さて、POTENZA RE050Aのファーストインプレッションだが・・・
まずこのタイヤはZIEXとは全く別物だ。
おなじタイヤとは思えないくらいの差を感じてしまう。
いくらRE050Aをひいき目に見ているとしても、差は歴然でおなじ土俵では語れない次元の違いを感じる。
まず走り始めて感じたのはその軽快さ。
ハンドリングは実に軽やかで、ZIEXとおなじ感覚でハンドルを切ると切りすぎてしまうくらいに軽やかに曲がってくれる。
・・・かといって操安性や直進安定性がスポイルされているかといったらそうでもない。
はじめて乗って感じたのは『ニュートラル』な感じが強く実に運転しやすい。
ロードノイズも全然気にならない程度、むしろ静か。
ギャップは割りとシビアに拾うけど、程よくいなす感じで上質な走りを感じる。
くだんのトレッド面のタイヤワックスが気になり注意深く走っていたが、ブレーキも普通に効くのでもう少しスピードを上げてみる。
ZIEXで一番不満だった80km/h~120km/hあたりのふらつき感が全くなく、狙ったライン上をレールの上を走るようにまっすぐ走っていく感覚はとても気持ちよかったし、高速安定性とはこういうもんだよなと一人納得した。
運転していて感じた不思議な感覚は、車の足元が透明になって見晴らしがよくなった感じがしたこと。
路面の状況を感覚でつかむことができる。
路面のフィードバックがあいまいではなく、明瞭でつかみやすい。
そしてライン取りもスパッと決まるので、道が広くなった感じがした。
レーンチェンジもスムーズにスパッと決まる。
まさに理想的なタイヤに感じた。
ドライ&ウェットのグリップ感は未だわからないが、また徐々にレポートしたい。
PS.サイドウォールの傷、今のところ大丈夫そう。