ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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無限大寄席~2020.06.07

2020-06-07 20:20:20 | 笑福亭鶴二
無限大寄席~2020.06.07

今日は久しぶりの落語会に。
本日は本当は、鶴二さんの松竹座での独演会の日だったんですが、
コロナで中止、だったら瑞光示寺さんのご住職がここでやろうと急遽決定。

落語の前には、江州音頭があり落語との二部構成。

そして、鶴二さんのお弟子さん、夢二さんの初高座。
記念すべき日、記念すべき落語会となりました。

一、笑福亭夢二・・・・・・・「東の旅・発端」

素晴らしいの一言。

4月1日に入ってまだ2カ月と少し・・・ここまで、できるとは。
声は出てるし、テンポは焦ることなくゆっくりと、言葉も丁寧に。
叩きも無難にこなし、「東の旅・発端」の模範になるような高座。

しばらく、あちらこちらで、聞く機会があると思いますが、
毎回の成長、楽しみでおます。

二、桂白鹿・・・・・・・・・・・「ちはやふる」

白鹿さん、入門してもう六年、ここまで噺せるようになるんですな。
安心安心して聞ける、王道をいく落語、師匠のどっしり感、伝わっていますな。

三、笑福亭遊喬・・・・・・・「試し酒」

よろしいな、呑みっぷりと久兵衛の素朴さがでて、秀演。
次回の「夕陽丘寄席」で一応ピリオドとか。
継続して、きらくに聞ける遊喬さんの会、何らかの形で開催して欲しいですな。

四、笑福亭呂好・・・・・・・「へっつい盗人」

本町の勉強会も、ここしばらくは休演続き。
早く、再開してもらって、病院の薬と同じように、
好きな落語家さん、月に一度は欠かすことの無いようにしたいですな。

五、笑福亭鶴二・・・・・・・「子は鎹」

お弟子さんの初高座も無事終えて、ほっとしている表情の鶴二さん。
優しいですな。
教える方も、教わる方も、正統派の落語だけに、
焦ることなく、じっくり時間かけてすすんで貰いたいですな。
楽しみでおます。

落語は、さすがの高座、しっとりと人情噺っぽく語られるが、
最低限の笑いに抑えてあるだけに、お涙と笑いの調合がちょうど良い。

しばらく、鶴二さんの落語、続きそうですが、
蔵出しの虫干しでいろんな噺、聴かせてもらいたいですな。

無限大寄席~2020.06.07
瑞光寺
一、笑福亭夢二・・・・・・・「東の旅・発端」
二、桂白鹿・・・・・・・・・・・「ちはやふる」
三、笑福亭遊喬・・・・・・・「試し酒」
仲入り
四、笑福亭呂好・・・・・・・「へっつい盗人」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・「子は鎹」
コロナに負けるな。「無限大寄席」

第一回とか、第二回、第三回、と続けて貰いたいですな。
初高座の、笑福亭夢二さん、

あの長い、たて弁を噛みも詰まりもなく、一気にしゃべる。
練習の成果、出てましたな。
とっても良い「東の旅・発端」でおましたで。


無事務めあげた夢二さん

無事務めあげた夢二さんに
盛大なる拍手と花束と差し出しもの、そして、ご祝儀まで。

記念すべき初高座に立ち会わられたこと、喜びでおます。

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