もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!

メンテナンスからちょっと気になることまで、車に関するもうやんのメモ帳。

N-ONE(JG3)アイドリングストップキャンセラー取り付け。

2021年09月21日 | Weblog

  • きっかけ

最近の車は燃費向上のためのECOモード(燃費向上を重視した運転モード)があり、アイドリングストップ機能が付いている。
N-ONE(JG3)も例にもれず付いているが、アイドリングストップはもうやんからすれば大きなお世話だ。
エンジンを始動すると必ずECOモードになり、アイドリングをストップしたくなければエンジンを始動するたびにECOモードを解除しなければならない。
そして、残念ながらECOモードとアイドリングストップ解除は両立しない。
ECOモードをONかOFFか自分の好みでエンジンを始動できるように設定できればいいのだができない。
願わくばECOモードでアイドリングストップしないのがベストなのだが…。

もうやんにとってはアイドリングストップで得られる燃費向上よりも、バッテリーやセルモーターに対するストレスの方が気になる。
ひいてはそれらの短命化によるランニングコストの増大にも大きく影響してきそうなので、アイドリングストップで浮かせた燃料代ではそれらの元が取れないのは明白だろう。
今年の初め、うちの奥さんのTanToの車検の時、バッテリーが弱ってますよってクルマ屋さんに言われた。
「えっ、そんなはずないですよ、バッテリー交換して2年もたってないのに…。」
診断機で要注意と出たらしい。
PanasonicのCAOS(M-65)がだよ…。
考えられる原因はアイドリングストップくらいしかない。
TanToはそれ以来、簡易アイドリングストップキャンセラー(ボンネットを開けているときはアイドリングストップしないのを利用してそのカプラーを短絡させ解除)でアイドリングストップしないようにした。
それからも特に問題なくエンジンは始動できているので、バッテリーへの負担は減ったものと思われる。
このことがあってから、完全にアイドリングストップに対しての不信感がわいた。
ダメ押しはとあるYouTubeだった。

「あかでみっくモーターカレッジ- Academic Motor College」という、整備士の杏仁さんと、ジョージ、ラバー博士(ソンシ)の3人が、クルマに関する業界の闇やうんちくなどの話題をあれこれ面白おかしく解説や実験するというもの。
このYouTubeの中で、杏仁さんはアンチアイドリングストップ派と明言されている。
これにはわたしも同意、同感で、アイドリングストップで得した微々たるガソリン代よりも、バッテリーを少しでも長く持たせて高いバッテリー代を節約したほうが賢いと思うんだよね。
まあ、とにかく動画を見てみてください。
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あかでみっくモーターカレッジ- Academic Motor College
 
新しく発売され大人気の新型ヤリス なんとその車にはアイドリングストップがついていない!? 時代の流れとアイドリングストップについてトークしてみました。 ちなみにエコカー減税の期限、皆さん知っていました? 我々は今回調べるまでぜんぜん知りませんでした。
まあ、それほどたいそうなことではないのだが、アイドリングストップは必要と思わないのでキャンセラーを取り付けることにした。
そうすることでエンジンを始動するとECOモードがOFFで立ち上がり、ECONボタンを押すことでECOモードへの切り替えも可能となる。
簡単な設定でECOモード、ONでの立ち上げも可能になるのだ。
 
  • ネットでアイドリングストップキャンセラーを購入

配線を加工することなくカプラーオンでアイドリングストップがキャンセルできるキャンセラーを検索していたら、株式会社エンラージ商事というメーカーがこの分野ではとても有名で定評があるようなので、このメーカーのものを取り付けることにした。


価格は4980円と決して安くはないけど、完全カプラーオンという利点が大きい。
しっかりとした取付説明書が添付されているだけではなく、車種別の取り付けを解説する動画もネットにアップされており、DIYでの取り付けもかなりハードルが低い。
実は今年の4月に購入してETCの取り付けと一緒にやろうと思っていたので、ずるずると先延ばしにして半年くらいたってしまった。
改めていろいろ取説等見ていたら保証期間は3ヶ月でそれ以降の不良品の返品交換は不可のこと。
もし不良があっても無償交換してもらえないことに気付いて正直焦った。
そのあたりはちゃんと確認しておくべきだった。
そしてつい最近この商品を検索し直したら最新バージョンVer.2.0が出ているではないか。
放置しておくくらいなら最新バージョンを買えばよかった…。
まあ、あとの祭りだ。

 

  • 車体の内装を外して取り付け

取付説明書の順序通りに内装を剥がしていく。
養生のポイントも写真付きなので、非常に分かりやすい。


↑シフトパネルを取り外す。


↑エアコン操作パネルを取り外す。


↑ハンドル下回りのパネルを外す。


↑エアコン操作パネル側の穴からECONスイッチにアクセスする。

ECONスイッチをラジオペンチで黄色い矢印の爪を挟んで、右手で隙間に指を差し入れ手前に押し出す。
正直この作業が一番大変だった。
とても狭いのでラジオペンチでうまく挟めない上に力が入らないので爪が解除できない。
先曲がりラジオペンチがあれば挟んでそのまま手前に引き出せるような気がする。


↑なんとか引っ張りだすことができた。


↑外したコネクターにキャンセラーをかませる。


↑ECONスイッチの穴からはキャンセラーが通らないので、左側の穴から奥のコネクターを差し込んで、しまい込んでスイッチの穴からコネクターを出してスイッチを接続する。
Ver.2から採用された異音防止のクッションスポンジを真似て、同様に巻き付けて取り付けた。

 

  • エラーが出ちゃってヤバいよヤバいよ!


↑試しにエンジンをかけ動作確認したらECOモードのマークは消えているが、「アイドリングストップシステム点検」と表示され、アイドリングストップのマークが黄色点滅する。

まずい・・・、エラーが出てしまった。
不良品なのか?
最悪の事態なのか?
ネットでググってみたけど、それらしいものはヒットしない。
ただ、詳しく調べていくとアイドリングストップの条件に、エアコンの内気センサーに関する条件があることに気が付き、エアコンの操作パネルを外したままなのが原因だとわかった。
要するに内気センサーの信号が行ってないのでエラーが出たということのようだ。
もちろんエアコン操作パネルを接続したらエラーは出なくなった。
アイドリングストップのキャンセルも正常に動作しているようで、一時は不良品かと疑ったが一安心、ホッと胸を撫で下ろす。
これでエンジンをかけるたびにECONスイッチをOFFにする煩わしさから解放されてひと手間減る。
純正状態への切り替えも超簡単な操作で可能なのでそれもいい。
購入から6か月を経てやっとアイドリングストップキャンセラーの取り付けが完了した。


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