽくなっていた。
一登りで一ノ越からのトレースと合流。
室堂駅へ向かい、バスに乗る。
サッカー気になっていたが、残念な結果となっていた。

この時期に1000下るのは貴重である。
雪質、面もよかった。噂に違わぬ素敵な真砂沢でした。
しかし、登り返しは効き目満点(笑)

これで、13-14スノーシーズン板納めかな??
















乗鞍・剣ヶ峰(3026m)

2014年06月04日 | BCスキー
2014年6月4日(水)

天候:曇り

明日から梅雨入りしそうな勢いだ。
1ヶ月予報だと遅れるみたいなこと言っていた様に思うが・・・
これからの山行は、1年で一番天気読みに気を遣う。
当たる時もあれば外れもありで、これはこれで面白い。
さて、その前に軽く1本。

昼過ぎくらいまでは何とか天気が持ちそうだ。
そして、今回は今シーズン初の乗鞍へ。いつもは近くなので厳冬期でも行っていたが、
最近は、平湯ばかりでこちらへ来ていなかった。
いつでも来られると言うのもあるが。

1発目のバスは7時過ぎだが、ゆっくりと次の9時のバスで行こうか。


観光センター駐車場

初めて観光センターから乗る。いつもは三本滝。
辺りは、レンゲツツジが綺麗である。



バスにはスキーヤー1人のみで、あとは観光客であった。
10時半前に肩の小屋入口着。
雪は、例年より多い様に思う。昨年などあったクラックなどもまだ見られない。


雪渓入口から上部

雪は腐っており登りやすい。


雪渓中間部から

この辺来ると綺麗な雪が見られる。数日の間に降ったものか。


稜線

時折太陽も出るが、下を見たら・・・


ガス上がってくる

途中で朝一の人たちが続々下りてきた。


朝日岳


蚕玉岳から剣ヶ峰

蚕玉岳と剣ヶ峰の雪渓もクラックもなく綺麗に繋がっていた。
ここは斜度も適度にあり、滑り応えもある。帰りはここ滑ろうっと。
剣ヶ峰の少し下まで雪は繋がっていた。


剣ヶ峰手前

ここからはスキー脱いで一投足。


山頂の社


剣ヶ峰標識

風はそんなにないが、濃いガスが上がりだしてきた。
トッとと下りますか。


権現池

今日は、今まで行ったことないところ行こうと思ったが、ガスが。。。
ドロップする段になって、下が見えなくなるも、少し待ちで一気に下りる。
10分ちょっとで、バス停へ。
この辺りは、まだガスかかっておらず。
位ヶ原山荘まで下りようと思ったが、人が多いためここからバスに乗ることにした。
ちょいと物足りなかったが、雪質もよくいい感じで滑られたので良しとしよう。

いつもの銀山荘でご挨拶がてら温泉浸かり、帰路につく。

まだまだ滑りますよ~???天気次第ですけど(笑)

中ア・木曽駒ヶ岳(2956m)

2014年05月28日 | BCスキー
2014年5月25日(日)

天候:晴れ時々曇り

このところ恒例となった木曽駒詣。
今回は、平日なかなか休み取れず、例のホテルの割引宿泊は出来なかったので、
日帰りとした。
朝一のバス待ちの人達が菅の台のバス停に行列を作っていた。
ボードが多いように思う。
私達は、2番目のバスで行くことにした。
ちょうど1台分の人数で、余裕を持って行ける。
これは立山なんかもそうである。
この日は、千畳敷スキー場最終と言うことで、ゲレンデスキーヤー、ボーダーも
多く居られた。どうもボードのコブ大会もあったようである。


定番

乗越浄土へは、多くの登山者、スキーヤーなどが上がっていく。
極楽平への斜面もガイドパーティーだろうか、多くの人が上がって行った。
昨日、3千峰行っているので、そんなに息苦しくもなくサクサク登る。


乗越浄土へ

宝剣横の天狗沢がいい感じである。ここへ初めて来た時に滑ったことが思い出される。
ここの急登は、最初からシートラで行く。ツボトレースもあり楽である。
乗越浄土は多くの方が休んでいた。


乗越浄土

昨日に比べて雲が多く、暑いは暑いが快適だ。


中岳

乗越浄土からは、シールで行くことにする。
昨シーズンに比べ、雪はある方だ。
中岳は左から巻いて、シールのまま少しドロップ。
斜面登り返すと木曽駒山頂だ。このお手軽さはいい。


木曽側山頂神社


山頂標識


伊那側山頂神社

山頂はまだ晴れていたが、周りは雲が多い。
昨日の御嶽からの眺望とはいかなかった。


三ノ沢岳

いつ見ても三ノ沢岳はかっこいい。また行きたいと思う。


細尾沢

1本シュプールがあった。途中で登り返したのかな?


宝剣岳方面


山頂その2

ここでゆっくりしたかったが、雲行きが怪しいと判断して、早めにドロップに取りかかる。
雪質は、いい感じのザラメである。



今回お付き合いいただいた、よーさんの華麗な滑り。さすが1級!
昨シーズンあったクラックはまだ入っておらず快適である。



このまま、駒飼ノ池の下のカールまでドロップ。
ここで少し休んで、登り返し。



いよいよ雲行き怪しくなってきたので、今回も昨年同様、伊那前岳の南面を戻ることにする。


稜線から千畳敷カール

ギャラリーたくさんのドロップは緊張する。
ってダレも見ちゃいないが。。。(笑)


伊那前岳南面



いいザラメで、ちょっと斜度あるが、千畳敷カールの中では緩い。
あっという間にカール底へ。
少し登り返して、ホテル千畳敷でランチしてロープウェイで下山。

昨シーズンより、雪もありまだまだここも行けまっせ~!
いつ板納めようかしら。。。笑







木曽・御嶽山(3067m)

2014年05月28日 | BCスキー
2014年5月24日(土)

天候:晴れ

この日、御岳ロープウェイがグリーシーズンの営業を開始するという。
御嶽山へスキーへ行ったのは、2010年3月が最後となっていた。
王滝側からは今でも行くことが可能であるが、三岳からはこのロープウェイスキー場が閉鎖してから、
すっかり足が遠のいてしまっていた。ルート的にもこちらの方が面白い。
今回は、ここのスキー場フリークであったあーさんと駐車場待ち合わせで行くことにする。
車の台数は意外と少ない。皆さん知らないのかな~
0830が始発であるが、その前にオープニングイベントがあるという。
それに参加して、記念撮影にも収まってしまった(笑)


テープカット

終わり次第早速、ロープウェイに乗って山頂駅へ。
この先のいつもの樹林の入口からは雪がしっかり着いていた。


山頂駅を振り返る

樹林帯の中も雪はばっちりであるが、ボコボコしていて登りにくい。


樹林入口

雪解け最終で地形がはっきりしてきているということか。


樹林途中

樹林帯を抜け、ダケカンバの所へ来ると立て溝少なく、面ツルだ。


ダケカンバの疎林

横を見ると乗鞍がデーン。


乗鞍岳

その先も雪はバッチリ。



石室山荘の斜面が近づいてきたら、休憩ポイントの略奪点。
ここからトラバースして左の沢状へ入る。
厳冬期ならこの辺からカリカリ君だ。


左の沢状

略奪点ですでにテレの方が下りてこられていたが、どうも山スキーMLの方々のようであった。
沢状登ると、二の池が見える稜線に出る。


二の池

池もまだまだ雪に覆われている。
そこから稜線を一登りで剣ヶ峰山頂だ。


山頂手前稜線

ここも厳冬期ならシュカブラのカリカリ君。
山頂小屋のところでスキー外し、山頂へ向かう。


山頂の鳥居


山頂その1

王滝側からの方も混ざり多くの方々が休んでいた。


山頂の祠と神様

神様は相変わらず金色の目玉で奇妙である。久々の御嶽詣で。


山頂から一の池と二の池、遠く北ノ俣岳、黒五


山頂その2


山頂から乗鞍岳

ゆっくりしてから、3063.4ピークから一の池への斜面へ。
シュカブラ着いていたが、シャリシャリ君で気持ちえかった~



二の池の手前をトラバースして、登ってきた沢状へ。
右はギタギタだが、左はまだ滑られていなかった。



石室山荘直下をトラバースして、山荘下斜面を滑る。



いいザラメである。カール状になると少し雪も重くなるが、ストップということはなく、
あっという間にダケカンバの所へ。
そこから、ボコボコの修行系を行くと、山頂駅に出た。
あとは、ロープで下って、やまゆり荘で温泉浸かり、開田そばいただいて帰路につく。

まだまだ行ける御嶽山でした。

13-14東北ツアー最終 鳥海・行者岳(2159m)

2014年05月22日 | BCスキー
2014年5月17日(金)~19日(月)

今シーズンも12月の八甲田から始まり、東北へ4回足を運んだ。
今回は締めくくりとして、鳥海山へ出かけた。
山レポは、後半にあります。飛ばしてお読みください。

第1日目

天候:曇りのち雨

17日午後から休みとっていこうと思ったが、仕事が立て込んで通常終了して
一路、山形へ。今回は、高速ちょこっとでR117を使って、最短距離を行くことにする。
0時過ぎに、山形県へ入ってすぐの道の駅あたみで、就寝。

第2日目

天候:曇り時々雨

低気圧後の寒気の流入があり、北日本は天候不安定。
空気も冷たく肌寒い。
観光と偵察に切り替えとする。
信州は晴れていそうであったが、まあそれはそれで。
まずは、酒田港へ向かう。ここの飛島へ渡るフェリー乗り場の海鮮丼をいただきに行く。
朝メニューは少ない。


づけ海鮮丼

650円とリーズナブル。あとは焼き魚定食などがあった。
ランチメニューは、1000円くらいでいろいろあった。
朝早い割にお客さんは多い。
まだ店もあまりやっていないので、今回のメイン、湯ノ台へ偵察。
1台北関東方面のナンバーの方が、雪でゆき止まりのところにいた。
霧雨でガスでは出るに出られないだろう。
入山口確認してから、夏道のある家族旅行村など拝見し、今度は何れ行くであろう
月山北面の北月山荘へ。


北月山荘

昼時で結構賑わっていた。
ここで温泉に浸かる。あとで知ったが、ここの食堂結構有名なようで、地元の山菜やお野菜を
使った、地元のおばちゃんたちの作った料理が評判のようだ。
次回食べてみたい。
次は、羽黒山近くまで来たので出羽三山神社へお参りに行く。
ちょうど、12年に1度の大祭であった。
通常時よりこの時に拝むと御利益が多くあるという。



それに合わせて、今まで一般公開されたことのない、神社開祖の蜂子皇子の木像が初めて公開。
蜂子神社前で500円奉納し、お祓いを受けて神社内の木像を拝見。
ありがたく拝ませていただく。
そして、本殿で拝礼して買い物に向かう。
いろいろ食料買い込んで時間あったので、余計なところ寄ったら大出費であった。
しょぼくれて、明日の天気確認。イマイチのようであるが、回復傾向期待して、ブルーライン方面へ。
初めて来た時に快適に泊まった駐車場へ。今日も海眺めながら就寝。

第3日目

天候:雨のち曇り

下界は雨も風も止み、曇り傾向。
しかし、鳥海山は雲の中である。大平山荘まで上がって見るが、標高1000m位から上は、ガス&霧雨。
視界も10mあるかないかで、バスとか来るとびっくりする。
仕方ないので、山菜モードで。

下界に下りて、酒田のB級グルメ、あとがけソース焼きそばをいただきに市内へ。
焼きそば専門店米沢屋へ行く。



いろいろメニューあるが、卵、肉入りにする。



スープ付きである。そして、テーブルの上にあるソースをかけて、混ぜていただく。
これはこれで結構いいかもしれない。おいしくいただく。
是非この辺行かれたらご賞味あれ。
そして、また散財して、温泉入りに鳥海南面の麓、八幡のゆりんこで温泉&サウナ。
その後は、また快適な駐車場でこの日は、早めの休息とした。

第4日目

天候:ピーカン

天候も回復し、この日はピーカン確実。
やっとだね。
3時半に起床し、朝食作って食べて、一路湯ノ台へ。
ウッタテの少し上の750m付近まで車で入る。
すでに昨日からのと思われる車が1台。
当初は、道を行くが、陽当たりのいいところは雪解けている。



林の中へ行けば、シールで行くことが出来た。
マタフリ沢の橋の少し手前から尾根を上がる。ブナの素敵な林だ。



若いブナの所は、少し藪っぽいがブナの林は癒やされる。
しばらく行くと、いわゆる宮様コースと言われる切り開きに出る。


宮様コース

その少し上からやっと鳥海山がお姿を表す。


鳥海山南面

マタフリ沢の源頭付近のブナ林を最後に森林限界へ出る。


最後のブナ林

源頭部をトラバース気味に行く。
その時に、前日滝ノ小屋に泊まったという米沢からの方と出会う。
一部、ハイマツが出ていたが、問題ない。
滝ノ小屋から上部は、先日までに雪が降ったようで、雪面が綺麗である。



後ろを振り向くと月山も顔を出していた。


月山方面

まだ時間も早いので、クラストしているところもあるが、クトーつけてガシガシ行く。



帰りは、快適なザラメに変わっていることであろう。
さて稜線に出るという辺りは、シュカブラが面白い付き方をしていた。



先の方と前後しながら、行者岳山頂付近に行く。
稜線に出ると、新山から七高山、千蛇谷など綺麗に見える。
風も微風で気温も上がってきた様である。


山頂付近と先の方


伏拝岳方面


新山と七高山

千蛇谷を一人のスキーヤーが歩いている。


鳥海湖方面と飛島


月山方面


庄内平野と酒田、鶴岡方面

遠く、佐渡島も霞んではいるが見える。
のんびり昼食とりながら景気を楽しむ。一人下から上がってきている人も見えた。
さて、シールオフしてシャリシャリ斜面を行きますか。


稜線から下りたところ

シャリシャリして気持ちいい。


これから行く斜面

立て溝もなく、快適に大回りターンで、広い斜面を行く。
途中、上がってきた人とお話しして、いい感じのザラメになった斜面を行くと滝ノ小屋が見えてきた。
この付近の新雪は、ストップ気味であったが、汚れ面行くと快適に滑る。


滝ノ小屋

あとは、ブナの樹林滑降、滝の出ていたところから下でマタフリ沢行くと上がり始めた所に出た。
道に出てからは、雪を拾って駐車地へ。
10台以上停まっていたが、あまり人には会わなかった。


駐車地

山菜採りの地元の人も結構車で来ていた。


帰り道で振り返る

やっと登れた。このコース結構鳥海の中では好きかもしれない。
途中、鳥海山荘へ寄って汗を流す。月山が正面に見える露天は良かった。
お風呂自体は少し狭いが。
あとは、一路信州へ戻る。

暇な時間、余計な散財してしまったのは反省。
よく考えたら、今の車、DVDも見られるし、レンタル借りてきて見ていれば良かったなと。
今回は、1本だけであったが、来シーズンは3本くらい行きたいね。









白馬・白馬大雪渓トレ

2014年05月13日 | BCスキー
2014年5月11日(日)

天候:ピーカン

前日、法事など済ませてピーカン確実の白馬へ。
白馬は、GW以降は空いていていい。
この日は、マスさん、ヨーさんと3人で白馬岳周遊でと言うことで行ったが、
私と何度か行ったことある人なら知っているが、例の病に苛まれたのであった。

6時発と言うことで、猿倉集合。
下の駐車場は、そこそこ車がいる程度である。
次々とスキーヤーが出発していく。
林道は少し切れた部分もあったが、シールのまま行けた。
何年か振りの大雪渓。土曜に新雪降ったのか、雪面は綺麗であった。


大雪渓下部

小蓮華のダイレクトも綺麗な感じだ。


白馬沢方面

左俣も繋がっている感じである。
主稜も何パーティーか上がっているようだ。
大雪渓もボチボチ上がってきている。


大雪渓中間部

葱平下あたりからどうも体調が優れない。
これはいつものやつか~。。。
頂上小屋が見えた頃には、ヘロヘロ君状態であった。。。不甲斐ない。



振り向くと杓子岳、白馬鑓ヶ岳ときれいだ。


杓子岳、白馬鑓ヶ岳

剣、立山、毛勝三山など綺麗に見えた。しかし、暑いね~



本当は、ここから柳又源頭行って~と行く予定が、体調不良により私は断念。
他の二人に行ってもらった。


旭岳

それでも山頂以降と頑張るが、頭ガンガン具合がよろしくない。
これはイカンと山頂手前で下りにかかることにする。


白馬岳山頂

他の二人は、順調にトラバースして三国境へ行ったことだろう。
私は、徐々に高度を落とし、順調に戻っていく。
途中電話来て、お二方は予定通り白馬沢右俣。
そして私は、ブツ切れが少し増した林道を駐車場まで下りていった。

車で少し寝るとほぼ体調回復。
このくらいだったら、早めに薬飲んでおくべきだった。
それで今までも軽度高山病はこなしてきた。

車でゆっくりしていると、続々とスキー、ボードと下りてこられる。
どうも鑓方面に行かれていたようだ。
そして、お写真でしか拝見したことのなかった、ゆるやまさん登場。
いきなりFBに載っていた、「小日向コルカフェの団子」でお声がけ。
決してナンパではございません(笑)
楽しくお話しさせていただく。しかし、行動力、追求心、体力には感服仕る。
私も行動力には自信あるが、他は落ちてきた。
もっと頑張らねばです。

そうこうしているうちに、他のお二方が下りてきた。
満足の笑顔であった。よかった。
こちらが不甲斐なくて、すみませんでした。


GW尾瀬ツアー 南会津・大杉岳(1921.4m)

2014年05月07日 | BCスキー
2014年5月5日(月)~6日(火)

第5日目

天候:曇りのち雨

この日は、低気圧が近づいてくる。
よって、お手軽に行ける大杉岳とした。
7時のゲートオープンくらいにのんびり行き、御池へあがる。
さっぱり車はいない。


ガラ空きの御池駐車場

ここで先のK氏と会う。やはり、天候悪いので大杉岳とのことだ。
一緒に行くことにする。
当初ブナのいい斜面である。



すぐにシラビソの林になる。風は強い。



周りの山もまだ見えていた。


燧方面

山頂に着く頃、燧が雲に覆われてきた。


尾瀬ヶ原方面

あまりのんびりもしていられない。
1時間強で山頂着


山頂

風をよけるため、樹林の中で休んで準備。
すでに福島のパーティーが居られ、その後も数パーティーあがってきた。


休憩場所にてK氏

福島の方々と少しお話しして、ドロップする。
そのまま戻っても面白くないので、南東面の大杉沢少し絡めて、尾根を越し、広めの尾根など滑りながら
御池の駐車場へ戻る。
あっという間であったが、楽しめた。
ここまでK氏には随分とお世話になった。楽しい山旅をありがとうございました。
またお会いしましょう。

そして、私は越後の山へ行くために只見方面へ向かい、昨年は通れなかったR252号を魚沼へ抜ける。
この頃から雨が落ち始めた。
この日は、道の駅とちおにて車泊とした。雨は強くなってきた。

第6日目

天候:曇りのち時々晴れ

最終日、守門大岳へでもと思ったが、いつもの二分の駐車地にはほとんど雪はなく。。。
山はありそうだが、担ぐのもなんなんでこの日は山は取りやめ、そのほかこの辺偵察してから
下道を戻ることにした。
今回のツアーは、一度も高速に乗ることなく下道オンリーで行ったが、
車のお陰がそんなに疲れもなく快適に山旅が出来た。
車泊もジム君よりは随分と快適になったので、5泊しても疲れなかった。
車については、別項にてまた記したいと思っている。

いろいろな印象に残る出会いのあったツアーであった。

GW尾瀬ツアー 南会津・会津駒ヶ岳(2133m)

2014年05月07日 | BCスキー
2014年5月4日(日)

第4日目

天候:ピーカン

朝方は少し冷え込んだか。目覚めたら少し寒かった。
今日は、時間的制約はないので、早めに起床しトイレ横に車置く。
朝飯はここで作って、いただく。
その間にも登山者は続々と上がっていく。
バックカントリーは、スノボーのお兄さんが一人行っただけだ。
雪は、昨年より残っているが林道はぶつ切れ。


林道

この状況だと登山道は、通称ヘリポートまではないだろう。
最初から担ぐ。


登山道入口の階段

案の定、雪はなく1時間ちょっと担ぎ上げる。


通称ヘリポート

ここからは、昨シーズンより雪が繋がっている感じだ。
しかし、冷え込みで雪面は少し堅い。よって途中のプチ急斜面のためにクトーつける。
ブナの尾根をしばし行くと、樺とシラビソに変わってくる。
この辺りから少し雪も緩み、尾根も広くなり登りやすいのでクトー外していく。



樹林の変わり目からが長く感じる。しかし、前回より速いペースで来られた。
最近は、体調というかで随分と時間が変わってきた様に思う。
樹林の間から昨日登った燧ヶ岳が見えてきた。


燧ヶ岳方面

樹林が疎林となる手前のポコから駒の小屋へ向かう稜線上をはずし、右へトラバース気味に行く。
その頃、単独のガシガシ行く女性に抜かれる。すばらしいパワーだ。


駒の小屋

小屋の屋根が少し見えた。
そのまま斜面をトラバースし、山頂の直下へ出る。


山頂方面


山頂手前の稜線


山頂近づく

山頂が近づいてきた。うまくトラバースできたと思う。
山頂では多くの人が休んで居られた。


山頂


山頂標識

標識にて、ゆるやま先生のポーズを決めてみるが、うまく決まらない。
今度直接指導を仰がねば(笑)
山頂上がる手前で、釣り竿アンテナがあがっていた。
久々に山頂で無線やっている人がいると喜んで近づいていってお話をしたら、
私も参加している「山と無線」の主力メンバーの方々であった。
JI1TLLさんと7M3LKFさんである。
いろいろお話しさせていただき、記念写真を撮って別れた。


記念写真

思わぬアイボール(直接会うこと)であった。
今度は、無線でお話ししたいと思う。
その後山頂からの眺望を楽しむ。


中門岳

夏はお花が綺麗だそうだ。


燧ヶ岳と至仏山

昨日、一昨日と登ってきた山を見る。なんか縦走してきた気分になった。


富士見林道の稜線と燧ヶ岳

いづれ縦走してみたい。


大戸沢岳方面

ここは行きたい場所の一つ。いつ行こうか。
さて、お楽しみの下りである。
まずは大斜面行きますか。


山頂直下

フィルムクラストの大斜面。めちゃ気持ちよかった。
それもあっという間に終わり、登に来た尾根にトラバースして尾根を下る。



山頂にいる時からヘリがバタバタときたが、どうも滑落があったようだ。
尾根を下って、ヘリポートの少し下の雪が切れるところへ行くとその当事者が居られた。
一人は骨折してヘリで運ばれ、もう一人は自力で登ってきた。
もう1回ヘリ来たが、別パーティーで骨折した人が通り過ぎてきた中にいたようであった。
あとはスキーを担ぎ、駐車地へ。

今日は、駒ノ湯行こうと思ったが駐車場ゲロ込みで、アルザ尾瀬にいった。
こちらは空いていて良かった。
そして、スーパーで買い物していつもの所へ戻った。
今日も充実の一日でした。