もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!
メンテナンスからちょっと気になることまで、車に関するもうやんのメモ帳。
 



12月に入ってちょっとバッテリーが元気なくなった気がしたので、車から外して電圧と比重を計ってみた。
走行距離は87295km。


↑電圧は12.54Vで、大丈夫そうだ。


↑比重計を買ってきて計ってみたが、6個のセルのうち5個がミドリのゾーンで問題なし、一箇所だけイエローゾーンだった。


↑液がかなり減っているセルもあったため補充しておく。

そこで今回バッテリーの延命するシステム、エルマシステム のび~太12Vを装着することにした。
これはバッテリーに特殊な微弱電流を流すことにより、性能劣化の主な原因であるサルフェーションを徐々に微粒子状に分解し、バッテリーの容量を回復及び維持する装置。
取り付けは簡単で、赤と黒のリード線をバッテリーの+と-の端子にそれぞれ接続するだけである。
過放電防止機構が付いていて、バッテリー電圧が12Vを切ると自動的にこの装置への電流の供給がストップするようにできている。


↑販売価格7500円は高いと見るか安いと見るか。
まあ、結果次第である。


↑接続はマイナス端子からと説明書にはあるが、プラスから接続してしまっている。


↑バッテリー側面に超強力タイプの両面テープで貼り付け固定する。

バッテリー延命に効果があるのかどうか、長期的に観察してみたい。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




タイヤをスタッドレスに交換した。
スタッドレスの付いているノーマルホイールを装着するためには、Versusをはめるために装着したハブリングをいちいち外す必要がある。
しかし心配していた通りハブセンターのサビつきにより固着してしまっていた。(汗)

しかたがないのでマイナスドライバーやらタガネやらいろいろ出動して何とか外したが、ハブリングは傷だらけになってしまった。
アルミ製なので、傷が簡単についてしまう。
今度装着の時にはハブセンターにサビ止めにグリスをたっぷり塗っておこう。
あとハブリングにこじるための切りかきをあらかじめ平ヤスリで作っておこうかと思案中だ。

さて、以前からブレーキングの止まる寸前とかの低速時にヒ~ン、とかキ~ンとかパッドからと思われる異音がして気になっていたので、タイヤ交換を期にブレーキ関係のクリーンアップとグリースアップ、そしてパッドをディスクグラインダーで角を落として鳴き止め加工した。
おかげでバッチリ鳴きは出なくなった。

さすがに最近の走行ペースが早いため、当然のようにタイヤの減りが早い。
特にフロント側に使っていたものは溝がかなり減って怪しくなってきている。
オイル管理もそうだが、通勤距離の増大で思わぬ出費も増大しそうだ。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




さて、いよいよオルタネーターのベアリングの交換である。
オルタネーターをバラすので、当然ブラシの点検も行なうことにする。

きっと数年前の自分なら、電装系をここまで触るとは夢にも思わなかったが・・・、長年雑誌「オートメカニック」を愛読してきて、知識(だけ)は頭の中に叩き込まれているので、なんとか出来そうかな~と思えてきた。
そして、オークションで安価にスペアが手に入ったので、ゆっくりと作業できたことも成功の鍵だと思う。
また、万が一うまくいかなくても、スペアがあるからいいやという気持ちが大きな安心感に繋がった。

さて、では早速始めることにしよう。


↑教科書は「オートメカニック」2005年6月号、
特集記事「メーカー別オルタネーターOHガイド」ほかAM誌数冊だ。


↑まずプーリー外しから。
KURE 5-56をたっぷり吹きかけておく。


↑プーリーに不要になったベルトを絡めて、
ローターシャフト6角部に10mmソケットで回り止めをして、
プーリーロックナットを外す。


↑このためだけにオフセットメガネを買ったのだが・・・。

インパクトがあれば簡単らしいのだが・・・、ないもうやんは回り止めをして力ずくで・・・。
しかし簡単には緩んでくれない。
オフセットメガネを緩める側へゴムハンマーでガンガン叩いたりしてしてみたが・・・。
確実にプーリーロックナットをなめた。。。
そして・・・ローターシャフトの6角部もなめた。(激汗)
実はこのときプーリーのベルトの当たる部分にも傷をつけてしまった。(激々汗・・・を通り越して涙である。)

良い子は素直に近所の車屋さんやディーラーに持ち込んでインパクトで緩めてもらいましょう‼


↑もうガタガタである。


↑苦労の甲斐あってというか、かなりの犠牲を払って何とか外れた。
やっと先に進める。


↑オルタネーターの後側、リアカバーのナット3本を外す。
B端子のナットを外し、黒いスペーサーも外しておく。


↑カバーを外すと真ん中にブラシ、下側にレギュレーター、
上側にレクティファイアーが姿を現す。


↑ブラシホルダーは2本のビスで止まっているので、このビスを外す。


↑走行は85000km強なので、まだ十分にブラシは残っている。
15万~20万kmはいけそうな感じだ。


↑残量を測ってみると約7.2mm残っている。


↑レギュレーターの固定ビスを外す。
(レギュレーター単体で外す場合は、
もう1本ビスがブラシ固定用のビスと兼用のため、
これも外す必要がある。)


↑レクティファイアーは、外周から中に向かって4本のビスで固定されている。
これを外す。


↑ケースを分割するため固定ナット4箇所を外す。
ステーターコイルの銅線をガイドしているゴムのホルダーも抜き取る。


↑うちには子供がいるので触らないように、
取り外したパーツを並べて注意書きをしておいた。
上側は用意したベアリングとプーリーロックナット。


↑プラハンでシャフトにショックを与えて分割する。
(シャフトにナットをツライチにしておいてショックを与える。)


↑ローターシャフトはリアケースに付いたまま外れる。


↑こちらはフロント側のケース。
固定されたベアリングが見える。


↑すすが溜まって真っ黒なのでKUREのエレクトロニッククリーナーで洗い流した。
でもあまりきれいにならず。。。


↑ギアプーラーでケースからローターシャフトを抜く。


↑抜けた。


↑ギアプーラーではベアリングは抜けないので、
ベアリングプーラーをオークションで買った。
結構出費がかさんでいる。


↑ベアリングプーラーをベアリングに掛けてねじ込んでいくと、
徐々にベアリングが外れてくれる。


↑うまく抜けた。
これはベアリングプーラーがなければお手上げだ。


↑これはリアベアリング左が新品、右が今まで使っていたもの。
外見的な違いは、サビと汚れ程度。
特に動きに渋いところはない。


↑ベアリングの打ち込みはクローフットレンチをあてがって、
その上にディープソケットをあてがいプラハンで慎重に打ち込んだ。
クローフットを使用したのは、
ベアリング内側(シャフト接触部)に力がかかるようにするため。
外側に力をかけるとベアリングを傷める可能性がある。
思わぬところでクローフットが役に立った。


↑新品を打ち込んだところ。


↑忘れず順番にパーツを組み込んでおく。


↑こちらはフロント側、
あらかじめ内側の固定プレート(ビス4本)を外しておく。


↑べアリングにソケットコマをあてがってプラハンで叩き外す。


↑フロント側のベアリングの新旧比較。
こちらも指で回してみても特に引っ掛かりや異音は感じられない。


↑フロント側もクローフットをあてがってソケットコマで打ち込む。
打ち込めたら固定プレートを元通り取り付ける。


↑元通りケースをくみ上げてパーツを戻していく。


↑ケースを合体させ、ナット4本をねじ込む。


↑ゴムのホルダーを戻す。


↑レクティファイアーを戻しビス4本で固定。


↑レギュレーターを固定する。


↑ブラシホルダーをシャフトに挿入しビスで固定する。


↑ブラシホルダーの上にゴムキャップをしてリアカバーをかぶせる。


↑B端子のパーツを元に戻す。


↑リアカバーをネジ止めしてこれで完成である。

実は組み付けた後に波型のプレートが一枚残った。(汗)
これはリア側のベアリングとケースの間にあったスペーサー。
結局またバラして取り付けるはめに。。。
しかし、ちゃんと白い紙の上にパーツを並べておいてよかった。
そうでなければ気が付かなかったかもしれない。
いい勉強になった。


↑後はプーリーをシャフトに固定する。
プーリーはスペアのUSEDについていたものを外して使用。
締め付けトルクは11Kgf/cmほどのようで、トルクレンチで締め付けてみたが、周り止めをしていたローターシャフトの6角部の10mmソケットを割ってしまった。


↑KTCのソケットだったのに・・・、とほほ。

一体どんなバカ力で締めたのか、実はソケットがちゃんとまっすぐにはまっていなかったようだ。
かなりの力で締め付けたので、トルクレンチはカチッと言わなかったけど(?)よしとした。(トルク不足とは思えないのだが・・・)


↑おかげでプーリーシャフトの6角部はガタガタの状態に・・・。(激汗)

手でプーリーを回してみると以前よりキツイ(重い)気がするのだが・・・。
後は先日の交換と同じ要領でスペアと交換して、ベルトの張りを調整して終了した。
一応発電しているかテスターで確認してみたが、バッチリ大丈夫だった。
セルを回した時に若干ベルトがすべり気味な気がするが、気のせいだろうか。
張りの点検をこまめにした方がよさそう。

困難を極めたオルタネーターベアリングの交換、何とかうまくいってよかった。
かなり神経すり減ったよ。



コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )