昨日は、法人会青年部の研修会。
テーマは「あのときを忘れない。いま私たちにできること」
昨年、夏休みに福島の子ども達を10日間預かるキャンプを企画している団体、
おいでん!福島っ子!運営委員会から広報と寄付の協力依頼がきた。
昨年は時間もなかったため、ただ法人会の会員に広報するしかできなかったが、
今年は早くから連絡をもらっていたため、事前に昨年の取組みの様子を伺うこととした。
「普通、縁もゆかりもない地域に子ども達を送るのは親として心配だろうが、
福島の親御さんたちは、それ以上に現地で外で子どもを遊ばせることの方が心配」
青年部は、ちょうど同じぐらいの子をもつ会員が多いため、親の切羽詰った気持ちが心に響いた。
おいでん!福島っ子!運営委員会
http://oidenfksmk.blog.fc2.com/
また、偶然にも、法人会のパートナー企業である大同生命の豊橋第二営業所長が、
震災時に福島営業所長として現地で被災されていたため、
田中所長からも、当時の様子を伺うこととした。
「話すと思い出してしまうため、これまでは一度も当時のことを人に話したことがなかった」
この言葉を耳にし、今日うかがった話を決して忘れてはならないと強く心に思った。
最後に、出席者全員で、感想と「いま自分にできること」を延べてもらった。
復興にはまだまだ時間がかかるが、支援の輪は徐々に小さくなっている。
企業として継続的に支援するためには、まず自社の経営をしっかりとさせることが重要である。
人にやさしくするには、自分が強くないと、共倒れしてしまう。
そんな感想とまとめで会は閉会となった。
昨日も学びの多い一日であった。