(本頁は「真夏の鳥海山、天空の花園へ。後編。」の続きです。)
前回(7月17日)同様、今回も千畳ヶ原に立ち寄ってみた。
御田ヶ原分岐から降下して行くが、今回は雲が途切れなく湧いており、千畳ヶ原は見えなかった。
今回の非合法マップ
途中、ニッコウキスゲのお花畑を通る。
鳥の海分岐から来し方を振り返る。
更に斜面を下り、蛇石流れが近づいたら、千畳ヶ原が見えて来た。
登山道の石組の間にはミヤマツボスミレ。
ベニバナイチゴ モミジカラマツ
ここにはカラマツソウも多かった。
カラマツソウ(上)とモミジカラマツ(下) ミヤマキンポウゲ
蛇石流れを渡ると、千畳ヶ原。
来し方を振り返ると、鳥の海火山(扇子森)。
千畳ヶ原の中心部付近。バックは鍋森火山。
行く手にニッコウキスゲの群生が見えた。
折角なので群生に近づいてみる。
ニッコウキスゲの群生
ニッコウキスゲの群生
ニッコウキスゲ
千畳ヶ原の花の種類は少ないが、今回はちょっと珍しいものに出会った。
ここのトキソウは白花だらけ オオバツツジ(ちょっと珍しい)
キンコウカは咲き出したばかり。
幸治郎沢の下で或る植物がそろそろ咲いているのではないかと期待して行ってみたが、
残念まだ蕾だった。八月にまた来てみようと思う。
幸治郎沢 或る植物はまだ蕾だった。
帰り道は前回同様、鍋森や鳥の海を掠めて行く。
鍋森手前の残雪
涼しさを求めて、残雪に上がってみる。
残雪の下は大きくえぐれていた。端によるととても危険だ。
すぐ近くにはまだ新鮮なイワカガミが。
ウラジロヨウラク
今日は雲が多い日で、稜線から鳥海山の姿を見ることは叶わなかったが、
鳥の海の畔でひと休みしていたら、ホンの数分間だけ、雲か途切れ、その姿を見ることが出来た。
以上。
少し焦って出かけたんですが、まだ早かったですね。
お盆頃、また行って確かめたいのですが、天気は好くないようですし、いろいろ用事もあるし、
困っております。
尾瀬で、はじめてニッコウキスゲを見た時は、たしか峠を越えると目に飛び込んだ景色が、まるで黄の蝶が舞っているように群舞していました。
鍋森手前の残雪が、氷河が融けて行くようで、えぐれた氷の欠片に惹かれました。
尾瀬、いいですね。学生時代(40年以上前です)、事情があり、真夏に半月くらい滞在しました。
また行きたいですが、秋田からは遠すぎて・・・近場の山で似たような場所に行き、愉しんでおります。
鳥海山は積雪が多い山なので、秋近くまで残雪に触れ合うことが出来ます。
ミヤマキンポウゲ、ここでは渓谷の縁を黄色に染めて咲いておりました。