もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!

メンテナンスからちょっと気になることまで、車に関するもうやんのメモ帳。

アコードワゴンCF6、ATF「ATF-Z1」交換 2回目&3回目。

2020年07月11日 | Weblog

ATソレノイドの点検で特に異常は感じられなかった。 
そして洗浄、フィルター交換などの対策をしてみたが、2~3速変速時の吹き上がる症状の改善はできなかった。

ATF交換はまだ1回しかしていないのであと2回行う。
ただテンションはダダ下がりだ↘。

  • ATF交換2回目(2020/07/11)

実は2回目はシフトコントロールソレノイド×2を洗浄・点検した後に行った。
今回も雨雲にせかされて上抜きで…。
走行距離は134,331kmなので、1回目交換から46km走行しての交換。


↑今回は約2.3L抜けた。


↑1回目に抜き取ったATFと色はあまり変わらないような気がするが…。

2~3速変速時の吹き上がりは相変わらずだが、回転数の上がり方は若干落ち着いたような気がする。

  • ATF交換3回目(2020/07/12)

やっと晴れ間が出て天気が良くなったが、今日は風が強い。
3回目にしてやっと下抜きだ。
2回目からは11km走行しての交換である。


↑トランスミッションケースの下側にある9.5mm(3/8sq)差し込み角のドレンプラグがATFのドレンだ。


↑ 3/8sqのレンチが直接挿し込める。


↑ある程度緩んだらユニバーサルジョイント&エクステンションバーで遠隔操作してプラグを外す。
これは手を汚さないため。


↑ATFは粘度が低いのでかなり勢いよくオイルが抜ける。


↑風が半端なく強かったのでかなり飛び散ってしまった。


↑ドレンプラグは磁石になっていて、鉄粉がこんもりついていた。


↑ウエスで拭うとこんなに汚れた。


↑廃油を処理した後のバットにはキラキラした鉄粉がポツポツと残った。

やはり下抜きの方が重力で鉄粉の混じった沈殿物を押し流すことができた気がして気持ちがいい。
大きめの粒は指で押しつぶすと鉄粉の固まりだった。
実際下抜きしてみたら結構な量の鉄粉が確認できたので、初めから下抜きすればよかったと後悔。
天気に惑わされることなく下抜きするべきだった。


↑下抜きでは約2.5L抜くことができた。


↑色は…う~んあまりきれいではないが…。


↑ドレンガスケットは新品(中央)に交換。

抜けた分だけ新油を入れて、暖気後レベルを確認。
これで一応ATFの交換は終了。
交換前に比べれば、若干フィーリングは良くなったかなっていう程度の変化。
残念だけど、激的な変化は見られなかった。
しかし、今後「滑り」の悪化を防ぐことはできそうだ。

アコードワゴンCF6の走行距離は134,349km。


アコードワゴンCF6、AT ソレノイドバルブ清掃・点検。

2020年07月09日 | Weblog

前回ATFを上抜きして、抜いた分だけ新油に交換したのだが、正直言ってATの2速~3速シフト時の吹き上がり(滑り)の症状は改善されなかった。
それどころか吹き上がる回転数が前よりも上がってしまった気がする。
トランスミッションに新油流して逆に剥がれ落ちた汚れやカスを詰まらせて悪化させちゃった⁉
悲しい…、良くなるどころか悪くなるとは…、気のせいであってほしい。

これはちょっと次なる手立てを考えなければいけない。
…で、いつものようにググりまくる。
というか、もうATFを交換する前からググっていたんだけど。
もしATF交換で症状が改善されなかった場合、やろうとしていたこと・・・ATソレノイドの清掃、点検だ。

ATF交換&ソレノイド掃除|かなーりほったらかしにしてしまいましたが、ATF交換しました~。とりあえず30万キロまではノンOHで頑張ってほしいのでソレノイドなどの掃除もしてみました。

↑みんカラのT.A.V.Oさんという方の整備手帳なのだが、動画までUPしてあってとても分かりやすい。
今回この記事を参考にさせていただいた。

  • ロックアップソレノイドバルブ清掃&点検

まずエンジンルームを開けると目に入るので簡単にアクセスできそうなロックアップソレノイドから。

しかし、ラジエーターへつながるATFのクーラーラインが邪魔で取付ボルトが回し辛い。
急がば回れでATFのクーラーラインのバンジョーボルト?を外して、ずらしておく。


↑締め付け具合いの目安に、緩める前に印をつけておいたが、パーツクリーナーで見事に消えたw。


↑取り外すと、フィルターに汚れや鉄粉、カスなどは全く見当たらない。

このロックアップソレノイドはシフトコントロールソレノイドも兼ねているので、状態によっては直るかもしれないと思っていたのだが…。
しかし、ソレノイドを取り外したらとてもきれいな状態で、正直拍子抜けした。
もしフィルターが鉄粉やカスで目詰まりするような酷い状態ならラインがふさがれて油圧が上がらないのが予想できるが、この状態だとそれが原因とは考えにくい。
ソレノイドボディーは、ATFのオイル経路を中心にパーツクリーナーにノズルを付けて至近距離からシューシューとたっぷりと吹きまくって洗浄した。

次に動作の確認をする。
コネクターの電極(どちらも+)に片方ずつバッテリーの+につなぎ、ソレノイドのボディーを-につないで通電させると、どちらもカチッと音がするので動作に問題はなさそう。


↑コネクターのそれぞれの電極(+)とソレノイドボディー(-)の抵抗を測ると16.4Ωと15.7Ω(標準値は14~25Ω)なので、問題はなさそうだ。


↑左が取り外したフィルター兼パッキン、右が新品、交換して取り付けた。

実はこの清掃、点検後、新品のフィルターに交換して取り付け、試運転したが、症状は改善されなかった…(´Д⊂グスン。

  • リニアソレノイド清掃&点検

次はリニアソレノイドだ。
リニアソレノイドにアクセスするためにはまずバッテリーを外し、樹脂製ボックスを外し、バッテリーの土台のステーを取り外す。
真ん中がリニアソレノイドバルブ、この辺りかなり汚れが酷いなぁ。


↑バッテリーのステーを取り外し、コネクターを外したところ。
6本の取り付けボルトを緩め取り外す。


↑3本のパイプの車体側に金網のフィルターが装着されていている。


↑こちらもとてもきれいで目詰まりの要素はなさそう。


↑ガスケットは固着もなくスクレーパーいらずでペリペリと簡単に剥がすことができた。


↑ 12Vを流して動作チェックをすると、2か所ともカチッと音があり正常のようだ。


↑それぞれのコネクターの抵抗値を測ると6.0Ωと6.1Ω(標準値は4.0~9.0Ω)で問題ない様子。


↑こちらもパーツクリーナーできれいに洗浄し、パイプとOリングは新品を用意したのでそれに交換。


↑こちらは新品。


↑ガスケットも当然新品に交換。


↑取り付け面をきれいにし、パイプを挿し込みガスケットをセットし、Oリングをはめソレノイドを取り付ける。


↑締め付けトルクは全ソレノイド共通の12N・m(1.2kgf・m)。

リニアソレノイドも装着後試運転してみたが症状改善せず。
まあ、あのきれいなフィルター見たら多分直らないだろうな~って察しはついたけど、ガックリ。

  • シフトコントロールソレノイド×2

そして残るあと二つのソレノイド、シフトコントロールソレノイドを洗浄する。


↑ロックアップソレノイドの下側、ATFレベルゲージの右側に縦に2つ並んでついている。


↑ボルト1本で止まっているので取り外しも簡単。


↑いずれもフィルターに汚れや鉄粉・カスは見当たらず。

↑こちらも激しめに洗浄した。


↑いずれも通電でカチッと音あり、抵抗値は15.8Ωと15.9Ω(標準値は14~25Ω)で問題ナシ。


↑元通り取り付け、コネクターを接続して終了。

こちらのソレノイドのOリングは交換を想定していなかったので、用意できていなくてそのまま取り付けた。
一応引っ張ってみたらまだ弾力はあったが…。
こちらも取り付け後試運転したが症状の改善はなかった。

  • 結論

今回、各ソレノイドバルブの清掃(洗浄)後点検して、機能に特に問題はなさそうだったが、残念ながら「滑り」症状は改善に至らなかった。
もし直った場合に何が原因だったかを特定するために、雨の合間を縫ってのべ4日間かけての作業になった。
症状が冷間時のみなので、いちいちエンジン冷やす必要があって、立て続けにできなかったのだ。

 

前出のオートプレイスの店長さんのブログの中に、ソレノイドの交換についての記事がある。

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こんにちは。 今日はどんよりとした雲で台風が近づいているふいん気ありありですね。 明日は雨風が強いのかな・・・・。シャッター開けられないかな・・・・・。 さて先日これからこの夏痛めたオートマの修理が増えますよなんて書いたと思いますが、案の定沢山の問い合わせや修理の予約が続々入ってます。その一発目はといいますとこれ結構酷いんです。

(前略)

 外して単体点検では異常は見られませんが、ソレノイドというものは ほとんどがこういうもので取り換えてみると、ありゃま良くなったなんて事が多々あります。
とにかく良くなればいいのですが。

でもくれぐれも言っておきますが、いきなりこういったものを取り換えたからといって良くなるものではない事だけは認識してくださいね。

 

ソレノイドを新品交換したらはたして状況は良くなるのか。
それとも全くの空振りに終わるのか。
ただ安いものではないので、いろいろと散財しネットキャッシングまでして家庭内自己破産状態のもうやんには安易に手は出せない。

う~ん、仕方がないのでしばらく様子を見て、また今後の手立てを考えることにするか。
(まだ諦めてはいない)

ATF交換がまだ2回残っているので、少しでも状態が良くなることを祈っている。


アコードワゴンCF6、ATF「ATF-Z1」交換 1回目。

2020年07月02日 | Weblog

今年の梅雨は雨が続く。
とにかく毎日雨ばかりで鬱陶しい。
屋根なしガレージでは、いつ降り出すか気が気ではない。
でも、いざATFを替えようと決めたら、状態が悪化する前に早く交換したい。

ホンダ純正ATF「ATF-Z1」をネットで4L缶×2缶用意した。
他に計量カップなど100円ショップで購入した。
(以前使用していたのは誤って捨てちゃったため。)

  • ATF交換1回目(2020/07/02)

↑雲行きが怪しいので上抜きでATFを抜く。
(ロッキングバイスプライヤーはオイルチェンジャーのハンドルが取れてしまったため w。)


↑上抜きで約2.4L抜けた。


↑向こうが透けて見えないほど、かなりどす黒く汚れている。


↑ホンダ純正ATF「ATF-Z1」4L缶 登場。


↑新油はとてもきれいなイチゴシロップ?とてもきれい。


↑ATFレベルゲージ口から新油を抜いた分だけ注ぐ。

オイルレベルは暖気後、エンジン停止後60~90秒にオイルを拭き取ったゲージを挿し込み範囲内にあるか確認。
交換後試運転したが、今日はエンジンが温まっているので滑りの症状は出ず。
冷間時の変化を早く見てみたい。
天気予報が雨ばっかりなので、交換2回目は果たしていつか。
アコードワゴンCF6の走行距離は134,233km。

次回に続く。