目でみる経済
「しんぶん赤旗」2023年7月20日
男性の非正規雇用率が急速に上昇しています。女性の非正規雇用率が２００２年の４９・３％から２２年は５３・４％へと１・０８倍にとどまったのに対し、男性は１５・０％から２２・２％へと１・５倍近くに増えました。１９年には男性非正規雇用率が２２・８％と０２年の１・５２倍にまで伸びています。１９年以降、男性非正規雇用率が下がっています。それは新型コロナウイルス感染拡大の影響で非正規雇用を中心に雇い止めなどが起こったためとみられます。
男性の非正規雇用率について０２年から２２年の推移を年齢別にみると３５～４４歳の１・６８倍が突出しています。また２５～３４歳では１・５１倍と高い水準です。男性の若手労働者で正規から非正規への置き換えが進んでいることがうかがえます。
また６５歳以上の男性は０２年の段階で非正規雇用率が６０・６％と高い水準でした。２２年には７１・３％とさらに高くなりました。同時にこの年齢層の雇用者数は０２年の９９万人から２２年の２８９万人へと３倍近くに増えました。定年退職した世代の多くが非正規雇用として働くようになったことも、男性の非正規雇用率を引き上げたとみられます。 （清水渡）
これが異次元の「少子化対策」の実体なのでしょう。
また、高齢者の安すぎる「年金」があらわです。
変えましょう!
園のようす。
直売所。
まだ小さなオクラですが花をつけました。
雨に恵まれないアジサイですが。
しっかりした花をつけるバラ。