明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

ジャガイモの発芽

2005-04-20 08:58:32 | Weblog
3月30日に種芋を入れたジャガイモが発芽を始めました。予想より4,5日早い発芽です。ここで問題なのが、遅霜です。4月下旬に霜が降りる事があります。ジャガイモは霜など冷害に弱く、一度霜に遭いますとその芽は枯れてしまいます。がジャガイモは次から次へと芽を出しますので、ちょっと成長が遅れるだけで大丈夫なようです。霜が降りなければ、このまま成長して、早めに芋が太り収穫できます。若干リスクはありますが、早く芽を出した方が成熟期間もながくなり、よい芋が取れると思います。芽が出揃ったら一株3本立ちに芽掻きをし、土寄せをします。この作業がなかなか重労働で大変です。

直売所の店頭

2005-04-20 08:43:19 | Weblog
JA明野直売所。葉つき春大根。直売所の山本さんによりますと、今は葉つき大根は非常に珍しく、すぐ売れてしまうそうです。関東では千葉の物が多く、高値だそうです。ちょうど店頭に置いて伝票を書いていたら、2本買っていってくれたお客様がいました。後ろからついて行って「お買い上げありがとうございます。この大根の品種はこれで、ハウスでこんなに苦労して、無農薬で作りました。寒さでうまく成長してくれなくて、もしかしたらす入りかもしれません。葉は大変美味しくいろいろにつかえす。」などと説明したくなりました。農産物を生産する事の楽しさを感じるときです。

春大根の収穫

2005-04-20 08:14:14 | Weblog
1月24日ビニールハウスに播種した大根(おしんータキイ種苗)がようやく出荷サイズまで成長しました。大根はちょっと寸詰まりですが、葉は立派です。若干「す入り」の物ができてしまいましたが、たいした事はありませんでした。完全無農薬です。春大根は厳冬期に成長しますので、どうしても寒さによる生理障害が出てしまいます。葉が氷ってしわしわになってしまったり、大根の肩の部分の張りがなかったり、すが入ってしまったり、なかなか難しいものです。ハウス内で皆同じ成長をしてくれればいいのですが、水分、肥料、温度などの条件が微妙にちがい、成長に差が出ます。大きくなったものから収穫です。この日は土曜日で直売所のお客さんが多いので、30本出荷しました。葉をつけ新鮮さが売りです。

葉ねぎの移植

2005-04-20 07:58:26 | Weblog
1月25日ビニールハウスに播種した葉ねぎ(小春ータキイ種苗)が、だいぶおおきくなりましたので、移植しました。まだ、細くて頼りないのですが、移植した方が立派になると思います。蕎麦などの薬味として大変重宝します。50~60日で30センチくらいに成長し収穫できると期待しています。

龍の口の桜

2005-04-20 07:47:47 | Weblog
信州にもようやく春がきました。わたしの家のすぐ近くの旧跡です。旧中山道沿いにあり、江戸時代から生活用水として使用していたようです。わたしの子供のころは、ここで洗い物などしていました。石段は慈雲寺の山門に通じています。200段以上あります。昔から変わらぬ風景です。