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大富豪はCO2を出しまくる「汚染エリート」。

2023年11月21日 | 自然・農業・環境問題

世界の上位1%の金持ちが下位66%よりも排出

調査によると、このトップ1%の人々のCO2排出量の合計は、2019年の全CO2排出量の16%(59億トン)に及ぶことが判明した。
 

最も裕福な上位1%には、億万長者、大富豪などが含まれ、7700万人にのぼる。

Oxfamが英Guardian紙ストックホルム環境研究所、その他の専門家と6カ月に渡り行なった調査によると、この上位1%によるCO2排出量は、2019年に世界全体で排出された総量の16%(59億トン)を占めることが判明した。

報告書は、「汚染エリート」が地球に過度な影響を及ぼしており、その影響を受けるのは、多くの場合より貧しい層であると指摘した。

社会から阻害された民族、貧困層、移民、女性や少女、そして不安定な天候の影響を受ける地域に住む人々は、気候危機による最も強い影響に直面することになる。そして、調査によると、こうした人々は保険や貯蓄などによって守られていない場合が多い。

Oxfamの気候正義政策シニアアドバイザー、Chiara Liguori氏はこう述べる。

「超富裕層は、地球が破壊する程にまで略奪し汚染しています。そして、その最も高い代償を払うのは余裕がない人々なのです」