もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!

メンテナンスからちょっと気になることまで、車に関するもうやんのメモ帳。

TanTo カスタム RS(LA600S)補機ベルト交換。

2019年04月14日 | Weblog

うちの奥さんがTanTo カスタム RS(LA600S)の走行中にベルトが「キーーー!」って鳴いて恥ずかしいって言うので修理をすることに…。
張りが緩んだ可能性はなくはないけど、まだ3万キロくらいしか走ってないのにどうもおかしいね。

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エンジンを始動した直後や走行中になるキュルキュル音・・・。 とても不快な音ですよね、あんな音をさせながら乗れたものではありません。 その原因はベルトの劣化、緩みなどが主な原因でありどんな車でも起こりうる現象です。

ちょっとググってたらなんか整備士さんの耳寄りな情報がゲットできた。
なんと意外な原因でベルトが鳴いていたという話。
そんな折、ネットニュースでダイハツのリコール情報を目にした。
まさしくそのエンジンルームへの水漏れが原因でブレーキブースターが錆びて不具合が発生する可能性があるというもので、ベルトの鳴きに関してはリコールの対象外だ。
ただ、リコール対象車が膨大な数なのでまだダイハツから連絡は届いていない。


↑確かに水が垂れているようで、錆びてきている部分がある。
オルタネーターの回転で水が飛ばされた跡も残っている=(イコール)オルタネーターベルトに水が付いて滑っていた可能性が非常に高い。

https://www.daihatsu.co.jp/info/recall/99273.htm
平成31年4月11日、ムーヴ、タント、ウェイク、ハイゼット キャディーのリコールを届け出いたしました。 ご愛用の皆さまには、大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売会社からお知らせのダイレクトメールでご案内させていただきます。

ベルトの鳴きは無償で直してもらえるわけではないので、リコールの修理を待たずにこちらは手っ取り早く修理する。
張りの調整で何とかなるかもしれないが、ネットで調べたら2本で2千円前後なので、この際だからいっその事ベルトの交換だ。
ベルトには右前輪タイヤを外してタイヤハウスのカバーを外すとアクセスできる。

部品屋さんへ行ってベルト2本を買う。
しかし、エアコンベルトのほうがストレッチベルトで張りの調整機構がなく、SSTを使って脱着しなければいけないらしく、部品屋さんにストレッチベルトの冶具(SST)が3000円くらいであるよって言われた。
ネットで安く手に入れることができるかもしれないので、とりあえずベルト2本だけ調達して帰る。


↑(左)オルタネーターベルト4PK750 ¥1370+税、(右)エアコンベルト3PK682F ¥1060+税。

↑ストレッチベルトリムーバー/インストーラーはAmazonで¥2325(送料¥602込み)で購入。


↑クランクプーリーとエアコンベルトの間にリムーバーの「REMOVE」側をセットする。


↑クランクプーリーをラチェットレンチで右回転させてベルトを外す。


↑オルタネーターベルトは左上のアジャスターをマーキングしてからショートラチェットで十分に緩める。


↑アジャスター右と下側のボルトを緩めてアジャスターをスライドさせベルトを外す。


↑これで外れたので、逆の手順でベルトをはめていく。


↑ストレッチベルトはSSTを今度は「INSTALL」側にセットして同様に右回転させてベルトをはめる。
テンションがかかっているので結構力がいる。(画像はほぼはまったところ)

ベルトの交換はこれで終了。
タイヤハウスのカバーを元に戻してタイヤをはめれば完成だ。
その後、奥さんからはクレームは入ってないのでベルトの鳴きは直ったようだ。
TanToカスタムの走行距離は30,339km。