明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

いよいよ始まりました

2006-03-12 19:32:22 | Weblog
3月11日は前日の雨も上がり、春の陽気になりました。3月26日のジャガイモの種入れに向けて、準備が始まりました。畑の予定地に硫酸カリを10aあたり10キロ(カリとして5キロ)いれました。すぐ、トラクターでかき回しました。このトラクターですが、ほぼ三ヶ月ぶりにエンジンかけたら、お感じなし。バッテリーがすっかりしけてしまい、お手上げ。もう古くなっていたので、新品を購入しました。南アルプスは春霞でぼんやり。気温は17度くらいまであがり、空にはひばりがせわしく鳴いていました。さあ、今年も頑張るぞ。

ところで、ジャガイモの肥料にカリは重要ですが、なぜ塩化カリではダメで硫酸カリでないとダメなのでしょうか。陰イオンが他の有用な陽イオンと結合し不溶性な物になってしまうのかしら。塩化カリは田んぼに入れるようですが、畑には不向きと本に出ています。農業本には理由もなくこっちがいいとか、ダメとか書いてあるものが見受けられます。理由が知りたいです。ジャガイモは成長が早いので徐々に効く有機肥料では間に合いません。どうしても化成肥料が必要です。デンプンをしっかり生成させるためチッソは硫安を使います。元肥には鶏糞がいいようです。私は10aあたり400~500キロくらい入れます。