お隣の畑でレタス苗入れをしています。清水さんはレタス組合の親方。4町歩ほど作っているそうです。アルバイトを雇いながら頑張っています。隣にいるのは、契約先の方みたいです。植えるときから買い付けに来ているそうです。葉物は日持ちしないし、価格が安定しないし、消毒などなかなか手がかかり難しい作物です。聞いたところによりますと、年3作作って1回でも高値になると利益が出るそうです。でも収穫は朝3時から10時頃まで頑張らないといけないし、その後は消毒作業、次作の準備など、ものすごく大変。私には無理です。でも相当利益が出ているようです。
9月6日玉ねぎ(泉州中高黄ーミヨシ)の播種をしました。中晩性種です。ハウスが空きましたので2畝苗床を用意しました。この品種は明野の近くの種屋さんで生産しています。昨年様子を見たら、なかなか良いようなので2dl購入しました。メーカー品の半値以下で助かります。畝の表面は土をふるい真平にします。そこに消石灰を撒き、筋蒔きします。種が小さく黒いので落とすと見えなくなってしまいますので、土を白くして見えやすくするのと、表面の酸度調整のためです。種を置いた後、土をふるい終了。
発芽率は50~60%でしょうから、これで何とか6000本苗が取れると思います。昨年は播種の時期が早すぎ、抽苔してしまい失敗してしまいました。昨年より半月播種時期を遅らせてみました。今年の秋の天候はどうなりますやら。
畑近くの土手にススキの穂が出ました。この暑い時期に秋の風情です。ススキは気温ではなく日の傾き、日の長さなどに感応しているのでしょう。確かに日が短くなったし朝晩は秋を感じます。手前はヨモギの花、後ろは茅が岳と夏の雲。
8月下旬から長雨が続きました。それも大雨。熱帯ではないのですから困ります。湿気が原因なのか、この肝心のときにトラクターのバッテリーがあがってしまいました。焦ります。
ようやく動きだし、畑に入りましたが、水を含んでいてトラクターがはまってしまいました。ヘルプを出さなくてはいけないくらいでした。肥料を入れて何とか耕運できました。右側は車輪がはまった跡。
明野は大根の一大生産地です。茅が岳の火山灰地で大根に適しています。広大な農地にものすごい量の大根を生産しています。ほとんどの圃場は平畝に播種機で種入れします。が私のトラクターは小型のため25センチくらいしか深く耕運できません。10センチくらいは畝立が必要です。管理機で畝立てし、手蒔きします。大型トラクターが欲しいなあ、と思うこの時期です。