この時期になると、あちこちで草刈が始まる。
区や組などで行なう地域の草刈もあれば、私たちのような建設会社が行なうものもある。
私たちが行なうのは、通常、国道・県道などの道路沿いの法面と河川の土手の草刈であるが、
道路沿いの草刈の場合、通常、路肩から約1~2mぐらいの高さまで刈ることになっている。
ところが、場所に寄っては、法面が路肩から2m以上高いところもあり、
そこには、長年の経過により、雑草が雑木へと変わってしまっているようなところもある。
そうすると、近隣住民の生活環境やドライバーの視界に影響が発生する場合もある。
そこで、今回、そうした場所の草や雑木を愛知県から仕事をいただき、刈ることとなった。
単に「草刈」というと、さも簡単そうな仕事のように聞こえてしまうが、
実は、ここは数ある草刈地の中でも、最上位にランクされるほど
危険かつ難易度の高い現場。
写真から、その斜度がお分かりいただけるでしょうか?
下は、通行量の多い、国道151号線。
自分が転落するのを防ぐのはもちろんのこと、
刈った草木も反対車線まで飛び出さないようにと、気をつけながらの作業である。
おまけにこの暑さ・・・・・。
それでも、ドライバーの方々も、片側交互通行による待機時間の発生が、
外気温の暑さとあいまって、イライラが募っているはず。
休憩時間もそこそこに、ひたすら作業を続ける。
今のところ、なんとか今周いっぱいで片側交互通行は解除できそうです。
あと3日間、大変ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。