1700ドルを維持できるか否か、とりわけ8月25日のザラバ安値1705.4ドルを維持できるか否かが焦点となっていた金価格。結局、日本が祭日の23日の取引で(米国債など一部を除き)総崩れ状態の雪崩れに金も巻き込まれる形で(注目のラインを)大きく割り込むことになった。いわゆる「換金売り」。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)曰く(24日)、「広い範囲での総崩れ状態は多くの投資家に不足の損失をもたらし、彼らを手持ち資産の内で利益の上がっているものに駆り立てた。その中に金と銀も入っていた」と。23日のNYコメックス先物価格(中心限月)のフロア取引は前日比101.90安の1639.80ドルで終了。下げ幅は8月25日の104ドル安に次ぐものとなった。ただし、フロア取引終了後の時間外で1650ドル台後半へと安値からは若干値を戻して終了。
株式を中心に恐怖が支配する市場の中とはいえ、再び100ドル超の下げに見舞われた金だが、ETF最大銘柄の「SPDRゴールド・シェア」の残高はピクリともせず、現物売りも出ていると見られるものの一方でアジアやインドの実需は22、23日とかなりの買い引き合いを出したことが認められている。それでもこの急落。
22日迄の様子からは、ファンドのポジションを閉じる動きが一気に起きている様子がうかがえるが、おそらく23日には1700割れに合わせて新規のショートが急増したと見られる。それが下方への振れを大きくした。トレンドを作り、全体を巻き込む形で利益を上げる、あのやり口だ。“上振れ”の逆バージョンの売り叩き。恐怖が支配する市場でまんまと狼狽売りを引き出した。現物の買い引き合いが急激に高まる水準だが、当座はレバレッジの利いた先物の売りに押し流された形だが、いずれ落ち着けば、このショートの存在が次の上げの原動力のひとつになるだろう。
昨夜は、都内中央区八重洲のホテルにて「コモディティ・フェスタ(東京工業品取引所。東京穀物取引所、ラジオNikkei共催)」が開かれ、一般投資家の参加者を交えた交流会があった。その中に「ゴールド・トークセッション」という企画があり、豊島さん、スタンダードの池水さんと当方の3名が壇上で話をするというものだった。23日の19時前後だったが、その段階で金は1700ドル超で推移。現物買いの強さもあり1700ドルは維持するという見方が大勢だった。
(この急落で1度コメントをさせて頂きました)
再度させて頂きます。
1 亀井さんはリーマンのときのドル供給不足・流動性危機のことを大変心配されていたようです。
それはこの前の5大中銀のドル供給実施かつ供給宣言で問題は一応ないと思っています。
2 しかし、株や他の商品、FXなどの損失の穴埋め懸念及び証拠金再再・・引上げ懸念で危険!と判断して9割は売却しました。まぁ・・これで良かったかなと?
3 金はまだまだ外部環境からして上昇トレンドですが、今度は買いに当たっての当面の下値が読めません。事態はもっと大ごとになるのか?収束するのか?ギリシャのデフォルトは年内には現実化しそうですが・・?その影響も全く読めません。悲観、楽観両論ありますが、今度の破綻は以前のものとは異なりEUの問題、世界の問題になっています。
底値買えずですが・・先生のブログを熟読して判断します。
ちょっとキツイかも?と思ったのですが…
SPDRゴールド・シェア残高減ってないなら早まったかもしれませんね、私は…
金は高くなったので、我が家の家計では手に負えなくなりました。長年いろいろ教えていただいて有難うございました。
巷ではピークアウトが叫ばれてますが如何お考えでしょうか。
年内2000ドルはあり得ますか?
ファンファメンタルがテクニカルを上回ったことになるのでしょうか。
34箇月サイクルの調整が今のプライマリーサイクルに移ったと考えてよいですか。
いや待てよ、明日まで状況をみよう・・・
こんなんで、買いのタイミングをなくすこと多数。
これを見た老父(元銀行マン)「それでいい!」
個人的には同意だけど。今回はプラチナでも・・
それこそ相場で設けるとは我が家では 不埒な お話だけど、
初老にしてワタクシはやっと親離れか!(爆笑)
fadeout
どう考えればよいのか分かりません。
まだ1月28日のサイクルが続いているのか
8月25日から新サイクルが始まりそれは弱気サイクルなのかのどちらか分かりません。
日柄で言うと8月25日がサイクル終了と
見てほぼ間違いありません。
どう考えればよいですか。
ほのぼのして好きだったな~
これから面白くなるのに。。。
1299ドル~2152ドル
何れ上がりますよ
あまり悩まないほうが・・・