モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

真夏の鳥海山、天空の花園へ。後編。(2020年7月30日)

2020年08月06日 | 鳥海山/鉾立・夏

(本頁は「真夏の鳥海山、天空の花園へ。前編。(2020年7月30日)」の続きです。)


長坂道分岐から御浜に向かって歩き出したら、約二週間前(7月17日)はこうだった。


2020年7月17日



ご覧の通り、ニッコウキスゲに覆われていたが、今回(7月30日)は別の花たちに覆われていた。

7月30日のドンジャラお花畑



7月30日のドンジャラお花畑




トウゲブキやハクサンシャジン、タカネアオヤギソウ、ミヤマトウキ・・・

ニッコウキスゲだけの時に較べると、ちょっと地味な感じだが、
花の色も形もサイズも違う花たちがどんじゃら咲き乱れ、種類が多すぎて、どれをどう紹介したらいいものやら。

トウゲブキ                                                                                             ミヤマトウキ
 


ハクサンシャジンとヨシバシオガマ残花


ハクサンフウロ


笙ヶ岳をバックに。



鳥の海をバックに。



地味だけどすこぶる多かった花たち。


ミヤマホツツジ




ミヤマホツツジ                                                                                          ネバリノギラン
 


シロバナトウウチソウ




チョウカイアザミ                                                                                    タカネアオヤギソウ
 


チョウカイフスマ。これも地味花のうち。




チョウカイフスマをアップで。


チョウカイフスマは鳥海山本体(外輪山や新山)にしか無いものと思っていたが、
御浜や御田ヶ原にも少しだけ生育していた。

 

御浜が近づくと、ニッコウキスゲがまだ盛りのエリアが有った。

鳥の海をバックにして。




斜面のニッコウキスゲ群生。



こうなると、冒頭の写真(7月17日)と区別が付かない。

ニッコウキスゲ群生。




ハクサンイチゲ咲き残り二枚。






御浜に到着し、再びドンジャラお花畑。
Ami Sunohara さん(友人)曰く、マルチカラー、レインボーカラーを彷彿とさせる花シーンをチョイスしてみた。


クルマユリ、コガネギク、ハクサンフウロなど。



クルマユリとハクサンフウロ                                                                        ミヤマリンドウ
 


ハクサンシャジン、ハクサンフウロなど。



ヨツバシオガマとバックにニッコウキスゲ、ハクサンボウフウ。
                      ウサギギク
 

今一度、ハクサンシャジン。



御浜名物、鳥の海と鍋森の眺めを三枚。








 

御田ヶ原のニッコウキスゲ群生エリア。
ここにはコバイケイソウも多いが、今年は休業年のようで花はさっぱりだった。





千畳ヶ原」へ続く。





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2 コメント

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すごいです (ミルク)
2020-08-06 22:11:58
こんばんは。
鉾立側からですか。お花畑スゴイですね~。
眼の保養になりました。ありがとうございます。
私は、矢島側から何度か登ったことありましたが、
これほどのお花畑ではなかったような。
鳥海フスマ、鳥海アザミは見ました。
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ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2020-08-07 07:48:13
いつもコメントありがとうございます。
今回は鉾立から入山し、賽の河原から変則的に長坂道に入っております(詳細は「真夏の鳥海山、天空の花園へ。前編。」のマップをご覧ください)。
鳥海山は今までに鉾立、祓川、滝の小屋の三ルートを登っておりますが、花の種類、量ともに今回通った鉾立変則ルートが多いように感じます。
特に密なのは長坂道稜線、御浜、御田ヶ原にかけてです。これらの場所には初夏にハクサンイチゲ、盛夏にニッコウキスゲの大群生が広がっている点で、
祓川、滝の小屋のルートに優っているように感じています。もちろん祓川、滝の小屋のルートにも花の多いポイントはあります。
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