goo

春を待つ鍋

仲間内の新年会があって、居酒屋へといってまいりました。
この日ばかりは普段の断酒を忘れて、しこたま呑むぞ! と心に決めて、ビールに酎ハイ日本酒と、呑めるだけ呑んできました。

その翌日の、今日は暖かい陽気で天気も晴れ。布団干しに絶好の日和となりました。
これも天が私に、人間はたまには泥酔しなければいけないよ、と教えてくれているに違いありません。断酒をしたからといって、うつ病が治るとは限らないのです。
やっぱり人間は、たまには泥酔することも必要だと、年頭にあたり確信したしだいでございます。

その新年会ですき焼き風の鍋が出たのですが、具の中身が問題で、半分以上がウドンでした。もう白菜や春菊なんて形だけ、ちょっぴり入っているだけです。
どうやら寒波による野菜の高騰が、居酒屋のメニューにまで影響を及ぼしているようなのです。

ほとんど、ウドンと肉だけの鍋なんて、鍋じゃない。私はすき焼きの具のなかでは、白菜が肉よりも大好きなので、寂しいかぎりです。
商売人なら、多少採算が合わなくても、ちゃんとした料理を出せ! と怒ってみても、安さが売りのチェーン店では、それはかなわないことなのでしょうね。

先週と比べると、ほんのちょっとだけ暖かくなったようですが、まだまだ鍋物が美味しい季節です。
早く暖かくなって、野菜の値段が下がって、ちゃんとした鍋が食べたい! 今は切実にそう願うだけです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )