アコードワゴン(CF6)から取り外して約半年放置したままになっていたETC車載器の三菱電機EP-726B、N-ONE(JG3)購入後かなり経ってしまったがやっと取り付けだ。
アコードワゴンに使っていたものなので、2006年発売でとにかく古く15年ものだ。
いい加減新しいの買えよって話だが、せっかくまだ使えるのに捨てるのも何なのでN-ONEに引継げるものならば引き継ぎたい。
ただ電波法の改正により一部ETC車載器(旧スプリアス規格にもとづいて製造されたETC車載器)は2022年12月以降継続使用できなくなるという情報が巷に流れたので、いよいよ使用できなくなるのか?って思ったのだが、三菱電機の全てのETC/ETC2.0車載器は新スプリアス規格に対応しているらしく、問題なく継続使用できるようだ。
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お知らせ
ースプリアス規格の変更に関するお知らせ
●電波法の改正により無線設備の不要な電波= スプリアス発射の強度の許容値が見直され、旧スプリアス規格にもとづいて製造されたETC車載器は、2022年12月1日より使用できなくなります。
●当社の全てのETC/ETC2.0車載器は新スプリアス規格に対応しており、2022年12月1日以降も安心してご使用いただけます。
●旧スプリアス規格の変更に関する詳細は総務省HPをご覧ください。
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/spurious/index.htm
汗だく作業は嫌なので、涼しくなるのを待ってから…ということでこんなに遅くなってしまった。
そしていろいろ内装を外したりしなきゃいけないので、アイドリングストップキャンセラーも同時にやっつけてしまおうってことで、ずるずると先延ばししていた。
案ずるより産むがやすし、さっさとやれば大したことじゃないのにねって話。
さて、ハンドル下の純正のETC取り付け位置にビルトインで取り付けするのだが、取り付けには社外品の取り付けブラケットを使うか、純正の取り付けアタッチメント(キット)を使うか少し悩んだ。
社外品は3000円以内で用意できるが、ETC車載器の周りの隙間を埋めるゴムのパーツがないので隙間テープのようなもので埋めなければいけない。
一方ホンダ純正の取り付けアタッチメントは値段は5500円と高いが、純正位置にピッタリ収まるゴムの枠もあるので収まりがいい。
アンテナ線を配線するためにAピラーを取り外した際の飛散防止用クリップ(赤い固定用のパーツ)や専用の電源配線コードなども付属して至れり尽くせりだ。
見栄えのことを考えると絶対純正取り付けアタッチメントを選びたい。
結局ホンダ純正をネットでポイントを消化して約4000円でゲットした。
純正の取り付けアタッチメントは3種類あって、ETC車載器用、ETC2.0車載器用、ETC2.0車載器ホンダ純正ナビ連動用とそれぞれ値段が違う。
EP-726BはETC2.0ではないが、多分付属する接続コードの違いだけのようなので(正直電源なんてどこからでも取れるので)、一番安いETC2.0用のアタッチメント 08E26-T4G-B00H(5500円)を選択した。
今後ETC2.0に交換する可能性もないとは言えないので…。
EP-726Bは分離型なので、アンテナをフロントガラスに設置してAピラーに配線を通してハンドル下の純正取付位置まで持ってこなければならない。
Aピラーを取り外すのであれば、ついでに暫定取り付けだったドライブレコーダーを確定にしてしっかり取り付けようと思う。
NEO TOKYOのようなルームミラー型ドライブレコーダーが欲しいと思っていたのだが、ほかにも弄りたいところがいろいろあるので、とりあえずドラレコはいいかなって…。
配線の取り回しについてはいろいろ詳細に教えてくれているサイトがあって、それを参考に取り回すことにした。
Omiさんの下記サイトはN-ONEにドライブレコーダーを取り付ける解説をしてくれていて、内装の剥がし方のヒントなど情報が豊富で非常に参考にさせてもらった。
ドライブレコーダーにとどまらず、いろいろな用途に内装の取り外しや配線の取り回しは参考になるので、リンクを貼っておく。
こんにちは!Omiです。 今回はLaBoon!!の読者さんの寄稿により、N-ONE(2021年式/JG3)での現行最強ドラレコであるVANTRUE「N4」の取り付け方法について説明します。
↑Aピラー(運転席側)は上の方を手前に引っ張って浮かせてから天井の方向へスライドさせるように外すのだが、くだんの飛散防止クリップが付いているので、よく観察して外す。
↑Aピラーを浮かせた状態で赤い飛散防止クリップを定規のようなもので少しずつずらしていき外す。
↑エアバックがあるので、作動した時にAピラーが飛ぶのを飛散防止クリップで抑止するようだ。
もし飛散防止クリップを破損させたら新品に交換しておく。
↑構造をよく観察すると外し方もなんとなくわかる。
↑ルームミラー上のカバーを外し、ドラレコの電源コードを天井に這わせて運転席側のAピラーへ持っていく。
↑ドライブレコーダーとETCのアンテナ線をエアバックに干渉しないようにタイラップで固定して奥の方に収めておく。
↑下の方は配線を保護するためにスパイラルチューブを巻いておいた。
↑内装のカバーを外して配線を取り回し、邪魔にならないところに収めておく。
↑電源の取り出しはオプションカプラーをヒューズ盤に差し込むことで簡単に取り出すことができる。
ヒューズ、ギボシ端子付きでメルカリで1590円で購入(販売元:AK Factory)。
↑矢印の上から5番目、左から2番目の空きヒューズボックスにヒューズを差し込む。
↑右上のコネクターにカプラーを差し込むことで電源が取れるので簡単だ。(ピンボケ御免)
↑ハンドル下のカバーを外して純正位置にETC車載器の取り付けを行う。
↑ETC取り付けスペースのダミーのフタを外して、取り付けアタッチメントの金具を取り付け、両面テープで車載器を固定する。
↑ボタンの操作具合やカードの取り出し具合を確認しながら、車載器の位置調整を行い固定。
↑ETC車載器とドライブレコーダーの電源を接続したら、絶縁テープで保護しておく。
↑配線の噛み込みがないか確認しながら車両の配線を戻しカバーを元通り組み込んでいく。
↑純正位置なので非常にスッキリきれいに収めることができた。
↑この三菱のETC車載器のデザインは丸みがあってちょっとチグハグに感じる。
Panasonicなどの角ばったデザインの方がしっくりくるなぁ。(まぁ、しょうがないね。)
スピーカーは裏側に両面テープで貼り付けて、表からは見えないようにした。
再セットアップは後日オートバックスで行った。
セットアップ料金は2750円。
大体のカーショップなどは普及促進キャンペーン参加店なので、この値段でできるようだ。
これでやっとETCが使えるようになった。
ただ、ETC車載器が古いだけにちゃんと作動するかちょっと不安なので、近々試運転がてら高速乗ってみよう。
ずるずると先延ばしにしていた作業だが、DIYでもやってみれば特に難しいこともなく、仕上がりもきれいに収まるので十分満足できた。
なにがって、新車をイジって傷を付けたり不具合を起こしたりするのが怖くてなかなか踏み切れないのだが、いろいろググって記事を参考にすれば、とても心強い後ろ盾になってハードルはグッと下がる。
わたしのサイトもそういう存在になれたらと思うのだが、果たしてみなさんの参考になっているのかな。。。