やはり週末のNY市場で売られた金だが、いよいよもって日柄整理突入の気配が濃厚。明日から4月に入るが、何だかんだ言ってるうちにインドは需要期に入ってきた。正確な統計はないが、インドの年間婚礼数が1千万組と聞いたことがある。25歳以下の若者が全人口の半数を占めている、つまり5億人もいる現実を考えれば「婚礼が1千万組」もそんなものか、と。それにしても数字の規模が違う。4月は、中旬になると恒例の調査会社GFMS社(ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシィズ)の手になる「2008年金年報」が発表される。そこではインドについては、如何に昨年の秋以降、需要が落ちたかということが取り上げられるのだろう。年始以降の輸入量も激減したと。一方で、中国では投資需要を中心に伸びたとなるのだろうか。インドについては、年報を印刷に回すための締切の関係もあって触れられるか否かが不明だが、3月18日から始まった急落に際しての実需の状況がどうなったのか、そしてその結果から導かれる分析はどうなのか?という部分に関心あり。当方は、前年同期に比べるべくもないが、一度は激減したインドでの需要が高値慣れから上向くタイミングが早晩やってくると思われ、そちらのほうがNYコメックスでのファンドのポジション整理の状況などより重要と思っている。その手掛かりとなる情報が大事ということ。
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