monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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来年3月でJRから切り離される北陸本線を走る最後の団臨なにわと言われている、11/25-26の今シーズン3回目運転に出撃してきました。
金沢までの「なにわ」といえば6年前に復路は今回とほぼ似たダイヤで運転された米原~金沢の日帰り往復で乗車した楽しい思い出があります。この時は、今は亡きトワ釜牽引でフル編成なにわでした。撮って・乗って・車内で宴会して、非常に楽しい時間でした。

前回(2回目)の運行では趣向を凝らしたHMとノーマルHMが付いており、私としてはそちらの方が良かったのですが、出撃のための時間は割けず見送る鉄となっていました。おそらく今回は何もつかないだろうと思っていましたが、予想通りHMなしの装いでした。

12時までは仕事であったため、終了後に福井県を目指します。頑張れば細呂木や丸岡まで到達することは出来そうでしたが、いずれも午前中から場所取りが始まっていると聞いていたため清くパス。順光(太陽が持つ)で被りつけてタイガーのない区間として目を付けたのは久々のセーレンストレート付近(反対側)でした。現地に着くと、道路からの撮影でも減車5両の「なにわ」なら難なく抜けそう。良い光線が線路に降り注いでいます。先客がお二人いらしたのでその付近から構えることにしました。

通過する余命数ヶ月の北陸特急群で試し撮りをしてみますが、9両編成は架線柱に引っ掛かってしまうためついでの記録とはいきませんでした。
時間がたつと徐々に太陽の高度が落ちながら南西側に移動してくるため、沿線の建物影が徐々に線路に掛かり始めます。背景がすっきりする今のポジションに留まるかどうか・・。時計とにらめっこしながら影をギリギリ躱せるか悩んだ結果、影が買わせないと判断し、背景がビジーであることは承知なうえで北側にある住宅地の方へ前進することに決定。この決断の時点で予想通過時刻まで5分程度しか残っていませんでした。

急いで移動すると、編成が抜けそうな場所を吟味する間もないため、勘で場所を決めて素早く設置。構図が決まった時にはすでに直前まで接近しており、あわただしくシャッターを切ることになってしまいましたが、尻切れや影が掛かることもなく無事に斜光線を浴びた列車を捕獲することが出来ました。一部客車の足回りに影が忍んできていますが、近辺ではこれが精いっぱい、これで良しとすることにします。
凸に架線柱が刺さっていますが、少し引き付けた画像も。


機材を撤収すると、帰りがてら南下し列車を追いかけてみます。武生で少しまとまった停車があるため、ホームでじっくり撮影も考えましたが、駐車して入構するまでの時間を考えると数分も残らないため、その先でもう1発狙うことにします。
ダイヤと日の入りの時間が絶妙で、定番王子保ストレートまで南下してしまうと里山で太陽がシャットダウンしてしまうであろうことは確実で、王子保駅手前ならまだ何とか持ってくれるかも・・。タイガーがあることは承知で田んぼの畔でスタンバイすることにしてみました。
直前の下りう普通電車はステンレスボディーをギラギラ輝かせて通過。期待が高まりますがこの時点で太陽はすでに稜線に掛かり始めています。あと僅かのところで日が差さず撃沈。


稜線の形により、部分的にまだ日が差す部分があったため、そこをめがけて切り取ってみました。紅葉の山バックでこれはこれでいい感じになりました。


この後も帰りがてらの消化試合をこなすことにして、今庄の停車で先回り。何年振りかにやって来た南今庄へ行ってみました。まだ16時半過ぎにもかかわらず秋のすっかり日は落ちて、ISOアゲアゲでないと写らないぐらいですが、そんな南今庄界隈もたくさんの人出がありました。トンネル飛び出しを狙うも、ハイビームに撃沈(予想通り)してしまったためケツ打ちして〆としました。


2023.11.26. 北鯖江 - 鯖江 9220レ
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 80-200/2.8D

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