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あの藤圭子さんとのインタビュー、1979年秋、東京ニューオータニにて。
最初はインタビューは嫌いと、つっけんどんに答えていた藤圭子さん。
呑みものは圭子さんのリクエストで、ウォッカ・トニックを二人とも同じものを呑み出す。・・・最後には、8杯も呑み、呑むほどに心も少しずつひらきポツリポツリと、その当時の引退の心境を語る。
圭子さんは、「一度頂上に登ってしまった人は、二つしか降りる方法はない。
ひとつは転げ落ちる、ひとつは、他の頂上に跳び移る。でも移る他のち頂上が
見つからなければ、転げ落ちるだけ」・・・
歌手でも、俳優でも、スポーツ選手でも、うまく立ち回りが出来なく、
ヒステリーやノイローゼになり薬とか、犯罪に手を染め、悲しい顛末を
むかえる人は多い。
「嘘をつくのは嫌、自分に嘘をつくのも嫌、「休養」という手もありながら、
純粋がゆえに、すべてを掘り出し「引退」する。
2013年8月、投身自殺。
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