L175S ダイハツムーヴの車検が2022年5月28日に切れるので、いつものようにユーザー車検で通すことにする。
2016年に中古で購入してすぐに車検を通したので、購入から6年目、私が通す4回目のユーザー車検である。
名義が息子なので、厳密にはユーザー車検代行だね。
車検予約を5月18日3ラウンドに入れた。
余裕をもって5月5日に主な24ヶ月定期点検整備を行った。
全てを一日でやる必要はないので、時間が空いた時にコツコツと済ませていく。
5月5日現在の総走行距離は92,531km。
前回車検時が87,900kmだったので、2年で5,000km走ってないので走行距離は本当に少ない。
子供が通勤で使わないので当然と言えば当然。
おかげでバッテリーは充電不足でエンジンがかからなかったこともあったな~。
幸いなことに他には特に大きなトラブルや故障もなく乗れている。
ということで、主だった点検整備を紹介しておこう。
↑2016年中古で購入した時からGSユアサのECO.R 60B19Lが装着されていた。
最近充電不足で一度エンジンがかからなかったこともあり、ちょっと不安なので新品に交換することにした。
↑エーモンのメモリーバックアップを使用して時刻表示や設定等が飛ばないようにする。
↑交換するバッテリーはパナソニックのカオスN-60B19L/C7で、大容量なので安心して使用できる。
オマケにブルーバッテリー安心サポート付きである。
↑サクサクっと交換完了である。
↑バッテリーの交換をしようと外した時に、チャコールキャニスターのホースに亀裂を発見。
抜いて確認したらビシビシにヒビが入っていた。
これは要交換である。
↑一時的にに亀裂部分をカットして使用していたが、部品を取り寄せた。
↑ゴム素材のパーツはそろそろくたびれる時期に入っているので、新品交換しておけば安心である。
↑吸気ダクトを取り外し、ダイレクトイグニションを取り外してプラグにアクセスする。
↑3本とも良好な焼け具合で問題なかった。
イリジウムタフに交換してからまだ15,000kmくらいしか走行していないので、省略してもOKだね。
ラジエーターのドレンを外しLLCを抜いてドレンを締め、水を入れてエンジンを暖気させ、サーモスタットを開かせてエンジンに水を循環させては抜く作業を3回繰り返した。
ラジエーターとエンジンの冷却水路を水に置き換える作戦である。
L175Sムーヴのクーラントを交換する場合、クーラント全容量(リザーバータンクを除く)が3Lなので、古い冷却水を抜いて、あらかじめ真水に置き換えた冷却水経路とラジエーターのうち、ラジエーターの水を抜いてそこにLLCの原液1.5Lを入れて、残りは水を補充する。
ラジエーターのエア抜き時には、下がった水位には真水を補充する。
これでクーラントの濃度は計算上は50%になっているはずだが、前段階のエンジンの冷却経路とラジエーターを100%真水に置き換えることは不可能なので、実質的には50%以上の濃度になると思われる。
また、リバーザータンクには50%に希釈したクーラントを入れる。
↑抜いたLLCは凝固剤で処理することにした。
毒性のある廃液はトイレや下水、ましてや側溝などに垂れ流すのは法律的にもNG。
行きつけのカーショップや修理工場に持ち込んで処分してもらうのもアリだが、量が量なので自分で処理して燃えるゴミに出すことにした。
↑「簡易トイレ強力凝固・消臭剤」をLLCに混ぜ込むと固まるので袋に入れて捨てるだけである。
↑新しいLLCは、KYKロングライフクーラントEX、2Lを使用した。
↑フロントブレーキは、パッド残量確認&スライドピンの状態を確認してグリスアップした。
↑ラバー兼用のブレーキグリスを使用した。
↑リアブレーキは、ライニングやシューを清掃・残量確認して、ホイールシリンダの液漏れを確認した。
↑ワンマンブリーダーでフルード交換した。
↑ブリーダーから抜き取ったフルードは意外ときれいだった。
やはり使わないとフルードも劣化が進まないようだ。
↑ベルトの貼り具合やひび割れなどがないか確認した。
↑A/Cベルト、オルタネーターベルトともひび割れもなく、問題なさそうなので継続使用する。
◆その他の車検には特に関係ないけど気になるので交換した部品
↑リアワイパーゴムが切れていたので交換した。
↑替えゴムは特に何のこだわりもなく単に安かったので、NWBのGR41(300mm)に交換した。
↑カウルトップのヒンジカバーの爪が折れて、すぐに外れてしまう。
タイラップで縛っていたけどこれを機に交換することに…。
↑490円+税だったので、もっと早く交換すればよかった。
↑交換したら前から付いているカウルトップの色あせが気になるようになってしまった。
バッテリー以外は特に問題がなかったので、急ぎ交換する部品はなかった。
エンジンオイル、オイルエレメントは交換時期になっていないので交換していない。
主だったものを記事にしたが、エアエレメント、下回り、足回り等、他にも点検記録簿に沿って点検を行っているが、こちらの記事では省略している。
こんな感じで点検整備を済ませたので、点検整備記録簿を書いていよいよ車検に挑むことにする。