monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

個人的な範囲以外での画像の無断使用を禁じます。
 



5/5に引き続き、午前中の撮影に出かけました。

早朝の鵜川きたぐにの後は、日本海を迎えに敦賀以北をめざし移動しました。
南条のおにぎり山には7時前に到着。数名が既スタンバイしていました。鵜川で朝日が雲に隠れて以降、天気は調子がよくなっかったのですが、現地に着いたとたんにぱらつき始めてしまいました。田圃の水面には雨粒が作る同心円が波を作り、水鏡は絶望です。さらに雨脚は強くなっていく様子。撮影にも支障をきたしてきました。

すると、、車のハッチの下から雨をしのいで撮影しようという事になり、農道脇に駐車した車のバックドアの下に身を寄せ合ってカメラを構えることになりました。遠くサイド気味にはなりますが、途中雨の勢いが弱まる兆しも見せましたが止むことはなく、雨にも濡れずに快適に撮影する事が出来ました。また、これまで試した事のないアングルで新鮮でした。

定刻にローピンの日本海を撮ると、撤収もスムーズです。
南条SAから高速に乗り南下開始、敦賀で降りてマキノ界隈へ。続いての狙いは、清水の桜近辺から田圃に沿った山沿いの築堤を行く列車を真横から水鏡で撮影する事でした。
しかし、こちらも現地に着くとしばらくして雨が降り始めてしまいました。しかも雨脚は先ほどよりも強くびしょ濡れになってしまいます。
架線柱の間隔を見て、釜の位置を選び、なるべく真横に撮れる位置でまたしても3人並んで構えますが、今回は車の屋根の下というわけにはいかず、一本のパラソルの下で雨をしのぐことになります。今回も水面は乱れているため水鏡はあきらめ、情景として雨の中で田圃の手入れをしておられた農家の方を入れて画面を作る事にしました。前走りのサンダーで画面を確認し、微調整の後に列車は定刻にやってきました。
撮影には冷たい雨ですが、苗にとっては恵みの雨の中を今シーズン最後の日本海は走り抜けて行きました。


今回は廃止の熱さめやらぬ中での、切符発売となり乗車率も上々だったようですが、時間が経つにつれて忘れ去られてしまう事が危惧されます。夏臨の予定が発表され、お盆はもう少し運転日が増えるようですが、来年のGWも水の張った水田と一緒に撮影できることを願っています。

2012.05.06 王子保 - 南条 8004レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D

2012.05.06 新疋田 - マキノ 8004レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 28-70/2.8D

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