亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

「緩和コラボ」ラリー

2012年07月14日 23時46分33秒 | 金市場
NY時間外のアジアの時間帯の後半からジリ高傾向を示していた金価格。ロンドンからNYに入り上げピッチを速めた。もっとも上げたのは金だけではなく、株も含め市場横断的な上昇だった。7.6%に減速した中国4-6月GDPの結果を、むしろ積極的な金融緩和策に入るだろうとプラスに読み替えての思わぬラリーとなった。

確かに中国に限らず世界的にカンワカンワの合唱状態。金のみならず実物資産にとっては居心地のいい環境ではある。あるいは、軒並み緩和策を拡大する中でQE3のお膳立てもそろったとの市場の読みか。とはいえ金市場の主力はショートカバー。今週はETFの減少が目立った。



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