もうやんのカーメンテナンス&カーライフメモ!

メンテナンスからちょっと気になることまで、車に関するもうやんのメモ帳。

CF6、EPS警告灯点灯・・・もしや故障?

2011年03月24日 | Weblog

O2センサーのテスターによる点検後、EPS警告灯が点きっぱなしになった。
最初O2センサーの点検との関連がつかめず青くなった。
EPSの修理が数万円の出費と知っていたから・・・。
EPSとはエレクトリック・パワーステアリングの略、電動パワーステアリングである。
従来の油圧でパワーステアリングを制御していたのを、電動で制御するようにしたものだ。
実はEPSの不良はこのCF6を買って間もない新車時に経験している。
その時はクレームで無償修理できたので事なきを得たが、10年以上を経たクルマの無償修理などありえない。
リコールとかなら話は別だが。

ちょうどO2センサーの点検でダイアグノーシス自己診断機能を使って不良の診断をしたので、
今回もまずダイアグノーシスをしてみることにした。
センターコンソール左側(助手席の足元右側)にある16ピンデータリンクコネクターの4番と9番に、リード線の両端にピンを取り付けたものを自作して挿し込み短絡させる。
するとエンジン警告灯ではなく、点きっぱなしだったEPS警告灯が点滅を開始。
点滅は4、22、32の3つの不良コードで一巡する。
「EPS警告灯 点灯 不良コード」などでググッてみると 『第2章 高度故障診断技術』というEPSの高度故障診断技術に関するサイトがヒットした。
EPSのダイアグノーシス・コードを持つ場合、持たない場合、それぞれの故障診断を詳しく記載している。
http://www4.jaspa.or.jp/jaspahp/user/publication/pdf/teisei_chassis2pwst_kosyosindan.pdf
(↑現在はリンク切れ)

この中に次のような記載あり・・・

EPS警告灯は、システムが正常でも下記の条件のときに点灯する。
①車速1km/h以下で、かつ、エンジン回転速度2000rpm以上を3分継続しとき。
②・・・(略)

あ~、なるほど、O2センサーの点検時に暖気するために3000rpm位を10分以上回していたので、点灯したのだろう。
詳しくは上記のサイトのpdfを参照して頂きたい。

エンジンをかけハンドルを据え切りしてみると超重ステだったが、走行し始めると警告灯は消灯し正常に回復したとみられ、EPSが正常に動作し復帰した。
どうやら故障ではなかったようでホッとした。

知らなければ当然故障かと疑ってしまうことも、今はインターネットで何でも検索でき、わからなければ有識者に解決を仰ぐ事だってできる。
インターネット様様である。
とにかく一件落着してよかった。


アコードワゴンCF6 O2センサー点検

2011年03月23日 | Weblog

以前からマフラーの付近に付着した黒いススの多さが気になっていた。
排気ガスの色も白か黒かと言われると黒く、排気の臭いも気になる。
以前に比べると燃費も悪化の一途だ。
ちょいとググルと、これはO2センサーの不良(劣化)によって、空燃比が理論値からずれてリッチ状態(燃料が濃い)になって起こりうる症状のようだ。
しかし、最近の車の使用状況は近距離通勤のみで、暖気した頃に目的地に到着という状態。
オートチョークが掛かった状態が多く、O2センサーが原因と断定できない。

さかのぼること2007年4月号及び2010年7月号のオートメカニック誌に、センサーについての詳しい記載があった。
それを参考に今回myCF6のO2センサーを点検してみることにした。

まずテスターをO2センサーの出力端子につなぐ。
コネクターは接続したままでピンリードで割り込ませる。
CF6の場合はO2センサーの信号は白いリード線、緑がアース、黒い2本がヒーターである。
白リード線に赤いテストリードをつなぎテスターへ、緑リードに黒いテストリードをつなぎボディーアースする。
テスターはDCレンジで、エンジンを始動して10分以上、電圧値が0.5~0.7Vになるまで暖気。
十分温まったところでエンジン回転を2000rpmくらいに維持しておいて、テスターに表示される電圧を確認する。
回転を一定に保っている時の電圧は、0.1~1Vを上下に繰り返せば正常と判断できる。

もうやんのCF6につないだテスターで読み取れる電圧幅の数値は、リッチ側が~0.81V、リーン側~0.35Vで、電圧の振れ幅が狭く、劣化が進んできている可能性がある。
これはセンサーが劣化して反応が鈍り、立ち上がりが遅くなることで本来の電圧が出力できなることが原因のようだ。

さて、もうひとつのチェックはレーシング(空ぶかし)時の電圧値の変化だ。
加速時に0.5~1.0V、減速時に0.0~0.5Vを示していれば正常とのことだが・・・。

こちらは反応が遅い気もするが、数値は規定値に収まっているようだ。

今回の点検で、決してO2センサーが不良であるとは言い切れないことがわかる。
しかし、走行距離が10万kmを越えて、確実に劣化が進んでいるとも思われる。
できればO2センサーを新品交換して、その変化を見てみたい気もするのだが、いかんせんそこまで手が回らない。
新品は1万円以上する代物である。
ああ・・・、財政もリッチ側に大きく振れてくれるとうれしいのだが・・・。