もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!

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アコードワゴンCF6 EPS(電動パワーステアリング)の不具合を検証する。

2020年06月27日 | Weblog
  • 私の過去の記事・・・これが後に足を引っ張ることに?

現在でもスマホでgooブログの自分のサイトを見ると、人気記事の上位に「CF6、EPS警告灯 点灯・・・もしや故障?」がある。
2011年3月の記事である。
O2センサーの点検が原因で警告灯が点灯したなどという顛末だとは、よもや世の人たちは思わないのでご来訪いただいているのだと思うが、正直EPSの警告灯が点灯して悩んでいる方々が多いことの証拠だろう。

一応その記事をリンクしておく。

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O2センサーのテスターによる点検後、EPS警告灯が点きっぱなしになった。 最初O2センサーの点検との関連がつかめず青くなった。 EPSの修理が数万円の出費と知っていたから・・・。 EPSとはエレクトリック・パワーステアリングの略、電動パワーステアリングである。
 
  • 「EPS(電動パワーステアリング)」の不具合の検証
さて、この度アコードワゴンCF6が直進時にハンドルが右に切れていってしまうという症状に陥り、柳津町の「ピットワンタイヤーズ」でアライメントを測定・調整していただいた。
その際、ハンドルが勝手に右に切れていくのはアライメントが原因ではなく、「EPS(電動パワーステアリング)」の不具合だろうということをメカニックの方にご指摘いただいた。

意気消沈して帰ってきて、とりあえず現状を把握したいので前輪をジャッキアップしてエンジンをかけてみた。
するとスルスルとステアリングが勝手に回って右にハンドルが切られ、あっという間に据え切り状態になった。
特にパワステのアシストを強くしてEPSのスイッチを「ー」側にすると顕著になる。
電気的なパワーでステアリングが切られているのが良く分かった。
 
  • 同じ症状と思われる症例が続々と・・・
EPSの不具合に関していろいろと検索をかけてみたところヒントになる記事がいくつか見つかった。
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そういえば何度かご商談時にホンダパーツで在庫確認した記憶がある前期用トルクセンサー。 確か欠品で納期未定だったか、、生産予定が無くてこのまま廃盤の流れだったような。。
これはS2000だが、この記事の中に・・・
 
両輪リフトアップしてエンジン始動したらステアが右(だいたい右が多い)に勝手に切れていく。
これ、トルクセンサーの故障です。
 
という記載があった。
え~、パーツリスト検索したらパーツASSYで約2万円する。
まあ、EPSユニット(コンピューター)の交換することを考えたらまだ安いけど…。
もちろん中古パーツはヤフオクなどに見当たらず…。

他にもこんな記事も…。
平成10年式前期型アコードワゴンE-CF6です、中古で購入。パワステについて質問です。購入時からなのですが発進直後にハンドルが右にとられます、左にハンドルを切るときがあきらかに重く(片手では力を入れていないとつらいです、逆に右にきるときは指一本でらくらくです(と言うかほとんどかってに切れていきます)EPSの切り替えは正常、すべてのモードで)発進時から低速走行中はハンドルをしっかり握っていないと右方向へもっていかれてしまい冷や冷やするしまつです。
このOKWAVEの記事の回答に以下のような記載があった。
 
アコードのEPSは正常に作動する為の設定で、ハンドルの中点位置や操舵力を検出するトルクセンサーの設定が必要です。
 
すでに賢明な方は気が付かれたと思うが、どちらの記事にも共通のキーワードが登場する。
トルクセンサーだ。
設定で何とかなるのなら、それで何とかならないものか。

そこで、これもS2000の記事だが…。
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中古で購入したときから、ハンドル(ステアリング)が、右にとられる現象がありました。USSの書類では評価4の修復無し、以前のオーナーの整備履歴からも、ジャッキアップしてステアリング周りを見ても、修復の形跡が見当たりません。
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以前も低速走行時(特に40km/h以下)にステアリングの操作感に、なんとなく違和感があり、中立点の書き込みで解決したのですが、車検時にステアリングセンターを修正した為なのかはわかりませんが、なんとなく同じような違和感を感じました。
これらのサイトで記載されている「トルクセンサー中点書き込み」という作業、やってみる価値はありそうだ。
ただ、この中点書き込みにはホンダPGMテスタ、あるいは外部診断機を接続して行う必要があるようだ。
 

ただ、データリンクカプラー4番と9番を短絡させることでも可能なようで、EPS警告灯の点滅に合わせてハンドル操作をしてトルクセンサーの中点を書き込むらしい。
 
  • トルクセンサー中点書き込みで何とか直らないのか、てか、直ってほしい
今日は朝から久しぶりにビートに。あれ?ビートってこんなにパワー無かったっけ?(笑)なんかクラッチが変!乗り心地と音には違和感はありませんでしたwそろそろトルネオのパワーに慣れてきた頃なので、運転の楽しさを感じさせてくれるビートに余裕のクルージングで快適な走行が出来るトルネオ。
キーを変えたりハンドル変えたりと最近ステアリング周りを触ってましたらハンドルがやたらと重くなる現象が発生。またなんか、やっちゃっのか!?左はましですがハンドル右に切るとやたらと重く、回そうとすると重くなったり急に軽くなったり交互に、ガクッ。。スル~ ガクッ。。と もう事故っちゃう
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不具合症状|電動パワーステアリング EPS故障診断、点検要領 修理内容|参考資料 整備書 回路図 配線図を基に点検
このあたりはトルクセンサー中点書き込みに関して参考になるサイトだ。
 
特に一番下のホンダZに関するサイトは、電動パワーステアリング EPS故障診断、点検要領のサービスマニュアルが転載されていて、特に「不良コードの消去」の項目は実践するうえで大変参考になる。
 
  • 実際にトルクセンサー中点書き込みをしてみた
実際にデータリンクカプラー4番と9番を短絡させて中点書き込みをしようとしたのだが…。
結果は失敗。
実はデータリンクカプラー4番と9番を短絡でIGスイッチ(Ⅱ)で点滅を見ると、上記のサイトに書かれているような長い点滅2回ではなく、短い4回~エラーコードと思われる点滅が続き一巡した後も繰り返し続く。
もちろんハンドル操作での書き込みがうまくいくわけもない。
実は以前のEPS警告灯のコードの消去ができていないため、中点書き込みができない状態だ。
エラーコード4、22、32で一巡するヤツだ。
どうしてもそのコードが表示されて、中点書き込みの点滅になってくれない。
これはデータスキャナーを接続してその不良コードを消去、リセットしてからでないと中点書き込みはできないのか。
結局、大昔のEPSエラーコードの履歴に邪魔をされて中点書き込みは実施できず…。
 
次回に続く・・・。

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