6月も押し迫った22日、いよいよETCの取り付け決行。
ここのところ空模様が悪い日が多く、良ければ良いで暑いので曇り空を望んだのだが・・・。
この日は朝から雨で暑くはないけど湿度が高く、締め切った車内での作業はちょっとイヤかも。
でもそんなことも言ってられないので早速付属品の確認をして作業をスタート。
以前オートメカニックでETC車載器の取り付けが特集されていたので、それも一応チェックして取り付けに望む。
といっても特に難しいことはなく、前面ガラスにアンテナを取り付け、車載器本体まで引き込み、ACC電源を接続、外付けスピーカーを配線するだけ。
ただ、それをいかにきれいにすっきりとまとめるかが腕の見せ所なのである。
↑フロントガラスの傾斜を確認する。
まずフロントガラスがアンテナ取り付けの条件に当てはまっているか確認する。
フロントガラスの角度が水平から55度以下・・・アコードワゴンのフロントガラスの角度を測ってみると水平から29度くらいしかないのでこれは楽々クリア。
仮置きして配線が届くか確認してまずアンテナの配線をする。
↑アンテナはルームミラー上、自動車登録票の右側に。
アンテナはフロントガラス中央の上部、ルームミラーの上辺りにセットして、アンテナ配線をルーフパネル(天井の内張り)の隙間にねじ込みAピラーカバーを外してそこに配線を通しインパネ裏へ通す。
↑Aピラーカバーを外す。(内装はずしで上側をこじると浮くので半ば強引に引っ張れば外れる。)
↑Aピラーに沿って配線し、配線止め金具で固定しておく。
こうするとアンテナ配線は全然見えなくなるので見栄えはすこぶる良好。
取付要領書にはアンテナケーブルは折り曲げ半径15ミリ以下にならないように注意書きがある。
アンテナ利得の確保と断線防止のためだろうか。
そんなことも気にしながら配線を取り回しセンターコンソールあたりまで引き込んでおく。
次にセンターコンソールとリアコンソールボックスを外して配線の準備をする。
↑まずシフトゲートのプラスチックのカバーを外す。
↑シガライターソケット右のつまみを右に押しながら手前に引くと灰皿が外れる。
↑灰皿の下に隠れていたビス2本を外す。
↑これでセンターコンソールのカバーが外れるが・・・。
↑シガライターの配線を外すのをお忘れなく。
↑センターコンソール後ろ、リアコンソールの固定ビス2本を外す。
↑リアコンソール後ろのほうのビス(左右両側)を外す。
せっかくなのでコンソールの加工をして配線をよりきれいにすることにした。
リアコンソールの物入れの前方にドリルで穴を開け、くだんの三本の配線が通せるサイズに整える。
↑位置を確認してドリルで配線が通せる穴を開ける。
↑横長にしないとスピーカーの接続端子が通らない。
↑ヤスリを使ってバリを取り、きれいな形に整える。
↑上から見るとほとんど開けた穴は目立たない。
これで準備が整ったので、配線をしていく。
↑ACC電源はステレオのカプラーに空きがあったのでそこにギボシ端子で接続した。
↑外付けスピーカーはインパネのハザードスイッチ下に両面テープで貼り付けてセンターコンソール裏へ配線を通す。
↑目に付くので見栄え良く処理したい。
↑アンテナ、ACC電源、スピーカーの3本の配線はまとめてスパイラルチューブで束ねておく。
この三本の配線をセンターコンソール、リアコンソールボックスの下を経て加工した穴から引き込み、アームレスト下にETC車載器を設置することにする。
これで外部からは車載器がどこに設置されているか見えないので、ETCカードを挿しっ放しにしても大丈夫かもしれない。
↑カードの操作しやすい場所を考えて大体のあたりをつける。
↑それぞれの配線を確実に行う。
↑両面テープで固定する。
↑これで一応完成である。
配線を車載器に接続して、あとは車載器の操作しやすさや角度、アームレストへの干渉などを考えて両面テープでリアコンソールに固定すれば取り付けは完成。
これでちゃんと配線できていれば良いのだが・・・。
コンソールを元に戻す前に電源を入れて確認する。
イグニションをオンにすると「ピーーー・・・セットアップされていません」と音声案内されLEDランプがオレンジに点滅する。
反応は取扱説明書通りなのでどうやらうまくいったようだ。
コンソール類を元通りにして本日のメニューはこれで終了。
ETC車載器の取り付けは無事完了した。
バンザ~イ!(この程度で喜んでちゃダメ!?)