monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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近鉄の12200系完全引退の数日後、CLUB HAPPY TRAIN主催の団体臨時列車が2年ぶりに走行しました。これまで、サロンカーなにわによる団体臨時列車で運行されていましたが、コロナ禍で車両を借りることができず、今回は近鉄で「楽」を走らせようという企画となったようです。

京都発上本町行という内容で走行ルートはミステリー列車となっていました。多数の列車発着で込み合う京都駅にはそんなに長時間停車はできないため、さっと乗り込むとすぐに発車。
リニューアルされただけあり、内装は大変きれいです。


京都線を南下すると、西大寺を通過してさらに南下。最初の寄り道先は天理でした。ここで30分ほどの休憩タイム。じっくり列車を観察します。


今回は特別に天理臨運転時の団体待合室とJR天理駅の団体専用ホームを見学のために開放してくれるサービス付き。普段は入れない通路やホームを見学します。
通常出口ではなく左手にあるラッチを抜けるとJR・近鉄共用の団体待合室があります。壁には直近の天理臨の改札時刻などが掲示されている現役の施設です。

JRホームの方へ行ってみます。


昭和な感じの案内板があるシンプルなスロープがコの字になっており、JR天理駅の1・2番線に到達します。


ホームから見るスロープはこんな感じ。ホームとの境にラッチが設けられています。


2番線といえば、24系の天理臨が運行されていた時代に2番線に停車している列車を撮影したことがあり懐かしいですが、その2番線に立つことがあるとは思ってもいませんでした。しばらくホームを観察していると、ちょうど3番線に奈良方面の列車がやってきました。普段は撮れない角度からの貴重な撮影です。


2番線からは近鉄天理駅のホーム屋根がよく見えます。


この日は、ホームにJR天理駅と近鉄天理駅の駅長さんが揃って上がってきておられ、HAPPY TRAINの乗客との記念撮影にも応じておられました。(乗客の方のお顔にはぼかしを入れさせていただいています)


天理での休憩後は、再び橿原線へ。平端駅の北側で本線を塞いでエンド交換。天理臨運行の際もこのような取り扱いになるとのことです。さらに南下して、大和八木の手前で大阪線への短絡線を通って西へ。定期の特急列車を退避しながら賢島を目指します。途中の東青山では最後に残った12200系である「あおぞら」とすれ違い、鳥羽で折返し待ち待機している「しまかぜ」を見ると終点賢島です。ここでもホームが容量一杯のため数分の折り返しとまりますが、その隙に賢島に来た記念に「しまかぜ」、「伊勢志摩ライナー」、「楽」の3並び。


復路は載っていた車両が先頭となるため、最前列のパブリックスペースから前面展望を楽しみます。鳥羽前後ではちらっとだけ海を見ることもできます。


昼食には、松坂駅の駅弁である「あら竹」のお弁当が女将自らの手で配られます。


終始好天の中、列車は西日を受けながら西へ走り、日が暮れた18時過ぎに上本町地上ホームへ到着となりました。
久々の乗り鉄を楽しんだ1日でした。

2021.11.28.

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