もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!
メンテナンスからちょっと気になることまで、車に関するもうやんのメモ帳。
 



物質をイオン化して燃焼効率をアップするチューニングを以前E-POWERのページで紹介しましたが、その代表的なパーツであるSEVについてオートメカニック誌に紹介されたとき非常に興味を覚えました。
しかしその価格は到底手が届きそうにないので正直のところあきらめました。
しかしそのSEVの紹介されたAM誌のページの中に、SEVのラジウムと同じように物質をイオン化する物質としてトルマリンという鉱石が紹介されていたのです。
今でこそ巷にトルマリングッズがじわじわと浸透してポピュラーな存在になっていますが、まだその頃は聞かない名前だったので、それはどんなものでどのように使うのだろうと思い調べてみることにしました。

まずトルマリンという鉱石について・・・
以下イオントレーディングさんのHPより抜粋します。

トルマリンとは?

トルマリンとは、鉱山から採掘される鉱石で、電気石(でんきせき)とも呼ばれます。
10月の誕生石として様々なカラーバリエーションがあり、昔から珍重されてきました。
最近になって、その 電気的特性や含有元素の性質が、健康や環境に大変有意義であることが分かってきました。
健康や環境改善のために使うトルマリンは綺麗なものではなく、採掘したトルマリン鉱石のうち宝石として利用価値のない部分が使われます。
トルマリンはその特殊な結晶構造のため、下記のような様々な特色を持ち、健康や環境に役立てられています。

・ マイナスイオンの生成
・ 遠赤外線の放出

これらのどれもが、私たちの健康や環境にとって大変有効なものなのです。 

1.空気のマイナスイオン化
ご存じのように、マイナスイオンは生体に対して極めて有効に作用したり、空気そのものを浄化したりします。
トルマリンは、永久にマイナスイオンを生成 し続けますので、健康や環境改善に役立てられています。

2.遠赤外線の放出
トルマリンは 遠赤外線を放出します。
遠赤外線は赤外線の一種で、物質に吸収されて熱エネルギーに変換されます。
こうした特性を利用して温熱治療に利用されたり、防菌対策、燃焼効率の向上に利用されたりします。

3.水への作用
トルマリンを水に入れることによって、水の味が変化して美味しくなったり、お風呂に入れた場合にはお肌にツヤが出てきたり、そのメカニズムは未だ分かっていませんが、様々な作用が見られます。
また、含有元素のミネラル分の溶出効果もあります。

どうやらトルマリンには鉱石でありながらそれに接するあるいは隣接する物質をマイナスイオン化する効果があることがわかりました。
マイナスイオン化した物質がどうなるのかこれもちょっと難しいのですが、たとえばクルマのエンジンのインテークに取り付ければ、吸気の流入量が増加し燃焼効率がアップする。
エクゾーストパイプにつければ排気を改善(改質)し燃焼効率がアップする。
さてこのトルマリンという物質をクルマのチューニングにどう使うのか・・・インターネットで「トルマリン」と検索するだけでかなり詳細な情報を手に入れることが出来ます。
中には粉末のトルマリンを使用するものや、織り込んだ繊維を使うものいろいろありますが、私が着目したのはチェロキーに乗る渡辺さんという方が『車をいじろう!激安★どけちチュ~ニング!』というご自身のHPの中で提唱されている方法でした。
渡辺さんもトルマリンチューンをしようと思ったきっかけは『燃費一番』であるとHPに書いていらっしゃいます。
この方法が『燃費一番』で紹介されていたものかどうかは定かではありませんが、これがとてもユニークで、使用するトルマリンも100円ショップ(ダイソー)で手に入るプレートでした。
身近なもので楽しみながらチューニングする渡辺さんのポリシーに感化され度々HPにお邪魔して実際にトルマリンチューンをしてみました。 

 

材料はとてもシンプルですべて100円ショップで手に入るものです。
トルマリンシート、銅箔テープ、タイラップを買い込んできてとにかく作ってみました。
トルマリンチューンにはいくつかのポイントがありました。
まずトルマリンシートを銅箔テープでサンドイッチすると、金属とトルマリンの作用でより良い効果が期待できること。
また、それを幾層にも重ね合わせるとより効果的であること。
取り付け位置によって効果に違いが出ること。
以前『オートメカニック』誌においてSEVが特集されていたことがあり、その文章の中にもSEVと同様の効果のある物質としてトルマリンの名前があったのは前にも紹介しました。
そのSEVのエンジンへの使用法は、基本的に吸気側はスロットルバルブの直前、ターボ車でもこれは同じで、コンプレッサー入り口やインタークーラー手前には装着しないのが原則としています。
排気側は基本的にはNAはテールパイプ側へ、大排気量車およびターボ車はサイレンサー(タイコ)手前に装着としています。
いずれも装着場所で特性が変化するということなので、ある程度の試行錯誤は必要なのではないでしょうか。
SEVとトルマリンは違うと言われてしまったらおしまいですが、物質こそ違いますがいずれも天然鉱石と金属を組み合わせることでごく少量のガンマー線を放出し物質をマイナスイオン化するという仕組みですので、SEVの取り付け方法がそのまま応用できるのではと思います。

渡辺さんのHPにはこのほかにこんな記載もありました。
吸気はスロットルに最も近いところのパイプでゴムでも金属でも材質に関係なく円周の80%で切り口が下向きになるように取付ける。
排気はマフラー太鼓の出口側1~10cmの辺りに円周の80%で切り口が下向きになるように取付けると効果的らしい。
また、マフラー太鼓の出口に近づけるほど低速トルクが出やすい。
いろいろな情報を参考にして早速取り付けてみました。
以後もうやんが渡辺さんのHPに投稿したカキコも織り交ぜて話を進めましょう。

 2002/05/06 投稿者もうやん

このHPのタイトル、私のポリシーにぴったりはまってます。
早速覗かせてもらいましたが、実に興味深い。
車いじりが好きで、簡単なメンテは自分でやるようにしています。
添付した写真は自作アーシングを施したマイCF6のエンジンです。
地味ですけど結構効いていると思いますョ。
実はHPの中にも登場しました「燃費一番」にはたまに行くのですが、たまたまそこのモニタープレゼントで今、(有)エコサーブという会社の「E-POWER」という商品をモニターしています。
エアインテーク配管部とフューエルパイプにシール状のシートを貼るのですが、燃費やレスポンスの向上に効果があるようです。
実際使った感想は、アクセルが軽快に吹け上がり、エンジン音も静かになったような気がします。とにかくエンジンが軽快に回るのでついつい回してしまって、燃費を向上するつもりが・・・。
私も早速トルマリンを手に入れて試してみようと思っています。

 

2002/05/10 投稿者もうやん

早速トルマリンをエアインテークパイプ用に製作しました。
ちょっと渡辺さんのをアレンジさせていただきまして、芸の細かいところをお見せいたしております。(笑)
トルマリンのシートにアールをつけてつなぎ合わせてみました。
今回5枚しか入手していなかったのと、短い辺にアールをつけるのは難しかったので長辺にアールをつけて、3枚を銅箔テープでつなぎ合わせ、あと残りの2枚をつなぎ合わせて張り合わせました。
よって幅はトルマリンシートの短辺になりますので、渡辺さん方のものよりも狭いです。完全な円周ではないので、欠けている部分でパイプにはめ込むことができます。
ほぼパイプの円周の1/4(75%)くらいを覆うような状態です。これで後ははめ込んでタイラップで固定するだけです。
早速取り付けてみました。
ベストな位置はまだちょっと分かりませんので、とりあえずエアクリとインマニのちょうど中間あたりに設置しました。
まだほんの少ししか走っていないのでなんともいえませんが、低速トルクが太ったような感じがします。吹き上がりは軽快でいい感じです。
週末遠出をする予定がありますのでじっくり走りを味わってみようかと思っています。

伊勢まで長距離走行後のインプレです。

まず発進加速時に普段と同じ感覚のアクセル開度において、明らかに低回転で走行可能になったこと。
これは裏を返せば今までよりもアクセルを踏み込むことなく車速が載るようになったということで、感覚的には車が以前よりも軽くなったように感じられたわけです。
実際には普段よりも重い、人をフルに乗車させての走行だったので、本当に意外な感覚でした。
次にATのシフトパターンの変化です。
特に登坂時などで通常なら確実に車がシフトダウンするようなエンジンに負荷がかかっているような状態の時にもシフトダウンをせずに粘ってのりきっていました。
これは今までのシフトパターンに慣れてしまっている自分には違和感として明確に感じられました。
しかしこれはエンジンが負荷を負荷と感じなくなった証拠で、結果エンジンが粘り強くなったというように感じとれました。
発進加速時にも今までよりも早いタイミングで(低い回転数で)シフトアップをしている感じでした。
以上のような変化は低速トルクが増大したことによる結果と思われます。
トルマリンをつけてみてはっきりこんな変化が現れるとは思ってもみませんでしたので、うれしい誤算でした。
是非次はエクゾーストにチャレンジしてみたいと思います。

今でもこのときの感覚は良く覚えています。

 

 

2002/05/21 投稿者もうやん

昨日トルマリンをマフラーのタイコの前のアールのきついところへ装着しました。
熱の影響があるといけないので今回はタイラップではなくやっぱりダイソーで買ったアルミ製の針金です。
今回もトルマリンシートにアールをつけて4枚使用してこんな感じです。
で、1stインプレですが体感はこの前のような劇的なものは感じられません。
燃焼効率を考える上でやはり排気よりも吸気のほうがより外的影響を受けやすいのではと考えました。
トルマリンのような物質をマイナスイオン化するような効果は特にそんな気がします。
加速がスムーズで乗りやすくなっているのは明らかですが・・・。
燃費のほうですが、今回伊勢への遠出もあり走行パターンが変わっていますのでなんともいえませんが、平均燃費をかなり上まわっています。
高速、街乗りすべてを含めた平均燃費が8.94km/Lですが今回の給油で10.21km/L…というデータが出ています。
今回は高速を100km近く走っていますが、逆に暴走族による渋滞で延々数キロに渡ってトロトロとストップ・アンド・ゴーを繰り返させられたりしていますので、良い条件ばかりともいえないと思います。
単純に喜んでよいのかどうか今後のデータ次第ですが、今はとても満足しています。

溶けた!排気側のトルマリン! 2002/06/12 投稿者もうやん

マフラー近辺への取り付けで溶けたという報告にちょっと心配になりあの後すぐにタイコ後ろへ移設しました。
ずっと短距離の通勤に使っていたのですが、たまたま高速を走る機会ができましたので、SAで休憩したときなどに様子を見ていたのですが、特に燃えたとか溶けて跡形もなくなったとかそういうことはありませんでした。
無事帰ってきてから、さてさて検証です。
まあ数百円のことですからトルマリンの状態を見てみよう銅箔テープをはがしてみました。
おおっ!な、な、なんと溶けてる~。
でも銅箔テープで覆われていたためにかろうじて原型をとどめていました。
いったん溶けたものが冷えて固まったって感じの状態です。(笑)
ですが、使用上は特に問題なさそうですね。
ただタイラップはやめたほうがいいでしょう。
確実に脱落します・・・。
針金かホースバンドがいいでしょう。
トルマリンシートはいかにもプラスチックにトルマリンが練りこまれていると思われ、走行後に見てみると変形しているし、溶けたにおいもするのでこりゃダメだなと思い取り外しました。

のち渡辺さんも溶けてなくなってしまったというカキコをしてみえましたので、はずして正解だったと思います。

 

 

2002/06/17 投稿者もうやん

ひとりで勝手に盛り上がって、スミマセン!
このごろトルマリンにはまってしまって、量産して友達の輪を広げています。(^^v
先日も昭和のころのAW11(MR2)にきれいに乗っているクルマ仲間にトルマリンの話をしたら是非というので一個作ってあげました。
インプレはまだですが、聞いたらまたカキコしますよ。
さて私はと申しますとまたまた凝ったことをしてみました。
あまり意味はないのですが、銅箔テープで巻くところを銅の平版(0.3mm厚)を使ってサンドイッチしてリベット止めをしました。
実はこれをマフラー側に取り付けようと思って材料を買い込んであったのですが、先日のレポート通りトルマリンのシートが溶けてしまいそうなのでインテークに変更です。
仕上がりはとてもいい感じになりました。
ただ銅の平版200mm×300mmで380円ですから銅箔テープ何本分だ!って感じです。
当然1枚で1個分しか作れませんのでコストパフォーマンスは低いですね。(笑)
ただ見栄えだけのグレードアップになりましたが、CF6のインテークパイプにまたまた取り付けてみました。
ということでただいま2連装です。
あまり効果に変化がないようであれば、前に作ったほうはかみさんのK-CARに装着しようかと考えています。
マフラーには結局その後付けず仕舞いです。
ちょっと見合わせようと思っています。
なにかいい方法があれば再チャレンジしてみようかと思っています。

  

余った銅板とトルマリンシートを使ってサス用に4個作ってみました。
各サス1本に1個ずつ取り付けて様子を見ることにしました。
しかしサスの性格ががらっと変ってしまいました。
どうやらトルマリンが窒素ガスに(窒素ガス封入式のため)作用したようです。
乗り味が柔らかく腰のないサスになってしまいました。
こんなに顕著に変化が出るとは思わなかったため正直びっくりしました。
でもこのままの乗り続けることは出来ないので結局取り外しました。
自分の好みに合えば良かったのですが残念でした。

結局現在は銅板で作ったものをステンレス製のホースバンドで固定して使っているにとどまっています。
少なくともインテークに取り付けたトルマリンの効果にはとても満足しています。
これが完成形(?)かというとちょっと疑問ですが、熱による影響がある以上エキゾーストにつけるのは無理だと断念しました。
トルマリンによるチューンは誰にでも安く簡単に試すことが出来るお手軽チューンです。
実践してみる価値は十分あると思います。



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